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やはり「置きロングティー」と「正面ティー」の組み合わせはかなり良い…

やはり「置きロングティー」と「正面ティー」の組み合わせはかなり良い… どちらかだけでは片手落ち感が強い 「置きロングティー」と「正面ティー」の相乗効果 普段は「ふつうのフリーバッティング」しかやっていないのですが、 今日はたまたまチームの半数ほどが札六の集会に招集されたため、メニューが変則的なものとなりました。   野手陣20人ほどで ・「置きロングティー5か所」 ・「正面ティー5か所」 ・「フリー(置きティー・素振り)」 を行いました。 https://twitter.com/HokudaiKuriyama/status/1008318738263764992   置きロングティーの良い点悪い点 <良い点> ・「上から叩く最短距離のスイング」ではまるで打球が飛ばない、芝の切れ目がいいところ →軌道に入れるスイングを習得するとっかかりになる ・フルスイングを身体が覚える ・置きロングティーで柵越えできるようになると、試合では余裕を持ってスイングできる(試合のボール、投手のボール、試合のバット→軽く振っても飛ぶ)。軽く振っても柵越えできるようになる。 ・ホームランの打球角度(約30°)を体感できる   個人的には置きロングティーは「ホームランを量産したい人が一番重点的に、一番最初に取り組むべきメニュー」と考えています。   <いまいちな点> ・上半身捻りすぎ・肩入りすぎでも飛ばせてしまう ・ボトムハンドの肘を張りまくりでもある程度飛ばせてしまう ・置きロングティーでの10割のスイングをそのまま試合に持ち込むとオーバースイングになる。8割くらいで十分   コンフォートゾーンの作り方【聴くだけで目標達成できる!CD付】~図解TPIEプログラム~posted with ヨメレバ苫米地英人 フォレスト出版 2010-08-23 AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo 図書館 正面ティーの良い点悪い点 <良い点> ・「8割の力感でコンスタントに打ち返す」という、確実性を高めるためのコツをつかめる ・投手方向から来るボールに対してバットを軌道に入れていく格好の練習になる ・タイミングなどが実戦に近い ・オーバースイングになりにくい ・スイングがへぼい(ある程度強く振れていない)とまず飛ばない ・右打者なら「右半身が入っていない」打ち方だとまず飛ばない 逆に、悪い点もあります。 <悪い点> ・正面ティーだけやって置きロングティーをやらないと、スイング自体の強さ(ある程度のヘッドスピード・身体各部の爆発的な力発揮)はなかなか上がらない ・正面ティーだけやると、「小手先で芯に当ててそこそこ飛ばす」バッティングに終始するかもしれない   おわりに:だからこそ正面ティーと置きロングティーとで相乗効果が必要 つまり、こういうことです。 ・置きロングティーで「10割でマックスまで飛ばす」を覚える ・正面ティーで「実戦に近く、8割である程度飛ばす」を仕上げる(ちなみに、某○○○大野球部でやってみたところ、正面ティーのほうが飛距離は出ないみたいです)   この2つのうちどちらかだけでは片手落ちになります。 置きロングティーだけではオーバースイングになり、逆に正面ティーだけではスイングが弱いままです。   やはり一番怖いのは「確実性があり、長打力もある打者」ですから、 置きロングティーで長打力を、 そして、正面ティーでは確実性を得る…と考えればいいのではないでしょうか。   チームとして、個人としての打撃力を伸ばすための指針になるかもしれません。   では、また明日。 「弱くても勝てます」:...

打撃力向上のための線形ピリオダイゼーション

打撃力向上のための線形ピリオダイゼーション 筋トレに「期分け」があるように、打撃技術向上のためにはピリオダイゼーションが必要 線形ピリオダイゼーションとは? トレーニング業界では、一般的に「ピリオダイゼーション」が行われています。   ピリオダイゼーションとは、簡単に言うと、「時期によってトレーニング内容を変えること」。 というのも、 「筋肉に同じ刺激(たとえば12RMを毎回)を与え続けると、筋肉が刺激に慣れてしまい、トレーニングが停滞するから」 です。   それを防ぐためには、 「2Week:筋形質増大→2Week:収縮タンパク質刺激→2Week:ネガティブ→2Week:回復期」 といった形で「ピリオダイズ=ピリオドを打つ、期間を分ける」という対策を取ります。     さて、ちょっと考えてみてください。 ひょっとして、これはバッティングでも同じではないでしょうか。   「マンネリ化」という言葉がありますが、たとえば「毎日素振りを続けなさい!」と言われて毎日素振りばかりやっていると、本人の自覚がないところで「マンネリ化・停滞」が起きる可能性がありはしないでしょうか。   そうなると、 ・バッティングの練習方法を適宜区切っていくことによって「脳に与える刺激」を変える ・打者のレベル別・現在の到達地点別に、適した練習法を行っていく といったアプローチも考えられますね。   そこで、一案として 「バッティングのピリオダイゼーション」 を私が作ってみたので、今回の記事でご紹介します。   概要 まず、次の3つのフェーズを想定します。   A.「軌道習得・リミッター解除フェーズ」 B.「対応力向上フェーズ」 C.「総合力向上フェーズ」   そして、練習メニューを「Input」「Output」とに分けます。 A~Cのフェーズ分けの前提となっている「打者がどのように成長していくか? というフローチャート」については、以前「「練習では打てるのに試合では…」という選手・チームのための打撃練習メニュー」 で解説したので、そちらもご覧ください。   基本的にはA-CとInput・Outputを軸にして考えていくことになります。 以下、A-Cについて説明します。   前提となる話:「軌道に入れるスイング」という言葉 AーCについて説明しますと言いましたが、ちょっとだけ前提となる話を。   私は、よく 「軌道に入れるスイング」 という言葉を使って、一つの理想と考えられるスイング軌道を説明します。   「軌道に入れるスイング」とは、要するに「私がいつもブログやTwitterで言っているスイングのこと」です。説明すると長いのでカットしますが、効用としては ①ボールとバットの軌道が一致する ②身体に優しい、振っていて気持ちが良い ③飛ばせるし、確実性も高くなる というものがあります。 物理の法則と人間の身体の仕組みに適った打ち方です。 メジャーリーガーのスイングを見るとわかりますが、現在のMLBでも主流の打ち方でもあります。   後編はこちら       まとめ   手前味噌ではありますが、 「具体的な練習メニュー・メニューの回数など」については、noteで解説しております。  

