自分が本当に実現したい「宇宙レベル」「 全人類レベル」のゴールを設定せよ!

   

自分が本当に実現したい「宇宙レベル」「

全人類レベル」のゴールを設定せよ!

常識洗脳から脱するためにできること

人生におけるゴールは、①やりたいこと ②現状のままでは絶対に達成不可能だと思えること にしなさい!

 このブログではしばしば、

「常識洗脳とはどのようなものか」

「常識洗脳はどうやって行われているのか」

「常識洗脳から脱するためにはどうすればいいのか」

というテーマを主眼とした記事を書いてきました。

 

 そもそも「常識洗脳」の何が問題なのかといえば、その常識とやらが、他人によって刷り込まれた思考パターンの反芻に過ぎないということです。自分オリジナルの思考をしないということは、いくらでも取り換え可能な人材であるということでもあります。

 

 常識に依存してモノを言う人々は、

「その常識って、あなたオリジナルの思考じゃないですよね。他人や周囲のメディアによって刷り込まれたことを自分の意見だと勘違いしてるだけですよね。他人によって刷り込まれた常識は置いといて、あなた自身はどう思っているの?」

と問い詰められてはじめて、自分自身が実はなにも考えていなかったということに気付くわけです。

 

 では、「常識洗脳から脱却して、自分オリジナルの思考ができるようになる」にはどうすればいいのか?

 その答えは、

「自分が

①本当にやりたくて

②現状のままではとても達成できそうにない

ようなゴールを設定する」

ということです。ここでいうゴールとは「戦争と差別のない世界を実現する」といった、人生における達成目標のことを指します。

 この「やりたい&できそうもないゴールの設定」を行うことで、脱常識洗脳が容易になります。

 

ゴールの条件①:自分が本当に心の底から成し遂げたいゴールであること

 まずは①について説明しましょう。

 

「自分が本当に成し遂げたいこと」は、あなたが生きていく上での軸になります。

 

 自分が本当に達成したいゴールがある人は、他の人やメディアによる常識の刷り込みに構ってはいられません。

 たとえば、「人類を他の星に定住させるんだ」というゴールを絶対に達成したいと思っている人は、「夢を見て生きるのはバカらしい」とか「もっと現実を見ろ。自分が食っていけることをやりなさい。公務員とか安定しているよ」といった常識に縛られることはありません。

 他人がどう言おうと、社会がどれだけ安定した選択肢を提示してこようとも、自分が本当に成し遂げたいことに向かって突き進んでいくことができます。

 

 逆に、自分はこれをやりたいんだというゴールをそもそも持っていない人は、簡単に常識洗脳の餌食になります。

 自分の意志というものがないと、他人やメディアによって提示された選択肢のなかから選ぶことになるのです。そういう人は、お父さんに「公務員はいいぞ、安定してるし首も切られない。民間の大企業も最近は危ないからな」と言われたら公務員になり、テレビで「英会話ペラペラでバリバリ仕事をしている人」を見たら駅前留学を始めるのです。

 

 ですから、自分の人生の主導権を自分の手に取り戻したい人は、まず「自分がほんとうにやりたいゴール」を設定することからスタートしてください。

 もちろん、ひたすら安定だけを追い求めて絶対に夢は追わない、というのも生き方としては間違っていません。ただ、そういう人生を送っていくと死ぬ瞬間に後悔しませんか? ということだけは考えておいてほしいと思います。

 

ゴールの条件②:現状のままでは絶対に達成できないゴールであること

 次に、②:「現状のままでは絶対に達成できそうもないゴール」という条件。

 

「現状のままでは」というのがミソであり、考えどころです。

 通常であれば「現在の状態ではできそうもないなら、できないんじゃないか? もっと現実的なゴールにすべきなんじゃないか?」と考えてしまいがちですが、それでもあなたは現状の外にゴールを置くべきです。

 主な理由は以下の通り。

 

