なぜ「よく歩く人」は圧倒的な成果を出せるのか?

   

こんにちは!クリストリタロウです!

今回は、ぼくが生活の中に取り入れている「1日1時間歩く」という習慣から得たことをお話しします。

この習慣は、わりと最近はじめたのですが、とても脳に良いと感じています。

歩くことが、これほど「頭を良くすること」に効果的だとは、ちょっと思ってもみませんでした。

たくさん歩くメリットと、歩くことでなぜ脳が活性化するのかのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。

 

なぜ歩くと、「うまくいく」のか?

頭のキレが良くなる

頭の中で、複雑な物事をスルスルと処理できるようになりました。

思考力が付いて、我慢強く粘り強くなった気がします。

 

実際、「リズミカルな有酸素運動は、脳の前頭前野(=思考や理性をつかさどる部位)の機能を高める」という報告が数多くされています。

(「脳を鍛えるには運動しかない!」ジョン・J・レイティより)

 

毎日1時間歩くようにしてからというものの、じわじわと「頭の地力」みたいなものがついてきた感じがあります。

「歩く」というのは、「前頭前野を物理的に鍛える」方法といえるのかもしれません。

また次の節で見るように、昔から多くの人が「考えることと歩くことは相性がいい」と感じてきたようです。

 

偉人には、「散歩」の習慣があった人が多い

・古代ギリシャの哲学者の一派に「ストア派」という学派がありました。

まあ簡単に言うと、めちゃくちゃ頭の良い人の集団です。

ストア派という名の由来は、かれらが「壁画で飾られた柱廊(ストア)を歩きながら議論した」ことからきています。現代風に言うなら、「ウォーキングしながらディスカッションした」というところでしょうか。

 

・「Appleの故スティーブ・ジョブズは何か重要な話をする時や考えをまとめる際にはとにかく公園や道路など、あちこちをよく散歩していた」ことが知られています。

・小学校に銅像が飾られている二宮金次郎も歩きまくってたそうです。実際彼は歩きながら読書していた(というより、せざるをえなかった)とのこと。

・ドイツの偉大な哲学者カントも毎日規則正しく生活し、散歩の習慣があったことが知られています。

 

・また、こんな報告もされています。

人間は歩くと心臓の鼓動が速くなり、座っている時よりも多くの血が体内を循環することになるので、血中の酸素が筋肉だけでなく体中のあらゆる器官に行き渡るようになり、脳にも酸素がたくさん供給されるようになります。この結果、運動中や運動後に記憶や注意力に関するテストを行うと、座っている際よりもパフォーマンスが向上することが分かっているのですが、これはとても軽い運動でも十分に効果を発揮するそうです。

また、定期的な運動は脳細胞間の新しい連結を増やすことにつながり、脳組織が年齢と共に退化していくことを防ぐことにもつながります。さらに、海馬の量を増やしたり、新しいニューロンの成長を刺激したり、ニューロン間での信号のやり取りを行うレベルを上げてくれたりもするそうで、運動が脳に与える影響がいかに大きいかもよく分かります。

(参考:なぜ歩きながらだと考えがうまくまとまるのか? Gigazineさんから)

 

そもそも人間は運動するようにできている

進化心理学には「サバンナ仮説」という考え方があります。

 

人間という種は、100万年前~1万年前あたりまでアフリカのサバンナで進化し自然淘汰を受けてきました。

ヒトが都市に住むようになったのは、たかだかここ100年近くのことです。

 

したがって、人間の機能は

「現代の都市ではなく、アフリカのサバンナに適応するようにできている」

と考えるのが自然ですね。

この考え方を、サバンナ仮説といいます。ミスマッチ仮説とも、進化遺産仮説とも呼ばれます。

 

このサバンナ仮説からすると、人間の運動機能というものは、ほんらい「サバンナで活発に動き回る」ことを想定してできているといえます。

人間は、めちゃくちゃ動き回る生活を太古の昔から続けてきた。

おそらく昔の人間は、1日に5キロとか10キロとかの距離を、獲物や果実を探して歩き回っていたでしょう。

 

では、現代都市に住む人の運動量はどうでしょうか?

大自然の中で活発に動き回っていた時代に比べると、まさに雲泥の差です。

現代人は、運動不足で当たり前といえます。

 

だから、意識して運動しないかぎり、本来人間にとってベストであるはずの運動量は確保できません。

 

日常に「歩く」を取り入れよう

健康にもよく、脳にも良いのですから、なんとかしてウォーキングを日常生活の一部にしたいものです。まったく歩かない寝たきりの生活というのは、脳にとっても体にとっても「最悪」なのです。

築山節氏の名著「脳が冴える15の習慣」には、こんなことが書いてあります。

 

運動系の機能を使うのが思考系の活性化のためにも有効なのは、次のように考えてみても分かりやすいかも知れません。

足や手や口を動かす運動系の機能は、脳の表面中央付近に分布しています。その脳領域を十分に働かせるということは、そこに至る脳の血流を良くすることとイコールです。

特に足を動かすための機能は、頭頂部に近いところにある脳領域が担っているので、よく歩いているうちに、血液が脳の高いところまで汲み上げられます。歩くというのは、足を中心とする全身運動ですから、脳全体に血液が巡りやすくなる。散歩をした後に脳が働きやすいのは、そういう理屈からも説明することができます。

本文26ページから

散歩をすると、物理的に「頭のてっぺんに血液が集まる」わけです。

で、そのおすそ分けをもらうかたちで他の部分にも血流が回る・・・という話ですね。

 

余談:ぼくの歩き方

ふだんは大学構内を歩くようにしています。

公道だと自転車や車にぶつかる可能性が高くなってしまうためというのもありますが、

キャンパスのなかにはさまざまな植物や建物があるので、見ていて飽きないのです。

 

歩くスピードは、意識してちょっと速めのペースにしています。東京の渋谷を歩いている人くらいかな。

歩くスピードと頭の回転の速さは、どうも比例するんじゃないかな・・・と思ってのことです。

せかせかしているように見えるかもしれませんが、これが意外と心地良いんですよ。

慣れてしまえばどうということもありません。

 

たいていの場合、アマゾンのAudibleでオーディオブックを聴きながら歩いています。

3倍速で聴いているので、1日1時間歩くと、だいたい3時間分のオーディオブックを聴けます。

新書1冊がだいたい3時間分なので、歩きながら新書を1日1冊読んでいる(聴いている)という勘定になりますね。

耳から入ってくる情報というのは、意外と頭に残りやすいので、おすすめです。

Audibleのおすすめ本も後日紹介しますね。

 

まとめ・参考文献

最後に、今回書くにあたって参考にした書籍を紹介しておきますね。

脳を鍛えるには運動しかない!」(ジョン・J・レイティ)

脳が冴える15の習慣」(築山節)

病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~」(長尾和宏)

人生のモヤモヤは歩くだけで消える」(猪狩 大樹)

医師がすすめるウオーキング」(泉 嗣彦)

ウォーキング考―最短距離で最大効果を生み出す「正しい歩き方」 」(デューク更家)

 

・・・さて、いかがだったでしょうか。

われわれが日々なんとなく行っている「歩く」という行為は、あらためて見直すと「自分の能力を向上させる大きなチャンス」なのです。

 

ほかの人の知らないウォーキングの効果を知って、もっともっと「デキるひと」になりましょう!

では、グッド・ラック!

 

 

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