「少食」で成功している人の例と、なぜ少食で頭が冴えるのかについての仮説

   

こんにちは、栗栖鳥太郎です。

今回は、「食事」について書きます。

現代人は忙しい人が多く、また家庭を持たずに独身を貫く人も増えていますから、どうしても食事が偏りがちです。

コンビニ弁当だけとか、カップ焼きそばだけとか、安いパンだけとか・・・

「自分はこういう意図を持ってこういう食事にしているのだ」ということをはっきりと考えている人というのはほとんどいないのではないでしょうか。

今回は、「食事」のなかでも特に「少食」というものに絞って考えていきましょう。

 

少食な人は頭がよくなる? それとも、頭がいい人がたまたま少食なだけ?

頭が良い人は少食傾向にある

「食事って、一日にどれくらい食べるのがいいんだろう」という素朴な疑問があります。

大学生でいえば、運動系の学生はバクバク食います。

一食の量も多いですし、間食でコンビニ弁当をペロリ・・・という人もいます。その代わり、授業中はだいたいが爆睡タイム。

 

野球選手の場合、「もともと細めだけど、食べまくって筋骨隆々になった人」などはとてつもなく食べます。

「一般人は決してプロ野球選手と焼肉に行ってはいけない」元首位打者 鈴木尚典と一晩で7500kcal食べた話(イキクルより)とか。

 

スポーツでいえば、ボディービルダーや水泳選手もよく食べますね。

ボディービルダー・マッスル北村氏の増量期の食事などは衝撃的です。

手元に、「マッスル北村 伝説のバルクアップトレーニング」に収録された「ボクの履歴書」というマッスル北村氏の自伝があるのですが、それによると

「冷凍ササミにバニラエッセンスをかけてミキサーで粉砕して飲む」

「雑炊の他に全卵20~30個、牛乳2~3リットル、サバの水煮の缶詰3缶、プロテイン200~300グラムを一日のノルマにしていた」

あまりの食事量に消化が追い付かないので、消化の助けとして飲んでいた「強力わかもと」の1000錠入りのビンが一週間ももたなかったとのこと。

 

あとは水泳選手ですが、一日12000キロカロリーほど摂るのだとか。

・・・とまあこのくらいにしておきますが、食事量というのはやはり、個人がなにを生業としているかによってかなり左右されるもののようです。

 

これを踏まえたうえで、

食事量に関して、まずはっきり言っていっておくと、

「精神的な活動がメインの人に向いているのは、食事を少な目にすることである」

ということです。

つまり、少食。

 

わかりやすくするために、少食な人の例を出してみましょう。

 

たとえば、このブログで何度も参照している苫米地英人氏は、非常に少食です。

好物はセブンイレブンの「そば」だそうで、一日二食が基本だとか。

喫茶店に入ってもカレーは半分残してしまうそうです。

「食事に一切こだわりを持たない」を実践しています。

 

他にも、日本屈指の社会科学者であった故・小室直樹氏は、48時間ほど絶食することがたびたびあり、その絶食の間に論文を一気に仕上げていたそうです。本人の語るところによると「水だけ飲んでりゃ大丈夫だ」とのこと。

(『宮台教授の就活原論』より)

 

他にも、オバマも宮崎駿も庶民的…一流の人の食事はなぜ質素なのか(日刊ゲンダイ)といった特集が組まれたりしています。ビートたけし氏、ジャパネットたかたの高田社長、タモリ氏など多くの著名人が「少食」をモットーにしているようですね。

なお、上に挙げた数々の例でもって「カロリー計算」をしてみるとその多くが明らかに1500キロカロリーを下回っていますから、一般的に言われる「成人男性は1800~2200キロカロリー必要」というのは案外アテにならないのかもしれません。少なくとも知的労働者に関しては。

 

少食といえばヨガの行者も思い浮かびます。

よく聞く話としては、「ヒマラヤの奥地でひたすら日々瞑想を続ける修行者たちは、家畜が食べるような雑穀しか食べない。肉も食べないし、魚も食べない」というものがあります。

実際、日本にヨガを伝えたとされる中村天風氏もやはり少食でした。

 

逆に、「大飯喰らいの知的労働者」というのはあまり思い浮かびません。

↑小松左京氏くらいでしょうか。

 

「ノーベル賞受賞者の身長と体重」とか知りたいものですが、誰か調べてくれないかなあ・・・?

