語彙力の増やし方⓪ 日本人はいま「語彙力のなさ」を気にしている!

      2016/08/31

みんな語彙力を欲しがっている?

「語彙力」とググる人が増えています。

 

下の画像を見ていただければなんとなく察していただけると思いますが、

2014年には「語彙力」とググられた回数は月平均で70~80万回です。

それが2016年の現在になると、なんと月平均で120万回近く検索されています。

新しいビットマップ イメージ

スマホやインターネットの普及で若い世代に語彙力が足りなくなっているとよく言われますが、

実際、自分の語彙力のなさを気にする人が増えているということですね。

また、

明治大学教授の斉藤孝先生が、こんな本を出していました。

書店で大々的に宣伝されていた本ですので、見かけたことのある方、読んだことのある方も大勢いると思います。

日本人が「語彙力」について悩んでいることのあらわれといえます。

ちなみにアイキャッチ画像の本は、私が大学受験時代に愛用していた本です。


受験生の人におすすめです。

 

語彙力を持たざる人はどうなってしまうのか?

 

語彙を沢山持っている人は、より細かいところまで認知できますが、

語彙に乏しい人は、おおざっぱにしか物事を把握できない

と言っていいでしょう。なぜなら、「言語とは、世界の区切り方をあらわしたものである」からです。

 

たとえば日本では、「米」に関する語彙が豊富です。

米は日本人の生活のなかでかなり重要な位置を占める言葉ですから、細かく区分されるんですね。

たとえば

コメ、メシ、イネ、タンボ、モミ、ヌカ、カユなど・・・これらはいずれも一音節からなる「単純語」です。

 

その一方で英語圏では、生活の中で米をさほど重視しませんから、

イネ=rice plant

ヌカ=rice bran

カユ=rice porridge

といったように、二音節以上の「複合語」が多く使われています。

つまり、「米」というのは日本人にとって重要なものですから、語彙が豊富なんです。

でも英語圏ではそうではない。

米なんて正直なくても困らないから、ありあわせの言葉で説明しようとするんです。

こと米に関しては、日本語の語彙は豊富で、英語の語彙は貧相だといえるでしょう。

当然日本語の方が英語よりも、正確にコメに関する描写をすることができます。

 

持っている語彙が豊富であればあるほど、目の前の現実を上手に区切って、適切な描写ができるわけです。

 

語彙力とは、現実を正確に把握する力

 

そしてこれは私が勝手に考えたことですが、語彙力とは「解像度」のようなものだと思います。

ゲームで例えるなら、

↓これが、解像度(語彙力)の低い人に見えている世界で、

maxresdefault (2)

 

↓こっちが、解像度(語彙力)の豊富な人に見えている世界です。

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まとめ

自分にどれだけの語彙があるかで、こうも現実の見え方が変わってきます。

語彙不足によって引き起こされる諸々の害は、本当にあなどれません。

次回以降は、「では、どうやれば語彙力が増えるのか?」を考えていきましょう。

 

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