・現状の外にゴールがあるということは、自分がいま置かれている現状を打破しようとする強烈なエネルギーが生まれる

・現在地点から見ると達成不可能なゴールであれば、脳が勝手にクリエイティブな解決策(=常識外れの斬新な解決法)を見つけ出してくれる

・ゴールが高ければ高いほど、あなたにとっての「当たり前」の基準がどんどん上がっていく

 

「現状の外」というのは少々わかりづらいかもしれませんが、とりあえずレベルの高いゴールにしておけばよいのです。

 世界レベルか、どうせなら宇宙レベルのゴールにすることをおすすめします。

 というのも、現代人の(特に現代日本の)教育レベルの高さ・環境の充実度合いからすると、「日本レベル」「個人レベル」のゴールは低すぎる=現状の中になってしまう可能性が高い、と考えられるからです。

 

 たとえば、高校球児が「日本一の野球選手になる」というゴールに決めた場合、その高校球児が到達しうる限界点が「日本レベル」になってしまいます。

 メジャーリーグや中国・韓国・中南米の野球が視野の外に出てしまうわけです。さらにいえば、「野球以外のこと」への興味が薄れる可能性もあります。その高校球児は「日本の野球」という狭い枠のなかに留まってしまい、「日本の野球」以外のことが心理的盲点になります。日本の野球界で是とされている素振り至上主義や走り込み至上主義に陥る可能性があり、思考停止の危険があります。

 これでは結局、現状の最適化(=今のままで一生懸命やればいいや)にしかなりません。ゴールが現状の中にあると、脳のクリエイティビティが発揮されないのです。

 

 それを防ぐためには、最低でも「世界レベル」、理想は「宇宙レベル」のゴールを設定すること。

 宇宙レベルというとなんだか胡散臭いように思えるかもしれませんが、ゴールを宇宙レベルに設定することによって、実際上のメリットが数多く得られます。たとえば高校球児の例だと…

・日本の野球のみならず、メジャーリーグや韓国・中国・中南米の野球も視野に入れながら、人類最先端のことをやる必要が出てくる → 脳のクリエイティビティが存分に発揮される

・野球のみならず、サッカー・武道・陸上競技といった他のスポーツも視野に入れながら思考することができる

・スポーツのみならず、勉強や学問もやる必要が出てくる

・日本のプロ野球やメジャーリーグで活躍するのは当然、というくらいの高い自己評価を得ることができる

 といった数々のメリットを享受することができます。

ちなみに、いまの日本の野球界もゴール設定が間違っているせいで思考停止に陥っているチーム・個人・監督が大半です。具体的に言えば、甲子園に出るくらいのチームのゴールが「全国制覇」、過去に大学野球の全国大会に出たことのあるチームのゴールが「全国大会出場」――というのは完全に現状の内側です。だって、すぐ手が届くじゃないですか。

そういうゴールを設定した時点で脳のクリエイティビティは封印され、「現状の最適化」=今やっている練習をしっかりやればいいんだ!根性だ!やる気だ!効率化だ!やる気がないなら帰れ! というhave toの発想・思考停止に陥ってしまいます。

どうせなら「宇宙一の野球チームとして、人類最先端レベルの有能な人材を育成し、世界平和を実現するための要石になる。全国大会出場?全国制覇? まあ、そのくらいはやって当然だよね」くらいの高い高いゴールにしましょう。このくらいでないと「現状の外」ではありませんし、現状を打破する斬新なアイディアなんて出ません。

 

 ですから、ゴールはどうせなら宇宙レベルにしてしまいましょう!

