野球:ゲシュタルト構築の現場

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目次

野球:ゲシュタルト構築の現場

・なぜ肩甲帯から?→神経系の指令機序。肩甲骨は股関節よりも脳に近い。また、股関節の上に肩甲帯が乗っかっているという関係上。上にあるということは、肩甲帯の動きが悪いと股関節の動きが制限されるということ。なぜなら重力は上から下にかかるから。地面ー股関節ー肩甲骨の位置関係。ということは、肩甲骨周辺の柔軟性を徹底的に確保すれば股関節の動きもかなり良くなる。

・アジア人向けのメニュー:肩甲帯伸展→胸椎伸展→股関節伸展

・重心移動が先行しないような動作→意識的に始動させる必要がある。しかしこれは意識という資源を消費するし、弛緩させた状態の筋肉に対してSSCサイクルを使えないため筋肉の緊張も生みやすいし、何より、無意識で動作できない。だからこそ重心移動を先行させることが大切。脳の先行指令として、重心移動が先行するように訓練する。重力環境下なんだから。

・自重トレーニング…最優先事項は肩甲帯(と胸郭)の柔軟性確保。自重だけでもできるものとしては、ブリッジ・倒立・サイドウィングストレッチ・ぶら下がり。下半身は後で良い。

 

・人体が剛体と異なるところ…二点間の距離は変化する。たとえば、仙骨と胸郭の位置関係(距離)は変化する。また、位置関係が変化することによって内力も変化する。

 

・本格的な意味での骨盤前傾には、肩甲帯の伸展が不可欠である

・2つの稼働様式…

・股関節伸展の重要性…運動エネルギー生産をできるのは股関節くらい。股関節の伸展トルクと外旋トルク(足部に荷重した状態で伸展・外旋トルクを発揮すると骨盤が回旋する)

・股関節伸展とは?→身体を横から見た時に、股関節を中心として人体を折り曲げることができる

 

・チューリングマシンで計算可能なら、量子コンピュータで計算可能。技術の進歩を考えると、たとえ計算量の複雑性が跳ね上がってもやる価値はある

・マルチボディダイナミクスをさらに洗練させれば、計算量の複雑性は置いておいて(チューリングマシンで計算可能にはなるのではないか)、人体を完全にモデル化することは可能だろう。ただし現時点では15セグメントで十分だろう

・人体は隣り合う・遠位にある部位同士が相互に関係しあっている。筋膜や関節などを介して接続されている。角運動量保存の原理で、角運動量が変わらないように万事遂行される。角運動量だけでなく運動量も。角運動量・運動量は外力がなければ不変。例えば、胸郭が前に突き出されると⇔腕部は後ろへ、といった関係性がある。調和をとるように作用する

・人体は重心を中心にして筋肉が配置されている(左右対称)

・人体は剛体ではないので、重心が特別な意味を持つ

・各セグメントの重心に対して重力がかかっている、とみなせる

・関節の数はかなり多いが、剛体セグメントとして簡略化は可能

・身体の各部分に対して常に重力がかかり続けているという事実

・身体を前に倒す→重心が先行→重心よりも下の体節と、重心よりも上の体節ではそれぞれ異なる役割が求められる

・身体重心が先行する最もシンプルな動作→歩行・走行(直線)。身体の正面に向けて身体重心を移動・加速させていくという動作が理解できれば、それを応用して各競技動作を説明できるはず

・運動エネルギーは①ほかの物体に仕事をする能力(力×距離)を表したもの ②ほかのエネルギーへと変換されることができるもの である。それでは、「運動エネルギーが、ほかの物体に仕事をする能力を発揮できなかった」場合、どうなるのか? →

・パフォーマンスの高い選手に必要なマインドセットはコーチング・初動負荷理論の複合体から説明できる。

・共収縮の意義…単純に、「予測しにくい衝撃に耐えるため」「敵の攻撃から身を守るための原始的な反応の一種」なのではないか。たとえば、上腕二頭筋と上腕三頭筋を同時に収縮させれば、肘関節の屈曲・伸展方向への予期せぬ力から肘関節を保護することができる。また、「危ない!と思ったときに何か頼りになるものを握りしめる」とか、「思わず身体を固める」といった、人間の活動の中で比較的原始的な要素が強いもの(つまり、生命の危機に関わるもの)のときにも共収縮は有効だろう。全身の筋肉を一気に共収縮させれば、全身の関節を「外部からの力による、予期できないトルク」から保護することができる。

・「縮こまる」「委縮する」⇔「のびのびやる」「リラックスする」

・「共収縮」が多い状態ではIQが低くなる

・自律神経系への影響。双方向的な関係がある。共収縮が多ければ自律神経系

・交感神経・副交感神経?