レベルアップのための七カ条 その4

レベルアップのための七カ条 その4 合理的な練習をたくさんやりまくる仕組みを作る 6.練習は「インプット」と「アウトプット」に分ける。インプットはたくさん数をこなす。アウトプットは質高く、少回数で。 日本のバッティング練習の順序というのは、だいたいこのようになっています。   「素振りやティー系」 →「フリー打撃やシート打撃や試合」   しかし、もう少し効率のいいやり方があると思っています。   少なくとも、 ・「インプット系とアウトプット系を分けていないので効率が悪い」 ・「練習と実戦との差が大きすぎる」 と思います。   どうせやるなら、こうしてみましょう。   「基礎的な動きを覚えるインプット系…正対打ち・カチ上げティー・フリスビー投げ・タイヤ打ちなどの各種ドリル」 →「低難易度のアウトプット系…正面ティー、置きロングティー、各コース別置きティーなど」 →「試合に近い、高難易度のアウトプット系…フリー打撃、シート打撃、試合」   こちらのほうが圧倒的に進化速度が早くなるはずです。 「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)posted with ヨメレバ高橋 秀実 新潮社 2014-02-28 ...

えっ? バッティングの基本って置きティーでしょ?

えっ? バッティングの基本って置きティーでしょ? 「止まっているボールを打つ」こそが本当の基本 「バッティングの基本は素振り」なんて言うけれど… 昔から、日本では 「バッティングの基本は素振り」 という考え方が根強いものです。 実際、王さんや野村さん、門田さんや張本さんなど、錚々たる選手たちが「素振り」を重視した練習を行ってきました。   しかし、 「球速のある投手のストレートをスタンドに放り込みたいなら、いわゆる「日本式」のスイングはあまりおすすめしない」 で書いた通り、私は「素振り万能主義」には異を唱えています。   この記事の内容を要約すると、 「音を重視する素振りによって身に付く<ボトムハンドの脇を締めてヘッドを走らせるスイング>は、ミートポイントも前になり、ミートポイントの前後の幅も狭くなるため、対応力に欠ける」 「ボトムハンドの脇を締めてヘッドを走らせると、ボールの衝撃に弱くなる」 「投手のストレートの球速が上がり、高校球児でさえ平気で140km/hを投げるようにまでなった現代に適した打ち方ではない。ましてやMLBなどの平均球速が150km/hを超える世界で通用する打ち方ではない。素振りという練習を中心にして身に付くスイングではなく、実際に置きティーや正面ティーを打ち続けることで身に付くスイングを採用するべきだ」 というものです。 甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ 高畠導宏の生涯 (講談社文庫)posted with ヨメレバ門田 隆将 講談社 2008-12-12 AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo ...

