運動しないとバカになる~なぜエリート達はこぞってジムに通うのか?~

   

運動しないとバカになる~なぜエリート達はこぞってジムに通うのか?~

今回参考にした本

以下の三冊を参考にしました。

慢性的なストレスは神経細胞の死を招くだけでなく、神経細胞の新生を遅くさせる。

対照的に有酸素エクササイズは、神経細胞新生と神経細胞間の結合を促す。

身体エクササイズをやることがストレスに対抗する強力なツールになるのだ。(…)

より多く運動をしている人と比較すると、あまり運動をしない人は、ストレスによる海馬の萎縮が強く現れることが報告されている。

(「脳を最適化する ブレイン・フィットネス完全ガイドより」)

 

「ストレスは運動で軽くなる」のは明らかです。

そうすると、ストレスを感じることの多い人ほど生活の中に運動を取り入れるべきです。

 

これは単に私の個人的な意見ですが、

「うつ状態にある人」「疲れている人」「ストレスに悩む人」には、

まずはサプリメントなどでビタミン・ミネラルを補給し、肉や魚や卵でタンパク質をとってもらったうえで、運動してもらいたい。「食事で回復して、運動で癒すと」いうことを日常のなかに組み込むべきだと思います。

 

食事と運動、この二つの力は偉大です。

人間が持っている本来の生命力を引き出してくれます。

ストレスに強くなるし、身体的にも充実するし、頭も冴えます。

正直、この二つをやらない理由がまったく見つからないのです。

 

以下、特に「運動」が、人間の脳や身体や心にどのような影響を与えるかを見ていきましょう。

 

有酸素運動は脳にどう影響するか

ランニングやジョギングといった有酸素運動をやっている有名人というのは、結構います。

日本マクドナルドの原田社長、ホリエモン、山中伸弥先生、村上春樹氏とか。

 

なぜ彼らはわざわざ走るのか?

走るヒマがあったら、原稿を書いたり本を読んだりする時間に充てるべきではないのか?

 

実は、そんな疑問を消し飛ばすような研究結果が続々出てきています。

「有酸素運動が脳にどれだけ好影響を及ぼすか」について。

2007年の注目すべき実験では、最大心拍数の60から70パーセントを保って35分間ランニングマシンで走っただけで、認識の柔軟性が向上することが示された

この研究では、50歳から64歳までの成人40人に対し、新聞紙のようなありふれたものについて、どんな使い方ができるか、思いつく限り列挙することを求めた。(…)35分間、被験者の半分は映画を観て、残り半分は運動をしてすごし、その直前直後と、20分後にテストを受けた。

映画を観ていたグループに変化はなかったが、走っていたグループは一度運動をしただけで、答える速度や認識の柔軟性が向上した。認識の柔軟性は遂行機能の重要な要素であり、頭を使う仕事で成果を上げるには欠かすことができない。

つまり、単純化して言えば「ランニングで頭が良くなり、思考が柔軟になる」ということです。

欧米のエグゼクティブたちが早起きしてランニングをしているのも当然のことだといえます。

有酸素運動が、脳の認知機能を向上させるのですから。

 

さらに、「有酸素運動は、脳のニューロン新生を加速させる」ということもわかっています。

有酸素運動をすると、BDNF(脳由来神経栄養因子)が放出される

このBDNFは、新たなニューロンを作るために重要な役割を果たす

 

BDNFは、血流が盛んになる(=運動)と放出される。

BDNFが放出されると、

IGF-1(インスリン様成長因子)、VEGF(血管内皮成長因子)、FGF-2(繊維芽細胞成長因子)といったホルモンが分泌され、血液脳関門という見張り番に許されて脳内に入る。

これらの成長因子はBDNFと協力しながら、学習にかかわる分子メカニズムを活性化させるのだ運動中はそのはたらきがより顕著になる。

つまり、

運動する → ニューロンを新生する成長因子が出る → ニューロン間の新しい組み合わせができる

ということです。

 

思考というのは基本的には「どこのニューロンが電気を流すか」のパターンによって決まります。

ですから、

新しいニューロンができるということは、「新しい思考が生まれる=クリエイティブになれる」

ということと同義です。

 

つまり、「運動すると、よりクリエイティブな発想ができるようになる」と考えられるのです。

クリエイターや作家・経営者といった、新しい発想を求められる人々がこぞってランニングするのも頷けます。

 

ついでにいえば、

①有酸素運動で、心を落ち着かせる神経伝達物質である「セロトニン」が増える。

②有酸素運動をすると、海馬のサイズが増大する。

ということも、科学的には証明されていることです。

単純に言えば、「運動をすると、イライラすることが減りますよ。記憶力が上がりますよ」ということえですね。

 

運動は、脳に物理的にはたらきかける手段として極めて有効なんです。

ここまでのことをまとめると、

★運動が脳に与える効果★

運動すると、

①認知力が上がり、外界への反応が素早くなる。

②頭の回転が速くなる。

③斬新な発想が次々に出てくるようになる。

④イライラしなくなる。

⑤記憶力が向上する。

ということですね。

実に良いこと尽くし。

逆に、「有酸素運動をすると認知力が低下!記憶力が悪くなる!」みたいな研究結果は、私の知る限りまだ出てきていません。「長時間(フルマラソンとか)の有酸素運動をし続けると、老ける」くらいですかね。

 

有酸素運動は、やらない理由がない。

のに、やらない人が多い。

逆に言えば、有酸素運動をすることによって、

「運動習慣のない人との差をつけることができる」

「頭がキレッキレな人たちと同じラインに立てる」。

 

運動しないのは、実にもったいないことだと私は思います。

 

 

無酸素運動(筋力トレーニング)で頭は良くなるのか?