・望ましいのは全身がリラックスしている(全身の筋肉が弛緩している)こと

・運動というのは、「計算」という要素が含まれている。ある目的を達成するために(インテンショナリティ)、どの関節や筋肉をどのタイミングでどの程度動かすのか…といった意味での計算。

・計算ということは、脳にとっては「頭を使って何かをする」ことに当たり、IQ(抽象的な空間における運動能力。スポーツの場合は、自らの身体にどのような指令を与えればよいかということ)が必要となる。

 

・フィジカル(五感で感じられる・情報量が多い・共有が容易)…抽象度が低い

・動作(五感で感じられるものの共有は容易ではない)…抽象度が中程度

・マインド…抽象度が高い

 

・なお、共収縮によって当該部位への血流を制限することにもなる。裏返せば、血流を制限する必要がある状況(=原始的な環境において、外敵の攻撃によって生体組織に深刻なダメージが予想されるような場合。血流を制限すれば流血量が低くなるだろう。なお血管組織の構造として「動脈は身体の内側に、静脈は身体の外側に」という原則があるが、おそらくこれも同様の理由によるものと思われる。静脈が破られるのと動脈が破られるのとでは、動脈が破られたほうが致死率が高いだろうから)

・共収縮は、スポーツでは「ぎこちない、固い動き」に相当する。共収縮が少なければ「なめらかで、しなやかな動き」になる

 

・人間は五官を通して物理空間から情報を得る。ただし、RASのはたらきにより、意識に上がる情報は取捨選択されている

・単関節筋の役割は「当該の関節を固める」ことである。単関節筋は一つの関節にしか作用しない。

 

 

・すべての永続的で有意義な変化は、まず心の中で起き、それから現実へと波及していく

・野球にコーチングが必要な理由…心と体との関係。人体にホメオスタシス機能(生体機能の恒常性)が備わっているのと同様に、人間の精神機能にもホメオスタシス機能が備わっている。つまり、自分にとって慣れ親しんだ、居心地の良い状態に戻ろうとする機能。このホメオスタシス機能のせいで、「ちょっと良くなったと思っても、なんだかんだですぐ元に戻ってしまう」「どうでもいいことに意識をとられていつまで経っても堂々巡りしてしまう」といった現象が起きる。脳の機能として「ホメオスタシスを維持しようとする」性向がある以上これは当然のこと。だから、一般的にできるのは「ホメオスタシス機能に邪魔されないように、気付かれないように、徐々に徐々に上達していく」という道。しかし、本来望ましいのは「上達の速度を可能な限り高める」ことであるから、普通のやり方ではホメオスタシスに上達を邪魔され続けることになる。その「ホメオスタシス機能に邪魔される」状態を脱して、「ホメオスタシス機能を味方につける=望ましい状態へと一気に辿り着く」ことを実現するためには、コーチングが必要不可欠。なぜなら、コーチングの重要な側面として「ホメオスタシス機能を逆用する」というテクニックが詰まっているから。

・ハムストリングスや殿筋群…身体重心に対して運動量・角運動量を与える。

・上行・・・体幹の筋肉(骨盤と胸郭を接続する筋肉)・胸郭&肩甲帯の筋肉…身体重心の運動によって生まれたエネルギー・力・運動量を「伝達」する。どこに?→効果器である腕部(肩甲骨から先の部分)へ。

・下行・・・下腿部・足部が効果器。

 

・人体の神経制御方式…①並列的 ②分散的 ③動的 ④自律的 ⑤階層的(抽象度の高い意識) である。少なくともこの5つは入っている

・ゴールは個人の自由意志で決めるものである。他人から与えられたゴールはゴールになり得ない

・人体の文法・物理の文法からして、「気持ちいい」と「ハイパフォーマンス」を両立させる道が存在する。

 