ピッチャー育成方針 ver.1.0 「パワーピッチャーを複数枚育てて圧倒的に勝つ」

ピッチャー育成方針 ver.1.0 「パワーピッチャーを複数枚育てて圧倒的に勝つ」 ★チームレベルでの方針 目指すべきなのはこれ。   「ストライクが取れて、球速のあるパワーピッチャー」を複数枚育て、 ケガさせないように・相手が対応しにくいように、継投でどんどん繋いでいく。   要するに、MLB方式。相手からすればこれが一番厄介なはず。 先発で良い投手が出てきて、攻略する前にサッと切り替わる。そこでまた良い投手が出てくる。3-3-3のリレー、あるいは5-2-2や4-3-2、6-3という継投で凌ぐ。相手投手が「完投してくれる」なら、良い投手でも終盤に何とか捕まえることもできそう(スタミナ切れや打者の慣れやクセ発見など)だけど、良い投手が次々に出てくると厳しい。   なぜ「ストライクが取れて、球速のあるパワーピッチャーを複数枚」なのかというと、 単純に考えて、   「球速がない」→打たれやすい 「ストライクが入らない」→ランナー多くなり、失点も多くなる 「一枚しかいない」→力ある相手だと途中で捕まる、ケガリスク上昇、相手が対策しやすい   なので、その反対をやる。 もっと具体的には   ・ケガしていない ・平均球速145km/h以上(抜いて投げる場合でも140km/h前後) ・ストライクが簡単にとれる ・複数種類の球種:ファストボールに加えて、「曲げ系の高速変化・落ちor抜き系の高速変化・球速が低く曲がりの大きいブレーキングボール」の3種類があると最高。 →たとえばMLBレベルだと「150km/h台後半のファストボール+140km/hちょっとのスラット+高速チェンジアップやスプリットなど直球と見まがう球種+曲がりの大きいスライダーやカーブ」という組み合わせの先発投手が多い。     まずはこのような投手陣を「育てる」ことを最優先する。 素質じゃない。きちんと鍛えればこの程度のレベルであれば誰でも達成できる。 そして、このような投手を育てられないと明るい未来はない。野球のレベルが上がってくると、パワーピッチャーが複数いないと安定しては勝てない。「エースと心中方式」では長丁場のリーグ戦・レベルの高い相手に対して結果を出すことは厳しい。 野球というのはルール上「攻撃=一点でも多くとる」「守備=一点でも少なく抑える」という両輪が揃えば勝てる確率がグンと上がる競技なので、一点でも少なく抑えるにはどうすればよいか、ということを念頭に置くと、↑のような結論になると思う。こういう投手を複数枚用意したい。     ・「ケガをしない」「ケガのリスクを最小限にする」ことが最優先。まず個人レベルで徹底する。一度ケガをすると数週間~長いと数年単位で響く。技術も肉体も停滞するし、後々響いてくる。やってしまったものは仕方ないが、チーム単位・個人単位でケガ・故障を最小限に食い止めるようなシステムを作ること。     ・野手⇔投手の行き来をスムーズにする。 特に人数が多くないチームは投手陣が薄くなりがち。投手陣の層が薄いと継投が使いにくいし、個々の投手への負担も増加。投手陣は多すぎるくらいで丁度いい。 枚数を揃えるには「現時点で投げ方が良い人を、鍛え上げる」のが最も手っ取り早いので、野手で良い投げ方をしている人は、積極的に投手もやってもらうようにする。 育成の難易度で言っても「野手のほうが投手よりもはるかに育てやすい」「ホームランや長打は簡単にコンスタントに打てるようになるし、守備や走塁の動きはマニュアル化して高速でインプットできるようにすればよい」のだから、良い投げ方をしている野手には「お試しでもいいから!」と投手をやってもらう。もちろん、その選手の肩肘への負担(特に、投手としての投球練習と野手としての送球とがダブルパンチになると球数がかさみやすい)も十分注意。 逆に、「肩肘に重めのケガをした投手」は、積極的に野手の練習もする。転向も考えてみる。ケガをしている投手というのは時間を持て余すものだし、そのまま放っておくとふさぎ込んでしまいがちだし、バッティングの筋がいいことも多々ある。ケガが治るまでバッティングをやってみるのもいいのではないか。もちろんけがの種類にもよるが、肩肘が痛くてもバッティングは痛みなしにできる、という場合も多いのである。本当に治らなかったら肩肘への負担が少ないポジションをやればいいし、治れば投手に復帰しても良い。 桑田真澄の常識を疑え! KUWATA METHOD ― 父と子に贈る9つの新・提言 ! posted with ヨメレバ 桑田 真澄 主婦の友社 2015-03-18 Amazon Kindle 楽天ブックス 図書館   ★個人レベルでできること ・結局、やるべきことを継続しつづけるだけ。 ・「毎日欠かさず続けること」を大切にする。やることやって、伸びるのを気長に待つ。   ・すでにある程度「投げる動作」がうまくできている人 →トレーニングすればわりとすぐ結果が出る。出力強化を優先するが、ケガのリスクは軽減しておく ・投げる動作にどこか致命的な欠陥がある人 →そのままトレーニングで出力を上げたところでケガするだけだし、投げ方がおかしいといくら頑張っても球速は出ないので、悪い言い方だが先は見えている。しかし、投げる動作の改善によって一気に球速が上がる可能性はある。   こういう投手の場合、「まずは<明らかにおかしい投げ方で投げ続けることによるケガのリスク>を軽減する」と同時に、 気長に「投げる動作の改善」に取り組んでいくのが良いと思う。焦って投げ込んでケガして役割を果たせなくなるのが最悪。 まずは「ケガのリスクが少ない≒球速が出る合理的な投球動作」を、じっくり身に付ける。「球速の出る合理的な投球動作は習得できるものである」「きちんとトレーニングして、ケガのリスクを最小限にしておけば、誰でも140km/hは出るものである」ということを理解する   ・また、ケガを防ぐには「出力を圧倒的に高めておいて、あえて抜く」という手もある。ダルビッシュ有投手がウェイトの効果を聞かれた際に「今までは100%で150km/hだったが、ウェイトをやってからは抜いても150km/hを投げられるようになった」という趣旨の発言をされていたが、やはりMAX(キャパ)が大きければ大きいほど、手を抜いたときのレベルも高くなる。 100メートルを10秒で走れる人にとっては15秒で走ることは簡単だが、MAXが15秒の人にとってはきつくなる。ケガのリスクも上がるだろう。そうなると、「本当は150km/hオーバーできるけど、あえて141-2km/hくらいに抑えておく」のは、常時150km/hを全力で投げ続けるよりも安全なはずである。 こういった理由から、(投げ方に特に不合理な点がない投手の場合に限るが)ケガを防ぐためには「出力アップ」が有効である、と考えている。 野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ) posted with ヨメレバ データスタジアム株式会社 中央公論新社 2015-08-06 Amazon Kindle 楽天ブックス 図書館   ★ピッチング・スローイング系 投動作そのものの練習①低負荷、遊び感覚 意外と 「投げるという動作そのものを、遊び感覚で、低負荷で、練習する」 ということを意識的にやっている選手は少ないのかなと思う。 