レベルアップのための7カ条 その1

広告




目次

レベルアップのための7カ条 その1

理を無視する者は理によって報いを受ける

1.「身体運動の法則」と「物理の法則」、この二つに従えばかならず上手くいく

本屋に行くと、「●●理論」「○○メソッド」「名将が教える××法」といった野球教本がズラリと並んでいます。

インターネットで検索すれば、野球上達のための情報が山ほど出てきます。このブログもその一つです。

 

この情報氾濫のご時世ですから、選手も指導者も

「何を信じていいかわからない…」

と頭を抱えていることと推察されます。

 

でも、実は「これを頼っておけば間違いない」というものがあります。

それは、「物理の法則」と「身体運動の法則」です。

 

「物理の法則」は宇宙が宇宙である限り不変ですし、

人間は身体を使って野球をするので、「身体が運動するときに従うべき法則」(運動連鎖や末端加速やSSCその他)にも従う必要があります。この2つの法則は外せません。

 

もしこれらの法則に従わないと、①ケガをする ②思うようにパフォーマンスが上がらない という結果を招きます。

逆に言えば、これらの法則にさえ従っておけば、①ケガや故障も少なく ②ハイパフォーマンスを実現できる ことが保証されています。保証してくれるのはなんと「宇宙」です。なんだかんだいって、人間は宇宙の理のなかで生きているわけですから、いわば宇宙は人間の大家さんのようなものです。宇宙に逆らってはいけません。

 

私が「理に適っていない指導」を良しとしないのは、そこに理由があります。

壮大なスケールの話ですが、「宇宙の理」に逆らうものは、「宇宙の理」によってしっぺ返しを受ける…ということです。

宇宙の理にさえ逆らわなければ、成功が保証されます。

「物理の法則」と「身体運動の法則」、この2つは押さえておきましょう。

 

2.「意識・感覚・イメージ」と「実際の動作」は、必ずズレる

「意識・感覚・イメージ」とは、平たく言うと、「こうやっているつもり」のことです。

本人は「こうやっているつもり」でも、それは実際の動作と必ずズレています。

 

たとえば、本人は「手首を返してヘッドを走らせたところでインパクトしている」つもりであっても、映像を観ればわかる通り、実際には「手首が返るのは、インパクトの後」です。人によっては返らないことさえあります。

でも、本人の感覚や意識・イメージとしては確かに「手首を返してヘッドを走らせたところでインパクトしている」のです。

これが、「意識・感覚・イメージではこうやっているつもり」と「実際の動作」とのズレです。

 

では、このズレをきちんと認識しないまま、その人が野球教室をやったとしましょう。

その人は、今度は子どもたちに「手首を返してインパクトするんだよ!」と、リストを利かせて打つように教えるでしょう。

 

大人の言うことに正面きって反抗する子どもなんてごく一部です。たいていの子どもたちは忠実にその通りにやろうとします。

もちろん、結果が出るはずもありません。

理由は簡単で、実際はそんなことをしていてはインパクトでのボールの衝撃に負けてしまうからです。

 

しかし、一部の「鋭い」子どもを除いて、ほとんどの子どもたちは大人から言われたことを忠実に実行しようとします。親や先生といった大人の言うことに従いなさい、という教育を受けてきた日本の子どもたちからすると、指導者の言うことは「正しいこと」のようにしか考えられないからです。

 

その結果何が起こるのか?

予想は付きます。

「バッティングは結局センスだよ論法」

が幅をきかせることになるのです。

 

なぜなら、多くの子どもたちは「インパクトで手首返せ打法」を忠実に実行するなか、一部の感覚の鋭い子どもだけはそれをやらずに打ちまくれるからです。

多くの子どもからすると、「同じ指導を受けて、自分たちは打てないのに、あいつらは平気で打っている」のですから、「センスが違うから」以外の理由が考えられません。大人の言うことは正しいとしか思っていないので、「指導に従わないほうが良い結果が出たかもしれない」という可能性は心理的盲点となります。

 

「インパクトで手首を返さなければ、普通に打てたはずの子ども」も多いはずです。

彼らは「自分にはセンスがなかった」と自分の無力を痛感し、野球をやめてしまうかもしれません。

 

本当はセンスがないのではなく、ただ単に指導者が理に適った正しいやり方を教えてくれなかっただけなのに。

ただし、指導者の方も、わざわざ打てなくしようと思っているわけではありません。善意でやったことが裏目に出た、ただそれだけのことです。それ以上でもそれ以下でもありません。本人としてはベストを尽くそうと思ってやったことのはずです。

 

要するに、<「自分ではこうしているつもり」と「実際の動作」とのズレ がかならず存在する>ということさえ知っていれば良かったのです。それさえ知識として持っていれば防げたことです。

 

 

手首に限らず、「へその前でミートする」「最短距離でバットを出す」「V字打法」「軸足回転打法」なども同様です。また、子どもに限らず、大学生や社会人、プロ野球選手でも同様です。

日本だと、よく「一流プロ野球選手が語る感覚」が取りざたされます。「一流選手が言っているなら正しい!」と鵜呑みにするのではなく、感覚は感覚として「実際の動作はどうなっているか」を確認するクセを付けておきたいものです。現在ではスロー映像などはyoutubeにいくらでも転がっていますから。

 

 

…となれば、実際に「感覚・意識・イメージと実際の動作のズレ」に対処するために取るべき手段はこの3つです。

①まず「本人の意識・感覚・イメージではこうやっているつもり」と「実際の動作」とのズレが存在する、ということを知っておく(問題の認知)

②本人の「こうやっているつもり」と実際の動作とのズレを小さくする(問題への根本的な対処)

③ズレはそのままにして、実際の動作さえ上手くいけばそれでいいので、うまいこと工夫する(問題への対症療法的な対処)

この3つをうまく活用することです。

 

明日はこの続きから始めます。

では、また明日!

好評発売中です!

ホームラン量産マニュアル日本の若者は常識洗脳されている音読でバカが天才になる

広告

スポンサーリンク
スポンサーリンク