たとえば「宇宙史上最強を確信する田中君」はどんな状態でいられるのか? 自己肯定感の高さを考える

   

こんにちは、栗栖鳥太郎です。

今回は、日本人が低いと言われる「自己肯定感」について書きます。

自己肯定感とは要するに、「自分というのは○○がデキる人間だ」「自分がやらなきゃ誰がやるんだ」といった、自分に対する絶対的な確信のことです。

「自己肯定感が低いほどふがいない人生を歩む」と言われますが、実際その通りであることは、本記事を読んだうえでその逆のパターンを考えてみればよくお分かりになるだろうと思います。

「自己肯定感が高い人」はどんな状態でいられるのか?

仮にあなたが「自分は宇宙史上最強の人間であると確信している」とすると…

ここで、話をわかりやすくするために、

「自分は宇宙史上最強の人間である」

と確信している人のことを考えてみます。

実際には、こういう人間にはめったにお目にかかれない(角川春樹氏などがその稀有な例)のですが、その理由としては

 

①すでに精神病院か刑務所に入っている

②何らかの分野で圧倒的な結果を出しているため、一般人の近くには下りてこない

③そもそも心の中でそう確信しているだけで周囲には言っていない

 

の3つのうちどれかでしょう。角川春樹氏は檻の中に入ったり(①)、出版業という分野で圧倒的な結果を出して(②)いながら、③に当てはまらないという意味でとても希少です。こないだ「現代の世界には自分の相手になる武道の人間がいなくて、自分の相手になるのは宮本武蔵だ」って言ってました。

 

もしかしたら、あなたの知り合いのなかにもそういう人が隠れているかもしれません。

やたらアクティブでヘコたれない友人のA君が心の中だけでそう思っているかもしれません。

周囲にまったく合わせず、いつもわが道を進んでいくカッコイイB先輩がそういう人なのかもしれません。

 

ストレスが非常に少ない

「自分は宇宙史上最強の人間である」と確信している人、これを仮に田中君としましょう。とくに意趣はありません。

「宇宙史上最強の人間である」ということは、レオナルド・ダ・ヴィンチよりも、ナポレオンよりも、イノケンティウス3世よりも、安倍晋三よりも、デイビッド・ロックフェラーよりも、イチローよりも、マイク・タイソンよりも、上にいる人間だということです。田中君はそのくらいの自己肯定感を持っています。

 

最強とはどういう点で最強なのか、どうやって上下を決めるのかは別として、少なくとも田中君の中では「これまで宇宙に存在したあらゆる人間の中でもっともすごい人間である」という確信があるわけです。

 

すると当然のことながら、「自分は何者でもないんじゃないか。歴史の1ページに載るような人間ではなくて、ただの名もない一個人として生涯を終えるんじゃないか」というストレスはまったくないわけです。田中君は世界最強にして唯一無二の存在ですから、何かしらで圧倒的な成果を出して歴史に名を残すはずです。

さらに、「世間や同僚・先輩後輩・家族にどう思われているかが気になる」こともないわけです。他人に認められるかどうかという思いはまったくありません。自分が世界最強であることは自分で確信しているので、他人に何かドリームキラーめいたことを言われても「お前全然わかってないな」というくらいなものです。他人に依存する必要はありません。

 

現代人はこの二種類のストレスに相当苦しめられているように見えますが、「自分は宇宙史上最強の人間である」という確信を持っている田中君にとってはなんでもないわけです。こうして見ると、「いかに自己肯定感を高く保つことが重要か」がよくわかります。自己肯定感の下がらない人はストレスに無縁です。

 

たとえば、満員電車で蒸し暑い中ぎゅうぎゅう詰めになっていても「宇宙最強の人間はこのくらいのことを気にするわけがない」という思考回路になるでしょう。

「宇宙最強であると自信を持つ人は、傲慢になるのでは」と思うかもしれませんが、おそらく宇宙最強の田中君は他の人にきちんと接するはずです。なぜなら、理屈で考えればわかりますが、他人と敵対するのと親和するのとでは自分の利益にかなり差が出てくるからです。弱者であろうと強者であろうと、かならず敬意を持って接するでしょう。推測ですが、田中君が本当に宇宙史上最強であれば、人間のみならずあらゆる生物、あるいは無生物に対して優しくあり続けるはずです。

 

何にでも何度でも挑戦し続ける

「自分は宇宙史上最強の人間である」と確信している田中君は、自分が心の底からやりたいと思ったことを、誰よりも高いレベルで追及しようとします。他人にどう引き止められようとも、自分にとって本当に価値のあることだけをやろうとするはずです。

当然ですが、宇宙史上最強の人間である田中君にふさわしいのは「宇宙一」です。何をやるにしても宇宙一というレベルでなければ田中君の心は満足しないのであり、実際田中君は、自分はその水準を満たすことのできる人間だと確信しています。宇宙一ということは、人類のなかで一番すごいのはもちろんのこと、仮に○○星人が攻めてきたとしても完膚なきまでに打ち負かすレベルです。

 

宇宙史上最強の人間である田中君は、自分の本当にやりたいことのみに挑戦し、飽くなき向上心と宇宙最強の克己心を持って邁進します。

 

たとえば田中君が野球にのめり込んだとしましょう。

田中君はそれまで帰宅部でしたが、「野球がやりたい!」と心の底から思いました。

田中君にふさわしいのは「宇宙一の野球選手」という水準です。宇宙一ということは、NPB(日本プロ野球)だけでは飽き足らず、もっと世界中から野球の腕に自信がある人間が集うMLB(メジャーリーグ)でトップであり続けるくらいが「最低のライン」です。それまで帰宅部だった田中君が急に野球に打ち込み始めたので、

