【特集】現代日本人にかけられた「洗脳」を解くのに役立つおすすめ本を11冊紹介する その1

   

こんにちは、日本音読協会会長・音読評論家・エセ脳科学者・作家・ブロガー(肩書増やしすぎたかな)の栗栖鳥太郎(@Kuritoritarou)です。

 

最近、

「えっ、日本人ってこんなに洗脳されてたの? しかも無自覚だし…」

と思うことがしばしばあります。

「みんながそうしてるから」「それは常識でしょ」「それは社会のマナーでしょ」みたいな思考停止があまりにも多い。

 

そこで今回は、「日本に生きている人が身に付けている常識を片っ端からひっくり返すタイプの本」、つまり、

「あなたを脱洗脳してくれる本」

を11冊セレクトしました。これを読めば、あなたの洗脳は解けます。

 

【特集】現代日本人にかけられた「洗脳」を解くためのおすすめ本を11冊紹介する その1

①あなたの「当然だろ」を見事にひっくり返す本

堀江貴文『多動力』『99%の会社は要らない』『すべての教育は洗脳である』

ご存じ、ホリエモンこと堀江貴文氏。

正直堀江氏には先入観があって(『想定の範囲内です』とか言ってたITの人だな、くらい)読んでなかったのですが、

ベストセラーになっているということで『多動力』を読んでみるとドハマリしてしまいました。

 

「ホリエモンって、こんなに脱洗脳された人だったのか!」と。

脱洗脳されていて、かつベンチャー企業の経営とかもやっている人だけあって、

「君さあ、なんでそんなことにこだわってるの?」

「それは親や先生がおかしいんだよ」

という感じで、一言一言の切れ味が凄まじい…。

 

「こんなビジネスしたいんですけど、どうですか?」となぜか許可を求めてくる若者に対して、

 堀江氏はよく、

「やりゃあいいじゃん!」

と言うそうです。

 

親や教師に管理されて育ってきたから、「やる前に許可をとらなきゃいけない」という思考になるのでしょう。立派な洗脳です。

(そういえば、やぎろぐの八木仁平氏も同じことを言ってました

 

堀江氏の本は、読んでいるだけでも本人が乗り移ったような気がしてきます。

エネルギーがバンバン伝わってきます。

「そうか、やりたいことをやりゃいいんだ!」と気付かされ、すぐに行動したくなります。

 

これだけ有名な人なんですから、何冊か読んでおいて損はしません。

「ホリエモン入門」としては、とりあえず、以下の三冊をおすすめします。

 

 だからこそ僕は、「好きなことにハマり倒して、そこからさっさと起業しろ」と主張するのだ。自分で自分の仕事を作ってしまえば、そこに余計なストレス源を呼び込まなくてすむ。ただ没頭し続ければいい、という世界が出来上がるのである。その生き方がどれだけ楽しいかは、やってみなければ決してわからないだろう。

(すべての教育は「洗脳」である より)

『サピエンス全史』

表紙とタイトルこそ物々しいですが、中身は本物です。

 ホリエモン氏も推してました。「教養つけるならまずコレ」と。

 

この本の何がすばらしいかというと、人類史・文明史を大ざっぱに振り返りながら、

「人間は<共同幻想>を構築して、皆で共有した<共同幻想>のもとで行動するようにできている」

ことを喝破している点です。

つまり、「人間というのは、存在しないものを存在するかのように思い込まされている=洗脳されている」ことを筋道立てて指摘しているのです。

 

こういう「脱洗脳」系の本がベストセラーになっているあたり、日本人の中にも「自分たちの常識は実はおかしいんじゃないか」と勘づく人が増えているのかもしれません。

 

『まだ東京で消耗してるの?』

ブロガーの急先鋒として長年、良い意味での「炎上」を続けてきたイケダハヤト氏。

この「まだ東京で消耗してるの?」は、イケダハヤト氏のブログのタイトルでもあります。

 

イケダハヤト氏の主張で特筆すべきなのが、

「東京=憧れの都市、何でもある場所、日本一面白いところ」

という日本人の共同幻想を木っ端微塵に粉砕し、その代わりに、

自ら東京から高知に移り住み、そこで確かめた「田舎暮らし」のすばらしさを説いている点です。

 

東京五輪が決定し、浮かれる「都会人」たち。

人口の一極集中が進み、「世界一のメガロポリス」としての傲慢さを身に付けつつある東京という都市。

 

そんなお祭り騒ぎのさなかに颯爽と登場したのがイケダハヤト氏です。

 「そこにいるだけで消耗する都市・トウキョウ」

という、みんながうすうす疑問に感じてはいたけれど、誰も言語化できなかった真実をグサリと「都会人」の心臓に突き刺しました。

 

この本、第一部のタイトルからして「東京はもう終わっている」なのだから、実に痛快です。

 

 私が受験のため上京した時も、↓こんな風景を目にして
「東京やべえ」と思っていました。ここは住む所じゃないな、と。

『里山資本主義』

 「地方に活力を!!」というと、

何やら、「成果の出ない町おこし」とか、「新しいことをやろうとする若者が老人に潰される」「センスのないゆるキャラ」というイメージがあります

 

しかし、前項のイケダハヤト氏の『まだ東京で消耗してるの?』にプラスしてこの『里山資本主義』を読めば、

「そうか、やっぱりこれからは都会じゃなくて田舎なんだ!」

と確信できるはず。

 

インターネットがこれだけ発達し、交通事情も劇的に改善された現代。

まだ高い金を払って「東京」に住む意味はあるのでしょうか?

 

この二冊を読めば、「都会だけがすばらしい。田舎はクソ」という洗脳が完全に解けます。

もう一回生活を見直してみる、そういう時代なんじゃないかと思います。すごく今みんな不安に生きている。もっと恵まれた自然を活用というか、目を向けていけば、もっともっと資源がある、宝があるんじゃないかと思います」

 彼らは決して文明的な暮らしを捨てているのではない。文明が忘れてきた何かを取り戻す生活をしているのである。そして、それは便利なだけの生活を送る私たちの目には、なんだか、時代の先をゆく、おしゃれな暮らしに映るのである。

 

以上紹介した本を読めば、

①社会・学校で常識とされていること、親・教師から言われたことの多くが、実は単なる「共同幻想」「思考停止」に過ぎないことがわかります。

さらに、

②現代日本で望ましいとされている、「一流企業に就職して、東京に住んで、豪華なマンションか何かに住んで、高級車乗ってるのが勝ち組」といった幻想から脱洗脳される。田舎でも豊かに暮らせるじゃーん、ということがわかります。

 

「洗脳」の何が怖いかっていうと、洗脳されている人は自分が洗脳されていることにまったく気付かないんですよ。

自分だけが絶対に正しいと思い込んでいて、洗脳されていない人を攻撃し、引きずり降ろそうとする。

 「こんなことも知らないのか! こんなの常識だろ!」

 「これが普通のやり方なんだ! あいつは異常なんだ!」

という感じで、常識に染まっていない人を排斥しようとする。

 

洗脳って怖いですね。

 

「その2」では、

「③日本人がなぜ洗脳されやすいのかを解き明かした本」

「④脱洗脳の専門家による、脱洗脳に役立つ本」

をご紹介します。

 

 - ネットの民の心理学, 勝手にブックガイド, 有益な情報