では、無酸素運動(筋力トレーニング)はどうなんでしょうか。

 

結論から言えば、

「適度にやったほうがいい」

というのが私の結論です。

 

 

「筋トレは適度にやるべき」理由はいくつかあります。

 

筋トレを適度にやるべき理由① 代謝の問題

まず、代謝の問題。

有酸素運動だけだと、筋肉はほとんど付きません。

むしろどんどんこそげ落ちていきます。

 

そして筋肉が落ちるほど、身体は脂肪をためやすくなります

「マラソンランナーは細いじゃないか!」と言われるかもしれませんが、

彼らは一日に数時間走っているため、筋肉が無くても脂肪がつかないわけです。

 

普通の人が有酸素運動で筋肉の量を減らすのは、あまり賢い選択とはいえません。

有酸素運動で筋肉が落ちる → 脂肪つきやすくなる → その脂肪を有酸素運動で落とそうとする → また筋肉が落ちて代謝も落ちる

というループにはまりかねませんから。

それを防ぐためにも、適度に筋トレもやるほうがいいでしょう。

 

筋トレを適度にやるべき理由② 見た目の問題

次に、見た目の問題。

前述のとおり、有酸素運動をガッツリやっていると、どんどん身体が細くなっていきます。

筋肉を維持するだけのエネルギーが残らないので、どんどんカットされていくわけです。

 

特に若い男の人は、筋肉がある程度ついた身体(いわゆる細マッチョ~筋肉質)でないと、

初対面の人に「なんだか頼りないな」と思われたり、

場合によっては屈強な男たちのいじめの標的にされることもあります。

 

女性の場合であっても、筋トレをすることによってヒップアップ効果などがありますし、

ウェストも引き締まります。

実際、日常的にトレーニングを行っている西洋人らしき女性を、

大学のトレーニングセンターでよく見かけるのですが、彼女らは一様に「ナイスバディ」です。

マッチョ社長もこう言ってます。

筋トレを適度にやって身体のラインを調整し、有酸素運動で脳を鍛えつつ余分な脂肪を落とす。

一石三鳥です。

 

実際、私もそれを考えて、

「筋力トレーニング15~30分程度→30分の有酸素運動→シャワーでサッパリする」

というルーティンにしています。

 

筋トレを適度にやるべき理由③ いつまでも若々しくいるために

単純に、筋トレは適度にやればアンチエイジングになります。

 

「激しいトレーニングをずっとやる」のではなく、

「自分の身体に適度に負荷をかける」という方法の筋力トレーニングであれば、

年を取って寝たきりになるリスクも減ります。

 

「中年になってメタボになる同級生を尻目に、若々しさを保ち続け、モテまくるということも可能です。

やりすぎない程度の筋トレは、身体の衰えを防ぎます。

 

なお、注意すべきことが一つだけ。

筋トレも、やりすぎると間違いなく害となります。

筋肉が断裂したり、関節に負荷がかかりすぎるようなトレーニングを毎日何時間もやる・・・というのは避けるべきです。若いころに筋肉や関節を痛めてしまうと、老後にかなり響くようですから。

特に、体力に自信のある人ほどそういう罠にはまってしまいがちです。

 

適度な負荷をかけてやれば、年をとっても最適な身体パフォーマンスを実現することができます。

しかし、過度な筋力トレーニングは、プロのアスリートでもない限り慎むべきだと私は考えます。

 

 

身体を鍛えると良いことだらけ

上に述べてきた以外に、有酸素・無酸素のトレーニングには多くの意味があります。

 

引き締まった体は「自己管理ができている証」です。

トレーニングによって適度に鍛えられた身体は、恋愛にも有利でしょう。

「自分の身体は、同年代の人々と比べて相対的に健康である」という自信も付きます。

自分に自信のない人が、自信を持てるきっかけにもなります。

 

基本的に、「身体を鍛える」ということにはメリットしかありません。

お金だけ多少かかりますが、いわゆる「自分への投資」だと思えばいいのです。

 

プロテインをガッツガツ飲む必要もありませんし、高級スポーツクラブに登録する必要もべつにありません。ちょっと多めに肉と魚と卵を飲むくらいで十分ですし、そこらへんの市民体育館のトレーニングルームでもいいでしょう。

本当にお金も時間もないというのであれば、通勤・通学をちょっと早歩きにしてみるくらいでもいいのです。

 

まとめ

運動のメリットは以上の通りです。

 

なぜ、世界のエリートたちがこぞってフィットネスに精を出すのか?

なぜ、高級ホテルにはかならずジムが付いているのか?

 

理由はおわかりいただけたでしょうか。

 

身体というものをあまりにも軽く見すぎている現代の日本人が、

一人でも多く「運動の習慣」を身に付けてくれれば幸いです。

 

では。

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