「あえて流行(=ポケモンGO)に乗らない人」って、いったい何を考えてるの?

      2016/08/31

「ポケモンGO」が社会現象ですね!

また日本ゲーム史に、新しい1ページが書き加えられそうです。

現実の世界にバーチャルの世界を融合させるという試みは、これまでほとんどされてきませんでしたし、技術上の制約からできませんでした。これまでは「ゲームはゲーム、現実は現実」という区別を大前提にしていたのですが・・・それが見事に大外刈りを決められてひっくり返ってしまったのです。

622a6474af6063d07a48152d33f3ba000a6a1e7f1446019716例のあの子

このアプリに関してはいろいろな報道がされていますけれども、僕としてはなによりもまず、

「ゲームと現実の区別がつかない人がますます増えるんじゃないか」

と心配そうな顔をしておっしゃる専門家の大先生方(あるいはPTA風のおばさま方)がますます増えるんじゃないかと心配です。

 

それはさておき、

これだけ社会的に大々的に大騒ぎしている「ポケモンGO」を、やっていないという人も、存外多いのです。

そこで生じるひとつの疑問、

「みんなやっているのに、なんでとりあえずやってみようと思わないのか?」

について考えてみましょう。

どんな時代にも必ず一定数はいる、「あえて流行に乗らない人の心理」とは、どんなものなのでしょうか。

 

 

1.「いちいち新しい流行に乗るのは疲れるし面倒くさいから、やらない」人

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ひたすら自分のペースを守って生活する隠遁者タイプ、「自分の生活リズムのなかに新しいものをあまり入れたくない」という心理が強い、心理的志向が内に向いている人たちです。

 

 

流行というのは、廃れるものです。ひとつの流行が廃れると、また次の流行がやってきます。

ですから流行に合わせるためには、常に新しい情報を追いかけなければなりません。「自分は流行に乗り遅れていないだろうか?」と気を揉みながら最新情報をチェックすることは、自分のリズムを第一に考える内向的な人々にとっては非常に神経をすり減らすものなのです。

default_c3d4250a27f630e3463cb00d9dc9e46aあのイチローも、ひょっとしたら〇〇かもしれない…?

これは余談ですが、アスペルガー症候群などに代表される自閉症スペクトラムの特徴をもつ人々は、「毎日決まりきった行動をする」ことに異常な執着を見せる人が多いとわかっています。

そのような人は、自分の生活リズムのなかに新しい行動パターンを組み込むことによって、相当な疲労感を覚えるのです。

本人の興味があるものならまだ良いのですが、本人が望んでいないのに周囲から勝手に「おまえはこれをやりなさい」と押し付けられると途端に無気力状態に陥ることが多い。

 

ですから良い子のみなさん、内向的なひとに流行(マイブーム含む)を押し付けるのはやめましょうね!

 

2.「みんながやっているからこそ、やりたくない」人

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自意識過剰なひねくれ者、ニヒリストタイプ。偉人でいえば、ニーチェでしょう。

本当はポケモンGOが気になって仕方がないけれど、流行になってしまったから、なんとなく気が進まない。もしも流行る前からやっていたなら「おれこれ、流行る前から目を付けてたんだぜ」ぐらいなことを言うんだけど、もう流行になってしまった以上、なんとなく今さら感がぬぐえない人々です。

 

露骨な表現をしますけれども、

このタイプの人は、「自分らしさ」を確保するために、「流行に乗らない」(=少数派にあえて属する)という戦略をとっているのです。

ダウンロード (3)自分とはどういう人間なのでしょうか?

「みんながやっているものを否定する自分」という希少価値が付きますから。

自分で独自の分野を開拓するより、よほど楽ですしね。

ただし、「みんなと違っている自分は珍しい存在である」と考えるひともまた大勢いるということを肝に銘じておきましょう。

簡単に通れる道は、多くの人が通る道なのですから。

 

3.「俺はそんなことにかまけている暇はないんだよっ!!」という人

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求道者タイプ、または、大物ぶっている小物タイプのどちらかです。

つまり、

「本当に意識が高い人」か、あるいは「流行に乗らない自分を正当化するために、意識が高いっぽいことを言っている人」でしょう。

 

前者は本当に忙しいので時間を無駄遣いしたくないという人。

朝五時に起きて、英語の勉強とランニングをしてから朝食をとって、通勤通学中でも勉強をして、日中ずっと頑張って、夜帰ってきてからは自分の好きな本を読んだり映画を観たりして、風呂に入って一日のつかれをとって、明日の予定を立てて、ちょっとベッドの中で本を読んでから寝る、というような、超充実した一日を過ごしている人です。

こういう人からすれば「ポケモンGO? ああ流行ってるよね。でもおれはこっちの方がやりたいし」という感じなのでしょうか。

 

なお、後者の場合は、単に2.のもっとひねくれバージョンに過ぎません。大した人物ではありません。小物です。素直になりましょう。

 

まとめ

「流行に乗らない人はなにを考えているのか」について今回は記事を書いてみましたが、いかがだったでしょうか。

ちなみに僕はまだやっていません!

というのも、

自分の生活の中に新規参入してくるものがあると、その対応に疲れてしまうのもある(1.)し、ポケモンは中学校以来やってなくてほとんど忘れてるのと、「フン、流行になんて乗ってやるもんか、流行に乗らない俺はかっこいいんだ」(2.)という浅めのひねくれ気分もあります。でも、「そんなにみんなはまるなら、ちょっとやってみたいような気も・・・」するのです。

案外、もしかしたら一週間後くらいには、血眼でミュウツーを探している自分を見つけるかもしれません(笑)

 

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では、またお会いしましょう。

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