こんなに使える音読! テスト対策、受験勉強、能力開発の万能薬

   

こんなに使える音読! テスト対策、受験勉強にも

音読は最高の「頭のドーピング薬」

このブログのなかで何度もしつこく述べているように、

音読というのは脳の「前頭前野」「言語野」といった部分を多いに活性化(そこの神経細胞が活発に使われる→酸素消費が多くなる・ブドウ糖の消費が激しくなる)します。

単刀直入にいえば、「音読は脳をめちゃくちゃ使う・鍛える」ということです。

 

ふつうの音読でさえものすごい効果があるのですが、

これを「高速音読」にしてやると、これまたより一層すごい結果が出ます。頭の回転が速くなり、言語運用能力も高速化されるのです。

 

そして、今回私が言いたいのは、そんな「音読」のパワーを活用すれば、

学生が苦しめられている「テスト対策」「受験勉強」をもっと効率よくこなすことができるということです。

 

たとえば、あまり知られていないのですが、音読しまくると

「文章力が超ドーピング」されます。

 

頭の回転が速くなり、言葉を紡ぐ能力も向上するので、当然と言えば当然の結果ですが、レポート課題の2000文字・3000文字・4000文字程度なら瞬時に片付くようになります。

頭のなかで「このレポートはこうしてああして、こうやってああやって、ハイ終了」という青写真を克明に描けるようになりますから、あとは文字に起こすだけ。

ふつうの生徒が図書館でウーンウーンと唸りながら三時間も四時間も机に向かって頑張っているその時間に、

あなたはさっさとレポートを終わらせて、あとは自分がやりたい勉強をできます。差が付いて当然です。

 

しかも音読は基本的にタダです。すぐにできます。課金勢と非課金勢の差もありません。

さらに、副作用もありません。アメリカ産の怪しげな「ブレイン・ブースター」を服用するよりもはるかに優れた方法であるといえます。

 

音読でテスト対策

ここでいう「テスト対策」とは、

・大学の定期試験

・中学・高校の期末・中間試験

といったものに対する対策のことです。

 

たとえば私は、大学の授業は「自分が興味のある分野の授業についてはある程度きちんと聞く」のですが、「学問的な興味はないけど、単位はとる必要があると思われるもの」については、授業には出るものの、あまり聞いていません。「ここらへん重要だよ、テストに出すかもよ」という雰囲気があるときだけは傾聴します。

 

総じて、興味のない講義では、テストに及第するための必要最低限の勉強しかしません。ICレコーダーで講義を録音することもしませんし、先生の話や板書をノートにまとめることもしません(学生としての理想像から逸脱していることは間違いないのですが)。

で、大学の授業はたいてい試験というものを伴います。

 

極力「期末試験で成績が決まる講義」だけを選んでとっているので、当然ながら学期末に試験が集中することになります。

そして私は、その試験日の一週間前から「音読」を中心にした勉強を始めます。

授業のプリント・レジュメ・パワポを集めて、テストに出そうなポイントを中心にひたすら高速音読&準高速音読をするのです。

 

プリントを音読することによって用語の意味や大まかな知識が頭のなかに入りますし、

音読の量も確保されるので、テスト期間中は相当文章力・思考の速度がドーピングされます。

 

さらに、「音読→白紙復元」、つまり「今しがた音読したところを空で暗唱しようとしてみる」というテクニックを使えば、

相当な知識の詰め込まれたプリントでもあっという間に頭に入ります(これは私だけの特権ではありません。誰でもできます)。

 

そしてテストの日を迎えます。

私はテスト勉強は好きではありませんが、テスト当日は好きです。

なぜなら、自分が行っている高速音読・準高速音読の効果が実感できるから。

自分の勉強法は間違っていないんだなと確認できるからです。

 

