「テレビは見れば見るほど馬鹿になる」のはホント。その理由は?

   

こんにちは、栗栖鳥太郎です。

あなたの部屋に「テレビ」ってありますか?

私の部屋には置いてないのですが、この間久しぶりに帰省して実家でテレビを見ていました。

最近、「米研究チームがテレビの見すぎで「バカ」になる医学的な根拠を発表」(Livedoorニュース)という記事を見つけたんです。

「テレビを見ると馬鹿になるよ」とはよく聞きますが(私も言われた気がしますが、もしかしたら「ゲームばかりやってるとバカになる」だったかもしれません)、「テレビは見れば見るほど頭が良くなる」とは聞いたことがありません。

そこで今回は、「テレビを見ると馬鹿になる理由」を、私なりに考えてみました。

 

「みんなが観ている」という意味を考えよう

もしも「馬鹿」という概念を「自分でなにか独創的・斬新なものを考えつくような創造性がないこと」と定義するのなら、間違いなく、テレビを観ることによってヒトは馬鹿になります。

なぜか。

 

テレビというのは、「みんなが観る」メディアだからです。

日本全国どこでも、テレビとアンテナがあれば誰でも同じ情報を得ることができます。

したがっていまの日本では、画一的な肥料をバクバク食わされて肥え太った家畜のように、みんなが同じような情報を摂取しています。日本全国どこでも、テレビから垂れ流しになっている情報はほとんど同一内容です。

 

同じ肥料ばかり食べさせられる家畜たちがみな似たような太り方をしていくのと同様に、テレビという「みんながみるメディア」から多量の情報を摂取するタイプの人々は、みな同じような考えを持つようになっていきます。たとえば、テレビで好ましいように描かれている人物を好ましく思い、悪者として描かれている人間をわるいやつとして認識するようになります。テレビで納豆がダイエットに効果的という特集が組まれると、店頭から納豆が消えるのです。

やはり、どうしても「テレビを見る人」の思考は一定の方向に偏らざるをえないのです。

みんなと同じように考えることを「創造性がない」=「馬鹿」と言うのなら、テレビを見れば見るほど人間は「馬鹿」になっていきます。

 

また、「みんなが観ている」ということは、裏返せば、つまり「観ていないと、話についていけない」「置いてきぼりにされる」ことでもあります。たとえば3.11の日であれば、テレビもネットもせずに一日中本を読んでいた九州あたりの人はしばらく「え、地震?なにが?」という状態だったことでしょう。

人間は古来から群れを作る生活に慣れてきましたから、「みんなの話についていけない」ことは人間を不安にします。みんなと話を合わせるためにますますテレビを見て、ますますみんなと同じような考えしか持てなくなって・・・という落とし穴があるのです。

 

「みんなといっしょがいい」という価値観で生きることに納得しているならともかく、自分という存在の独自性を失いたくないのであれば、テレビをたくさん見ることは避けるべきだと言えます。

 

視覚情報のインパクトは絶大。大衆を効果的に洗脳する装置としてのテレビ

映画を見ていると、ショッキングなシーンでついつい「ビクッ!」と体が反応してしまうことはありませんか?

テレビでも、なぜか人間は「実際に自分の目の前にいない人たちのやりとり」を見て笑っています。

よく考えてみると不思議ではありませんか?

 

なぜ、自分がいま存在している「ここ」ではなく、テレビのなかに描かれる「あそこ」を、現実のように錯覚してしまうのでしょうか?

 

私はそれに関して正確な答えを持っているわけではありませんが、推測はできます。

おそらく人間の脳は、「テレビと現実の区別がつけられない」のです。

 

・・考えてみるとそもそも、「小説を読んでいて感情が呼び起される」のも不思議です。

小説のなかで描写されているものは、現実ではありません。

それなのに、なぜか私たち人間はそれに対して、泣いたり笑ったりといった反応ができるのです。

 

ただしひとつ付け加える必要があります。

小説の場合、「活字→イメージ」という変換を脳内で行う必要があります。

しかしテレビの場合、「そこに映されているものをそのまま現実として認識するだけ」なのです。

 

小説を読むのはそこそこ脳の体力を消費しますが、テレビはボーッと見ていればいいだけなのです。

実際にデータでも出ていますが、

NHK放送文化研究所の「2010年国民生活時間調査」によると、10歳以上の国民のテレビの平均視聴時間は平日で3時間28分、土曜日で3時間44分、日曜日で4時間9分だ。

とのことです。

三時間テレビを見るのは簡単ですが、三時間も読書を続けるというのはかなり体力を要します。

ついでに言えば、小説なら想像力や読解力、語彙力などが身につきますが、テレビを見てもそれらのものはほとんど身に付きません。

 