野球における理想の体型

・骨盤の前傾

・肩甲帯の伸展

・脚の重心位置が高い・上体の重心位置が低い→総合して考えると、身体重心に近い所に質量が集中しているほうが末端加速には有利である

 

・情報空間におけるエネルギー(自己像・セルフイメージ)が、物理空間に変更を加える

・唯物論的・科学主義的な思想のスコトーマ

 

・中央部が十分に発達(弛緩ー伸張―短縮の機能に優れ、何度もそれを反復できる筋肉)していること

・複関節筋の筋量に優れ、逆に単関節筋の筋量はそれほどでもないこと…複関節筋はパワー伝達・神経系制御において重要な役割。単関節筋は関節の固定がメイン

・末端部が太すぎないこと(重心と慣性モーメント。各セグメントでもそうだし、身体の中心からの距離も考慮する必要がある)

 

・すべてのものは関係性のもとに成り立っている。それ自体で単独で存在するものは存在しない。個々の事物があるから関係があるのでもなく、関係性だけがあるのでもなく、個々の事物と関係性が双方向的に関係しあいながら存在している

 

・人間の筋肉は、身体重心を起点として左右対称に配置されている

・公理系においてまず公理を前提として承認する必要があるのと同じで、スポーツにおいてもまず規則を前提として設定する必要がある。そのスポーツの系の中に入る(その競技を行う)ということは、その規則を承前するということ。規則そのものをあれこれ言うこともできる

・人間には絶対的な自由意志が存在する。しかし自由意志など持たないかのように洗脳されている

・競技ごとに異なる規則の系が存在する。したがって、インテンショナリティ(自由意志によって目指されるもの)もまた競技ごとに異なる。ボディビルと野球のインテンショナリティは異なる。例えば、ボディビルにおいては筋肥大はそれ自体が目的だが、野球では筋肥大はそれ自体では目的にはなり得ない。

・規則の外に出ることもできる。つまり、異なる競技を選択するとか、規則そのものを書き換えてしまうとか

・スポーツの本質は「同じルールを共有・遵守しながら、他人と関係しあうこと」である

・物理空間が生まれたのは「さびしい」「つまらない」から。情報空間での自由自在すぎる遊びに慣れる(情報空間においては物理空間のような制約がはたらかないため、なんでも自分の思い通りになってしまう。しかし何でもかんでも自分の思い通りになること以上につまらないことはない。すぐに飽きる)と、かえって、あえて制約の多い物理空間において、自分とはまったく異なった意図や性向を持つ(つまり、これまた自分の思い通りにならない)他人との交流を求めるようになる。そのためにビッグバンを起こして物理空間を誕生させた

・自然法則がパズルのようになっているのは、①それ自体にパズル的要素を持たせて、解く楽しさを持たせるため ②未来の知的存在によって設計構築されたものであるため である

・「情報空間のエントロピー減少」と「物理空間のエントロピー増大」をバトルさせるようにできている。これがほどよいゲームバランスを保っている

・人体の文法

・物理空間(地球環境)の文法

・情報空間の文法

・コーチングと初動負荷

 

 

・時間と空間:3次元+時間

・空間とは何か

・時間とは何か

・空間から変位が導き出される

・時間、変位から速度が導き出される

・剛体の運動は並進運動と回転運動の組み合わせで記述される

 

・人体は空間を占領する

・筋骨格系は空間を占領する

・筋骨格系は運動を遂行するためにある

・人体は、多少の誤差を切り捨てすれば剛体の集合としてモデル化可能である

 

・空間・時間を公理としたうえで、「質量」「加速度」「力」この3つの関係性を定める

・①事実をよく説明する ②予測の精度が高い ③直感的把握が可能である

・「運動量」から始める

・力の単位をどう取れば良いか?→比を使う

・ma=Fという式がどのように導き出されるか

・人体運動の様相は、ma=Fからの演繹だけで記述可能である

・並進運動を考える

・回転運動を考える

・微積分はどのように用いられるか?