毎日のメニューをみても、キャッチボールをやって、ブルペンに入って、トレーニングして、おしまい…という選手が多い。   しかし、初めて自転車に乗れたときのように 「遊びのなかで、ポン、とできるようになる」 というのを何回か繰り返していけば、投球動作そのものの完成度も驚くほど高まると思う。   いま150km/hを超える剛速球を投げる人にしても、「何個かの大切なコツをつかんで」かつ「致命的なケガをしなかった」からこそ、速い球を投げられるようになったのだと思う。はじめてボールを握っていきなり剛速球を投げられる子供はいないはずである。 この「コツつかむ」と「ケガしない」を両立するためには、「投げるという動作そのものを、遊び感覚で、低負荷で、練習する」ことが必要だとも思う。高負荷のピッチング練習ばかりしていてはケガのもとである。     ・肘投げ:肘から先・体を前後に揺らす動きを使って投げる ・肩投げ:肩よりも上だけを使って投げる ・捻り投げ:体幹から上だけを使って投げる ・右足右手投げ:右投げの人は右足を出しながら投げる …ここまでの4つは、「子どもが投げる動作に習熟するまでのプロセス」でもある。投げ方がおかしい人は、その「投げる動作への習熟」というプロセスをきちんと毎日なぞりなおすように練習すべきだと考えている。   ・真下投げ:https://www.youtube.com/watch?v=Snh4sHCnPdk&t=116s ・サイドスロー:サイドスローでボールを投げる。ムチを振るように指先を加速させるイメージを掴む ・アンダースロー:アンダースローでも投げてみる。 ・キャッチボール:いろいろ試しながらやる。「動きを試してみる」とか「相手の胴体の中(ほぼストライクゾーンと同じ広さ)に投げる」など   ・ドッジボールorハンドボール投げ:野球のボールじゃないものを投げてみる。投げるという動作そのものの上達 ・バレーボールスパイク:投げる時の腕の動きと同じ。 ・バドミントンのスマッシュ:投げる時の腕の動きと同じ。 ・ジャベリックスロー:投げる時の腕の動きと同じ。 ・サンドボール真下投げ:重いものを投げてみる。 ・シャドー:特に「グラブ側の腕の使い方」や「下半身の使い方」を重点的に。実際にボールを持っていないので投球腕側の練習にはなりにくい プロ野球連続写真大鑑―1934ー2014 (B・B MOOK 1076) posted with ヨメレバ ベースボール・マガジン社 2014-07-02 Amazon Kindle 図書館   ピッチング ・ブルペン(打者無し):10分間で区切る。希望すれば延長可。10分ならだいたい40球投げられる。目的をはっきり持って短時間で済ませる。だらだらやらない。10球テンポよく投げて何球入るかを数える「10球ストライクチャレンジ」なども挟んでよい。  ただし、「実戦では必ず打者が打席に入っている」ということを考えると、バッピや打者付きブルペン・試合での登板などで経験値を積むほうが優先 ・ブルペン(打者有り):打者を立たせた状態で投げることも練習しておく。打者側の練習にもなる ・打撃投手:7割くらいで投げる。10分でだいたい60球くらい。「打者が入っている状況でテンポよくストライクを取り続けること」に慣れる。打者なしブルペンしか経験していなくていきなり試合で登板するよりはマシ   ・対戦 ・シート打撃 ・紅白戦 ・練習試合 ・公式戦   投げる動きそのものの練習②比較的高負荷 ・助走投げ ・ノーステップ遠投 ・大遠投:高い角度で投げる。45度以上のイメージ   球数制限について…チームとして「壊さない工夫」が必要。完投からの中1日先発とか、ブルペンで何度もorずっと作らせるとか論外。基本的には「継投」「ブルペンでの消耗度を最小限にする」「複数枚育てる」のがチームとしてやるべきこと。    枚数を揃えてフレッシュな状態で登板してさっさとつなぎ、球数は最小限に抑える。ピッチャーが足りないからしょうがない、じゃない。そもそも枚数を揃えるための方策を打ててなかった時点で負け。  個人でできる自衛策としては、全力投球と「抜いて投げる」を使い分けるなど。   ★身体操作と重心感知 ・四股 ・前転 ・後転 ・開脚前転 ・開脚後転 ・側転 ・立ちからのブリッジ ・ブリッジ歩き ・ランニング(砂地のトラックor凹凸が激しいところを、身体の感覚を研ぎ澄ませながら走る) ・跳ね起き(手あり、手無し) ・倒立(独り立ち・歩き・伸肘からの歩き50m) ・受け身(後ろ受け身・横受け身・前受け身・前回り受け身) 豪腕 使い捨てされる15億ドルの商品 posted with ヨメレバ ジェフ・パッサン ハーパーコリンズ・ ジャパン 2017-03-07 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 図書館   ★ローテーターカフ・肩肘保護・胸郭・体幹のトレーニング ローテーターカフ …アウターマッスルと連動させながら、上腕骨を安定させるという機能を果たさせながら動かして鍛える。ローテーターカフを疲労させる・筋肥大狙いで高負荷をかけるのは慎重になるべきだと思う。「単独の筋肉に効かせる」のは、野球の動きの理想である「特定の筋肉に負荷をかけないで動く」の対極にある。その観点から、連動させながら鍛えることができるライイングアウター・ライイングインナーなどを特に推奨。 ・エクスターナルローテーション(外旋・棘下筋) ・インターナルローテーション(内旋・肩甲下筋) ・30度レイズ(棘上筋) ・インクラインリアレイズ(三角筋後部) ・肩甲下筋チンニング ・キューバンプレス   ・ライイングアウター ・ライイングインナー   肘から先 ・綱登り…上腕筋。肘の保護 ・リバースアームカール…上腕筋。肘の保護 ・指トレ…2-3kgのボールを指先でつまんでは離す。経験的に良いとされているが、効果が出るのかどうか・効果が出るメカニズムなどは不知   胸郭 ・ブリッジ ・スタンドトゥスタンド ・ブリッジ歩き ・ウィングストレッチ ・ぶらさがり(順手、逆手、大逆手) ・キャットバック ・倒立(壁、パタパタ、屈伸、壁から独立、倒立歩き、静止、腕立て、伸肘) ・うんてい ・オーバーヘッドベンド ・体幹側筋ストレッチ   前方斜めサブシステム …右投げの場合、「左内転筋・左大殿筋・左腹斜筋・左ハムストリング」などが協働しながら、踏み込んだ足の膝を基点にして骨盤を回転させる。コントロール向上のためにも重要。ちなみにバッティングでも使われる。 ・ロシアンツイストwithハサミ ・ベンチサポーテッドもも上げ ・ノーステップスロー ・真下投げ   体幹強化 …主に腸腰筋。腸腰筋は上半身と下半身をつなぐ強力な筋肉。   ・ロシアンツイストwithハサミ ・ハンギングレッグレイズ ・エアウォーク ・ブリッジ ・対角上げ下げ ・サイドプランク ・足上げて綱登り 野球における体力トレーニングの基礎理論 posted with ヨメレバ 中垣...

