書店に入り浸ると、あなたは3つも得をする

      2016/08/31

紀伊国屋書店やコーチャンフォー、ジュンク堂、三省堂・・・などなど、世の中には本当にいろいろな大型書店があります。

たいていの人はこれらの書店に行くとき、自分のお目当ての本があるかどうか探しに行く、あるいは自分の興味のあるコーナーだけ見に行ってから帰る・・・という使い方をすると思います。

が、それだけでは書店を30パーセントくらいしか活用できていないのです。

フル活用するにはどうしたらよいか。

それは、

書店に「入り浸る」ことです。

書店は、ただ行って立ち読みして帰ってくるだけの場所でありません。

今回は、書店に入り浸ることによって得られる3つのメリットをご紹介します。

 

 

 

学問の全体像が把握できる

soukanzu世の中にはたくさんの学問がある

 

大型の書店であればかならず、「哲学」「自然科学」「医学」「資格試験」「英語」「紀行」「コミック」「新書」などといったコーナー分けがされています。

これらの「コーナー分け」は、そのまま「学問の全体像の把握」に使うことができます。

書店にあるコーナーの数は、学問の世界の広がりと等しいのです。

「文化人類学」「日本史」「神道」「語学」「エッセイ」といった区分の仕方を見ればわかるように、数多くの人が興味を持つ分野にはかならずコーナーが割り振られています。

 

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そして、どの学問にはどれくらいの人気があるのかということも、そのコーナーの充実度でわかります。

また、それぞれのコーナーをひとまわりしてみるだけでも、「へえ、こんなことを研究している人がいるのか」という刺激を受けることができます。自分が考えもしてみなかったことを、ドン引きするくらい追求している人というのが世の中にはザラにいます。世界は広いと実感することでしょう。

人間、書店に連れていかれると、自分は興味がないと思っていた分野にドはまりすることもままあります。

 

また、都会の大型書店であれば、専門知識を持った書店員が陳列を担当していることが多いので、

「この学問を収めたいならこの本が入門で、そこからこういう本を読んでいけばいいんだよ」

というのがわかる親切な本の並べ方をしてくれています。

 

本の流行がわかる

16_2入り口付近にこういうやつがあるはず

書店の入口には、「ベストセラー」や、「書店員のおすすめ本」、「話題の新刊書」などが平積みになっています。いま世間で話題になっている分野が何なのか、読書界で取りざたされている書籍は何なのかといった情報を手っ取り早く入手することができます。

これは都会にある大型書店でも、地方にある中規模の書店でも同じようなラインナップになります。まさに「いまみんなが注目している本」なのです。

 

ちなみに、先ほどから「都会の」「大型」書店という言い回しが再三出てきますけれども、

「書店の充実度合い」には、都会と田舎との文化の格差がハッキリと出るんです。

都会の書店は本当にデカくて、全部の通路を歩いて通り抜けるだけでも30分以上かかるような場所も存在します(ジュンク堂の池袋本店とか)。

08020801なんと10フロアにわたって本が置いてあるというジュンク堂池袋本店

一方で田舎の中規模書店では、高校受験の参考書とクロスワードパズルの雑誌とお情け程度のマンガ・文庫本しか置いていないというような場所がザラです。実際に田舎住みだったのでよくわかります。

どこかの誰かが「東京に生まれるということもひとつの才能」といったようなことを言っていましたけれども、一理あります。学ぶ意欲の盛んな時期にデカい書店に足しげく通えるかどうかは、将来非常にデカい差となりえるんですね。

 

「もっと学ばなければ」というモチベーションになる

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実は、これが一番大きいんですよ。

はじめて大型の書店に入った人はびっくりすると思います。

私なんかは、

「うわっ、すげえ本の数だな。よく床抜けねえな。こんなの一生かかっても絶対に読み切れないよ。立花隆でも佐藤優でも鈴木邦夫でも、30万冊読んだとかいう井上ひさしでも、どんな読書冊数自慢のやつでもこれ全部は読めねえで死ぬだろうな」

と毎回書店に入るたびに感慨します。

 

「文字の世界」というのは、東京ドームよかFFのワールドマップよか何十倍何百倍も広いんです。

「文字の世界」には、自分の想像を絶するようなとてつもない頭脳を持つ人々が住んでいます。

書店で膨大な数の書籍を目にするたびに、自分はまだまだだな、と痛感します。

 

書店にいる人々は、みんな頭がよさそうに見えます。

「こいつらに負けたくないな」という勝ち意地も出てきます。

 

なぜか不思議と、「どうせ全部読めないなら、もう読まなくていいや」とはならないんですね。

大きい書店であれば、かならず「あっ、これおもしろそうだな」と感じる本が置いてあるからです。

まずは自分の好きな、興味のある分野から、少しずつでもいいから学んでいこう。

そう思えるのが、書店の何よりもいいところです。

 

まとめ

書店に入り浸ってみることの効能をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。

  1. 学問の全体像が把握できる
  2. 本の流行がわかる
  3. 「もっと学ばなければ」というモチベーションになる

おもな効能としてはこの三つです。

 

どれも書店に行かなければ手にすることのできないメリットです。

まずは時間を見つけて、30分、書店の中をぶらぶらしてみると良いでしょう。

予想外の体験が、あなたを待っています。

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