・「三次元空間における剛体の運動を、運動方程式によって漏れなく記述する」にはどうしたらよいか?

・一次元における直線運動をまずはきっちり考える

・じゃあ二次元は?

・三次元は?

・行列の導入

・質点→質点の集合としての剛体

・テンソルの導入

・ベクトル解析

・キネマティクス→キネティクス→ダイナミクス→マルチボディダイナミクス

・マルチボディダイナミクスへの到達…ニュートン力学の範疇での剛体運動の記述としては最高到達点であり終着駅である

・違う言い方をすると、当面はマルチボディダイナミクスさえできれば良い

 

・有限要素解析法

・材料力学

・流体力学

・構造力学

 

・あらゆる運動は空間の中で行われる。空間なき運動はあり得ない

・あらゆる運動は時間の経過とともに遂行される。時間なき運動はあり得ない

・人体の運動は時間と空間の18変数でほぼ記述可能である

・地球上において問題となるのは重力、慣性である

・標準的人体は全方向への運動に対応するための機構を備えている

・ある目的のためにどのようにして筋骨格系が使用されるかという観測された事実から、その運動の効率を想定することができる

・目的を想定しないまま運動効率を計算することはできない

・その目的は人間の自由意志によって目指されているものを指す

・人体という一つの系は、情報空間において計算機としての側面を果たす

・あらゆるスポーツは計算である。少なくともニュートン力学の範疇においてそう捉えることができる

・骨はテコ、力の伝達

・筋肉は駆動系=エンジンである

 

・人体を剛体ではないものとして捉えることも可能である。この場合においてもミクロレベルにおける細かい誤差は生じるが、実用上は差し障りがないレベルに留まる

 

・「骨盤後傾・肩甲帯屈曲型」と「骨盤前傾・肩甲帯伸展型」

・典型的な運動連鎖

・打ち方の2つの極が想定できる

・打者のスイングは、その打者の身体特性という条件と深く結びついている

・バッティングの時だけ変えようといったってそれは無理な相談

・バットの回転面が背中側・ファールゾーン方向にずれる→ホームラン性の打球が大ファールになる理由

・身体の回転様式と、上半身の間の取り方との関係性

・体重移動する勢いメインで打つか、脚の筋力をメインで使うか

 

・パワー競技である野球においては

・物理空間で観測可能な「脳ー神経ー筋間での応答の様相」を、抽象度を上げて(情報次元で)描写すると「脳内・人体内部での情報処理」「個々人の頭の中にある動作のイメージ」になる

・「人体という系」「人体という一つのシステム」を想定する。そこの中での情報処理を考える。むしろニュートン力学だからこそ高い精度で予測できる

 

・筋肉の性質に

・競技練習=トレーニング、トレーニング=競技練習 という発想

 

・しかし考えてみてほしい、野球という競技は、1RMとして扱えるウェイトの質量の高さを競う競技ではないのだ。

・しかし考えてみてほしい、野球という競技は、肉体の美しさ・大きさを競う競技ではないのだ。筋肉のカットやバルク、肌の灼け具合や光沢に優れていればいるほど得点期待値が上がり、失点期待値が下がるという規則は存在しない。

・「一流と呼ばれる選手ほど、ウェイトトレーニングの1RMの数値において高値を示す」「一流と呼ばれる選手ほど、良い体格をしている」という現存する事実(相関関係)から、すぐさま「だから、一流と呼ばれる選手になるためにはウェイトトレーニングの1RMの数値において高値を示すようにウェイトトレーニングを組み立てるべきだ」「だから、一流と呼ばれる選手になるためにはひたすらプロテイン・サプリメントを大量に摂取すべきだ」という主張を導き出すことはできない(自然主義的誤謬、あるいは、権威に訴える論証)。これは前述した「ワラントなきクレーム」であり、一気に論理を飛躍させすぎだ。論理的妥当性に乏しい。

・なぜなら、

・「一流選手並みのパフォーマンスを発揮するには1RMにこだわらなくても良いことが判明する」「一流選手の体格自体が将来どんどん小型化していく」という可能性は依然として残り続ける。