左打者と右打者とでは向いている練習法も違うかも?

左打者と右打者とでは向いている練習法も違うかも? 半分理論・半分経験談です 前回記事の復習 前回記事「左打者と右打者のスイング軌道の違い」では、内臓の配置やらなにやらに由来するクセによって   左打者:「バットのヘッドを背中の真後ろにいったんクイッと落とすようにして振り出す」 右打者:「肩のラインを投手側から見て斜めに傾けた状態から、身体の回転ごとカチ上げて、右半身を入れ込んで打つ」   のだ、と書きました。Craig Hyatt(氏?)のタイムラインを追ってみるとわかりますが、 現代のメジャーリーグの打者はほとんどがそういうスイングをしています。 左打者の「クイッと一度落とす」はわかりづらいと思うので、気になる方はyoutubeで「Strobe Motion」で検索をかけてみましょう。 右打者と左打者のスイングの違いが比較的わかりやすく示されています。左打者の振り出し方には特徴があることがわかると思います。具体的に言うと、「振り出しの時に、一瞬だけバットを寝かせる・ヘッドを遠回りさせるようにする」のです。右打者はそれに比べると直線的に振り出します。   つまり、左打者と右打者とで理想的なバットの軌道そのものが微妙に違うのです。 ということは、もちろん打撃練習も打撃の左右差に応じてカスタマイズする必要がある…というのが私の考えです。   今回の記事では「経験上&理屈上、左打者・右打者はこういう練習を重点的にやると上手くいきやすい」という考えについて少しお話しします。 思考停止という病 posted with ヨメレバ 苫米地 英人 KADOKAWA 2016-03-26 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 図書館   右打者が重視すべき練習 右打者は 「肩のラインを投手側から見て斜めに傾けた状態から、身体の回転ごとカチ上げて、右半身を入れ込んだ状態で打つ」 のでした。 特に、メジャーリーグで主流の「ボトムハンドの脇を空けてトップハンドで押し込む」打ち方を採用する選手は、「いかに右半身を入れ切るか?」が生命線になります。「ボトムハンドの脇を締めてヘッドを走らせて打つタイプ」であっても、「右半身がきちんと入り切っているかどうか?」は、球速のあるストレートをポップフライにせず痛烈に弾き返すために重要です。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=Hv4VL0GElb8?t=18s]わかりやすい例 https://www.instagram.com/p/Bi7XTjHjb0a/?taken-by=stancedoctor 「右半身を入れ込む」とは、「タイヤを思い切りたたいても衝撃が手に返ってこないような打ち方」のことです。右半身を固めておく、というイメージでしょうか。衝撃に耐える力が強い、という感じです。   …というわけで、右打者は「右半身を入れ込んだ状態でインパクトを迎えること」が生命線なのですから、そこを重点的に練習する必要があります。   1.トップハンド一本でのタイヤ打ち https://www.instagram.com/p/Bi7M1GsDLTN/?taken-by=stancedoctor 2.フリスビー投げ [youtube https://www.youtube.com/watch?v=g72wLGj2kq4] 3.百均版カウンタースイングを「背中真後ろ」に落とす https://twitter.com/cs_singlesound/status/846523814494199808 4.コース別打ち分け(3ティー) https://www.instagram.com/p/Bev0P_zBHcU/?taken-by=baseballperformancecenter_   1,2,4は「右半身の入れ込み」のためのメニュー。   3のみやや毛色が異なります。 右打者は「特有のスイング軌道」の関係上、 百均版カウンタースイング(おもちゃの刀。ダイソーなら<武士の刀>)を、「背中の真後ろ」に落とすと良いはずです。 https://twitter.com/HyattCraig/status/1002045214649827328 https://twitter.com/ew_xxc/status/1001992227055456256 ちょっと言葉で説明しきれないのですが、 「右打者はスイングプレーン的に、おもちゃの刀の鞘が、<背中の真後ろ>あたりに落ちるのが自然ではないか?」 と私は考えています。   逆に、左打者は「背中の後ろ・やや軸足寄りのところ」に落とすと良いと考えています。 これもやはり、左打者特有のスイング軌道によるものでしょう。 某○○○大野球部の左打者陣も、皆「なんか左打者は背中のちょい軸足側に落ちるほうが感触良くね?」と言っていました。 左打者と右打者とでスイング軌道に違いがあるのなら、カウンタースイングの方法にも多少の違いが出て当然だと思うのですが、いかがでしょうか? https://twitter.com/gomasasamikatsu/status/1001430570960760832 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=Zr6TiPCjFms?start=43]   野球×統計は最強のバッテリーである - セイバーメトリクスとトラッキングの世界 (中公新書ラクレ) posted with ヨメレバ データスタジアム株式会社 中央公論新社 2015-08-06 Amazon Kindle 楽天ブックス 図書館   左打者が重視すべき練習 1.正対打ち https://www.instagram.com/p/BciC3KoDsi-/?taken-by=baseballperformancecenter_ 2.正面ティー(左投手対策用に角度を付ける) https://twitter.com/The_BPCsj/status/1001902648373727232 動画はどちらも右打者ですが、私は「正対打ち」と「角度を付けた正面ティー」は左打者が陥りがちな弱点を補強するのに大いに役立つと考えています。   左打者が陥りがちな弱点とは、 「バットのヘッドを背中の真後ろにいったんクイッと落とすようにして振り出す」 の逆ですから、 「上からかぶせるように打ってしまうこと」 です。   左打者がこれをやってしまうと、 ①打球が全体的によわよわしくなる(引っ張り・流し問わず) ②バットのヘッドが返るのがワンテンポ早くなるので、ハーフスイングは止まらないし左投手にも苦戦するようになる(特にスライダーはかすりもしない) ③引っ張った打球が良い角度・良い回転で上がらない、もうひと伸びがない という症状が出ます。アマチュアの打者だとかなりの率でこれに罹っていますし、なんならNPBの左打者でもこの症状が出ている人がかなりいます。   逆に考えて、バットのヘッドをいったん背中側にクイッと落とすように振り出せれば、 ①バットの軌道が投球に対して真っすぐ入りやすくなる(バットがボールの行く先に回り込むような感じのスイングになる) ②バットのヘッドが返るタイミングが一拍遅れるので、ハーフスイングがとられにくく左投手のボールを苦にしにくくなる ③「①」のおかげで、引っ張った打球が良い角度と回転で上がる、グングン伸びる打球になる と考えられます。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=__wuhRMbXZI] 「上からかぶせるように打ってしまうクセ」 の矯正には、①正対打ち ②置きロングティー ③カチ上げティー が特に有効だと思われます。   ②と③は根本的に「カチ上げないと飛ばない」ためであり、 ①は「バットのヘッドを背中の真後ろにいったんクイッと落とすようにして振り出す」感覚を掴む練習になります。 この場合、打球方向は「流し」にしましょう。 身体の回転の向きからして、引っ張ることは難しいですからね。無理に手首を返すことになります。   また、かぶせるクセが治ったら、「左投手の角度からの正面ティー」もやってみましょう。 かぶせるようにして打つとなかなか打てないのですが、そのクセさえ消えてしまえば簡単に打てるようになります。 野球における体力トレーニングの基礎理論 posted with ヨメレバ 中垣 征一郎 ベースボール・マガジン社 2018-04-20 Amazon Kindle 楽天ブックス 図書館   両打者共通で重要な練習 左右問わず、以下のメニューは徹底的に継続しましょう。 ・置きロングティー ・コース別対応の置きティー ・カチ上げティー ・正面ティー   ここらへんのメニューは本当に、 「どれだけの数をこなしてきたか? どれくらいの期間経験値を溜めてきたか?」 がモロに出ると感じています。特に、この4つをコツコツ積み重ねてきた人は、本当の意味で「基礎」がしっかりしている打者になります。   …ものすごく根本的な話をすると、「入力に対して反応を返す」のが生物の脳の機能です。 バッティングもそうで、これまでにどれだけのボールに対してどう反応してきたか? という経験値がモノをいうと思います。 その経験値がないと、たとえば試合での「インハイへの速球にとっさに対処する」とか「相手投手の『決めに来た』アウトコースいっぱいのストレートをファールで逃げる」といった、勝負を決しうる岐路において不利なほうへ不利なほうへ…と突っ走ってしまうことになりかねません。反応できるように訓練しておかなければ「負け」なのです。   どうせなら良い経験値を手に入れましょう。 今回の記事で紹介してきたメニューはどれも合理性がある程度保障されている(by自然科学の法則・経験則・実績などによって)ものばかりですから、日々のメニューに組み入れることをおすすめします。   では、また明日! 「言葉」があなたの人生を決める posted with ヨメレバ 苫米地英人 フォレスト出版 2013-08-08 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 図書館 コンフォートゾーンの作り方【聴くだけで目標達成できる!CD付】~図解TPIEプログラム~ posted with...

