集中したけりゃこれを食え! 知らないと損する「頭が良くなる3つの主食」 前編

   

集中したけりゃこれを食え! 知らないと損する「頭が良くなる3つの主食」 前編

現代日本人をバカにしている主犯格「高GI食品」

最近テレビやインターネットで、「GI値が高い/低い」という言葉をよく聞きませんか?

 

実は、栄養医学の研究が進んだ現在では、

「GI値が高いものをよく食べるほどバカになり、GI値が低いものを常食するほど賢くなる」

ということがわかっているのです。

 

ではそもそも、GI値とはいったい何なのか。

Google先生が教えてくれました。

GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、
その食品が体内で糖に変わり血糖が上昇するスピードを計ったもの。
ブドウ糖を摂取した時の血糖上昇率を100として、相対的に表されています。
このGI値が低ければ低いほど血糖の上昇が遅くなり、インシュリンの分泌も抑えられるのです。

つまり、

「GI値が高い食品=すぐに血糖値がグーンと上がるもの」

なのです。

 

GI値の高い食品としては、「白米・パン・お菓子」などが代表的です。

どんな食品が高GIなのか、以下の表を見てみるとよくわかります。

 

我々が好んで食べている「白米」「食パン」「お菓子類」「インスタントラーメン」など、

軒並み高GIであることがわかります。

 

「高GI」食品の摂りすぎはなぜダメなのか?

では、高GI食品を食べすぎると、なぜバカになるのか?

これには、二つの大きな理由があります。

 

理由① 血糖値が乱高下することのデメリットが大きすぎる

一つは、

「高GI食品は、血糖値を激しく上げ下げする」

からです。

 

確かに、高GI食品を食べると、一時的にものすごく元気になります。

うつ状態にある人はしばしば、甘いものをバクバク食べます。

甘いもの=高GI食品です。

 

 

血糖値が物凄い勢いでググーンと上がるわけですから、

身体からしてみれば「ああ、満たされた」という感じなのです。

 

グラフを見れば一目瞭然。

←が低GI食品を食べた時の血糖値の上がり方、→が高GI食品の場合です。

(GI食品 低GI食品 GIの違いと食欲の関連 ダイエットとの関係より)

 

このグラフからわかるのは、

高GI食品をとると、一時的に血糖値がグーン! と上がるので、

身体にエネルギーが行き渡って元気になった気がする。

しかし結局、インスリンがドバドバ出て血糖値が下がりすぎるため、

時間が経つと、むしろ食べる前より血糖値が下がる

ということ。

 

そして実は、

「高GI食品を食べたせいで血糖値が下がりすぎる」ことが問題なのです。

 

血糖値が下がるというのは、人間の身体にとってはまさに「生存の危機」。

身体にエネルギーが足りていない! と判断されるので、

血糖値を上げるために、副腎から「アドレナリン」「ノルアドレナリン」という脳内物質が出るのです。

 

で、その「アドレナリン、ノルアドレナリン」が出ると、どういう変化が生じるか。

下の表を見てください。

低血糖時に副腎髄質ホルモンの変動によって生じる精神症状
アドレナリン イライラ、キレる、怒り、憎しみ、敵意、暴力、完璧主義、異常な(体重への)こだわり、不眠など
ノルアドレナリン 不安、うつ、落ち込み、恐怖感、焦燥感、自殺観念、脅迫観念、悪夢、不眠、パニック障害など

(低血糖症の精神的な症状 より)

 

要するに、高GI食品をしょっちゅう食べている人は、

「高GI食品を食べる」

→「血糖値が急激に上がってから、ガクンと下がる」

→「血糖値が下がりすぎる」

→「血糖値を上げるためのホルモンである<アドレナリン・ノルアドレナリン>が出る」

→「集中力が切れる、イライラする、不安になる、攻撃的になる(あるいは逆に抑うつ的になる)、落ち込む」

→「また高GI食品を食べる」

→以下無限ループ

という、恐ろしい悪循環に陥るのです。

しかも、本人はこの事実にまったく気づかず、

むしろ

「甘いものやパン・ごはん(=いずれも高GI)を食べれば、頭の働きがよくなる!」

と思い込まされています。

 

 

なぜなら、

「受験生はチョコを食べよう! チョコは脳にいい! 受験にきっと勝っと!」

みたいなキャンペーンを大々的にやっているキ〇トカ〇トや、

 

「白米は日本人のソウルフード! 白米は脳の栄養です! ごはん食べて元気になろう!」

「脳が働くには、ブドウ糖が必要です! だから甘いものを食べて脳を活性化させよう!」

のような、論理がすり替えられた文言が一般に広く信じられているからです。

 

一種の洗脳と言ってもよいでしょう。

(なお本当のことを言っておくと、正確には「カカオの割合が多いチョコは脳にいい」であり、「日本人のソウルフードは白米じゃなくて玄米とか雑穀」であり、「甘いものじゃなくても、つまり低GI食品でも脳に糖分は補給される」)

 