見るのに体力が要らないということは、いくらでも長い時間見続けられるということ。

そしてテレビは視覚情報という、五感の中でもっとも臨場感のある知覚に働きかけてくるものであるということ。

 

この二つを考え合わせてみるとき、

テレビとは、「粘り強い思考力を奪うもの」であり、かつ「そこに映し出されることを現実と錯覚させるもの」であるということが言えるでしょう。

まさに「国民を馬鹿にするためにつくられた装置」であるといって過言ではありません。

 

テレビは、権力者に都合の悪いことは決して言わない

「テレビに映し出されることを現実と勘違いする・・・と言っても、テレビのニュースは現実を報道しているんじゃないか?」と言われそうです。

残念ながら、テレビの映像というのは基本的にすべて「誰かの手によって編集されたもの」です。

現実は現実ですが、明らかに特定の意志のもとで編集された現実です。

テレビの情報を鵜呑みにしているかぎり、「いま自分が見ている映像は、特定の誰かに不利益をもたらさないように編集されたものである」という事実に気が付くことはありません。

(たとえば3.11のとき、いったいどのマスコミが原発の状況について正しい情報を報道していたでしょうか?)

 

テレビは権力者の悪口を言えません。

もっと具体的にいえば、テレビはスポンサーの悪口を言えません。

また、CMの枠を埋めてくれる広告代理店(電通や博報堂などが有名ですね)の悪口も言えません。

もっともっときわどいことを言えば、日本のテレビはかなりの割合の株式を外資系企業・外国人によって握られていますから、それらの人々に害のあるようなことも放送できません。

(このあたりの事情は、苫米地英人『電通 洗脳広告代理店』などに詳しく述べられています。)

 

「テレビが権力者の悪口を言えないことを知ったところで、結局自分たちにはどうしようもないじゃないか」と言う人もいますが、少なくとも「権力のある人に騙される」危機は減ります。

原発から飛んで行った放射性物質が本当は自分の町にも降り注いでいるのに、テレビで流れている「あなたの町は安全です」というお偉方の言葉を盲信すればどうなるでしょうか?

 

騙されて不利益を被ってから、「テレビに騙された!」と気がついてももうどうしようもありません。

テレビは権力者に都合の悪いことは決して言わない、ということを覚えておきましょう。

 

テレビじゃなくて何をみるべきなのか

さて、以上述べてきたように、テレビを見るのは時間の無駄です。

「人生とは時間である」とするなら、テレビを見るのは自分の命を削ることだともいえます。

 

では、テレビをやめて何をみるべきか?

このブログのタイトルでもうお察しでしょうが、一番いいのはやはり「本」です。

本を読みましょう。

 

本は読めば読むほど知識が身に付きますし、読解力、語彙力、想像力、新しいものを考え付く才能が伸ばせますし(才能とは伸ばすものなのです)、ほかの人との話題にもできます。

それに「読んでいる時間」が多いほど、すなわち「頭を使っている時間が長い」「想像力を働かせている時間が長い」ということにもなります。

本だけじゃ不安だと思うなら、自分の考えたことなどを一冊のノートにまとめて書くということもおすすめです。

 

おわりに + これを読むと頭が良くなるという本の紹介

さて、いかがでしたか。

テレビが完全な悪であると言い切ることはできませんが、少なくとも、始終テレビばかり見ているのはマイナスの結果をもたらすようにしか思えません。

 

個人的な考えですが、現代社会を動かしているのは、「金と人と言葉」だと思います。

言葉によって規定されているからこそ、国家は活動することができるし、我々は赤信号で止まるし、他人にうそをついてはいけないといえるのです。

人類が生み出した最高の発明品のひとつである「活字」を自在に操れる人になって、現代社会を思うままに生き抜いてください。

 

では、グッド・ラック!

 

★おまけ 「現状を打破する」ためのおすすめ本★

毎回恒例。

毎回やるだけの価値があります。

 

・・先日も記事で書きましたが、私は苫米地英人氏の本を70冊近く読み切り、「ああ、この人はモノホンだ。うさんくさいのはアレだけど本物だ」と確信するに至りました。うさんくさいのは、読みもしないひとが勝手に言っているだけです。

この人の本は、頭を良くして常識を飛び越えるためのヒントが満載です。

本当に面白いし、使えますよ。私がすすめるんだから間違いないです。

以下におすすめの本を挙げておきます。

・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

・「苫米地英人、宇宙を語る

・「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する

・「洗脳原論

・「「生」と「死」の取り扱い説明書

・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

 

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