毎朝やりたい! 最高の効率で最高の結果が出る音読の方法

   

音読は一日何分やればいいか

今回のテーマは、「音読は一日何分やればいいか」について。

 

東北大の川島教授は一日20分でいいというけど、それだと物足りない。

かといって、2ちゃんねるの音読ジャンキーみたいに一日八時間とか十時間とかやるのも気が引ける。

仕事もあるし、学業もあるし、飲み会もあるし、自由時間を確保したい。

 

ーー多くの人は、このあたりで悩むようです。

そこで、音読の経験が豊富な私が試行錯誤の結果たどり着いた最高効率の音読の方式と、

それを皆さんの生活に上手に取り入れてもらうためのいくつかのコツを伝授します。

 

大切なのは「ゴール本位の思考」をすること。手段と目的を逆転させない!

このブログで何度も触れていることですが、人間がよくやるミスは「手段と目的がいつのまにか逆転している」こと。

 

たとえば、

最初はキレイになるためにはじめたお化粧が、いつの間にか「ほかの人よりも高価な化粧品を手にいれる」ことが目的になっていたり。

 

あるいは、私が造詣の深い(?)野球界では、

「ランニングをすることによって、強い体を手に入れる」という目的だったのが

なぜか「野球選手はランニングが命!」みたいな風潮になっています(そもそもランニングで体が強くなるという言い方自体に論理の飛躍がありますが)。

 

他にも、

「強いチームになるために、とりあえず強豪校の練習の真似をしてみる」

はずだったのが、

「強豪校がやっているから正しいのだ!」にすりかえられたりしています。

 

(このあたりの例を考えるたびに「やっぱり論理的に考える能力ってとても大切だよなあ」と思います。

資本主義の社会、自由主義の社会においては「他者との競争」がかなり重視されます。

自分がやっていることを冷静に見つめ直す機会が与えられないまま、

これをやればいいのだという安直な選択肢に飛び付いたり、

論理的につじつまの合わないことを思考停止状態で受け入れたりしてしまいがちです)

 

このような「目的と手段を逆転させる」事態に陥ってしまうと、そこで思考停止してしまいます。

本来は目的のために考えを巡らせるべきなのに、まとめノートの鬼と化した中学生の如く、手段に依存するようになるのです。

 

あくまでも、「音読は、ゴールを達成するためにやるのだ!」ということを忘れないようにしてください。

音読は目的にはなりません。

 

私の場合、ひとつのゴールは「理不尽な死(=戦争・病気・飢餓・事故・災害・自殺・殺人)のない世界を作ること」です。

そのゴールを達成するためには、たとえばブログで稼いだお金で、事故や災害を防ぐ道具をつくっている会社に投資したり、

作家業で得た収入を使って会社を立ち上げ、飢餓状態にある人々が食料的自立を果たせるように援助したり、

あるいは、世界各国の要人と対等に話し合えるだけの頭脳を手に入れたりする必要があります。

 

私は、そういった「ゴールを達成するための必須条件」をクリアするためのツールとして音読を利用する、と決めています。

部屋のなかで一人で音読しているだけでは何も変わらないし始まらないからです。

あくまでも、ゴール本位の行動をする。

 

たしかに音読は素晴らしいツールです。

これほどまでに広範囲に渡って効率よく能力を開発できる方法論は他にはありません。

 

しかし、ツールはツールであって、目的ではありません。

そのツールを使ってあなたは何をしたいのか?

