頭の回転が遅い人ほどナメられやすい社会になっている → 音読で対策しよう! 後編

      2017/05/23

頭の回転が遅い人ほどナメられやすい社会になっている → 音読で対策しよう! 後編

「頭の回転の早さを上げる」と「セルフイメージ(=自己に関する信念体系)の再構築」が必要な理由

「前編」はこちら

 

内向的な人が、外向的な人々中心の現代日本において軽んじられないためには何が必要でしょうか。

 

内向的な人の絶対的な強みは、「思考が深い」という点です。

この思考の深さを活かせば、「こいつも結構考えてるんだな」という評価がつき、回りからの信頼感も上がります。

理想像としては、

↑三国志の諸葛亮みたいなものでしょうか。

外向的なことは劉備・関羽・張飛らといった英雄にまかせておいて、

自分はあまり表に出ず、彼らに作戦や計画を与える感じのポジションです。

普段は無駄口を叩くこともありませんが、いざというときには深い思考力を見せます。

 

しかし、思考が深いということは、「深いところまで行って帰ってくるまでの時間もかかる」ということでもあります。このタイムラグのせいで、外向的なひとからすると「あいつはトロい・何を考えているかわからない」とみなされるわけです。

 

深く考えるという長所を保ったまま、外向的な人たちと対等のスピードを獲得するにはどうすればよいでしょうか?

この問題の解決策はひとつ。

「頭の回転速度を上げることによって、深い思考を高速でできるようにすればいい」のです。

 

まずは、「頭の回転を上げる」ことによって、外向的な人々の会話のテンポについていけるようになる必要がありります。内向的な人は往々にして、「思考がまず自分の内側に向かうため、外の状況にまで気が回らない」という状態にあります。

 

この「まず自分の内側に思考が向かう」というのは内向的な人の性質として固有なものですから、変えようがありません。

つまり、外部の事象に対して反応するための時間的余裕が確保されていないことが問題なのです。その原因となっているのが、絶対的な頭の回転の遅さです。

 

したがって、頭の絶対的回転速度さえ上げてやれれば、「自分の内側で考える→それから外部に反応する」のスピード自体も向上するため、外向的な人たちと対等かそれ以上の反応速度を獲得することができるようになると考えられます。

 

 

また、「セルフイメージ(=自己に関する信念体系)の再構築」も必要となります。

信念体系とは、たとえば「自分はコミュ障だから、ほかの人とうまく話すことができない」といった信念のあつまりのことです。こういった信念が集まることによって、あなたの「セルフイメージ」が定まります。

そしてあなたは、そのセルフイメージに合致した行動をとり、合致しない行動は避けるようになっていきます。

 

つまり、コミュ障というセルフイメージを持っている人は、コミュ障に関係のある情報を集めたり、コミュ障らしく振る舞ったり、2chのコミュ障スレに集ったりするのです。

内向的な人であっても、この「外向的な人が多い中でも存在感がある、という風にセルフイメージを変える」ことによって、外向的な人々のなかでも自分らしさを保持したままふるまうことができるようになります。

 

頭の回転の早さは後天的な要素も大きい

では、どうすれば頭の回転の速さが向上するのか?

まず、あなたの現時点での頭の回転のスピードは、「遺伝と、環境と、これまでの習慣」によって決まっています。

しかし、適切な方法で努力を続けることによって後天的に頭の回転速度を上げることができるということを忘れてはなりません。人間の脳は、一般に考えられているよりはるかに可塑性(変化の余地)があるのです。

 

実際、私はこのブログを使って後天的に頭を良くする方法を発信し続けているのですが、よく思うのは、

「先天的に決まっている頭の良さももちろんあるけれど、その大部分は、実は後天的な訓練によっても獲得することができるんじゃないか? いま頭が悪くて困っているような人は、食事とか方法の間違いといったものによって能力の発現を阻害されているだけで、きちんと管理した生活を送っていけばかなり改善を見せるんじゃないのか」

ということです。

 

