【3rdギア編・1/2】身体の回転を「バットのヘッドスピード」へと変換する3つのギア

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【3rdギア編・1/2】身体の回転を「バットのヘッドスピード」へと変換する3つのギア

ヘッドスピードを稼ぐ3rdギア、まずは引き手側から

前回までの復習

前足の力と後ろ足の力で骨盤が回転する。骨盤が回転すると体幹の回転も起きる。これがファーストギア。

 

体幹までが回転しても、肩甲骨からバットまでのパーツは自由度が高いので、ファーストギアの回転に対して後れを取る。この「骨盤が先行回転してはいるけど肩のラインは残っている状態=捻転差」ができるとき、肩と腰の間にある大きな筋肉たちが引き伸ばされて、勢いよく縮もうとする。それらの筋肉が縮むことによって、サードギアへの準備となる。ここまでがセカンドギア。

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サードギアは速度を稼ぐためにある

…つまり、セカンドギアまでは「腰から肩までの回転」についての話でした。

 

そして、セカンドギアが作動すると、あとは肩から先、つまり腕~バットまでの話になりますよね。

 

とはいっても、肩から先にはそれほど大きな筋肉がないので、

サードギアでは「小さな力と、大きな速度」…つまり、「バットのヘッドスピード」を稼ぐことになります。

 

ファーストギアで生み出され、セカンドギアで伝達・増幅したエネルギー(運動エネルギー)が、

サードギアではいよいよ「バットのヘッドスピード」に変換されることになるわけです。

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サードギアは「引き手」「押し手」に分かれる。今回扱う「引き手」は、「運動連鎖がきちんとできているかどうか?」が命

とはいえ、人間には二本の腕があります。押し手と、引き手です。

 

今回の記事では、「引き手のサードギア」について解説します。押し手については明日触れます。

 

ではいよいよ、

「引き手のサードギア」とはどんなメカニクスのもとに動くものなのか?

を見ていきましょう。

 

具体的には、以下のイラストの通りです。

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引き手の動きは一番大事で一番難しい…

実際、引き手の動きをイラストで理解してもらうのは難しいです。

理解の助けになるのは、やはりスロー映像でしょう。

引き手の具体的な動きは、以下の動画を繰り返しご覧になるとわかりやすいと思います。

ここで、先ほどのイラストを、もう一度。

 

引き手の動きを詳しく説明しようとするとどうしても専門用語が多くなってしまうので、とにかく動画でイメージを脳に焼き付けて、

ある程度イメージができてからイラストのように詳しめに考えると良いと思います。

 

もしも引き手のサードギアについて一つだけ覚える必要があるとしたら、

「バットのグリップ側が急減速する⇔バットのヘッド側が急加速する」

という関係が肝心です。

引き手のサードギアをうまく作動させられると、この対照関係を最高レベルで機能させることができ、高いヘッドスピードが得られます。

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おわりに:「引き手のサードギア」

スイングを行うとき、一番高速で動く体の部位は、実は「引き手」なんです。

引き手のサードギアは、バッティングで一番難しい部分だ…と表現しても大げさではありません。

 

「引き手のサードギア」がうまく作動させられないと、「左手でバットのグリップ側を急減速させる⇔バットのヘッド側が急加速する」という動きが不十分になってヘッドスピードが下がるので、特に引っ張った打球の初速と回転数が下がると思われます(=打球の伸びが弱くなる)。

押し手側の使い方(押し手側の半身をきっちり回し切る)である程度はごまかせますが、引き手側がうまく使えないとどうしてもヘッドスピードが下がります。

高校野球でいわゆる「金属打ち」と呼ばれるスイングもこれに近い現象です。金属なら、押し手側の半身をきっちり回転させてやれば、さほどヘッドスピードがなくても飛んでいくからです。

 

特に、右打者は引き手が不器用なことが多いです。

単純に、みんな利き腕が右腕で、引き手である左手が不器用な人が多いからです。

引き手のサードギアに動作不良(運動連鎖の破綻)があると、左手首のケガもしやすくなります(→有鈎骨骨折や三角線維軟骨複合体損傷など)。

今後、引き手側の運動連鎖を習得・熟達させるメニューも記事で紹介していきます。

 

とりあえず、指導者も選手も、「引き手の動きはこういう仕組みになっているらしい」という感じで、かなりラフに理解するだけでも違ってくると思います。

 

今回の記事が、皆さんのバッティング向上のお役に立てばうれしいです。

 

では、またこんど!

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