「練習では打てるのに試合では…」という選手・チームのための打撃練習メニュー

「練習では打てるのに試合では…」という選手・チームのための打撃練習メニュー  フローチャートをきっちり理解しておくことは非常に重要です  「強打者」への道のり 「練習でも打てない、試合でも打てない」 というレベルの打者が、「強打者」へと進化するためには、どのような道のりが考えられるでしょうか。   一つの案として、以下のようなルートを想定してみました。   ★まだ「練習でも打てない、試合でも打てない」というレベルの打者がどう進化していくか?★ ・まず飛距離を出す。強く振る。振れないと始まらないし、アベレージヒッターにしても飛ばす力は絶対に必要(MLBに本塁打を打てない打者は存在しない)なので、とにかく「フルスイングして遠くに飛ばす」ことから始める。まずはホームランから始めよう、という記事を書いたのはこの意味。第一、最低でも柵越えできるくらいは飛ばせないとバッティングが面白くない。 →たまに「これだ!」という当たりがちらほら出始める。飛距離が出るときの打球角度は案外高いということを知る。 →慣れてくると、その飛距離が安定してくる。コンスタントに飛ばせるようになる。 →練習で大きい当たりを連続して打てるようになる。試合でも「けっこう打てるけど、まだ粗い」になる ……ここまでは、置きロングティー・カチ上げティー・正面ティー・トレーニング(筋力・筋量・パワー・身体操作系)などを継続すれば誰でもわりと簡単に行ける   --------ここに壁がある。「練習ではバンバン打てるのに、試合になるとそれほど打てない」人の壁-------   →各コース・各球種への対応をパターン化して自動化する。バリエーション(角度・緩急・高低・MIX)を付けた正面ティーや各コース別の置きティー(ストライクゾーンを分割しコースギリギリに設定)や各コース用の対応ドリルを徹底的に行う →試合で実戦の投手との真剣勝負の経験値を積む。真剣勝負しながら、足りないものを修正し続けていく   -----層の厚いチームの場合はここで「修正が間に合うまで試合に出場させ続けてくれるかどうか」という壁がある----   →修正を繰り返す。「肩が入りすぎるクセの修正」「タイミングの取り方の検討」「バットが身体から離れるクセの修正」などを修正する。これによって、これまで失っていた0.0数秒の遅れ・数ミリ数センチのズレを確保する →0.0数秒の遅れ・数ミリ数センチのブレが消えることによって、試合でもコンスタントに長打・単打を打てるようになる。長打率も出塁率も上がり、相手チームから「恐ろしい打者」として認識されるようになる。フィジカルのレベルが上がることによって0.0数秒の遅れが解消されて打てるようになることもある   →さらにスケールアップしていく。「置きティーで全コースホームラン」「右打者なら右中間、左打者なら左中間に放り込む」「置きティー飛距離130mを目指す」「BIG3の合計が600を超えるまでやる」「50mダッシュ6'00を切る」など。 ★このルートは、基本的にはチーム単位でも同じ。 (一応、上のルート以外にも、 「もともとバットにボールをあてるのは上手く、試合でもそこそこ単打を打てていたタイプの打者が、フルスイングとフィジカル強化で手がつけられない打者になる」 というルートもあると思うのですが、こちらはそもそも単純すぎる&たいていの選手はこれに当てはまらないので今回の記事では触れません)   このブログを読んでくださっている方であれば、「飛距離を伸ばす方法」や「ホームランを打つための具体的な練習メニュー」などはすでにだいたいおわかりかと思います(過去記事を参照)ので、   今回は 「練習ではバンバン打てるのに、試合になるとそれほど打てない」人の壁を破る ためには何をすればいいのか、という話をしましょう。 野球における体力トレーニングの基礎理論posted with ヨメレバ中垣征一郎 ベースボール・マガジン社 2018年04月18日 AmazonKindle楽天ブックス ...

