「ウソをつく」と、頭が良くなる!

   

 

ウソをつくと、なぜ頭が良くなる?

こんなにあったウソの効用

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・ウソをつくだけの度胸が付きます。はじめのころはばれるかばれないかで心臓がバクバクするでしょう。顔も真っ赤になるでしょう。そのうち平気な顔でウソをつけるようになり、顔ではなくウソ自体が真っ赤になっていきます。

・ウソをつくということは、単純に難しい。なぜなら、「バレないように、つじつまを合わせる」必要があるから。自分が誰に何を言って何を言わなかったかをすべて覚えていないことには、ウソがバレて不利益を被ることになる。

・「自分にウソをつく」ことに習熟することによって、精神的な安定が得られます。

・正直者が馬鹿を見る、素直な人が損を被る社会で、したたかに生き抜いていくことができます。
・ウソをついて、それが成功した(=見破られずに通用した)場合、ある種の知的な優越感を手に入れることができます。

・ウソがばれた場合には社会的な制裁を受けることになりますが、ウソをつき続ける根性があれば、いかなる社会的リンチにも動じず「これに懲りたら、次はもっとうまくやろう」という不屈のモチベーションを糧に、さらなるウソのスキルアップを目指すことができます。

 

文豪もすすめる「ウソをつく」効用

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・一般的な道徳を面白おかしく逆説的に紹介した傑作・三島由紀夫の不道徳教育講座、「大いにウソをつくべし」から引用してみましょう。昭和一の文豪である三島由紀夫が、ウソについてどのような考えを持っていたのかがわかります。真に受けないこと。

・ためしに一つウソをついてごらんなさい。ウソはウソを生み、うっかり間に本当のことを言ってしまったら辻褄が合わなくなる。その辻褄を合わすには、自分の言ったことすべてについての強い記憶力が要るので、なかなかバカにはウソはつけません。

・自信がないくせに強がるのも一種のウソであり、好きなくせに嫌いなふりをするのも一種のウソである。

・(柳田国男の言説を引用して)「ウソをつき得る小児は感受性の比較的鋭い、しかも余裕があって外にはたらきかけるだけの活力を持ったものに限るらしいから、一つの学級でも一人あったりなかったりするほどにまれである。」

・すべてウソは独創性である。他人から抜きんでて、独自の自分を作り出す技術である。

・本当にウソをつくには、お体裁を捨て、体当たりで人生にぶつからねばならず、つまり一種の桁外れの正直者でなければならないようです。

 

サイコパスの、芸術的なウソ

81kTSCJbYpLサイコパスの登場する傑作ホラー小説

・他人を徹底的に利用・操作・搾取することに特徴があるサイコパス(精神病質者)のなかで、「知能の高いサイコパス」は、ウソをつくのが非常に上手です。

・彼らはウソをつくとき、必ずしも「事実を改変する」ことをしない。それどころか、「事実だけを並べることによってウソをつく」ことすらやってのける。部分部分を省略したり、曖昧な言い方をすることによって、聞き手の意図的なミスリードを誘うのである。まさにウソの名手といえるだろう。

 

・たとえば、

ある患者(サイコパス)は、自らの担当医師にこう聞かれた。

「あなたは一度か、精神病院で診察を受けたことがありますか」

それに対して患者は、

「ああ、行った行った。でもって、もう来なくてもいいって言われたよ」と返答した。

・・・このやり取りだけを聞くと、患者は精神病院に診察を受けに行って、「あなたは正常だから、もう来なくてもいいです」と言われたように思える。

しかし実際のところそのサイコパスは、精神病院に行ったことは行ったが、あまりにメチャクチャな行動言動をして周りの人間に被害を与えたため、つまみ出されていたのである。その際に「もう来るな!」とも言われていた。

たしかにこの患者は、事実だけを並べている。しかし意図的なミスリードを誘ったことは明らかである。ウソの一種、それも「事実だけを並べて嘘をつく」という芸術的なウソである。