「頭の回転の早さを上げる」のは「音読・食事・運動」が基本

「頭の回転を上げるためにできることにはどんなものがありますか」と聞かれたら、私は基本的にこの三つを真っ先に挙げます。

 

まず、音読。

人間の思考の基礎は「言葉」です。

人間は言語を用いて思考するのだから、頭を良くしたい・回転を上げたいなら言語運用能力を上げればいいじゃないか、という話です。

その言語運用能力をもっとも効率的に高める手段として「音読」があります。

特に「高速音読」を毎日継続することによって、思考が高速化されていきます。

(そういえば最近、こんなスレッドを見つけました→【衝撃】高速音読を始めて6ヶ月で劇的な変化が起きたwwwwww

 

「すぐに頭を良くしたいんだけど、どうすればいいの?」という素朴な疑問には、

「とりあえず今から三時間音読して、自分にどんな変化が起こるかを見ててくださいね」とお答えすることにしています。

 

とりあえず誰でも手軽に始めることができて、お金もかからないことですから、まずは音読から始めてください。

幸い、私自身がかなり音読に関する情報を集めていますから、必要な情報はこのブログのなかに揃っています。

数ある勉強法のなかで唯一、直接的に「脳のスペックを上げる」ことができるのが「音読」!

「音読でワーキングメモリが拡張されると、要領が良くなり、頭の回転も速くなる」という話

音読の限界速度が上がれば、頭の基本回転速度も上がる

…ただし、音読が目的にならないようにだけ気を付けてください。

あくまでも音読は、「あなたが〇〇に成功するだけの頭の良さを手に入れる」ツールでしかありません。


 

次に、食事。

私の最近の口癖ですが、現代人はあまりにも食事に無関心すぎます。

 

平均的な大学生の食生活は、身近で見ているからわかりますが、

「そら、こんな食生活してたら集中力なんて出なくて当然だよ」と感じざるをえないものです。

 

朝、パンにジャム塗って食べて牛乳飲んで大学へ。

授業中は自販機で買った清涼飲料水。

昼は学食で丼もの一品と、健康によさそうだという理由で野菜ジュース。

授業が終わったらサークル仲間とアイスじゃんけんをして、そのまま飲み会・定食屋へ直行。

脂っこい食事と、食後のデザートを楽しんで、帰って寝る。

こんなもんです。暇さえあればカップ麺を食べているのもいます。

 

別に何を食べようとその人の勝手なので私は口出しをしないのですが、

「あなたの脳のエネルギー・脳内物質の原料になっているのは、あなたの食事だけなんですよ」

「あなたの身体が受精卵の大きさ(0.1mm)から現在のサイズ(1m後半)になるまで、

あなたの身体の材料になってきたものは、あなたがこれまで食べてきたものだけなんですよ」

という事実だけは知っておいてもらいたいのです。

 

そのあたり、意外と無頓着な人が多いと感じます。

「きちんと集中力も精神的スタミナも出る食事をしている人」と、

「身体の中のバランスを無視してがつがつ食ってる人」とでは学業成績・仕事の成果が違って当然でしょう。

 

たとえば、「これさえ摂っておけばビタミン・ミネラルは十分確保できますよ」という

(もちろん安全な)マルチビタミンミネラルのサプリメントもあります。

ステマめきますが、私が気に入っているのは↓このタイプのマルチビタミンミネラル(男性用。女性用はOPTI-WOMEN)で、
(クリックするとAmazonで見れます)

150粒・50日分で3900円(iHerbなら3400円程度)ですから、一日150円弱の計算で、現代人が不足しているビタミンミネラルが十分に摂れます。変な脳内ドーピング薬みたいなのを大枚はたいて買うよりは、こういったものをきちんと摂取する方が間違いなく賢いと思います。

 

ネイチャーメイドとかDHCのマルチビタミンミネラルを飲んでいる人も多いでしょうが、

そういうタイプのものは「マルチビタミンミネラル」に加えて「ビタミン各種」も別個買う必要があるので結局高くつきます。

なんだかんだで月6000円くらいかかります。

このOPTI-MENならもっと安上りなのですが、それについてここでダラダラ述べるのはアレなので、

オプティメン(OPTI-MEN)の栄養素56種類の内容と効果を解説!

