苫米地英人『ジャパン・ファースト』短書評

   

苫米地英人『ジャパン・ファースト』短書評

今回紹介する本:苫米地英人氏の最新刊!

私は苫米地氏の本を非常に役立つものとして認識しているので、

今回の最新刊『ジャパン・ファースト』もすぐに読みました。

AmazonKindleの政治入門カテゴリでベストセラーになっている本です。

苫米地英人氏『ジャパン・ファースト』をAmazonで見る!

『ジャパン・ファースト』目次

第1章 国とはなにか?
◎領土とは幻想
◎自国第一主義とは国益第一主義
◎国のコア
◎国益とはなにか?
◎日本人の日本への思い
◎日本人と何か?

第2章 国益とはなにか?
◎異質な国アメリカ
◎ヨーロッパは王のための国
◎為政者たちの基本思想
◎日本という国の形
◎国の形
◎相手国の人々がなにを大切にするのか

第3章 ジャパン・ファースト
◎国益を変えようという動き
◎陛下の生前退位に難色を示す現政権
◎元首の意向を踏みつぶす
◎日本の王の誕生
◎元首と王
◎森友学園事件の本当の罪
◎なぜ、昭恵夫人に付き人がいたのか?
◎首相夫人のファーストレディ化
◎“国”のためを思い、“国”に尽くす政治家たち
◎人命を軽視する安保法制
◎政権が吹っ飛ぶ
◎政治家にとっての”国”は政党
◎国民が逃げ出す国

☆参考資料
『天皇陛下のお気持ち表明・全文』
『重要影響事態に際して我が国の平和及び安全を確保するための措置に関する法律』一部抜粋
(平成十一年五月二十八日法律第六十号)

 

短書評

以下は、私がAmazonに投稿したレビューです。

 

Twitterなどでよく「国家のことを軽視する売国奴どもが~」とか「国益のために国民が犠牲になっていいのか!」と言っている人がいる。しかし、そう言っている人は「では、国家とは何ですか」「国益を享受するのは誰なんですか」という問いに即座に答えることができるだろうか。

答えることができない人は、この本を読む価値はある。

第一章では「国とは何か」、第二章では「国益とは何か」を考える。第三章では「ジャパン・ファースト」の意味を考え、森友学園問題や昭恵夫人の問題、生前退位の問題について切り込む。緊急出版だけあって量は多くないが、内容は濃い。

全体的に筆者の鋭い洞察が冴える。

特に、「中国国民は国を捨てる」「アメリカは国が先、国民は後」「ヨーロッパの国とはキングのもの」「日本は国民が先、国家が後。家族的な情愛がもとになっている」という指摘は目から鱗だった。外交問題を論じるときに感じていた違和感が氷解した。ここだけでも読む価値はある。

巻末には「安保法制の原文」「天皇陛下のお気持ち全文」付きだ。私は右翼ではないのだが、天皇陛下のお気持ちを改めて文章で読んでみると、どこか込み上げてくるものがあった。
ついでにいえば、著者である苫米地氏の一日のスケジュールを最近知ったのだが、彼は毎日のように、各国の要人や、日本の政府中枢の人々と会っている

(注:たとえば苫米地氏のインスタグラムには、彼がイタリア皇子やロマノフ朝の王子らとも親交を持っている様子がアップされている)。
また、最近はあまり本を読まないそうで、なぜなら「二次情報に過ぎない書籍から情報を得るよりも、各国の高い地位にある人々から得た一次情報を重要視しいている」からだそうだ。

苫米地氏の社会的な影響力は、かつての(今でも一部の人が言っている)「何やってるかよくわからない胡散臭い人」という虚像から、「日本のみならず各国の政府ともコネクションを持ちながら行動する重要人物」へと変貌を遂げたように思える。

この人の書籍・発信情報を追いかけていけば、現代に生きる上での良き指針が得られるだろう。これからも要ウォッチだ。

 

苫米地氏の本で面白かったもの

この『ジャパン・ファースト』も面白かったですが、

最近の苫米地本は時代にコミットしている感じがあります。

近頃出た本でおすすめなのは以下の三冊。

 

『仮想通貨とフィンテック 世界を変える技術としくみ』(Amazon)

『2050年 衝撃の未来予想』(Amazon)

『現代洗脳のカラクリ』(Amazon)

未だに、苫米地氏のことを「胡散臭い」といって敬遠している人がいますが、

そういう人は十年後には手のひらを返していると思います。

 

読まなくても批判はできるので、そういう無責任な言葉をうのみにせず、

まずは自分の目で読んだり見たりして確かめてみてください。

苫米地氏が「ホンモノ」であることは、私が保証します。

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