一年間ずっと「1日1冊」本を読み続けた結果わかった5つのこと

   

こんにちは!

クリストリタロウです!

ぼくが読書メーターに登録してから、今日でちょうど1年になりました。

そしてこの一年間、ずっと「1日1冊以上本を読む」を継続してきました。

一日一冊・一年間累計で365冊以上読んで、初めて見えてきたものが数多くありました。

ですから今日は、「一日一冊読み続けてわかったこと」を紹介します。

読書の効用をほんとうに知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

 

読書は「IQを上げるトレーニング」として最強。

ぼくはIQのことを、「頭のなかにある情報空間でどれだけ高速かつ緻密に情報処理ができるか」の尺度ととらえています。

要は、「頭のなかにある空間でイメージする能力」がどれだけ高いかがIQを決める、と。

 

実際、数学や物理学といった抽象性の高い学問はIQが高くなければできない――という事実があります。これらの分野では「文字面を追う」だけの勉強は通用せず、むしろ頭のなかだけでパッパッと思考を組み上げることができなければなりません。

実は、紙に書いて考えたり、人と話し合って考えるより、「頭のなかで処理する」ほうが段違いに速いのです。

 

で、

何を隠そう、

 

「文字を読む」ことは、その「頭のなかにある空間でイメージする能力」を高める訓練になります。

つまり、読書をすると、「頭のなかに存在する、情報処理のためのスペース」が開発されるということです。

これはどういうことか?

 

小説を例にとってみますと、例の川端康成の『雪国』、その冒頭はあの有名な

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。

で始まります。

このときに読者がやることは、

「文字として与えられた情報を、臨場感のあるイメージとして追体験する」ことにほかなりません。

 

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」も、「夜の底が白くなった。」も、

実際に「自分なりにイメージして」やらないと味わえないわけです。

 

頭のなかにある情報空間に、「国境の長いトンネル」を描写し、「トンネルを抜けると雪国であった。」という展開を与え、そして「夜の底が白くなった。」様子をありありと思い描いてやる必要がある。

そのときに使えるのが、「頭のなかにある、情報処理のためのスペース」です。

 

このスペースは、使えば使うほどどんどん広くなっていきます。

そして、使えば使うほど情報処理の速度も、描写の緻密さも向上します。

 

読書をすればするほど、「頭のなかだけでパッパッと手早く情報を処理する」能力に磨きがかかっていくというわけです。

「本を読む=文字をイメージに変換する」という営み以上に、「頭のなかの情報処理空間」をフル活用できる訓練法はありません。

 

だから、「IQを上げるためにいちばん適しているのは読書」と断言できるのです。

 

一日一冊読むのは、むずかしいことじゃない!

毎日本を読み続けた結果・・・

「一日一冊読むのはむずかしいことじゃない」ということが実感できました。

ついでに、「読書量を誇る人」がいかにクソで中身がないかもわかりました。

 

でも実際、

読書のスピードをもっと上げたい! と願う人は多いようです。

そこで、なぜ読書スピードが上がらないのかについて、原因を3つほど挙げてみます。

 

「読むスピードが遅い」

「すぐに飽きてしまう」

「読書に充てる時間が絶対的に少ない」

 

それぞれ、

「できるだけ速く読んでみよう」と意識しながら読む。

「Kindleなどの電子書籍リーダー」と「紙の本」を使い分けることで、飽きないようにする。

Audibleなどの「本を聴く」サービスを利用する(いつでも本に触れることができる)。

といった解決策があります。

 

この話題については、過去の記事で「どんなに忙しくても「一日一冊」読み切るための、7つの読書法」というテーマで書いていますから、参考にしてください。

 

大量に読書しないと生き残れない世界がある

ハーバード・イェールをはじめとしたアメリカのエリート大学生がどれだけ読書しまくっているかご存知ですか?

 

東洋経済オンラインの記事「結局、日本人は努力の総量が足りない」に、興味深い記述がありましたので引用します。

波頭 最近見た、最もショッキングな数字は、大学卒業までに読むテキストの量の日米比較で、米国の大学生は4年間で400冊読むのに対して、日本の大学生はわずか40冊しか読んでいないということらしいです。本を読んで理解するというのは、スポーツでいえば筋力トレーニング。その基礎的なトレーニングが、日本人は圧倒的に少ない。

伊藤 おっしゃるように、コンピュータ・サイエンスの筋トレがしっかりできていれば、そこにバイオロジーの知識や研究成果を乗せることができますが、筋トレをやっていないと、乗せたくても乗せることはできませんね。

波頭 基礎学習、さらにいえば努力の総量が、日本人には足りないように感じます。日本でエリートだった人間も、米国に留学すると、あまりの学習量の違いに皆ショックを受けるようです。米国に限らず世界のトップランナーたちはそれくらい勉強している。ちょっと日本人はラクしすぎていると言わざるをえない。

つまり、アメリカの大学の学部生は、日本の大学生のおよそ10倍の量のテキストを学ぶことになる、と。

 

ここで言っているのは、「400冊のテキスト(教科書)」という話ですから、授業以外で読む本も合計すれば4年間で1000冊は優に超えるでしょう。

 

また、あくまでもこれは学部生(4年間)の話で、これが大学院になるともっともっと圧倒的な差が付きます。

 