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・ロバート・D・ヘアは、その著書『診断名サイコパス』において、精神病質者がいかに巧みにウソを操るかを明らかにしている。以下はその例である。

《精神病質チェックリスト》で高得点をマークしたある女性は、声高に笑って答えた。

「あたしは嘘つきの名人よ。ほんとに嘘がうまいの。ときどき自分の欠点を認めて見せるからでしょうね。すると相手は、そんなことを認めるくらいだから、彼女の言っているほかのことも真実にちがいないって思うのよ」

彼女は、ときどき真実をちりばめて、”話に実際以上の彩りを添える”と言った。

「いくつかほんとのことが混じっていると、すべてほんとのことだとみんな思うのよ」

 

ある被験者は、ハンサムで早口の24歳の男性で、釈放後の計画を山ほどもち、まだ花開いていない才能を無尽蔵にもっているように見えた。彼は、たてつづけに以下のことをやったと自信たっぷりに言った。

・8歳のとき家出した。

・11歳のとき飛行機に乗り始め、15歳でパイロットの免許を取った。

・双発機で計器飛行をした経験を活かして事業用航空機のパイロットになった。

・4つの大陸で9か国に住んだ。

・アパートの管理人をした。

・屋根葺き会社を興した。

・一年間牧場を経営した。

・半年間森林警備隊で働いた。

。二年間沿岸警備隊で働いた。

・全長80フィートのチャーター船で船長をやっていた。

・四か月間深海のダイヴァーをやっていた。

サイコパスは、アメリカでは人口25人につき1人、日本などの東アジア圏では100人に1人と言われている。日本全体で勘定すれば、100万人がサイコパスだという計算になる。決して、あなたに関係のないことではない。

・ウソを見破るのは、ウソをつくよりよほど簡単である。表情やしぐさを見るか、あるいは現実と言説を照らし合わせておかしな点を見つければ良いだけのことなのだから。

 

ウソにまつわる小噺

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・ウソにはいろいろな種類がある。以下、ウソを種別に紹介していく。

 

・ウソを一生に一度もついたことのない人はいない。なぜなら、「ウソをつくつもりでなかったのに、結果的にウソになった」というウソも存在するから。

 

・「良いウソ」・・・面白い「フィクション・ウソ」と、誰にでもつけるわけじゃない「高度なウソ」。前者が得意なのが小説家で、後者を得意とするのが政治家とか、あるいは知能の高いサイコパス。またそのほかに、「善意のウソ」もある。がん告知をあえてしないという選択など。

・「悪いウソ」・・・つまらないウソ。誰にでも吐けるウソ、行き当たりばったりの、芸のないウソ。すぐに破綻し、聞くものを不快にする、バレバレのウソ。軽犯罪者のウソ。自分に対して言い聞かせるウソ。

 

・会計を偽る「粉飾決算」、身長や年齢などを詐称する「サバ読み」、しばしば大げさに盛られる「武勇伝」、ウソだと気づかれずに拡散される「デマ」、この人痴漢です! から始まる「痴漢冤罪」など、じつにさまざまな種類のウソがあります。

 

ウソをつくと頭が良くなる まとめ

・いかがでしょうか。ウソをつく気になりましたか。正直者も悪くないですが、ちょっとぐらい染みをつけてもいいでしょう。ウソには思いがけない効用があるのですから試さなきゃ損です。「漢方飲むよりウソが効く」というホスピス医のことわざもあります。嘘です。

・ウソをつくことには、今回述べたような「頭を鍛える効果」もあるのですが、逆もまた然りなのです。つまり、ウソをつくと頭が悪くなることもあります。今回は「ウソをつくと頭が良くなる」という題ですが、そのうち逆に「ウソをつくと頭が悪くなる」という特集もやってみたいと思います。

 

・今回の記事がお役に立てましたら幸いです。バンバン嘘を吐きましょう。

では、グッド・ラック!

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