勉強できないのに…「体育会系」に「頭が切れる」人が多いワケ

   

自分自身ガッツリ体育会系の部活に入っていた人間なのですが、何度も何度も不思議に思うことがありました。

部活の主軸クラスのチームメイトに対して、「こいつら、頭が本当に切れるなあ。かなわねえなあ。なんでこんなに気が回るんだろう」と。

世渡りがうまくて、コミュ力が高くて、よく気が利いて、おもしろいことを言える・・・

今回は、「勉強はできなくても社会で成功する」タイプの人間について考えてみます。

レッツ・体育会系。

 

勉強はできないけれども…

・たしかに、ガッチガチの体育会系というのは、勉強なんてできないんですよ。甲子園に出るような強豪校の四番が、分数の計算もできないというのは、実は、よくある話なんです。というか実話です。いや、むしろそれがデフォルトです。

・というのも、彼らは「彼らの世界での価値観」にしたがって生きているからです。

・「スポーツでナンバーワンになるやつがかっこいい」「勉強なんてカッコワルイからやらない」というような価値観です。ROOKIESみたいな感じ。まさに狩猟時代の男みたいな、ワイルドな行動方式です。「強い・かっこいい」が絶対の価値観になります。不良がやたらガンを飛ばすのも、教師に反抗するのも、「自分の強さ」を尺度にして行動するからでしょう。

・そういう世界のなかで勝ち残るためには、「コミュニケーション能力」がまず高くなければなりません。先輩とのコミュニケーション、大人とのコミュニケーション、同級生とのおしゃべりなどがそつなくこなせる人間でないと、「あいつはダメだな」とナメられてしまいます。実際、スクールカーストの成因を研究している社会学者の多くは「スクールカーストを決定づけるもっとも重大な要因は、コミュニケーション能力である」と述べています。

 

「目」がいい

・不思議なもんですが、あきらかに陰キャには目の機能が悪いやつが多い。眼鏡やコンタクト常用の人間が多いこと多いこと。目から入ってくる情報に自信がないせいか、キョドキョドしてるし、キョロキョロしています。

・一方で、体育会系の主力クラスには、「目の悪い」やつが、まちがいなく少ないです。さらにいえば、目だけでなく、「物事に対する反応」もいいですね。ささいなものごとにもパッと気が付きます。目がいいと、より多くの情報を取り入れることができるからです。彼らからしてみると、「目が悪くて、反応もいまいち」な陰キャのことはどうしても「トロくさい」というふうに見えてしまうのではないでしょうか?

・「目が悪い」だけだと些細な事のように思えますが、周囲の情報をうまく把握できないというのは、予想以上に高負荷なストレスです。自分自身への信頼を失うきっかけとなるには十分です。

 

「テストステロンが濃い」

・「テストステロン」とは、男性ホルモンの一種です。これが出ることによって、筋肉が発達して脂肪が減ったり、自分自身への肯定感が高まったり、女性に対して積極的になったり、リスクを積極的にとるようになったりします。とりあえず男にとって「なくてはならない」ホルモンです。勝ち組ホルモンとすら言われます。

 

・有名な話ですが、「自分の所属するチームが勝つ」と、その「テストステロン」というホルモンがドバドバ出ます。逆に、負けると一気に分泌量が落ちます。

・そして、スポーツの場合、「日本一」になれるのはたった一校・あるいは一人だけです。

と、いうことは・・・

テストステロンが一番出るのは「日本で一番勝ったチームのメンバー」であり、逆に一番出ないのが「早々と負けてしまったチームのメンバー」ということになりますね。

・さらにいえば、テストステロンの量は、普段の生活の中での「勝ち負け」にも左右されます。みんなから「あいつはダメだ」「たいしたことないな」と評価されることで敗北感が生じ、テストステロンの分泌量が下がります。逆に、普段の生活から「スゲー!」「かっこいい」という評価を受ける機会が多ければ多いほど、テストステロンがもっともっと出るんです。正のスパイラルによって、確実に人生が上向きになっていきます。

 

体育会系の主軸でいると、周囲への気配り能力が鍛えられる

・私自身はとても主軸というタイプではなかったのですが、それでもわかるのが、

チームの中心選手は、自分のことばかり考えていちゃ務まらない んですよね。

 

・特に、集団競技のキャプテン・主将。

・「キャプテン」は、選手のなかでの最高責任者です。ちょっとふざけた言い方をすると「ボス猿」です。

・キャプテンは、自分のことにだけ集中するということを許されません。チーム全体の責任が重くのしかかってきますし、同級生や後輩への声掛け、監督とのコミュニケーションも必然的に多くなります。周囲の期待がいっぺんに重圧となり、とてつもない重荷です。

・そういう生活をしていると、「自分だけじゃなくて他人のことも」考えるようになっていくのは必然です。

 

・またキャプテンでないにしても、最上級生にもなれば、後輩全体・チーム全体への目配りが必須です。普段の練習から「周囲をよく見る」訓練を積んでいくことによって、「気が利く」ようになっていきます。

 

・陰キャはどうでしょうか?

・彼らの多くは、基本が単独行動です。集団の外側から客観的に眺めることができるというメリットもたしかにありますが、「周囲に人がいない」状況が長く続くと、人間は必然的に自己中心的になっていきます。気配りすべき相手がいなければ、気配りする能力は発達しません。もちろん例外もありますが、「周囲に人が少ない」という状況に慣れてしまうと、だんだんと「気が利かないやつ」になっていきます。協調性がない人間は嫌われます。

 

まとめ

・体育会系の人間が「社会的に成功しやすい」のには、①コミュ力の高さ ②目をふくむ身体的反応のよさ ③周囲への気配り能力の発達 ④テストステロンが濃い この4つが大きいでしょう。

・体育会系の人は、やっぱり眩しいです。人間としての魅力が底光りする人が相対的に多いように思います。プロ野球があれほど繁栄しているのも、サッカー選手があれほど人気なのも、納得できそうです。

・運動習慣だけでも、ぜひ生活の中に取り入れてみて下さい。体育会系じゃなくても、「身体は資本」なんですから。

・では、今回はこの辺で。

グッド・ラック!

 

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