 

少食で頭が冴えるとすれば、それはなぜなのか

では、なぜ少食は知的活動に向くのか? を考えてみましょう。

①「食事量が少ないと、内臓にまわすエネルギー自体が減る」説

みなさんも焼肉バイキングなどで経験したことがあると思いますが、「たっぷり食べたあと」というのは頭も身体も動きません。消化にエネルギーを使うのでしょう。あるいは、消化器官に血液が集中されるのでしょう。

 

「昼食後に眠くなる」(実際、大学で居眠りしている人が多いのはやはり昼食後の授業です)のも、やはり内臓に血液が行くからなのかもしれませんが、これに関してはサーカディアンリズム(人間はどうも、本来は「昼ごろにもう一度眠る」ようになっているようなのです)などの問題もあるので一概には言えません。

 

じゃあ逆に、エネルギーを浪費するなら食べなきゃいいじゃんという発想になるわけです。

実際、昼食後の眠気に襲われないためには「昼食を軽くする」ことがとても有効ですから。

 

②「食事の量が少ないと、なんらかのスイッチが入る」説

有名な研究に、「カロリー制限したサルは寿命が延びた!or伸びなかった!」というものがあります。これに関しては、異なる二つの機関がそれぞれ相反する研究結果を発表したことで話題になりました。

研究の詳細は専門の記事に譲りますが、「伸びる派」の主張としては「カロリー制限をすることによって、長寿遺伝子的ななにか(サーチュイン遺伝子というそうです)のスイッチが入るのでは」ということ。

 

で、最終的な結論としてはどうも

「健康な状態の維持のためには、カロリー制限が有効である。ただし、ビタミンミネラルなどの欠乏はヤバイ」というくらいのものになったようです。無難というか、当たり前というか・・・

ま、科学というものはいつも慎重なものです。逆に、「断言する科学」というのは疑った方がいいかもしれません。〇〇は身体にいい! とか。だいたい後ろにサプリ会社か食品会社が付いてます。

 

それは置いといて、少なくとも「毎日バクバク自分の好きなものだけを食べ続ける」という生活が健康に良くないのは明らかです。

結局、古来からずっと言われてきた

「栄養バランスの良い食事(つまり小皿の多い食事!)を、腹八分目くらいで食べる」

というのが健康にも頭脳にもいい影響を与える、ということなのでしょう。

 

③「食事にかける時間をほかのことに使える」説

これも大きなメリットです。

一食に20分かかるとして、三食なら一日60分。

また、一人暮らしであれば調理の手間もかかります。5分~30分程度はかかるでしょう。

 

その30分の間に、もしかすると本を30ページくらい読めるかもしれないのです。

さらに、食後の「満腹タイム」「眠気タイム」によるロスもあります。

一日が24時間である以上、食事に時間を使いすぎるのはやはりもったいない気がします。

 

まとめ

・・・と、このように、「少食」というのは精神労働者にとってかなりメリットが大きいと言えそうです。逆に、肉体労働者やスポーツ選手であればバクバク食ったほうがいいでしょう。ただしその場合、頭のキレとか深く思考する能力といったものを自分に期待するのはやめておいたほうが賢明かもしれません。

 

補足ですが、少食にするさいの注意点としては、

①いきなり少食にしないこと。たとえば体重80キロで毎日3500キロカロリーほど摂取している運動部の学生がテスト前だけ少食になろうとして一日2500キロカロリーほどにまで制限した場合、貧血になったり、脱力感に襲われたりします。一月に200~300キロカロリー程度のペースで減らしていくのが安全です。

②少食になるぶん、食事の品目が減りがちなので、意識的に栄養バランスを整えること。要するに、小皿を多くする。マルチビタミンや各種ミネラルなど、サプリメントの摂取も考えてはどうでしょうか。

③あくまでもデスクワークが多い人向け。肉体労働者が一日1800キロカロリー程度しか摂らないと間違いなく貧血かなにかで卒倒します。

 

なお、この「少食」というテーマで近日また記事を書く予定です。

お楽しみに。

では、グッド・ラック!

 

★おまけ 頭をもっとよくしたい人のための本★

・・先日も記事で書きましたが、私は苫米地英人氏の本を70冊近く読み、「ああ、この人は本物だ」と確信しました。この人の本を読むと、どんどん思考の盲点が外れ、とらわれから自由になり、今まで見えなかったものが見えてくるようになります。なぜ私が毎回毎回この人の本を紹介しているのかというと、この人の本は「きわめて応用が利く」からです。本当に役に立つし、読むことによって確実に頭が良くなると確信しているからこそ薦めるわけです。

以下におすすめの本を挙げておきます。

・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

・「現代洗脳のカラクリ ~洗脳社会からの覚醒と新洗脳技術の応用

・「ディベートで超論理思考を手に入れる

・「 「言葉」があなたの人生を決める

・「苫米地英人、宇宙を語る

・「洗脳原論

・「思考停止という病

・「すべてを可能にする数学脳のつくり方

・「「生」と「死」の取り扱い説明書

・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

 

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