・原因と結果を取り違えている可能性がある。「一流選手になれるほどの人間だから、1RMも高値で当然である」「一流選手になれるだけの肉体的素質をもともと持っているのだから、良い体格であって当然である」かもしれない。

・手段としてどれを選択すべきか、はまた別の問題である。

 

・結果的に大きくなる、というのが真相であって、大きくなるから良くなるだろうと考えるのは早計だろう。

・野球という競技にマッチした「身体の機能」を高めるトレーニングを行うこと。その結果として大きくなるなら、それが望ましいだろう。

・野球選手がマンデルブロ法を行うメリットがよくわからない。筋肥大を求めて行う方法論である。「筋肥大すればなぜ野球の成績が上がるのか」という単刀直入な問いに、はっきりした形で答えられる人がどれだけいるだろうか?

・「ベーシックなウェイトトレーニングでパフォーマンスが上がった!」の本当の理由を説明できるか?

・ウェイトで身体の質量を増やすリスクを説明できるか?

 

・100%正しい判断(アプリオリに正しい命題)というのは原理的に存在し得ないにのだから、より判断の蓋然性(判断の確からしさ、確率の高さ)を高めていく姿勢を崩さないことは必要である。

・そのためには、「相関関係から直ちに因果関係を導き出す」という短絡的な発想をいったん脇に置き、「何故そうなると言えるのか」というメカニズム的側面の検討・メカニズムそのものの解明に焦点を当てることが求められるだろう。

 

・「コツを掴む」ということは、「神経系統の応答の様相が劇的に瞬間的に変化する」ということ

・かわし動作:下半身は起こし回転か、前方への推進力。肩甲帯は前方⇔後方でパターンが決まっている

 

・垂直軸が崩れると、筋肉が反応する

→垂直軸が作れないと、筋肉に不必要な緊張が生まれる

→垂直軸が作れると、筋肉に余計な負荷がかからず、リラックスできる

・人体が回転運動を行う時の動作様式…軸足でアクセル→前足で急ブレーキ。身体の質量に対する重力の反作用として地面反力を獲得。あるいは、体重移動によって身体そのものに勢いをつけて回転に活かす

・軸足でアクセル…足圧移動の様式。軸足から前足へと体重を移す時に斜め垂直軸が崩れて筋力発揮。

・前足で急ブレーキ…いわゆる「起こし回転」の原理。地面反力。前足では「垂直軸を作る」ように反応させる。伸展反射。垂直軸の上に重心が乗り込む。

・上半身:角運動量の反作用を用いてかわし動作を入れる。

・駆動系とのアナロジー:エンジンのかかりが悪い、暖機に時間がかかる、燃費が悪い

 

・股関節と目のリンク

・運動連鎖

・回転の向きと目線の向き

・神経系のコネクション

・遊脚側の眼を使うようになっている(足場の安定性などの関係)という仮説

・目ー首ー肩ー股関節のリンク

・目は股関節の上に載っている

・Launch Positionで、合成重心の鉛直上方に目線の中点が位置する

・Launch Positionで、合成重心が両足を結んだ線の中点の鉛直上方に位置する

 

・地面反力と身体重心との関係

・身体重心の「速度」のコントロール。地面半力の向き、筋肉の出力。

・身体重心の「向き」のコントロール。走り幅跳びなら上向きの加速度を与えたい。では打撃投球は? 回転運動なので、重心の並進速度はほぼゼロにする代わり、角速度を獲得する

・人体は剛体ではない。もっと複雑。ただし、一つの閉じた系とみなせば合成重心を考えることは有用

・外界とのインタラクション

 

・人体は「投げる」ことができるようにできている

・根幹部の減速による末端部の瞬間的な加速

・「関節トルク」と「運動依存項」

・やり投げ、ハンドボール、ピッチング  どこがどう違うか

 

・筋肉そのものの性質を追求する

→それから、望ましい筋肉の使い方の条件を導く

→それを全身の筋骨格系に適用すれば、望ましい身体の使い方がわかるのではないか? という発想

 