周囲は当然「どうしたんだ」「プロにでもなるつもりなのか、いままで帰宅部だったくせに」という反応。

しかし、宇宙一ん野球選手になるという高い未来のゴールを持っている田中君からすると、むしろ帰宅部だったことは「帰宅部である状態からここまでこれた」という自己能力証明以上のなにものでもありません。

 

このくらい高い目標を持っている田中君は、尋常ではないほど考え抜かれた努力を断行しながら、既存の価値観を次々とぶち破りながら進んでいくはずです。誰よりも考え、考えたうえで最高の質の練習をこなし、あらゆることに気を配り、決して満足することのない向上心に導かれて進んでいくはずです。

 

ただ「将来はプロ野球選手になりたい」とだけ思っている普通のアマチュア野球選手と、いったいどれほどの差がついていくことでしょうか。宇宙一が自分にはふさわしいと思っている人には、世界がまったく違ったものに見えているはずです。

 

生物学的な肉体の衰えにより野球を引退することを決めた田中君(もしかしたら60歳くらいまでは現役をやっていたかもしれません)は、セカンドライフとして「宇宙一のクリエイターになる」ことを決めました。クリエイターとはつまり、音楽・小説・絵画・彫刻・なんでもござれの創作者です。肉体の世界を極めた田中君が次に目指したのは、精神世界の追及だったということです。

「お前、これまで野球ばかりやってきただろう。いまからクリエイターなんて無理無理」という周囲の反対をねじ切って、心機一転、宇宙一のクリエイターとしてあるための猛勉強を始めました。最初のころはもちろんイマイチかもしれませんが、イマイチである状態というのは、田中君にとっては「うまくなるまでのタイムラグ」にすぎません。すさまじい宇宙一の努力の果てに、とうとう世界的なクリエイターとして世界の中心人物の一人になります。

 

・・・そして最後にはおそらく、「次世代を教育すること」「自分の人生を総括すること」あたりにのめり込むはずです。哲学を極め、肉体を超越し、これからの世界を担っていく後進たちを育てながら、自らも未だ第一線で活躍し続ける。そして、多くの人に「今世紀で最も偉大な人物の一人」と惜しまれながら、本人は「いや、今世紀で、じゃなくて宇宙史上で、だよ。宇宙一にふさわしい最高の人生だった」と思いながら目を閉じるでしょう。

 

圧倒的な自信と風格、そして哲学

「自分は宇宙最強の人間である」と確信する田中君のモノの見方は、普通の凡人たちとは一線を画していたはずです。宇宙一には宇宙一の視線の高さがあります。田中君の一言一言がそのまま哲学になります。

 

宇宙一であるという自信の高さも見逃せません。

宇宙一であるという確信を持たない人であれば「ここまでか・・・」と折れるようなところでも、田中君は「いや、ここからどんでん返しするのが宇宙一だろう」とどこ吹く風。

自分に確信を持っている田中君には、オーラというか、他の人をやさしく包み込むような雰囲気があることでしょう。

 

 

素朴な疑問①:その自己肯定感って下がらないものなの?

ここで、「自分は宇宙史上最強の人間である」と確信することについていくつかの疑問があると思いますので、お答えしておきます。

 

まずは、「宇宙一っていうけど、その自己肯定感って下がらないの?」という疑問。

宇宙一の野球選手だった田中君といえど、全打席ホームランを打ち続けることはできませんでしたし、肉体的な衰えから引退せざるを得ませんでした。通常であれば「自分はここまでだ」という見切りをつけるところです。

 

おそらく、下がりません。

まず「自分は宇宙史上最強の人間である」という認識が第一に確立されているので、その認識を守るようにして思考が組み立てられます。たとえ「お前は宇宙最強ではない」と言われても、「お前はなにもわかっていない」「これから宇宙最強になっていくんだ」くらいの反応でしょう。

あるいは、「○○では宇宙最強ではなかったかもしれないが、人間として宇宙最強であればそれでいい」といった風に視野を広げてやるといいと思います。

 

「それって妥協ではないの?」と思われるでしょうが、本人としては「宇宙史上最強だから、変なこだわりは捨てるのだ」などと考えるはずです。まず「宇宙史上最強だから」というのが前提としてあるので、崩れません。

 

 

まとめ + 圧倒的な自己肯定感を高めたい人のための本

さて、いかがでしたか。

今回は、「自己肯定感」についてわかりやすくするために、かなり極端な例を出しました。

極端な例ではありますが、「実際にこういう思考をすれば、こうなるよ」というのは示すことができたように思います。

 

「自己肯定感が弱い」と悩む人は、ぜひ田中君のように「自分は宇宙史上最強の人間である」くらいのことを思うようにしてみてください。心の中でそう思うだけで全世界に発表するわけじゃないんですから、いつでもできます。やってみると効果がわかりますから、ぜひ。

では、グッド・ラック!

 

 

★おまけ 「自己肯定感を高めたい」人のためのおすすめ本★

・・先日も記事で書きましたが、私は苫米地英人氏の本を70冊近く読み切り、「ああ、この人はモノホンだ。うさんくさいっていう人もいるけど、論理で考えると本物だな」と確信しました。どんどん思考の盲点が外れて、今まで見えなかったものが見えてくるようになります。すべて「事実」をもとにした「論理」でモノを言ってくる人ですから、読むだけで論理的に考える力が付くことも間違いありません。

 

以下におすすめの本を挙げておきます。

・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

・「ディベートで超論理思考を手に入れる

・「苫米地英人、宇宙を語る

・「洗脳原論

・「思考停止という病

・「まずは親を超えなさい!

・「すべてを可能にする数学脳のつくり方

・「「生」と「死」の取り扱い説明書

・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

 

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