「時間内にこれを解け」という外部指令が下ることによって、脳のスイッチが入り、頭は高速回転を始めます。

論述形式のものであれば、設問文を見た瞬間に

「ああ、これはあのプリントのあそこに書いてあったな」

「ほかの学生はたぶんこういうことを書くだろうけど、ここらでGPAもちょっと上げておきたいから、

裏をついてこっちの道から論じてみるか。こうこうこうやって、ああやってこうして、

よし論理的にも破綻はしてないな。これでいこう。あとは書くだけだなー」

くらいのことは考えることができます。

 

普段はここまで高速で回転しないのですが、なにぶんテスト用に高速音読をしまくっていますから、

脳は完全に「問題解くモード」になっているのです。繰り返しますが、これは別に私だけの特殊能力じゃありません。

高速音読・準高速音読をやっている人なら、誰でもこの程度の思考力を持って当然なのです。

 

なお、穴埋め問題や選択式問題の場合に至っては、「答えが透けて見える」状態です。

それは、プリントの中身が「音読→白紙復元」でほぼ完全に写真として頭のなかに入っているから。

日常生活ではここまで頭の能力は出ないのですが、音読ドーピング状態だとこのくらいできてしまいます。

 

で(ここからは完全な自慢です)、たいていの試験で私は一番早く途中退室します。

別に一番を狙ってやっているわけではありませんし、答案の質や文字の丁寧を犠牲にしているわけではないのですが、

なんせ「考える」ということにかける時間が非常に短いので、どうしても早く出来上がってしまうのです。

 

何度か見直しして、「大丈夫だよな、どこにも直すべきところはないよなあ・・・みんなやけに遅いけど、自分だけが見逃している問題なんてないよなぁ・・・」と思いながら席をたち、

なるべく音をたてないように教室の後ろのドアから静かに退室していきます。

 

「なんでみんな音読しないんだろう。もったいないよなあ。俺より地頭良い元神童もいるだろうに。

音読の効果を知ってさえいたらみんなも間違いなくやるだろうになぁ~」と思いながら。

 

後日成績を確認してみると、即席の試験勉強だったにも関わらず、GPAは3.0を越えています。

「授業も聞かず、徹夜もせずに一週間勉強しただけでこれなら・・・まあ、全部A+を狙っているわけでもないし、良いんじゃないの」という感じです。

 

「ふざけるな、単なるお前の自慢話じゃないか!」と思うなかれ。

私の感覚として、音読(と食事と運動)をきちんとやっていれば誰でもこの程度にはなります。

みんなやらないからできていないだけで、きちんとやればいいだけの話です。

 

音読は「試験勉強」に効果抜群というのが、私の自慢話からわかりましたでしょうか。

基本的に、「これを理解すればだいたいオッケー!」という教材が決まっているものであれば、

大学の授業であろうと高校・中学の試験であろうと大丈夫です。音読でなんとかなります。

 

音読で受験勉強

当然ながら、音読は受験勉強にも効果抜群です。

 

受験生の場合は、なおさら音読すべき。

1.受験生は勉強を優先しやすい・時間を確保しやすい

2.受験の結果いかんによってかなりその後の生活が左右される

3.大学受験で試される「情報処理能力の高さ・思考力の深さ」を伸ばすのに、音読がぴったりである

ためです。

 

受験生であれば、個人差はありますが、1日2~5時間くらい「高速音読・準高速音読」をやってもいいのではと思います。

もちろん、音読によって能力をドーピングしなくても東大なんて余裕だよ、というくらいの地頭を持っている人なら別ですが、

多くの人にとっては音読の導入が言語能力をはじめとした全般的な学力向上に直結します。

 

私自身(まーた自慢話を始めるよこいつ)、東大受験者がひとりもいなかった感じの高校から東大を受験して

かなり良いところまで行けた(4点足りずに落ちた。このせいで説得力が下がる・・・)のは、

音読によって学力を激しくドーピングしたからです。

英語・国語・地歴を中心にして、たしか毎日3-4時間くらい音読してました。

 

それ以外の時間は主に「高速で一問一答をやる」とか、「模試の問題を解けるようになるまで修正する」とか、

「これと決めた一冊を何度も繰り返す」とかをメインにやっていた記憶があります。

 