・運動のエネルギー論

・位置エネルギーとは、場が持つ「高い位置から低い位置への傾斜」によって蓄積されるエネルギー。「傾斜を降りる」ことで、位置エネルギーを運動エネルギーに変換する

・運動エネルギー=1/2×質量×速度^2

・質量増加よりも速度増加のほうが効く

・運動量増加も同様

・末端への運動連鎖がスムーズにいかない(速度が出ない)ということは、運動エネルギーの伝達効率が悪いということ。その浪費されたエネルギーは体内の破壊に使われてしまう

・エネルギー効率は決して100にはならない

・両股関節はエネルギー生成、体幹は伝達、上肢帯で使用。腕は効果器。腕そのものは大きく動かしたくない

・重力を(斜め)垂直軸で伝達でき、かつ、地面反力の向きを調整してモーメントアームを最適化できるなら、効率が良い

 

・野球のような多能力・末端加速・ハイパワー系の競技

…速筋線維:短縮速度高い

…遅筋線維

・バルクが欲しい、ゆっくりウェイトを上げればいいなら遅筋は重要

・学術的な分類…タイプ1a、

・なぜ5ツールを目指すべきか?

・戦略的合理性

・単純にどれもできたほうが楽しい

・身体的側面から見た合理性

・5ツールの中でスピード寄り、パワー寄りというのはある

・175cmなら70kg台後半〜80kg前半が5ツールの許容範囲ではないか。

・体重が同じなら体脂肪率は低い方がいい

・遅筋繊維による筋肥大は不要

・神経系の指令機序として速筋を優先させる

・後天的な転換?繊維そのものは変わらなくても、神経系は変わる

 

・複関節筋の役割

・一覧表・図示

・複数の関節をまたぐことの意味

・パワー伝達

・神経系の制御の中心?

・単関節筋紡錘との相互関係

・統括する部分が多い→抽象度が高い

 

・神経系の構造

・神経伝達の仕組み

 

・足の裏…薬指ライン。回転の中心

・着地はどこから?

・3つのアーチ

・足圧の移動と筋肉の活動の対応

・筋紡錘

・センサー・神経の集中

 

・手…薬指ライン。回転の中心、神経の分かれ目。

・投球時における手…

・手と変化球…力の方向性

・手と打撃…ゴルフのグリップ

・胸椎と胸郭…投球・打撃時の役割

・末端・中央との関係…神経系の活動の様相、

 

・そのスポーツの特性を考慮して、理想的な動作(求めたい動作)を想定する

・西欧系のスポーツは時間・パワー・スピード・距離を競うものがほとんど

 

・効果的なウェイトの原理:負荷の漸減、テンポの安定、追い込まない

・筋肥大を狙うなら話は別

・ただし、筋肥大は①効果的なウェイトで十分なレベルの筋肉が付く(5ツールプレーヤーを目指すか、重戦車を目指すか) ②神経系への悪影響 ③野球選手は野球選手であってボディビルダーでもウェイトリフターでもない。「筋肉で圧倒」とか「重い重量を挙げることが全て」という価値観は捨て去ること。

・ウェイトを否定しているのではなくて、ウェイトを使うならもっとうまいやり方があるということ

・現在流行っているVBTを突き詰めていくと明らかに初動負荷理論的な発想になる。速度の変化を重視し、テンポが遅くなってしまう前後にすぐセットを切り上げる(もっとも初動負荷の場合は加速度まで考慮するので一段上の視点にあるが。負荷の漸減とスピードの増加がトレードオフになる)

・VBTの可能性を敷衍していけば初動負荷の利点がわかるのではないか

 

・物理法則と人体法則を総合的に、高い次元において統合する

・主たる公理系1:物理法則…古典力学の範疇。野球に量子力学や相対性理論はいらない。ニュートン力学は細かい点においての疎漏こそあるものの、逆に言えばその性質のために高い確度での予想が可能になる。完全に予測することなどラプラスの悪魔でもない限り無理で、ゲーデルの不完全性定理によって完全な系などありえない(系それ自身の中でその系の完全性を証明することは不可能、かならず証明不能な命題が入り込む)。だから、100%は目指さず、99.9%の確度を目指す。そのためにはディベート的な態度からの、超ディベート的な態度。論理を極めた上で論理を超えて判断する。論理をまず極めないで論理を超えるのは無理。まずは眼鏡を分厚くして、それからあえてその眼鏡を取り去る。ニュートン力学…ma=Fから演繹的に展開していく。運動量の重要性。運動量からのアクセシビリティ:運動エネルギーへは速度次元をプラス、筋肉レベルとのコネクトも容易。人体という系vsボールという系の運動量の勝負になる。人体のバイメカ的分析との相性の良さ。アプリ開発との連携。