こういったキャンペーンに洗脳されてしまった現代の受験生は、哀れなことに、

「受験前だし、チョコ食べなきゃね!」とコンビニに買いに走る羽目になるのです。

しかし、試験本番では、最初の30分くらいは好調なのに、

血糖値が下がり始める60分ごろになると急に集中力が切れてしまう。

「自分って集中力がないなあ」と思いながら試験会場を後にし、

次の日の試験でも、また性懲りもなく受験会場の入り口にいた不動産業者が配っていたチョコを食べる。

そしてまた同じ失敗を繰り返す。

 

で、しまいには

「甘いものを食べて栄養補給もしたのに集中力が続かない。自分はなんて無能なんだ」と落ち込む。

本当はその「甘いもの」、高GI食品こそが集中力が続かない原因だというのに。

 

大まかな流れは覚えておきましょう。

高GI食品は、一瞬の快楽ののちに、長く続く苦しさが待っています。

 

 

②糖質を代謝するために必要なビタミンB1等が枯渇しやすい

人間の身体は、糖質からエネルギーを取り出す際に、ビタミンB1を消費します。

つまり、高GI食品を多く食べている人ほど、ビタミンB1が不足しやすいのです。

 

ビタミンB1が不足するとどうなるか。

肩こり、筋肉痛、疲労、アルコール中毒、脚気、食欲不振、記憶力減退集中力低下、音に過敏、神経炎、ウェルニッケ脳症、脚気 (以上、オーソモレキュラー.jpより)などが発生します。

「集中力が低下し、記憶力が減退する」

…恐ろしいですね。

頭脳労働者にとっては決して無視できないことです。

ビタミンB1が枯渇すると、しまいには「甘いものを食べても元気が出なくなる」という状態になります。

それでも、甘いものへの欲求は止まらない……

悲惨なループが待っています。

 

③太りやすい

高GI食品は、血糖値を激しく上げると先ほど書きました。

 

この上がりすぎた血糖値を下げるために、人間の身体は

「インスリンをドバーッと出す」

ようにできています。

 

インスリンが出ることによって、血液中にあった糖質が細胞に取り込まれます。

これによって骨格筋などに糖質由来のエネルギーが供給されるのですが、

その際に、余分な糖質は「糖質→脂肪」へと変換されるのです。

当然ながらこの作用は、インスリンの量が多ければ多いほど強くなります。

つまり、インスリンを多く出す食品=高GIの食品ほど、脂肪をためこみやすくなる。

これが「高GIのものを食べると太る(脂肪が付きやすくなる)」理屈です。

 

実際、ボディビルダーは減量期に高GIのものを避けます。

彼らは身体に余分な脂肪をつけたくないので、

低GI食品=インスリンのはたらきが少ない食品を食べるのです。

 

高GI食が好きな人は、低GI食が好きな人にどんどん差をつけられていく

以上述べてきたように、「白米・パン・お菓子類」といった高GI食には様々なデメリットがあります。

高GI食のものを食べると集中力が落ちる。イライラする。不安になる。太る。

元気になれるのは一瞬だけで、時間が経つと苦しくなる。

 

 

…以上のようなデメリットを考慮すると、

「高GI食ばかり食べている人」と「低GI食をとっている人」とでは差がついて当然です。

高GI食は、「たまに食べる」分にはいいのでしょうが、少なくとも毎日ガンガン食べるべきではありません。

 

実際、こんな事実が明らかになっています。

代表的な高GI食品である白砂糖についての研究です。

MIT(マサチューセッツ工科大学)のアレックス・シャウス教授は、子どもたちを白砂糖の消費量別に語群に分けてIQをくらべたところ、白砂糖の消費量のいちばん高い群はいちばん低い群よりもIQが25パーセントも低かったことを報告している。

それから、知的能力を高くするには、脳へのブドウ糖の供給を一定に保たねばならない。ベントン教授は、血糖値の急激な低下によって、注意力が散漫になったり、記憶力が落ちたり、攻撃的な行動に結びついたりすることを述べている。(食べ物を変えれば脳が変わる より)

これはおそらく大人にも当てはまるでしょう。

毎日ビール、カレー、ラーメン、焼肉に行っている人は、だんだんと頭のキレが悪くなり、注意力散漫になり、太っていき、メンタルもやられます。IQも下がって当然です(IQは上がり下がりするものなんですよ!)。

 

高GI食品というのは早い話が「糖分のかたまり」なのですから、「おいしい」に決まってるんです。

だから食べてしまう。依存してしまう。

そしてどんどん頭が悪くなっていく。

 

逆に、低GI食品をメインにしている人は、

感情の波が少ない。イライラしにくい。集中力があり、長時間頭をはたらかせることができる。スッキリした体型になる。肌の調子も良い。

ずっと安定してパフォーマンスを発揮できる

のです。

 

「高GIの食事を長年続ける人」と「低GIの食事を長年続ける人」との間には、

一体どれだけの差が付くことでしょうか。

 

高GI食品は、クレカのリボ払いと一緒です。

最初はラクな気がするけど、よくよく考えてみれば随分と損をしている。

 

少なくとも私は、高GI食をガンガン食べたいとはまったく思いません。

低GIの食事を中心にして、一日中頭のキレがいい状態を維持したいのです。

 

 

さて、あなたはここまで読んでもなお、「高GI食」を食べ続けますか?

決めるのは、あなた自身です。

【→後編 低GIでビタミン・ミネラル豊富な主食はこの3つだ!】へと続く

 

 

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