「人生変えよう」と思ってるうちは絶対に変われない2つの大きな理由

   

こんにちは、栗栖鳥太郎です。

突然ですが、「○○で人生変わった」と聞いて、なにを思い浮かべるでしょうか。

宝くじ? 受験? 恋愛?

そういえば本邦では、「風俗行ったら人生変わったwww」という映画も公開されたことがあります。

長引く経済的閉塞感のなかで、多くの人が「人生を変えられるものなら変えたい」と思っているように見えます。

でも、ただ単に「人生を変えよう。私は決心した。やり抜いてやる」と決心しただけでは、結果は見え透いています。九割方三日坊主で終了するでしょう。

今回の記事では、「人生変えようと思っているけど上手くいかない」のはどうしてなのか、そしてどうすればそうならないのかについて書きます。

なぜ「人生変えよう」と思う人が元の状態に逆戻りしやすいのか

①「変わろうとする」ことへの本能的・無意識的恐怖

人間には、「今の状態のままがいい」と思い、それを維持しようとする傾向があります。

 

たとえば、ホームシックがその例です。

いつも家にいる人がどこかに長期間遠出すると、その人にとっては見知らぬ環境ですから、ストレスが溜まり、実家に帰りたくなります。また、そのような暮らしに慣れてくると、今度は「家に帰るのが面倒くさい」という風に適応します。

どちらも、「自分が長い間そうであった状態への回帰願望」が現れているといえます。

 

また、年上から年下に対する目線にもそれが見られます。

「最近の若者は・・・」という古代ギリシャ(プラトンが言っていた)から綿々と繰り返されてきたフレーズが今も残っているのは、「自分たち年上の居心地の良い状態が、若者の台頭によって揺るがされるから」でしょう。

 

このように、「居心地の良い状態から動きたくない」という欲求が人間にはどうもあるようです。

そして、この「居座り欲求」ともいうべきものは、「変わりたいという欲求」よりよほど強いんです。

ですから、「変えよう!」と思っても、それより強い「変わりたくない。元の居心地の良い状態に戻りたい」という欲求が出てくるわけです。これをどうにかしない限り、三日坊主は治りません。

 

 

②周囲による抵抗

過去の記事、「あなたの夢をぶち壊す「ドリームキラー」にご用心」でも説明しましたが、あなたが変わってしまうと周囲の人は不安になります。

これの原理は、本質的には「①人間は、変わりたくないという欲求が強い」と同じです。

つまり、「自分を取り巻く周囲の状況は、あまり変わってほしくない」。

ですから、「自分はこのままでいたい」という人が、「自分は変わりたい!」と思っている人を見つけると、「変わらないほうが良いよ」「おまえはどうせ変われないよ、元に戻るよ」という口出し(あるいは無意識での行動)を起こすわけです。直接的には示さなくても、「最近のあいつの真似」とか「あいつ最近○○だよな」といった感じで、意識的であれ無意識的であれ足を引っ張ろうとするんですね。

 

「変わろう」と思っている矢先にこういうことを言われるわけですから、当人にとっては強烈なダメージになります。それで諦めてしまう、と。

 

「人生変えよう」は、条件次第で本当に変わる

では、本当に「人生変えたい」と思っている人は、なにをすべきなのでしょうか?

私は、2つのポイントがあると思います。

①「ゴール設定」ができているか?

一つ目は、「遠いところにあって」、かつ「本当に自分がやりたいこと」をゴールとして設定する、というポイントです。

なぜ「遠いところ」に設定するかというと、①現状維持欲求を消し去る ②遠ければ遠いほどエネルギーが出る から。

ゴールは遠いところに設定しないと、現状を変えるために必要な莫大なエネルギーが供給されません。「この先300年この国を引っ張る企業としてあり続ける」というような高いゴールを持っている企業は、ガンガン現状を変えていくはずです。逆に、「今年は、去年より利益率を○パーセント上げる」というゴールしか持っていない企業は、いつまで経っても現状の中から出ることができません。

 

また、なぜ「やりたいこと」にするかというと、「やりたいこと」じゃないと脳が本気を出してくれないからです。将来世界一の作家になりたいと思っている人が格闘技のチャンピオンを目指すことはありません。

「やりたいことがわからない・・・」という人もいるかもしれませんが、そういう人はたいてい「本当はやりたいことがあるのに、できるかどうかわからないから、ないことにしている」ことが多いので、気を付けてみてください。本当にやりたいことがあっても、周囲から「それ君には無理だよ。だってセンスないじゃん」といったような言葉をかけられると、かなり萎えてしまいます。

