レベルアップのための七カ条 その4

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レベルアップのための七カ条 その4

合理的な練習をたくさんやりまくる仕組みを作る

6.練習は「インプット」と「アウトプット」に分ける。インプットはたくさん数をこなす。アウトプットは質高く、少回数で。

日本のバッティング練習の順序というのは、だいたいこのようになっています。

 

「素振りやティー系」

→「フリー打撃やシート打撃や試合」

 

しかし、もう少し効率のいいやり方があると思っています。

 

少なくとも、

・「インプット系とアウトプット系を分けていないので効率が悪い」

・「練習と実戦との差が大きすぎる」

と思います。

 

どうせやるなら、こうしてみましょう。

 

「基礎的な動きを覚えるインプット系…正対打ち・カチ上げティー・フリスビー投げ・タイヤ打ちなどの各種ドリル」

→「低難易度のアウトプット系…正面ティー、置きロングティー、各コース別置きティーなど」

→「試合に近い、高難易度のアウトプット系…フリー打撃、シート打撃、試合」

 

こちらのほうが圧倒的に進化速度が早くなるはずです。

 

インプットとアウトプットを分けたほうが良い理由

では、なぜ「インプット」と「アウトプット」を分けたほうが良いのか。

 

一つの理由としては、

「まだスイングが合理的じゃない段階でアウトプット系をたくさんやりすぎると、身体への負担が大きいから」

です。単純に、「悪いフォームでたくさん練習を繰り返すと、ケガする」ことは当然と言えば当然ですよね?

 

他の理由としては、「インプットとアウトプットを区別したほうが圧倒的に成長速度が早いから」です。

インプット系のドリルを数多く繰り返すことによって、まずは体への負担が少ない、良いスイングを身に着けてしまうのです。

アウトプットは、それができたうえで初めて数をこなすようにします。

 

つまり、こういう区分です。

 

インプット系…低負荷低出力、高回数、一つ一つ動きを習得していく、基礎的な内容

アウトプット…わりと高負荷で高出力、低~中回数、総合的な動き、フォームを完成させる、実戦に近い内容

 

個人レベルじゃなくてチーム単位でも使える

以上は個人レベルの話ですが、これを大学野球のチーム単位でやるなら、

・1年生のうちは「インプット系7:アウトプット系3」くらいでインプットを多めにする

・2・3・4年生になったら、「インプット系3:アウトプット系7」くらいでアウトプット系を多めにする

といった傾斜をかける方法も考えられます。もちろん、メカニクスにある程度精通している人がいないと難しい方法ではあると思いますが…。

 

あるいは、時期によって分けるのもいいかもしれません。

雪国のチームなら、冬の数か月はインプット多めにして(屋外が使いにくいということもありますので)、その分フィジカル(特に筋肉量と最大筋力)を徹底的に強化する。

そして、春~秋はアウトプット多めにして、フィジカルはパワー系やプライオ・スプリントなどを多めにして維持をはかる。春のリーグ戦が終わったら一度身体を作り直してから(筋肉量と筋力の回復)、秋に臨む。

新入生はこの限りではなく、入ったらすぐに筋力強化・筋肉量増加に努める。そしてインプット系を多めにやる。

といった方法です。

 

また、ピッチングやランニング・守備系でも同様だと思っています。

 

チーム単位でこういった取り組みを徹底すれば、どんどん打撃力は伸びていくでしょう…が(某○○○大野球部でも近いうちにシステム化してしまうつもりです)、

こういうことをやるためには、もちろん

「総合的な打撃力向上計画を、説得力のある形で説明できるようにしておくこと」

「打撃力向上マニュアルの完成」

「メカニクスやトレーニングに詳しいスタッフ人員の確保」

「全体練習の時間が長すぎないこと(個人練習に割く時間を多めにとれること)」

など、いくつかの条件をクリアしておくことが必要です。この点では国公立大学や、スポーツ科学系の学部に属する部員が多いチームは有利ですね。

逆に、根性根性でやっている大学はどんどん遅れをとっていくはずです。

 

 

「レベルアップのための七か条」シリーズは、次回でラストになります。

では、また明日。

 

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