音読を始める前の駿台東大模試(6月だったかな?)ではE判定だったのが、本番では受かる寸前まで行ったのですから、

まあ頑張ったんじゃないかな・・・? と感じます。

 

実際、東大の不合格通知に載っていた開示得点を見てみると、音読の効果がもろに出る文系科目の点数は軒並み高く(国語は合格者平均47点くらいだったのが68点、英語・世界史・日本史はいずれも合格者平均とほぼ同じだった)、

唯一の苦手科目であり国語力だけではどうにもならない数学ちゃんだけが悲惨な状況でした。

 

数学だけが鬼門でしたが、音読で文系科目が爆上げされたのは間違いのない事実です。

ちなみに、東大の試験においては「ボーダー付近では、1点の間に15人くらい詰まっている」と言われるので、

四点というのは結構デカかった説がありますが、まあ気にしない気にしない。

不合格通知によれば一応、不合格者のなかではA~DのAランクでしたから。

 

その後、数学が存在しないという私にとってはパラダイスみたいな北大の後期試験に二連連続二回目の合格を果たし(現役のときも受かったけど蹴った)、

現在に至るわけです。

 

・・・というわけで、

音読は受験にも効きます。

特に文系科目には「鬼に金棒」です。

数学についても、ある程度までは(センターで東大受験者の平均くらいはとれる)効果があります。

 

日々受験戦争のなかで死にそうな思いをしている受験生諸君、ぜひ「音読」をやってみてください。

 

音読の注意点

ここまで、夜中にやっている通販番組の如く音読をおすすめしてきましたが、

いくらか注意点もあります。

 

まず第一に、音読を目的としないこと

特にはじめのうちは、「音読による効果が出すぎて、音読自体が目的と化してしまう」という由々しき事態が起こりえます。

あくまでも、音読は、あなたの目的を達成するためのひとつの手段でしかありません。

 

第二に、音読による記憶にはコツが要るということ。

前述した通り、「音読に加えて、白紙復元をする」とよいでしょう。

白紙復元とは、「もとの教材を見ないで、ソラで思い出す」ことで、紙に書いたり口頭でやったりします。

 

記憶力をあげたいのなら「覚え方を工夫する」「繰り返す」「思い出す力を上げる」の三通りのアプローチがありますが、

この白紙復元というのは、「思い出す力」のトレーニングです。

白紙復元を日頃からやっていると、そのうち写真記憶に近いこともできるようになっていきます。「自分は暗記が不得意だ」と思う人にはぜひ一度やってみてもらいたいですね。

 

私自身「写真記憶なんて、ウッソだろオイ」と思っていたのですが、

白紙復元を毎日の習慣にしてからはあっさりできるようになってしまいました。

 

音読は、インプットの手段としては、実はそれほど記憶への刻印力の強いものではありません。

ある程度記憶力が上がることは間違いないのですが、それでも、音読単体だと記憶力はそこまで上がりません。

しかし、音読に白紙復元をプラスすることによって、劇的な記憶力の向上が見られます。

 

第三に、音読と、それ以外の勉強法との使い分けをすること。

いくらなんでも、音読だけで受験勉強を乗り切るのは無理です。

 

音読によって基礎能力は上がりますが、その向上した能力をどう使うかも大切ですよね。

音読ばかりを礼賛してきましたが、黙読にもいいところはたくさんあります。

 

とにかく、「なにか極端なものにすがろうとする」のは十中八九間違いです。それはカルトやマルチ商法にどっぷり浸かる人の思考です。

 

「音読だけですべてがなんとかなるという勘違いはしないこと」にも気をつけてほしい。

当然のことながら、いくら音読で頭の回転が速くなったといっても、知らないテーマで小論文を書くことは難しいのです。

 

以上の注意点さえ踏まえれば、音読とはなんと素晴らしい勉強法だろう!と心底思っていただけると思います。

まずはやってみましょう。

 

以上、「音読は、試験対策・テスト勉強にめちゃくちゃ使える」というテーマでお送りしました。

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