結局のところバッティングの良し悪しは「運動エネルギー」で考えれば良いんじゃないか

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結局のところバッティングの良し悪しは「運動エネルギー」で考えれば良いんじゃないか

運動エネルギーでバッティングはだいたい説明が付く

運動エネルギーとは

運動エネルギーとは「ある物体が持つ、ほかの物体の運動の様子を変える能力」のこと。運動エネルギーが大きいほど、他の物体の運動の様子を大きく変えることができる。

 

運動エネルギーの大きさを考えたいときは、

運動エネルギー=1/2×物体の質量×物体の速さの二乗

で求めることができる。基本的には野球のレベルが上がるほど、取り扱う運動エネルギーは大きくなる。質量=打者の体重とバットの重さ、速さの二乗=ボールやバットヘッドのスピード だから直感的にも分かりやすいだろう。

 

バッティングについて考えるとき、「身体+バット系」と「ボール系」という2つの系を考えると都合が良い。この2つは互いに独立性が高いからである。身体とバットは手によって接続されているため切り離して考えにくいが、バットとボールはまったく別のものとして取り扱える。

 

この運動エネルギーというのはそこそこ抽象度の高い概念で、バッティングに関するほぼ全ての事象について応用が利く。今回は運動エネルギーをどうバッティング指導・セルフコーチングに活かすか、についてごく簡単に紹介する。

 

3つのポイントで運動エネルギーを考える

バッティングにおいて、運動エネルギーは以下のように応用することかできる。

1.運動エネルギーの生成

→位置エネルギーから運動エネルギーへの変換、両股関節を中心とした運動エネルギーの生産

 

2.運動エネルギーの伝達と加算

→筋骨格+バット という一つのシステム・系内部での話

 

3.身体+バットという系→ボールという系 への、運動エネルギーの伝達効率

 

以上の3ポイントは、打者を診るときの基準として応用できる

ということは、こう考えることかできる。

 

「バッティングの良し悪しを診るときには、

①運動エネルギーの生成

→②身体内での伝達と筋出力による増幅

→③身体+バット系からボール系への伝達効率

のそれぞれを中心に診る」

 

実際、この3つのポイントを中心に見れば、かなり見通しが良くなる。具体的に言うと、

 

//①の場合

…「この選手はそもそも運動エネルギー生成が不十分だ」

→並進運動(回転運動のための助走)を大きくとる・軸足股関節の発揮するトルクが大きくなるような表現や感覚の伝授・踏み込み時のパワーポジション強化・ウェイトトレーニングによる筋量&筋力の強化・プライオメトリクスによる筋出力の最大化 などの手立てを講じる

 

//②の場合

…「この選手は身体内での運動エネルギー伝達が上手じゃない」「体のどこか特定の箇所に、筋力的に弱すぎる部位・運動エネルギーの伝達を妨げている部位がある」

→弱い箇所を見抜いて集中的に補強する・運動エネルギー伝達を総合的にチェックできる手段の適用・部位ごとの適切な動きを習得するドリルの活用 などを行う

 

//③の場合

…「スイングスピードが遅いのに飛ばせるのはなぜだろう?」「スイングスピードはあるのにいまいち飛ばない」

→バットからボールへの運動エネルギー伝達が効率よく行われている(耐衝撃性に優れる)かどうかだろう、と推測をつけることができる

 

 

それぞれのポイントの詳細については、気が向いたら書くことにする。

では、また次の記事で!

 

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