・主たる公理系2:人間という閉じた系が持つ機能…解剖学的な構造。生化学的・生理学的な構造。神経筋制御の仕組み、および機能脳科学(脳の物理面ではなく情報処理の面に着目。認知科学)。どのようなトレーニングを行っていくのが最適解、あるいは効用を最大化する解なのか? 筋肉そのものの仕組みというレベル、筋骨格系に適した動作様式。公理系1と公理系2とを一つの公理系の集合として設定して検討していく。初動負荷理論の卓越性。重力を逆用して緩めるという発想。筋肉が本来持っている機能とは何か。人体制御の様式は、無意識レベルでの超並列・分散・自律情報処理(CPG、脳の計算機的特性、脊髄と筋神経との間の自律的なフィードバック)にプラスして、より高抽象度で意識が統括している。無意識の初期値設定・目的地設定をするのは意識の活動。仮説:この宇宙には情報場における階層が存在する。人体においても同様。公理系1-3という変数の入力に対する応答はあらかじめ情報場においてかなりの程度定まっている。

・主たる公理系3:野球規則…より多くホームベースを踏んだ方が勝ち。3つのアウトを取られる前に、4つの進塁をすることで得点できる。野球の競技特性。打者にとっての高いレベルとは何か。投手にとっての高いレベルとは何か。打者の小型化の必然性。

・切り返し
・VBT
・RFD
・プライオメトリクス

・理想の肉体の方向性

SSCと
・そもそもSSCとは?
・どういう条件が必要なのか…負荷の漸減⇔速度の増大 のトレードオフ関係
・神経生理学的な増強メカニズム…筋紡錘→短縮速度増大、パワー増大
・サイズの原理の活用…ネガティブ重視だと速筋優位
・筋腱複合体の直列弾性要素における弾性エネルギーの蓄積と活用…直列弾性要素とは。並列弾性要素との違い。弾性エネルギーが蓄積されてから放出されるまでの時間。腱の構造と構成物質。筋腱複合体のねじれがあることによるねじりのモーメント、ねじりの応力、ストレス。外旋立ちがパワー競技に不向きな理由。重力線がどこを通過するか。
・伸張反射…
・筋ポンプ作用…
・神経系への好影響…

・靭帯や腱、関節軟骨への負担の少なさ
・相反抑制作用による拮抗筋の弛緩…自律神経系とのコネクション。筋肉が弛緩するから自律神経系が緩む、その逆も然りという双方向性・縁起的な関係性。
・SSCを最大限に考慮したトレーニングを日常的に繰り返すことによる神経系・肉体の変化…速筋優位。筋肥大は最低限はする。5ツールプレーヤーに必要なのは弾力性のある筋肉。イチロー選手はやや痩せすぎ。食事の最適化は必要。初動負荷と食事と競技練習で打撃のための筋肉は十分に付くのではないか。質量が増えることのデメリット。ケガ、慣性が大きくなる、不必要な飛距離。逆方向に放り込む、軽々スタンドに放り込むのに必要な体質量はそこまで必要じゃない。股関節と目の関係などを考えると、やみくもに筋肥大を目指す方が不合理。機能的な身体を作り上げることによって付く筋肉量が至適。より高い機能性ということは必然的に5ツールになる。

・SSCの増強作用を引き出すようなトレーニング、打ち方、投げ方こそが人体の機能からすると当然の結論なのではないか。人体の筋肉がSSC向きというなら、逆に言えば、SSCを上手に引き出せるような動き方が正解だよ、というホールマークになるのではないか。だからこそ、かわし動作とか垂直軸、股関節と肩甲骨の関係性