「12種類のキャッチボール」というメニューを考えてみた

「12種類のキャッチボール」というメニューを考えてみた 「キャッチボールは野球の基本だ! 相手の胸にしっかり投げろ! 握り替え意識しろ! 声出せ!」 ← こんなに肩肘張ってちゃ、「やらされモード」に入ってしまうよ。。 実は、野球に「キャッチボールのようなプレー」はほとんどない 「キャッチボールは野球の基本である」 というのは日本球界で古くから言われてきたことです。   「素振りはバッティングの基礎基本である」 「ランニングはスポーツの基本である」 「キャッチボールは野球の基本である」 …何度聞いたことでしょうか? 試合の送球エラーの原因が「キャッチボールをしっかりやっていないから」に還元される、とか。   しかし、私はちょっと違う意見を持っています。 「キャッチボールがしっかりできていないから」 というよりは、 「キャッチボールのやり方自体がおかしいんじゃないか?」 という線を疑ってみる必要があると思います。   今回は、ただ疑うだけで代案を出さないというのも何なので、「日本の伝統的キャッチボール」に取って代われそうなものをご用意しました。 その名も、「12種類のキャッチボール」。 [youtube https://www.youtube.com/watch?v=m3UnkjrjMMg] メニューのまとめは以下の通りです。 ★12種類のキャッチボール★ ・肩温める用のCB(20球前後。テンポよくさっさとやる) 1.シングルレッグ(10)…右投げなら右足だけ地面に付ける。左足で調整して投げる 2.ラントゥワード(5)…相手に走り寄りながら軽く跳んでジャンピングスロー。右足で踏み切る 3.ランナウェイ(5)…相手から遠ざかりながら軽く跳んで、ボール持った腕側に反転してジャンピングスロー。右足で踏み切る 4.ロールアウト(左右各5)…右斜め後ろに走りながら軽く跳んでジャンピングスロー。右足で踏み切る(★追記:セカンドが一二塁間の打球を捌くような感じで回転投げをしてもよい。) 5.ベアハンドスロー(5)…グラウンドに落ちているor転がされたボール拾ってそのまま投げる。右足で踏み切る 6.フロムグラウンド(左右各3)…飛びついた後の素早い立ち上がりと正確な送球。 7.フロントジャンピングスロー(5)…前方の打球ver、ゲッツー崩し避けver。右足で踏み切って素早く投げる。比較的短距離 8.バックハンドジャンピングスロー(5)…左足で踏み切って空中で投げる。比較的遠距離 9.レインボー(3):後ろの打球を後ろ向きに追いながら捕る。背面キャッチもあり 10.ベアハンドトス(各種10)…ノーマル、バックハンド、背中越し 11.グラブトス(20)…ノーマル、バックハンド、背中越し 12.ラピッドファイア(三人一組で三角形になって速投、順回りと逆回り5周) ジャベリック(助走投げ) 遠投(ノーステップ) なども、状況に応じて追加していく ​   とりあえず、以下のような意図があります。 ・アウトをとれるバリエーションを増やす。様々な状況でアウトをとれるようにする ・本番で出そうなプレーをあらかじめ日々練習して潰しておく (→日本式<ただ捕って間をおいて投げるだけ>のキャッチボールは、そもそも応用範囲が極度に狭い! 試合で出るプレーのパターンをまったく網羅できていない。12種類のキャッチボールは、試合で起こり得る送球パターンをほぼ完全に網羅している。) ・送球の精度を上げる。あらゆる姿勢・あらゆる角度から、上下に動きながら・左右に動きながら・回りながら正確に投げられるようにしておく (→ここも日本式の弱いところ。試合ではかならず動きながら投げるのに、なぜいちいち止まってステップして投げるのか? 練習で動きながら投げていないのに試合になっていきなり動きながら精度の高い送球ができるわけない。送球の強さを集中的に上げたいなら、助走投げや遠投の時間にやればいい。12種類のキャッチボールはさまざまな状況からの正確な送球を練習できる) ・遊び感覚で、野球そのものを楽しむ。メジャーリーガーみたいでかっこいいプレーがたくさん入っている (→日本式キャッチボールは地味だし試合とのつながりがわからないし苦行に近い。12種類のキャッチボールは公園で野球少年たちが「メジャーリーガーのまね!」という感じでやっていそうなメニューばかりである)     また、「12種類のキャッチボール」は、以下のような効果も期待できます。 ・「思いっきりかっこいいプレーをしたい・派手なプレーを簡単に成功させてみんなにおおーっと言われたい」という選手の欲に正直に答えることができる ・「できなかったことができるようになる体験の積み重ね」になる。ジャンピングスローなどはコツをつかめば簡単にできる ・「うまくなっていくことを実感するという体験の積み重ね」になる ・遊び感覚で夢中になってやりまくることができる。ケガのリスクも少ないし、いやいややらされる場合に比べて学習スピードが段違いに速い ・「12種類のキャッチボール」が「できて当たり前」になれば、   毎日こういうメニューをやって、12種類のキャッチボールの各種目が「できて当たり前」になっていけば、いつの間にか「センスなるもの」が身についてしまうかもしれません。動画などはご自由にお使いください。   今後は、「捕球用のドリル」や「バッティングのためのドリル」や「操体・身体重心操作用の種目、ここまでできたらいいねという基準表」などを作っていく予定です。 では、また明日お会いしましょう。   野球における体力トレーニングの基礎理論 posted with ヨメレバ 中垣征一郎 ベースボール・マガジン社 2018年04月18日 Amazon Kindle 楽天ブックス 「言葉」があなたの人生を決める posted with ヨメレバ 苫米地英人/マーク・シューベルト フォレスト出版 2013年08月 Amazon Kindle 楽天ブックス 楽天kobo 図書館