それを考えた上で、目的に見合った分だけ音読をするようにしてください。

 

私の音読ルーティン;「頭の回転を速くしつつ、精神的落ち着きを得ながら、専門分野の勉強にもなる」一石三鳥のやり方

では、実際にどのように音読をすればいいのか。

私が現在行っている音読のルーティンは以下の通りです。

 

まず、口・舌の筋肉のウォームアップを兼ねて、朝ごはんをよく噛んで食べます。

「自分が今食べている食事が、自分の身体にエネルギーを補給して元気にしてくれる。

頭の回転も速くなり、身体の中にあった毒素的なものを残らず一掃してくれる」

というイメージをしてから食べます。

「よく噛む」ことはリズム運動ですから、精神に落ち着きを与えるセロトニン分泌の助けになります。

 

それから、食後は五分間瞑想します。

 

瞑想が終わったら、

「5~10分程度高速音読 → 20分程度準高速音読 → 5分前後瞑想」を2~3セット。

声の大きさは、読み上げるスピードを最大化するために「つぶやき程度の声」にします。

 

 

また、音読の際の呼吸としては、「深く息を吸い込んでから、その一息で行けるところまでいく」ことにしています。

音読そのものに心を落ち着かせる効果があります(セロトニンが出ます)が、

それに加えて深呼吸(これもセロトニンが出ます)を行いながら音読するわけです。

また「一息で行けるところまで行く」という意識を持つことによって、音読がゲーム感覚になり、速く読み上げることが楽しくなります。

 

音読する教材ですが、昔は「難しくて黙読できないが、音読なら読み進んでいけるもの」を音読していました。

しかし、「理解できないものを音読しても理解できない。これでは時間を無駄遣いしているのではないか」と思ったため、

「音読でも理解できる難易度で、かつ、今興味のあるもの」を音読することにしています。

最近では「人工知能は人間を超えるか」、「哲学的な何か、あと科学とか」、「現代洗脳のカラクリ」などを音読しました。日中にもこういった本を読むので、つまりは「黙読の続きとして音読する」スタイルです。一冊の本を読み終えるスピードも速くなります。興味のある本を読むわけですから精神的負担もかかりませんし、どんどんその分野に詳しくなっていきます。

 

音読の長所として「書かれている内容が音読で理解できるレベルであれば、その内容が身体に入ってくるため血肉になりやすい」という点がありますから、現在のやり方はかなり効果的です。理解できるし、定着もします。

 

音読時の姿勢ですが、気分によりけりでやっています。

ベッドに腰掛けながら音読することもあれば、歩きながら音読することもありますし、ベッドに寝そべりながら音読することもあります。ここらへんの使い分けは、完全にその日のテンションによります。

 

ここまで、起床してから、アファメーションを行って、洗顔して、朝日を浴びて、食事して、音読が終了するまでだいたい二時間前後になります。

 

毎朝これをやるようにしてから、その日一日頭の回転が速い状態が持続するようになりました。

授業中に眠くなることもありませんし(そもそも私はほとんど授業を聞かないのですが)、

日中に文章を書く作業をしていても、はかどり方が全然違います。

 

私の現在の音読スタイルは、

「セロトニンが出やすいようにしてあるので、抜群の精神的安定が得られる」こと、

「朝食後というタイミングで高速音読をやることによって、その日が終わるまで頭の回転が速い状態が持続する」こと、

「興味のある本を高速で音読するため、専門用語を習得できるし、その分野に詳しくなれる」こと、

この三点において、これまでのいかなる音読法よりも優れているのではないか、と思っています。

 

(なお、学校が休みだったり、朝から文章を書きたくなったりした場合には、あえて音読を休むこともあります)

 

長時間音読は「初期」か「脱引きこもりのため」か「たまに」でいい

二時間を越える音読を、私は「長時間音読」と呼んでいます。

 

正直な話、私は最近、あまり長時間音読はしません。

「長時間音読すると、ほかのことができなくなってしまうから」という理由もありますが、それよりも、

「こういう場合であれば長時間音読してもいいんじゃないか」という線引きができるようになったからでもあります。

 

2ちゃんねるの音読ジャンキー、という言い方を私はよくするのですが、音読ジャンキーになってもいいのは

1 「音読をはじめたてで、どういう効果があるのかわからない人」

2 「ニート・引きこもり状態にあるため、時間が有り余って仕方がない人」

3 「普段は1~2時間程度の音読だけで十分だと思っているけど、たまには気晴らしで何時間も音読してみたい人」

だと思っています。

 

