なぜ「常識を疑え」と言われるのか? その理由を考える

   

こんにちは、栗栖鳥太郎です。

今回は、よく成功者の自伝などに出てくる「○○は常識を疑った」という言い回しについて考えます。

成功者の自伝などに書いてある「常識を疑う」「できないと言われていることをやる」といった言い回しはそもそも、なぜそうする必要があったのか? 常識を疑うとなにが起こるのか? どうすれば常識にとらわれないのか? なぜみんな常識にとらわれているのか? このあたりをゆっくり考えていきたいと思います。

この記事を読めば、常識に縛られて損をすることも、偏見に邪魔されて必要な一歩を踏み出せないということもなくなります。

なぜ「常識を疑え」と言われるのか?

人は常識に縛られている

推測ですが、あなたがもし偏差値40くらいの高校に通っている学生で、学校のなかでビリクラスの成績だったとしましょう。

そのあなたが、突然「東大に行きたい!」と言い始めたら、周囲はどんな反応をするでしょうか。

おそらく、

 

「無理無理絶対無理、何言ってんの」

「東大がどんだけヤバいやつらの集まりか知らないのか」

「東大に行く家はみんなお金持ちなのよ、医者とか弁護士とか社長の息子ばかりでエリート教育を受けた人の集まりなのよ」

「身の程を知れ」

「バカなこと言ってら」

 

などといった反応が返ってくるはずです。

 

こういった反応をする人々のことを、「常識に縛られている人」といいます。

ちょっと考えてみればわかることですが、その常識というのは実はなんの根拠もないのに真理とされているものが多いのです。一体どれだけの人が、きちんと筋道立てて「偏差値40台の学校の下の方にいる生徒が、東大に合格することは不可能である」ことを論証できるでしょうか?

きっと「いままでにそういう人がいなかったから」「過去の統計からすると無理」と言うのでしょうが、その過去の統計のなかには、その東大受験を希望する生徒は入っていないのです。もしかすると、その生徒が学校初の東大合格者になるかもしれません。

 

実は、世の中や社会で「これは常識」とされていることの大半は、単に思考停止の結果なのではないか・・・と疑ってみることが必要です。年齢を重ねた大人がいかにも本当っぽく「これが社会の常識なんだよ」と言っているだけのことが多いのではと思います。

 

常識や慣習・風習のなかには、単にこれまでそうされてきたから、というだけのことがあまりにも多すぎます。

人間は相当横着な動物ですから、新しいことを考えるのが面倒くさいのです。さらにいえば、「新しいもの=これまでのものが大きく変わること」が嫌いなのです。これまでの居心地のいい状態を手放したくないのです。

「常識破りの人」に対する反発が大きくなるのは、彼らがその居心地の良い状態を壊されるように感じるからでしょう。新しい常識を作っていくタイプの人にはかならずなんらかの逆風や抵抗がありますが、それは「常識を壊されそうになるのを不安に思う人」が大勢いるからです。

 

たとえ常識を壊そうとする人の方に論理的な利・道義的な理があろうとも、旧習を守ろうとする人は頑強に抵抗します。それはやはり、「自分たちの常識が壊されるのが怖い」からに他なりません。

 

「常識を疑う」のは結果として付いてくるだけ

では、「常識を疑うこと」はどうやればできるのでしょうか?

実は、「常識を疑うこと」は目的にはなりません。あくまでも手段です。

 

これは、どういうことかといえば、

「ある高いゴールを達成するために必要な手段として、半ば必然的に、これまで常識とされてきたことを疑う必要が生じる」

ということです。

 

よく「常識を疑ったから、新しいものの見方を発見し、その結果成功した」というようなことが語られますが、

実際には「成功するために必要だったから、常識を疑った」というだけのことです。

これが、常識を疑うことは手段であって目的ではない、ということの意味です。

 

あくまでも、まず「それまでに誰もやろうと思わなかったレベルの高いゴールを達成しようとする」必要があって、その過程で、これまで常識とされてきたこと(=実は大して検討されてこなかったこと)を捨てる必要が生じた・・・というだけのことでしょう。

 

たとえば、仮に「世界の戦争と差別を無くす」というゴールを持った人がいるとしましょう。

この場合、常識に縛られている人は「いや、無理でしょ。人間の文明がどこまで進歩しても、世界の戦争と差別はなくならないよ。だって両方とも、人間の本質だもの」と言って反論(?)します。