APLICATIONS

「フィジカル×動作×マインド=結果」という方程式

「フィジカル×動作×マインド=結果」という方程式 上達の方程式 上達の方程式:「フィジカル」×「動作」×「マインド」=「結果」 「もっとうまくなりたいけれど、何に力を入れればいいのかわからない…」 そんな悩みを抱えている選手はきっと多いはずです。   そこで、「自分には何が足りないのか?」「自分は何を強化すればいいのか?」を明らかにするための、わかりやすい式を考えました。 ★上達のための方程式★ 「フィジカル」×「動作」×「マインド」=「結果」   もちろんこの式は数学的に証明されているわけでもなんでもないのです(私が作っただけ)が、 しばらく自分のなかでこの方程式の使い勝手を試してみた結果、「なかなかええな」という結論になりましたので、今回の記事で詳しくご紹介します。 野球×統計は最強のバッテリーである posted with ヨメレバ データスタジアム株式会社 中央公論新社 2015年08月 Amazon Kindle 楽天ブックス 図書館   「フィジカル」「動作」「マインド」という言葉の定義 いちおう方程式という体をとっているからには「変数の定義域をはっきりさせておく」ことが必要なので、簡単に説明しておきます。   「動作」:実際に物理空間で繰り返し表現される競技動作のこと [youtube https://www.youtube.com/watch?v=7ey8ohqDwCw] …たとえば、バッティングやピッチングの動作、フィールディングやランニングやスローイングの動作など。 少し意味を狭めて「メカニクス」と言ってもいいでしょう。       フィジカル:その選手の身体面に関するすべてのこと。物理空間のこと全般を指す [youtube https://www.youtube.com/watch?v=M773LEiUUag] …筋力・筋量・体格・身体各部のバランス・身体各部の骨長・脳のコンディション・体調・病気・ケガの具合・身体操作能力・運動パターンのバリエーション・目と手の連携能力・目のスペック・走力・SAQ・力の立ち上がりの速さ・パワー・感覚の鋭さなど、とりあえず物理的なものすべて。 一般的な「フィジカル」という言葉よりもかなり広い意味で使っています。ただ一つ共通しているのは「物理空間に関連する」という点。       ・マインド:その選手の精神面に関するすべてのこと。物理空間よりも一段上のこと=情報空間のこと全般を指す 「バリー・ボンズ語録」 …ゴールの高さ・ハイレジリエンス(精神的な打撃に対する回復力が高いこと)、エフィカシーの高さ(ゴールを達成する自己能力の自己評価)・コンフォートゾーンの高さ・セルフトークの質・ブリーフシステム(信念体系。「男は○○であるべきだ」「野球部は坊主であるべきだ」など、本人が正しいと思っていることの集合体。価値体系みたいなもの)・学力・野球やトレーニングに関する知識の豊富さ・人生に対する哲学の完成度など、 「物理空間よりも一段上のこと=情報空間のこと全般」のことを指す。   一般的な「メンタル」とか「心」とか「精神力」といった言葉よりもかなり広い意味ですね。 ただ一つ共通しているのは、上記のマインドの例のどれも「物理空間よりも抽象度が高い、情報空間のこと」であるという点です。   (簡単に言うと、情報空間とは「物理空間よりも一段上にある空間のこと」です。たとえば、走っている車を『いまあの車はあそこを走っている』と指差したところで、実際には人間の認知には0.1-2秒の遅れがあるので、その車の実体はすでに0.1-2秒ほど先の地点に行ってしまっていますね? この「そこにあるように見える車」が人間にとっての物理空間で、「実際には先に行ってしまっている車」こそが情報空間だ、ということです。情報空間で起きたことがまずあって、天下り式に物理空間でもそれが表現されるわけです。要するに、情報空間を先に変えてしまえば物理空間にもそれが反映されます)   基本的にはこの3つ、「フィジカル・動作・マインド」を軸にして考えていきます。 この3つがきちんとバランスよく高いレベルで揃えば必然的に結果も出ますよ、 逆にどれか一つが極端に低かったり、3つとも低いレベルだったりすれば結果は出ようがありませんよ、と私は考えています。   「フィジカル・動作・マインド」のフローチャート…まず動作を伸ばす、そしてフィジカルで差が付く。マインドは終始重要 では、具体的にどのように 「フィジカル×動作×マインド=結果」 という方程式を使えばいいのでしょうか?   まず、たいていの選手は「動作」を改善することによる伸びしろがデカいですよね。 つまり、「今ある自分の身体を100パーセント使い切る」ということです。 身体は小さいけど飛ばせる選手・身体が大きいのに飛ばせない選手などがいる…ということを考えると、まずは動作から手を付けるのが得策です。 特に、日本人打者の場合は「軸足に残して振れ」「開かずに振れ」「インパクトの時に手首を返せ」といった明らかにおかしい指導を受けてきていることが多いので、そこの動作を改善してやるだけで相当即効的な効果が出ます。一日で飛距離が数十メートル伸びることもあります。 投手の場合はもう少し地道にやる必要がありますが、「つかんだら、早い」というのは共通です。     そうやって動作を改善して、「100パーセントを出し切ってもなお敵わない」なら、今度は「100パーセントそのものを引き上げる」しかない。 そこでフィジカルの強さが物を言います。 フィジカルを強化することによって、「100パーセントそのもの」を引き上げるのです。   よく出す例ですが、「175cm70kg、BIG3の合計が300kgの打者」と「三年かけて肉体改造して、175cm85kg、BIG3の合計が500kgになった打者」なら、動作やハンドアイ能力等さえ一緒であれば、まず間違いなく後者のほうが優れた打撃成績を残します。100%の水準がより高いレベルにあるからです。後者の7-80%が、前者にとっての100%となります。   つまり、「まずは動作で100%を目指し、それと並行しつつ、フィジカルで100%そのものを引き上げる」です。 ただし、フィジカルを鍛えるにはある程度の時間がかかるので、これは早めに手を付けたほうが良いでしょう。 数か月単位・一年単位・数年単位での計画が必要になってくるのですが、ものすごく身も蓋もない話をすると、「幼少期からの長期的な育成計画」すら必要になってくるかもしれません。一例を出すと、成長期の適切な栄養補給とトレーニングによって基本的な体格面(身長・体重)の向上が期待できます。   そしてマインドですが、これは「終始重要で、かつ最も時間がかかる」ものです。先ほど「マインドの例」で挙げたものを再び書いてみると、 ゴールの高さ・ハイレジリエンス(精神的な打撃に対する回復力が高いこと)、エフィカシーの高さ(ゴールを達成する自己能力の自己評価)・コンフォートゾーンの高さ・セルフトークの質・適切なアファメーション(夜と朝に唱える言葉)・ブリーフシステム(信念体系。「男は○○であるべきだ」「野球部は坊主であるべきだ」など、本人が正しいと思っていることの集合体。価値体系みたいなもの)・学力・野球やトレーニングに関する知識の豊富さ・人生に対する哲学の完成度など となります。   たとえば、ゴール(目標の高さ)を限界まで引き上げるのにも時間がかかり、エフィカシーの高さを上げるにも時間がかかります。セルフトークの質を上げるには長期間のアファメーションが必要です。ブリーフシステムを変えるのにもやはり時間がかかります。知識量が増えるのにもある程度の期間が必要です。 用語ばかり出して申し訳ないのですが、要するにマインドというのは「じわじわと向上していく」「最初から最後までくまなく重要」なものです。 きょうトレーニングに行くか行かないかを決定するのもマインドで、動作を改善するための情報を集めてくるのもマインドの役目ですから。日々の練習の質を決定するのも、フィジカル強化のスピードを左右するのもマインドです。「自分がどこのレベルまで到達したいか」もマインドによって決定されます。 コンフォートゾーンの作り方posted with ヨメレバ苫米地英人 フォレスト出版(株 2010年08月 AmazonKindle楽天ブックス楽天kobo ...

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