勝手にブックガイド

コミュ障・ぼっち・非リア

いまの知能のまま、小学生からやり直せたなら……『スターティング・オーヴァー』(三秋縋) その2《完》

えっ? 非リア充の人々が否応なしに惹きつけられる展開があるんですか!? あります。「スターティング・オーヴァー」の中には、そのような展開のエッセンスがてんこ盛りです。 ひとつひとつ、順を追って見ていきましょう。 &nbs…

創作術

いまの知能のまま、小学生からやり直せたなら……『スターティング・オーヴァー』(三秋縋) その1

「そうだこれは夢なんだ 目が覚めたら自分は小学生で…」という妄想 今回は三秋縋の『スターティング・オーヴァー』。 人生で一度はする妄想に「いまの知能のまま小学生からやり直したい」というのがあります。 それを見事に描き切っ…

コミュ障・ぼっち・非リア

アスぺ・コミュ障持ちが現代日本で生き抜くには――『隠れアスペルガーという才能』(ベスト新書) その1

「リア充爆発しろ!」があれほど流行ったわけ 今さらですが、「リア充」とは、リアルの生活がとっても充実している人々のことを指します。 彼らは例えば、彼女持ち、部活やサークルの支配者、要領がいい、勉強もできる、イケメン、スポ…

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エグくておぞましい恐怖を存分に味わいたい人に贈るホラー小説――『天使の囀り』(貴志祐介)

『天使の囀り』(角川ホラー文庫、貴志祐介)の書評。表紙からおどろおどろしい生物ホラー小説。 寄生虫好き・捕食フェチ(そんな人も世の中にはいるんでしょう)にはたまらない作品。ネタバレ気味。   貴志祐介という作家…

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読書法ばかり読んでいる、勉強法ばかり学んでいるあなたのために――『読書の技法』(佐藤優)

読書法の本ばかり読むくせに、大して読書をしない人。 勉強法の本ばかり読むくせに、大して勉強ができない人。 自己啓発本ばかり読むくせに、大して変化しない人。 結果が出ないまま盲目的に虚しい努力を積み重ねている人というのは、…

コミュ障・ぼっち・非リア

リア充とぼっち、将来勝ち組になるのは・・・ぼっち!? ―『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』(講談社+α文庫)のツボ

  スマートフォンの圧倒的普及率を背景にして、ネット文化が日本の隅々にまで行きわたる時代がやってきました。 いまや電車の中、教室の中、家の中、トイレの中、いつでもどこからでも気軽に簡単に「インターネット」に接続…

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岩波だけど読みやすい! 『イスラーム文化 その根底にあるもの』(井筒俊彦、岩波文庫)のキモ

個人的にブックカバーをかけないと恥ずかしくて読めないレーベルナンバーワンの岩波文庫であります。ライトノベル読んでるところを見られるよりよっぽど恥ずかしい。自意識過剰なんです。HAHAHA。こんなんだからモテねえんだよ。 …