多くの人は、そこで挫折します。「みんながそう言うならそうかなあ」という具合に。

 

しかしその反論に屈することなく、「いや、自分はそのゴールを達成できる」と思って前進し続ける人もいます。

この場合、「これまでの世界に平和がなかったのは、これまでのやり方のせいに違いない。だから、新しいやり方を見つけてやりさえすればいいのだ」――と考えるでしょう。

 

この時点でもうその人は「常識を疑う」人になっています。

決して、最初から常識を疑ってやろうと思っているわけではないのです。

つまり、あくまでも「常識を疑う」というのは結果としてそうなったというだけのことであって、最初からそれを目指してやっているわけではないということになります。

 

常識を疑える人、疑えない人の差はどこから生じるのか?

では、「常識を疑える人」と、「常識を鵜呑みにする人」との決定的な差はどこにあるのでしょうか?

 

それは、「本当に実現したいが、周囲に言ったら無理だと言われるくらいの高いゴールを持っているかどうか」にあります。

 

「高いゴールを持っている」ことによって、その人はだんだんこれまでの常識から脱していくことになります。なぜなら、本当に高いゴールであれば、これまでの常識に頼っているうちは決して達成できないからです。というのも、高いかどうかの判定基準そのものが「過去の状態からすると達成不可能にしか見えない」というものだからです。この↑カラクリがわかっているだけで、常識に縛られる度合いがグンと落ちます。

 

また、実現したくないものをゴールとして掲げても、途中で挫折するのがオチです。そういう場合は「そんなの無理」とか「お前にできるわけがない」といった周囲の声に負けてしまいます。「止められても達成したいくらい、本当に実現したいと願っているゴール」でないと駄目なわけです。

 

つまり、常識を脱するにはどうしても

「本当に実現したいが、周囲に言ったら無理だと言われるくらいの高いゴールを持っている」

必要があるのです。

理屈で考えてもそうですし、実際おそらくこういうゴールを持っていない人はほとんど常識にがんじがらめにされています。

 

つまるところが、もしあなたが「常識を疑う人=革新的な成果を残す人=教科書に名前が載るような人」になろうと思うのであれば、まずは「高い かつ 本当にやりたい ゴール」を設定せよ、ということです。

そうしてはじめて、これまでの現状では見えなかったものが見えてくるようになります。

自分の本当に実現したい&高いゴールを実現するためには、当然、数多くの困難があります。周囲の人にひどいことを言われる場合もあるでしょうし、もうだめなのかと諦めそうになることもあるでしょう。しかし、本当にやりたいことであれば、そういうことを乗り越えるエネルギーも同時に発生するはずです。そういうエネルギーに後押しされて生きている人は、ただなんとなく常識に身をまかせて生きている人よりもよほど輝いて見えるはずです。

ただ常識や空気、慣習や風習・風潮といった不安定で実体のないものに身をゆだねるよりはよほど楽しいと思うのですが、あなたはどう考えますか?

 

まとめ + 常識を脱したい人のための本

さて、いかがでしたか。

 

今回の記事で述べてきたように、

①常識というのは案外、大して検討もされていないものであることが多い

②常識にしばられている人が大半である

③常識を疑える人は、「本当に実現したいが、周囲に言ったら無理だと言われるくらいの高いゴール」を持っている

ということが言えそうです。

 

ぜひ、今回の記事で述べたようなことを一度、自分の頭を使ってゆっくりと考えてみてください。

きっと、思いがけない発見をするはずです。

脱常識して、新しい視点を獲得してください。

 

では、グッド・ラック!

 

★おまけ 「ゴールを高く持って脱常識したい人」人のためのおすすめ本★

・・先日も記事で書きましたが、私は苫米地英人氏の本を70冊近く読み切り、「ああ、この人はモノホンだ。うさんくさいっていう人もいるけど、論理で考えると本物だな」と確信しました。どんどん思考の盲点が外れて、今まで見えなかったものが見えてくるようになります。すべて「事実」をもとにした「論理」でモノを言ってくる人ですから、読むだけで論理的に考える力が付くことも間違いありません。

 

以下におすすめの本を挙げておきます。

・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

・「ディベートで超論理思考を手に入れる

・「苫米地英人、宇宙を語る

・「洗脳原論

・「思考停止という病

・「まずは親を超えなさい!

・「すべてを可能にする数学脳のつくり方

・「「生」と「死」の取り扱い説明書

・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

 

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