読書すれば野球が伸びる! 実際に読んでみて面白かった&役に立つ野球の本を11冊紹介する

   

こんにちは、栗栖鳥太郎です。

「野球関係の本」というのは比較的数が少なく、また、読み応えのあるものもまだまだ少ないのが現状です。

野球界そのものの学力軽視体質もはなはだしく、野球ばかりやっているとまさに「野球バカ」になってしまいます。

今回は、野球関連の本を数百冊近く読んできた私が自信を持ってお勧めすることのできる野球の本を11冊。

難しめのものから簡単なものまで、伝記モノから技術書・指導論まで、野球関係者なら必ずどれかに興味を持つようにセレクトしました。

 読書すれば野球が伸びる! 実際に読んでみて面白かった&役に立つ野球の本を11冊紹介する

読書する選手と読書しない選手、読書するチームと読書しないチーム、めちゃくちゃ差が付きます (カッコ内は難易度。★が多いほど歯ごたえあり)

 1.甲子園への遺言 伝説の打撃コーチ 高畠導宏の生涯 (★★★★)

 2.「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー (★★)

 3.門田博光の本塁打一閃―ホームランに魅せられた男(★★★)

内容紹介

1メートル70センチという短身で、大男のライバルたちとの打ち合いに負けずにホームランを打ち続けるにはどうしたらいいのか、人より長いバットを握り、昼となく夜となく振って振って振りぬいて、人が打てない“鉛の球”を相手にホームランを打つことにこだわり続けた、打者生活23年。「ひたすら」にこだわった男のきらり輝く野球人生。

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ひとこと:ザ・努力の人です。朝の十時に振り始めて夜中の三時まで素振りって凄まじすぎる・・・

 4.勝ち過ぎた監督 駒大苫小牧 幻の三連覇(★★★)

内容紹介

「大旗は白河の堰を越えない」「雪国の高校は甲子園で勝てない」
高校野球界における暗黙の常識を、派手に打ち破った一人の監督がいた。
二〇〇四~六年、駒大苫小牧を連覇へ導き、三連覇に王手を掛けた男。香田誉士史。三十五歳の若さだった。

降雨ノーゲームから、再試合で屈辱の敗戦を喫した03年。
北海道勢初の全国制覇を果たした04年。
驚異の夏連覇、05年。
そして、田中将大と斎藤佑樹の投げ合いが異例の決勝再試合となった06年……。
香田がいる甲子園には、常にドラマがあった。

だが、甲子園における駒大苫小牧の活躍は、香田に苦難の日々の始まりを告げた。
優勝後の大フィーバーが、香田の心を少しずつ蝕む。そして夏連覇を果たした直後の暴力、
飲酒事件という悪夢……。
三連覇が幻となった翌年、香田はチームを追われた。高校野球史上最も有名な監督は、
満身創痍のまま表舞台から姿を消した。

球史に残る監督、栄光と挫折の舞台裏を長期に亘る丹念な取材で解き明かしたノンフィクション。

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ひとこと:香田監督の講演会に連れて行ってもらったことがあるのですが、本当に熱血漢というか、ここまですごい情熱のある人だから甲子園であれだけの戦いができるチームを作れたんだなと思いました。指導者の方と北海道の人には特におすすめ

 5.打撃の神髄 榎本喜八伝 (★★★★)

内容紹介

イチローよりも速く1000本安打を達成し殿堂入りした、伝説の強打者の真実。王貞治を育てた荒川博や、植芝盛平らとの交流などを経て体得した、「神の域へ行かせていただきました」という“合気打法”とは何か?鉄腕・稲尾和久との18.44メートルを隔てた、熱く閑かな真剣勝負、そして打撃の頂点を究めた1963年7月…。歓喜と絶望の間を揺れ動く魂の記録。

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ひとこと:打撃という「道」を追求した、まさに求道者。ひたむきさと狂気は紙一重です。前近代的なアプローチを極めた結果、きわめて現代的なフォームにたどり着いたというのも驚異的

 6.野村ノート(★★★★)

内容紹介

 創立5年目にして、楽天球団をクライマックスシリーズへと導き、その指導力をあらためて証明してみせた野村克也。選手・監督として50年にわたる球界生活で得た原理原則を綴った伝説のメモ。そこにあったのは、「配球の原点」「スコアラーからのデータ利用法」「役目を確認させる打撃指導」「弱者の戦法」といった知将ならではの野球理論、そして「人づくりのポイント」「指揮官・リーダーの心構え」「機能する組織のあり方」など、上司としての管理術の数々だった。34万部の大ベストセラーとなった“球界のバイブル”、待望の文庫化。リーダーで人と組織はこれほど変わる―。

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ひとこと:ノムさんの本はけっこう同じ内容が出てくるので、まずは先にこれを読んでおくべきかなと思います。野村本の原点。ドン・ブレイザーにつづいて野球に頭脳を導入した先駆けでもあります。

 7.落合博満 バッティングの理屈―――三冠王が考え抜いた「野球の基本」(★★★★)

 8.心の野球―超効率的努力のススメ(★★★)

内容紹介

がむしゃらな努力は無駄だ。一心不乱に根性だけで練習に没頭したことは一度もなかった。やるべきことを精査し効率性を重視しながら、練習を積み重ねていた―。日々、闘う全ての男たちに捧ぐ、努力の天才が辿りついた「成長の法則」。そして、はじめて言及する盟友・清原和博との関係と、引退の真相。小さな大エースの全思考全感覚を凝縮。

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ひとこと:天才的な野球センスに頭脳がプラスされて「桑田真澄」が誕生したのでしょう。ピアノ、武道、学問といった多才にも驚かされます。

 9.初動負荷理論による野球トレーニング革命(★★★★★)

 10.一瞬に生きる(★★★★)

 

 11.HOP STEP 稲葉JUMP!(★★)

 

野球界は、かなり硬直化しています。

そろそろ従来の常識を打ち破る新しい動きが旋風を巻き起こさないと、

プロ野球の人気も高校野球の人気もジリジリと下がっていくのではないでしょうか。

 

「目上の人の言うことを聞けないやつは大成しない」

「部活動とは人間性の育成である」

といったこれまでの常識にこだわる限り、「常識的な成果」しか上げることはできません。

 

野球界にブレイクスルーを引き起こすためにも、

野球界から「本当に有能な人材」を輩出するためにも、

野球に携わる人々はもっともっと読書をして、インターネットで最先端の情報を収集し、

従来の常識を打ち破る新しい方法論を編み出していくべきだと、私は強く感じています。

 

今回紹介した本が、その端緒となればうれしいです。

以上、栗栖鳥太郎がお送りしました。

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