1 音読初心者の場合

1については、たとえば、それまでほとんど音読をしたことのなかった人が、

いきなり三時間くらい頑張って音読してみる、という場合です。

まったくの音読初心者が三時間をいきなりやる場合は、かなり効果が強烈に実感されるはずです。

 

私自身、はじめて長時間音読をやってみたときの衝撃は忘れません。

けっこう頑張って三時間くらい音読して、ちょっと休憩してから文章を書き始めてみたのですが、

言葉が次々にあふれでてきて筆が止まらず、「なんじゃあ~こりゃ~」という感じでした。

 

ですから、「音読の効果を体感するために、初心者が長時間音読する」。

これはアリでしょう。

 

2 脱ひきこもりしたい人

私は、基本的には性善説の立場をとる人です。

遺伝的・環境的に不可逆な精神的欠陥を持った人でない限り、人間はなるべく「良い方へ良い方へ」と行こうとするはずです。

 

「世の中に貢献できる強みを作るために意図的に一定期間引きこもる」人もいますが、

たいていのひきこもり状態にある人は、根本的には自分という存在をもっと向上させたいと思っているはずです。

 

ニート・引きこもり状態にあって時間が有り余っている人にも、音読はおすすめです。

「音読を続けて脱引きこもりした」という体験を語っている人もいます。

匿名掲示板の書き込みではありますが、音読関連でのステマというのは考えられにくいですから、本当の話だと私は思います。

 

引きこもりの人ならば、時間はあるはず。

そのうちの何時間かだけでも音読するようにすれば、

言語野・前頭前野をはじめとする「ほかのひととコミュニケーションするための部位」が鍛えられて、

多くの場合、自然と対人能力が戻っていきます。

 

(もちろん音読だけではなく、過去のとらわれから脱するための様々な手段を試してみることも効果的です。食事を変える、習慣を変える、など)

 

3 たまには長時間音読するかー、という人

私がいままさにこれです。

2・3週間に一度くらいのペースで、「たまには長時間音読してやるか」というくらいの感じでやります。

 

日常でブログを書いたり文章を練ったりしているので、音読をあまりしなくても、思考能力自体はそれほど落ちません。

それでも、

「ちょっと最近、音読で思考力をガツンとあげてないなー」

と感じたら、暇になり次第長時間音読をやることはあります。

 

原点に戻るというのでしょうか、不調に陥ったスポーツ選手が基本技術を見直すような感じで、

ほんのたまに、音読しまくってみることもあります。

 

以上挙げた三つのケースに該当しないひとは、基本的に長時間音読はしなくてもいいんじゃないか、と私は思います。

 

音読をする時間帯;もっとも相乗効果の高い時間帯を選ぼう

ちなみに、音読を朝にやるのも特別な意味があります。

まずは前述の通り「朝に頭のエンジンをかけてやる」こと。

 

朝食もそうですが、毎朝日光を浴びることも継続しています。

日光は、「朝が来たと脳に知らせるため」に浴びます。日光を浴びるとセロトニン分泌が始まるからです。

あまり知られていないのですが、セロトニンは「人間の意識覚醒レベルを引き上げる」神経物質なのです。

 

そして、朝のうちにセロトニンを出しておくことによって、夜にセロトニンがメラトニンという睡眠物質に変換されて、

寝付きが良くなります。夜に高速音読をすると、逆に頭がさえて眠れないかもしれません。

 

音読は、いろいろな相乗効果を期待するのであれば、できるだけ「朝」のうちにやることをおすすめします。

 

 

今回のべてきたように、音読というのは、やり方しだいで効果が二倍にも三倍にもなります。

私よりあとに音読をはじめた人が私と同じ轍を踏まないようにと思って、

自分が考えた音読の方法論を書きました。

皆さんはぜひ、今回の記事でのべたような情報を上手に活用して、もっともっと快適な人生を送ってください。

 

 

 

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