 最初はレベルの低いゴールでもOKなのですが、徐々にレベルを上げていって、最終的に宇宙レベルになればOKです。宇宙レベルまでいけば完全に②「現状の外」という条件をクリアできます。

 

 なお、「個人レベルのゴール」も結構なのですが、個人レベルよりも「自分以外のもっと多くの人をも巻き添えにするレベル」→究極的には「全人類レベルのゴール」が望ましいといえます。自分ひとりだけが変わればいいゴールでは、ゴール達成のためのエネルギーが途中で底を尽く可能性があるからです。早い話が「自己中になって終わり」になる可能性を否定できないのです。

 もしも「宇宙一の野球選手になる」というゴールを全人類レベルにアレンジするとしたら、「宇宙一の野球選手になって、その知名度を活かして、世界から戦争をなくすための活動をする」といったゴールが考えられます。他の人のためにもなるゴールを持っていれば、自己中心という視野狭窄状態に陥ることはありません。

 自己中心的という落とし穴にはまらないためにも、「自分だけでなく他の人にも恩恵を与えられるゴール」が望ましいのです。

 

まとめ:ゴール設定をしっかりやると人生が変わる

 したがって、やはりゴールの条件は以下の二つ。

①本当に達成したいゴールであること。止められても絶対に達成したいゴール。

②現状のままでは絶対に達成できそうもないゴールであること。理想は「世界・宇宙レベル」「全人類レベル」。ただし最初はそこまで高くなくても良い。徐々に上げていく。

 

 ……あ、今、「そんなゴールを設定しても、できるわけがない」と思いましたね?

 

 まあ、今はそう思っていていいのです。「できるわけがない! とは思うけれど、やりたい」というゴールであればいいのですから。

 人間の脳のクリエイティビティを舐めてはいけません。

 最初は「できるわけがない」と思っていたことでも、本気で可能性を探っていけば、かならずゴールを達成する方法が見つかります。その過程で常識もたくさんひっくり返ります。常識に縛られている現状から脱することができるゴールでなければ意味はありません。

 

 あなたの人生のゴールは、「そんなの、できるわけがない」と他人に言われるくらいのゴールでちょうどいいのです。むしろ、そう言われるくらいのゴールでなければ「②現状の外」という条件を満たしていることにはなりません。

 

(注意点を一つ。設定したゴールは絶対に人に言わないでください。あなたにとって「できるわけがない」なら、他人の目から見ればもっと「できるわけがない」のです。ゴールを他人に教えたくなる気持ちはわかりますが、言ったら絶対に否定されます。ゴールは自分の胸の中にだけしまっておけばいいのです)

 

 また、「正しいゴール設定」ができたかどうかをチェックする簡単な方法もあります。

 やり方は単純で、「そのゴールを設定してから、急にやる気が湧いてワクワクしてきた。そのゴールを達成したくて居ても立っても居られなくなってきた」という感触があれば、そのゴールはひとまず合格です。「やりたいことが急にたくさん出てきてワクワクが止まらない」という感触があれば、①の「やりたい」と②の「現状のままでは絶対に達成できない」がクリアされていることになります。

 逆に、「なんか最近やる気が出ないんだよなー」という感触があれば、それはゴール設定が間違っている可能性が大です。モチベーションが急に上がる感触があるまで、そのゴールをもっと高くしてみたり、微調整してみたりしてみてください。

 

 根性論や精神論を持ち出さないと達成できないようなゴールはそもそも「①やりたい」の条件から外れています。

 ゴールを達成するために「努力」は要りません。ゴールを目指しているはずなのに苦しかったりやる気が出ないという時点でおかしいのです。

 簡単にできるチェック法ですので、ぜひ試してみてください。

 

 なお、ゴール設定について詳しく知りたい人は、ぜひ各節の間で紹介した苫米地英人氏の本を読んでみてください。なぜゴール設定をすると常識洗脳が解けるのか・なぜゴールを設定するとやる気が湧いてくるのか・ゴールを高く保ち続けるためのコツが山ほど書いてあります。私自身はまだ苫米地式コーチングの認定コーチでも何でもないので悪しからず。苫米地さんの本を読んで理解したことを綴っているだけです。

 

以上、栗栖鳥太郎がお送りしました。

では。

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