実際にイェール大学博士課程に在籍していたことがある苫米地英人氏は、アメリカのエリート大学院生の読書量についてこう言っています。

ハーバード、イェール、カーネギーメロン大学などの大学院博士課程を修了するには、二年間で2000~3000冊を読む必要がある。単純計算で1日30~50冊。

超競争社会であるアメリカの大学院生たちは、みな日本の「読書家」たちとは比較にならないほどの量を読んでいることが窺えます。

 

「グローバルに活躍する」というフレーズが飛び交う現代の日本ですが、

「グローバルに活躍する」ということは、「ほかの国の人々との競争に打ち勝つ」ということです。

読書をしない人間がグローバルに活躍するのは無理でしょう。

「一日一冊」は、「これだけ読んでいればとりあえず、グローバル競争のなかでもそこそこやっていけるぞ」という自信を持てるラインなのです。

 

読書をするということは、「国際的にみても通用するレベルの知識・思考力・発想力を養成する」ための唯一の手段です。

読書の量で圧倒的に負けていれば、そもそも勝負の土俵にすら立てません。

「大量にインプットすること」は、外国製のエリートと張り合うための必要条件なのです。

 

まったく興味がないムズカシイ本を見栄で読むのは、完全なる無駄!

「スノッブ」とか、「衒学的」という言葉を聞いたことがありますか?

スノッブとは「上品ぶったり教養ありげに振舞ったりする、鼻持ちならない人」を指し、

衒学的とは「学問・知識のあることを自慢し見せびらかすこと」です。

 

まあわかりやすく言えば、岩波文庫とか外国人作家の本をさも熱心そうに読むことによって「こんなに頭の良いわたしを見て!」というアピールをしてしまう輩のことですね。

ぼくもそういうことをやってましたが、はたから見れば本当に自意識過剰で気持ち悪くて中身のないイヤなやつです。だいたいこういうタイプは、運動もできないし容姿にも自信がなくいつもオドオドキョドキョドしている陰キャの眼鏡君と相場が決まっているのですが、それは置いといて。

 

いちばんの問題は「どの本を選ぶか」ということなのです。

上に述べたタイプの人間は、自分が理解できる範疇にない「読んでいると頭が良さそうに見える本」という基準で選んでいるわけですね。

 

これは、読書をする上でいちばんの「無駄」です。

「理解できないものばかり読む」くらいなら読書なんてやらなくて良い。

時間の無駄です。

友達とおしゃべりしているほうがずっと役に立ちます。

 

肝心なのは、「難しい本を、よく理解できないままに読む」のではなく、

「自分が面白いと思える分野の本をひたすら読んでいく」こと。

次節でその理由を説明します。

 

どんなに「くだらない」本でもいいから、とにかく最優先すべきは「自分がおもしろいと思える本」だ!

結論から言います。

一年間毎日一日一冊読み続けた結果、

「自分が面白いと思える分野の本をひたすら読んでいく」ことこそが、最高かつ最強の読書法だ

という結論に達しました。

 

人間というのは、あくまでも「生物」です。

生物の脳には不変の原則があって、それは「気持ちのいいことを求める」という欲求。

脳というのは、「自分にとって気持ちいいもの」をやるとき以外は喜びません。

イヤイヤやると、劇的にパフォーマンスが落ちます。

 

それは読書でも同じ。

「自分にとっておもしろいもの」じゃないと、脳が勝手にサボるんです。

一日一冊という量をこなそうとするとき、「脳にとって気持ちのいい本」じゃないとついていけません。

 

「自分にとっておもしろい本ばかり読む」ことには、2つの大きなメリットがあります。

1.知識がスイスイ入る

2.興味の幅が加速度的に広がっていく

 

1.は、「自分のやりたいこと」でないと実現できません。

小学生が図鑑に載っているものを全部覚えてしまうように、「自分の興味がある分野」を学ぶときの知識吸収率はものすごいものがあります

 

2.については、つまり「学習が加速される」ということです。

人間、自分の好きなことならいくらでもできます。

学校の勉強は嫌いな子でも、ゲームなら何時間だってやります。

 

最初から嫌いなこと/興味のないこと/難しいことをやるから、続かないのです。

自分の興味にしたがって読書していくと、興味のある分野はそのうち徐々に広がっていきます。

 

「かつては見向きもしなかった分野が、いつの間にか『興味のある分野』のなかに入ってきている」

ということが起こり得るわけです。

 

自分にとって興味ある分野の本ばかり読んでいれば、

いまは嫌いな分野でも、そのうちやりたくなってきます。

 

大切なのは、自分にとっておもしろいものから始めること。

コンビニに並んでいるような「都市伝説100」とか、「芸能界のウラ話」とか、そういう「低俗」な本から入ってもぜんぜんかまわないんですよ。

「読書=楽しい」という反応を脳に覚えさせてあげることが第一なのです。

 

まとめ

さて、いかがでしたか。

まとめると、ぼくが一年間毎日一日一冊読み続けてわかったことは、

1.読書は「IQを上げるトレーニング」として最強

2.一日一冊読むのは、むずかしいことじゃない!

3.大量に読書しないと生き残れない世界がある

4.まったく興味がないムズカシイ本を見栄で読むのは、完全なる無駄

5.どんなに「くだらない」本でもいいから、とにかく最優先すべきは「自分がおもしろいと思える本」である

この5つです。

この5つを学び取れただけでも、頑張って読み続けた甲斐がありました。

 

いまは1日1冊~2冊ペースですが、これからどんどん上げていって、月100冊以上読めることを当面の目標とします。

皆さんも、こんな陰キャに負けないくらい読んでほしいと思います。

 

では、グッド・ラック!

 

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