という素晴らしい記事を見つけたのでそっち(外部サイトです)も読んでみてください。

 

なお、私は今まさに「栄養と食事と健康」についての本を読み漁っており、

この「音読法シリーズ」には「頭が良くなる食事法」という項目も追加する予定です。お楽しみに。


 

最後に、運動。

「えーっ、運動すると頭の回転速くなるの?」と思われるでしょうが、なります。

 

実は、運動ってのは脳にメチャクチャ良いんですよ。

小さいころ・若いころに身体を十分使った人ほど、その後の伸びしろがあります。

身体運動能力と頭の良さの関係についての研究はこれからもっと進んでいくはずですが、

そのうち「本当に頭が良い人はスポーツをやらせてもうまい」あるいは「スポーツのうまい人は頭が良い」というデータが出てくると思います。

 

なお、「嘘こけ。プロ野球選手はバカばっかじゃないか!」と言う人がいるかもしれませんが、

ただ勉強をしない傾向があるというだけであって、彼らは頭の回転自体はかなり速いんです。

私も一応野球経験者なのでわかるのですが、体育会系の部活でうまくやっていくには「気が利く」つまり「頭の回転が速い」ことが必要ですからね。

 

運動がどのように脳に影響するかについては、以下の本と記事を参照してください。
(画像がAmazonへのリンクになっています)

他人事じゃないぞ。「注意欠陥多動性障害=ADHD」は、「運動」で良くなる!

 

とりあえず言っておくべきことは、頭の回転を上げたいなら

「適正体重になりましょう」

「(女性でも男性でも)適度な筋トレで身体を引き締めましょう」

「せめて毎日30分くらい歩きましょう」

この三つです。

運動については、基本的にはこの三つだけで十分だと思います。

 

ちなみに、運動をすると、身体が引き締まったり、気分が爽快になったりします。

外見が整うことによる心理的余裕も生まれます。

燃費のいい身体になりますし、精神的スタミナも上がります。

とりあえず鍛えておいて損はしません。

 

「信念体系の再構築」とはどういうことか

信念体系の再構築とは難しい言い方ですが、

要は、「セルフイメージ」を変える、ということです。

「脳を情報的に変える」と言ってもいいでしょう。

 

先ほども述べましたが、

自分の脳は、自分らしいことしかやろうとしないのです。

 

普段コミュ障でまっとうな陰キャ生活を送っている人が、

急にPRIDE(年末年始にやってた格闘技番組)で日本中の注目を浴びながらボブサップと対戦することになったとしたら、その人の脳は「これは自分らしくない!無理無理無理無理無理無理」と拒否反応を起こして、腹痛なり発熱なりといった仮病をデッチ上げてドタキャンするはずです。

人間の脳は、セルフイメージに沿ったことしかやろうとしないというわけです。

 

「食事・運動・音読」によって「物理的に」はたらきかけて頭の回転を速くすることもできますが、

実は、「情報的に」脳にはたらきかける=セルフイメージを完全に書き換えてやることによって高い能力を得ることもできるのです。

とはいえ、この記事の字数も膨らんでまいりましたので、詳細は以下の記事に譲ります。

脳を変えたいなら、「物理的に」かつ「情報的に」はたらきかけるべし その2

さっくりとまとめ

さて、今回の記事では

「内向的な人が、外交的な人たちのなかでうまく立ち回っていくためには、①頭の回転を上げる ②セルフイメージを書き換えてやる ということをすればよい」

ということを述べました。

 

内向的であることは悪いことではありません。

iPhoneを作ったのもWindowsを作ったのも現代社会のテクノロジーを開発したのも、

みんな「陰キャ」です。

 

なぜか現在では内向的な人が迫害されているような感じですが、

内向的なのは決して悪いことではありません。むしろいいことです。

内向的な人が三割も生き残っているということは、残りの七割の外向型だけでは人類は繁栄しなかったということです。

めげず、くじけず、教室の隅っこにひっそりと咲く月見草みたいな感じで頑張りましょう。

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