知らないあなたは負け組になる 読書の「本当の効果」5つ

   

読書の効果について、なぜかあまり触れられないものを取り上げます。

本を読むと、なにが良いのか? 知らないと本当に損をしますから、よく聞いてください。

では、レッツ・読書。

①文章作成能力が向上する

・絶対の真理ですが、「読まないと」「書けません」。

 

・人間は「しゃべる」ことに関しては、習わなくてもできます。言語本能にインプットされているからです。

・でも、「読む」は、習わないとできませんね。文字が読めない人は、この世界にはたくさんいます。

・「書く」ということは、「読む」よりあきらかに高度な作業です。ですから、読まないと書けないのは、ある意味当然です。

・「書く」のは、「技術」です。新米の落語家が何度も何度も同じ噺を繰り返すように、若手の寿司職人がひたすらたまごを焼くように、野球選手が数多くのノックを受けるように・・・「インプット」がなければ、絶対にアウトプットはできません。単純な話でしょう。食べなきゃウンコは出ないのと一緒です。

 

②抽象的思考空間をフル活用できるようになる

・抽象的思考空間とは、頭の中にある「考えを組み立てるスペース」のことです。

・読書によって、確実にこの抽象的思考空間が発達します。

 

・「抽象的思考空間が広い」というのは、パソコンでいえばメモリの大きさ、机でいえばデスクの大きさ、空港でいえば発着場の広さ、賃貸住宅で言えば間取りの広さといえるでしょうか。ひとまずいえそうなことは、「頭の中にどれだけ思考という建築物を建てることができるか」ということです。この抽象的思考空間が広ければ広いほど、自分の考えを「頭の中だけでも」満足に組み立てていくことができるようになります。

 

・抽象的思考空間が「狭い」人は、「紙に書いて考える」とか「ウンウン考える」ことをします。基本的に、頭の回転が遅い人、視野の狭い人はみんな抽象的思考空間が使えていないのです。頭の中で処理するということができないのです。

・そうじゃないんですよ。

・抽象的思考空間を使って考える(=頭の中で考えを済ませる)メリットは、「速い」、「ユニークな発想がいくらでも出てくる」、「楽しい」ということでしょう。できない人とできる人の間では相当な差がつきます。紙に書きながら考える速さを1とすると、抽象的思考空間のなかで考えをこねくりまわす速度は20くらい。

 

・参考までに、抽象的思考空間が広くなければ勤まらない職業をいくつか紹介しますと、数学者、哲学者、物理学者、作家、プログラマー、棋士、音楽家あたりですね。まず頭の中に広大な建築物を建てようと試みる人々です。

・紙に書くとか、文字に起こすとか、計算する、ということはあくまで、彼らにとっては、頭で考えるときの補助にすぎません。

 

・このブログも最近は、抽象的思考空間を使って組み立てるようにしています。そのほうが早いし、楽だからです。ちょっと前までは紙にリストアップしながら書いていたんですが、それだとトロくさいなと思ったので、今のスタイルにしました。

 

・読書するときに、われわれはその内容を頭の中に具体的にイメージしながら読み進めますね? 小説しかり、学術書しかり。その「頭の中でイメージする」という作業そのものが、抽象的思考空間を拡張する最高の手段なんです。よく小学校中学校あたりで「読書は想像力を豊かにする」と教えられますが、それはまさにその通りです。

 

③独創的なアイディアの源になる

・「本は10冊同時に読め!」で有名な、日本マイクロソフト社長だった成毛眞さんは、「読む本のジャンルというのは、極端にかけ離れていたほうがいい」と説いています。

・なぜなら、独創的なアイディアとは、異なるジャンルのもの同士の意外なつながりから生まれるからです。野球とドラえもんが融合した傑作野球漫画「ドラベース」なんかまさにその例ですし、近年はやっている「異世界転生もの」のライトノベルも、意外性のある組み合わせがおもしろさの秘訣です。


・「ほかのひとがやらないことをやる」のが、新しいものを生み出す鉄則です。常識に反することをせよ。

・ほかのひとと同じような漫画ばかり読み、みんなと同じようなベストセラー小説を読み、世間で話題の映画しか見ないような人は、新しいものを生み出すこととは無縁の生活を送ることになります。ざまあみやがれ。

 

④「読んでいる人の世界」に入るためのパスポートになる

・「読書しない人」というのは、バレますよ。言葉遣いやユーモアセンス、知識の深さ広さ、言動の端々からわかります。どれだけ地頭が良かろうとも、

・立花隆氏や佐藤優氏、成毛眞氏、司馬遼太郎、井上ひさし、出口治明氏、斎藤孝氏、京極夏彦氏・・・日本には、単なる「冊数自慢」ではない「本物の読書家」が腐るほどいます。

・「読んでいる人の世界」(=知的上流階級)に入ろうと思うのなら、まず彼らと対等に話せるレベルの読書をこなしている必要があるでしょう。彼らにとっても、たいした深みのない人間相手に話をしたって時間の無駄でしかないと思うはずです。

・「自分は、〈消費する側〉じゃなくて、〈作る側〉にまわるんだ」と決意している人は、まず読書から始めよ、そう言い切っていいでしょう。

 

⑤精神の飢えを満たす最善の手段である

・世の中にはたくさんの本があります。

・本当にデカい本屋(ジュンク堂の池袋本店とか、紀伊国屋の新宿店あたり)に行くとよくわかると思いますが、どんなに速読が得意なひとでも、世の中に出回っている本をすべて読み切るのは絶対に、物理的に不可能です。

・当然、ジャンルも「人生・世界に生じる主な問題すべて」をカバーしています。

・「いまの自分は、どこか満たされない」「本当に生きている、という実感がない」「死にたい」と感じている人は、本を読むことで救われる可能性が高いです。

・すくなくとも、本を読んでいる間というのは、読書に没頭できます。ひまでひまでしょうがないからくだらないことを考え始めるのであれば、本を読むという行為によって精神的ストレスを緩和することができます。「本を読んでいる間は幸せ」なら、そうすればいい。ずっと不幸であるよりましです。

 

読書の本当の効果 まとめ

・今回扱ったのは、

読書の本当の効果:「1.文章作成能力の向上 2.抽象的思考空間を使えるようになる 3.独創的なアイディアを生み出す下地になる 4.「読んでいる人」の世界へのパスポートになる 5.精神的飢えを満たす食料になる」です。

 

・日本人はどんどん本を読まなくなってきているとずっと言われていますが、ほかの人たちが本を読もうが読むまいが、読書をする人に「勝ち組」に入るだけの資質が備わるのは、変わりません。コンピュータがどんどん発達してきている以上、これからは、自分でなにかを生み出すことのできる能力(クリエイティビティ)がある人だけが、「富む」ことを許されるようになっていくでしょう。読書しなければ、「負け」ます。

・いろいろ書きましたが、結局、「今日見ている皆様。読書は楽しいぞ。良いもんだぞ」ということです。では、快適な読書生活を。グッド・ラック!

 

 

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