外向的な人が称賛される現代社会で、内向的な人間が生きていくためのヒント

      2016/08/31

内向的な人がおかれている状況

coruxck4g7A内向的な人はたぶんこんな感じで見られている

現代社会は、スピード社会。スピードを出すには、情報を同時にいくつも並行して処理することが絶対的に必要。そして、情報の高速同時並行処理が得意であるのが「外向的な人」であり、情報をいくつも同時に処理することが苦手なのが「内向的な人」。内向的な人が得意とする「ひとつのことを長期間にわたって追いかける」という技は、社会に貢献できることであるにも関わらず、あまり顧みられることがない。

・「外向的な人」と「内向的な人」という二種類の人種がいるわけではない。人間の性質について言えば、一方の極に「外向的」があり、もう一方の極に「内向的」がある。ある個人は、その数直線の中のどこかに位置づけられる。

 

・ただし、内向的な人は経験を積む(自らの内向性を自覚するようになると、それを強化する行動をとりやすくなる)につれてより内向的になり外向的な人は経験を積むにつれてより外向的になっていくという傾向がある。だから、結果的には「内向的な人」「外向的な人」という大きな二つのグループに分かれることになる。

内向的な人間は、外向的な人々が多数を占めている社会の中で、恥をかいたり、情けない思いをすることが多い。自らのコミュニケーション能力の乏しさを責め、しばしば外向的になろうとして努力するが、自分の内向性を押し殺すことなどは土台できないため、たいてい失敗する。

 

内向的な人と外向的な人とのちがい

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・情報の同時並行処理能力は、「多人数でのコミュニケーション」で活かされ、磨かれる。

・外向的な傾向が強い人間と、内向的な傾向が強い人間とでは、コミュニケーションの経験値が違う。

・外向的な人々は、毎日何十分何時間と、比較的広い範囲の友人とのライトなコミュニケーション(おしゃべり)に興じることができる。新しい人間に出会う機会も多いだろうし、そういった人々とうまくやっていけるためのノウハウを、実践を通して学習していくことができる。

・一方で内向的な人々は、外向的な人々と比べると少数の友人を持ち、彼らと比較的深い付き合いをしているケースが多い。新しい知り合いを作る機会は少ないし、顔見知り程度の人間と馴れ馴れしく口を利きあうことを苦痛に思う。どちらかといえば、気の合う友人とじっくり会話を楽しむか、自分の趣味であるものに没頭することに魅力を感じる。内向的な傾向を持つ人は、多くの情報を同時並行的に処理すること(たとえば多人数での会話)が不得手である。

内向的な人のために、きちんと仕事も居場所も用意されている

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内向的な人々は、多数を相手にするリアルタイムの会話ではなく、自分のペースで文章を書いたりすることや、インターネットを通した文章的なコミュニケーションは外向的な人以上に得意である。2ちゃんねるはまさに内向的な人のためにある。

内向的な人が秘めている力は、本人の自覚以上のものである自分の興味のある分野に対する熱意を上手に利用することによって、外向的な人では成し遂げられないようなことを成し遂げることができる。現代の世界でクリエイティブな仕事をしている人は、9割がた内向的な人である。ビル・ゲイツや、スティーブン・スピルバーグや、スティーブ・ジョブズなどはその典型である。自分の熱意を注いだ分だけ

内向的な人が得意とするものは、「収集」「分析」「読書」「創造」「規則」「執筆」「没頭」などが代表的である。

内向的な人間は「劣っている」わけでは決してない。外向的な人々とは「得意とするものが違っている」というだけである。

 

 

内向的な人におすすめの本

内向的な人はどのようなことを得意とするか? が書いてあります。

内向的な人がどうふるまえばいいか? が網羅的に書いてあります。

また、内向的な人間というのは「コミュ障」と呼ばれることが多いものです。

内向的な人(コミュ障)が外向的な人々の間でうまくやっていくほぼ唯一の選択肢は、外向的な人からその能力を認められることです。

コミュ障を克服した人の例として、

[人見知り卒業] 友人0人の元いじめられっこ大学生が3ヵ月で37人の友達を作り充実した大学生活を過ごした「MFの法則」

というブログを書いておられる方もいます。ぜひ参考にしてください。

 

まとめ

総じて、以下のようなことがいえます。

「熟考の人・・・思慮深い、理性的、学問好き、控えめ、繊細、思いやりがある、まじめ、瞑想的、神秘的、内省的、内部指向、丁寧な、穏やか、謙虚、孤独を求める、内気、リスク回避的、神経過敏」

「外向型はすばやく行動する。すばやく、時には性急に決定をくだし、一度に複数のことをこなしたり、リスクをとったりすることも平気だ。金銭や地位などの報酬を「求めるスリル」が楽しいのだ。
一方、内向型はゆっくりと慎重に行動することが多い。一度にひとつの作業に集中するのを好み、すばらしい集中力を発揮できる。冨や名声などの誘惑に惹かれることは比較的少ない」

 

内向的なことが問題なのではなく、内向的な自分の性質をどう生かすかが問題なのです。

 

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