「できるかどうか」で考えるのは意味がありません。なぜなら、「できるかどうか」は、やり終わった後になってみないとわからないからです。「やってみた結果、できないとわかった」というのはあるかもしれませんが、やる前から「できないだろう」と思うのは無駄です。

ついでに言えば、本当にやりたいゴールの場合、脳がかなりクリエイティブに働いてくれるので、従来では考え付きもしなかったような斬新な方法論を次々に発明しながらゴールが達成される、ということもあります。

 

というわけで、まずは「やりたいことで、かつ遠くて高いゴール」を設定すべきです。

なお、間違えても「人生変えよう」がゴールにならないようにしてください。本末転倒で効果がありません。

 

②ゴールの方を「居心地の良い状態」に転換してやるという発想

「遠くて、かつ本当にやりたいゴール」を見つけたら、あとは実に簡単。

「ゴールが達成された状態」を「居心地の良い状態」にしてやれば良いのです。

 

つまり、現状にリアリティーを感じる度合いよりも、ゴールが達成された未来の方にリアリティーを感じる度合いの方が強いというようにしてやれば良いというわけです。「いまの状態」ではなく、「未来の状態」の方に照準を合わせるということです。

 

この方法の何が良いかというと、「居心地の良い状態に戻ろうとする力」を味方につけることができるという点にあります。

なぜなら、この方法をやっている人からすると、「未来のゴールが達成された状態」こそが居心地の良い状態ですから、「ゴールがまだ達成されていない現在という状態」「ゴール達成のためにやることをしていない状態」はかなり気持ちが悪いんです。それで、そのギャップを埋め合わせるために、現在を「ゴール達成のためにふさわしい状態」に戻そうとするわけです。

つまり、先ほどの「居心地の良い状態に戻ろうとする」のを逆手にとるやり方ですね。この方法であれば、かなりのエネルギーを生み出すことができます。

 

そして当然ながら、「ゴールが達成された未来の状態にリアリティーを感じる」「そのゴールを達成するために現在こうあればいいんじゃないかということをやる」ためには、多少のテクニックが必要です。なんせ、自分の目の前にある現実というのは五感にフルに訴えかけてきますから、リアリティーが相当あります。その現在の状態に打ち勝つほどに未来の状態をイメージするというのは、技がないとできません。

このワザの部分に関しては、「アファメーション」とか「未来の記憶を作る」「ワーズ・ピクチャー・エモーション」といった言葉がキーワードになるのですが、それは長いので後日紹介する予定です。待ちきれない方は、下の「まとめ」の欄にある苫米地氏の著作を読んでみてください。詳しく書いてあります。

 

まとめ + 「よりよい人生を送りたい人」が読んでほしい本

さて、いかがでしたか。

今回述べてきたように、なんのゴール設定もすることなくその場の気分で「自分は変わってみせる!」と決意しても、かなりの確率で元に戻ります。布団の中ではやる気があるけど朝起きるとやる気が消えている人と一緒です。

 

でも、今回の記事で紹介した

①「やりたいこと」で、かつ「遠くて高い」ゴールを設定する

②そのゴールが達成された未来の状態と、それを達成するために現在こうあるべきじゃないかという状態にリアリティーを感じる

という方法を知っていれば、十分に「人生を変える」ことが可能です。

 

あとはそれをいかにしつこくできるか次第でしょう。

今までの「変わろうとして変われなかった自分」から脱皮して、思い通りに生きる人になってください。

では、グッド・ラック!

 

★おまけ 「変わろうとして変われなかった人」のためのおすすめ本★

・・先日も記事で書きましたが、私は苫米地英人氏の本を70冊近く読み切り、「ああ、この人はモノホンだ。うさんくさいっていう人もいるけど、論理で考えると本物だな」と確信しました。この人の本を読むと、どんどん思考の盲点が外れて、今まで見えなかったものが見えてくるようになります。今回の記事の内容に関心のあるかたは、「まずは親を超えなさい!」がおすすめです。

以下におすすめの本を挙げておきます。

・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

・「ディベートで超論理思考を手に入れる

・「苫米地英人、宇宙を語る

・「洗脳原論

・「思考停止という病

・「まずは親を超えなさい!

・「すべてを可能にする数学脳のつくり方

・「「生」と「死」の取り扱い説明書

・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

 

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