・股関節と肩甲骨の関係性:神経系は無意識レベルでの超並列・分散・自律情報処理。脳と神経筋系は絶えずフィードバック・指令のループを繰り返している(物理的な抽象度においてそれは筋電図や電気パルスとなって表出するが実質は情報処理の写像である)。それなら、肩甲骨の方が脳に近い、肩甲骨よりも末端に股関節が位置するという幾何学的な関係性は何らかの意味を必ず持つはずである。指先・足先はリラックスしていたほうが良い。中央部と末端とのダイナミックな相互関係。

・足の裏。センサーが多い。足の指が伸びないとセンサーが賦活されないのでは。感覚受容器、ゴルジ腱器官、筋紡錘。あしつぼの原理。股関節周辺との筋神経系のコネクト、ひいては肩甲骨とのリンク、目とのリンク。身体のどこかにストレスがあると身体全体に連鎖反応が出る。例えば膝負傷者が全身の不能感を感じるのと同じ。

 

・複関節筋がメインとなる。神経筋制御における要。

・「弾力性を定量的に定義すれば、トレーニングの効用を計算機で測定できる」

・「硬い筋肉と柔らかい筋肉」

・股関節と肩甲骨の関係
・股関節と目の関係

・筋肉の性質と構造的な特徴から導出される「かわし動作」
・上半身のかわし動作:1種類
・下半身のかわし動作:2種類

・なぜケガをするのか、なぜケガをしやすいのか

・エネルギー生産は股関節。
・エネルギー伝達はトルソ関節。SSC
・エネルギー利用

・末端加速
・肩甲骨周辺・腕部は柔軟性が大切

・弾力性という概念

・「硬い」とは何か?

・両足垂直軸を作って肩で歩き出すトレーニング:両肩
・片足垂直軸を作って走り出すトレーニング:両足
・ターン動作
・競技動作

・サイドステップ動作…足圧の意識

・身体の中心部(身体重心に近い所)をまずほぐす
・肩甲骨を次にほぐす
・ウィングストレッチ
・ぶら下がり

・立ち方・歩き方・走り方の原理
・立ち方・歩き方・走り方と、投げる・打つの関係

・全員で同時にアップするのやめよう。チームとしての一体感?アップである必要ない。さぼる人がいる?ならファミリー単位でやればいい

・プライオメトリクスの原理

・「野球のために最適化された身体」を徹底的に作り上げる

・食事

・身体操作

・バッティングの原理
・ドリル編

・ピッチング・スローイングの原理
・ドリル

・スプリントの原理

 

 

序論:「フィジカル・動作・マインド」

・物理空間に属するもの:「フィジカル」

・情報空間に属するもの:「マインド」

・情報空間と物理空間とを架橋するもの:「動作」

 

・抽象度の低い所から高い所まで全部押さえる

・「フィジカル・動作・マインド」の相互連環

 

1.フィジカル

フィジカルとは?

・理想的なフィジカルの方向性

・「理想的なフィジカルとはどのような条件を満たすべきか」を論証する

 

2.動作

動作とは?

・理想的な動作の方向性

・「理想的な動作とはどのような条件を満たすべきか」を論証する

 

3.マインド

マインドとは?

・理想的なマインドの方向性は「3K」

・「3K」…ゴールが高い、エフィカシーが高い、ゴールの世界のコンフォートゾーンに対する臨場感が高い

・悪口・愚痴・不満は自然に言わなくなる

 

・「理想的な動作とはどのような条件を満たすべきか」を論証する

 

目的別ドリル集

・まずは目線を下げる

・Launch Positionから逆算して組み立てる

・インプット系とアウトプット系は分けた方が良い

・アウトプット系の鉄板は「置きティー・正面ティー・ハーフ打撃」の3本柱。メジャーリーガーもこれを一年中やっている

・緩い球をきっちり打てればOK

・実戦経験を積む

・試合の打席は練習とは別物になるのが当然

 

投手ー打者間のインタラクション(相互作用システム)

 

バッティングと、バッティング以外のこととの関係

 

コーチング・セルフコーチングの指針

 

バッティングのロジックと、よくあるQ&A

 

メモ欄参考文献
『小山裕史のウォーキング革命』
『初動負荷理論による野球トレーニング革命』
『山本義徳業績集』
『NSCA』

 

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