KindleUnlimitedに上がっている苫米地英人氏の書籍約80冊を全部読み終えて思ったこと その①

   

洗脳や催眠について書いたりと女性向けの人生相談にのったりTPPに対して断固反対したりこんにちは!

栗栖鳥太郎です!

今回は、いつもこのブログの記事の末尾に本を紹介させていただいている苫米地英人氏についての記事です。

実は、今年の8/3に始まった、月額980円で対象の本が読み放題というKindleUnlimitedのサービスに苫米地氏の本が大量に登録されています。

で、読み放題なのをいいことに苫米地さんの本をかたっぱしから読んでしまいました。

登録されていたのは(たぶん)80冊程度。

9月の中旬くらいから読み始めて、ようやく今日の夜に読み終える予定です。

たしかに読み始めた当時は「うさんくさいなこの人」と思っていたのは事実ですが、たいして読みもせずに上辺だけ見て批判するような愚を犯すことはしたくなかったのです。

80冊を読み終えたいまだからこそ語れることを、いまのうちに語っておきます。

 

経歴・能力が異次元

まあ、苫米地さんを語るときに、彼の経歴は外せませんね。

以下、「苫米地英人公式サイト」からの引用です。

苫米地英人プロフィール

1959年、東京生まれ。認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同Cylab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、全日本気功師会副会長、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIインターナショナル日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、財団法人日本催眠術協会代表理事。

マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社。2年間の勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学の分野で世界最高峰と呼ばれるカーネギーメロン大学大学院哲学科計算言語学研究科に転入。全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。
帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。

現在は米国認知科学の研究成果を盛り込んだ能力開発プログラム「PX2」「TPIE」を日本向けにアレンジ。日本における総責任者として普及に努めている。

著書に『洗脳広告代理店 電通』(サイゾー)『日本の盲点(スコトーマ)』(ヒカルランド刊)『経済大国なのになぜ貧しいのか?』『現代版 魔女の鉄鎚』『まずは親を超えなさい!』『残り97%の脳の使い方』『英語は逆から学べ!』 『英語は逆から学べ!実践トレーニング編』『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方〜「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法〜』『脳と心の洗い方〜 「なりたい自分」になれるプライミングの技術〜』(フォレスト出版)、『本当はすごい私』(講談社)『年収が10倍アップする 超金持ち脳の作り方』(宝島社)『洗脳』(三才ブックス)、『ドクター苫米地の新・福音書』(講談社)、『スピリチュアリズム』(にんげん出版)、『心の 操縦術』(PHP研究所)、『洗脳原論』(春秋社)、『夢をかなえる洗脳力』(アスコム)、『洗脳護身術』(三才ブックス)、翻訳書に『CIA洗脳実験 室』(デジタルハリウッド)など多数。

 

ちなみに中学校は駒場東邦に通っていたそう。

イェール、カーネギーメロン、ハーバード(医学部の助教授としての招待を受けていた)といった名だたる名門校に在籍していたことから、「博士の知らないニッポンのウラ」で対談した水道橋博士氏曰く、「学歴バイキング」とのこと。

 

この経歴だけでも「少なくとも凡人では絶対ない」ことがわかりますが、

そのほかに明らかになっているエピソードとして、

 

「オウムの幹部クラスを脱洗脳した」

「スポーツも得意で、ニューヨークミリタリーアカデミー(トランプ氏も通っていた)にレスリングの奨学生で入ることもできるほどだった」

「上智大学在学当時、上祐史浩をディベートで言い負かしていた」(本人は「言い負かすっていうと対等みたいじゃん。最初からそういう関係じゃないから」とのこと)

「三菱地所に入社後、当時の社長のスピーチを聞いて、『おれ、明日から(社長の)代わりができる』と思った。配属希望にも『なりたい職種:社長』と書いて人事部にあきれられた」

「2014年のセンター試験の英語でホリエモンと対決し、194点を取って勝利(ホリエモンは162点)。徹夜明けの状態で、回答そのものは20分で終え、その後見直ししてから40分で途中退室」

など多数。

 

ほかにも、”日本のタブー”である電通を思いっきり批判したり日本にサイバー軍を創設するように提案したりTPPに対して断固反対したり東電の原発依存体質を断罪したりなど、政治や経済・軍事といったスケールの大きいことに関する本もバンバン書いています。

ほかにもディベートの方法論を紹介したりギターのコレクションを自慢したりパイプのコレクションを自慢したり女性向けの人生相談にのったり洗脳や催眠について書いたりと、ほんとうに多種多様な活動をされています。

 

ふつうの身の上話をするだけですべて自慢話になってしまうというくらいの正真正銘の「天才」です。しかも全然嫌味に聞こえないからさらに不思議です。

ちなみに「サイゾーのオーナー」でもあります。

 

苫米地氏は本当に「怪しい」のか?

そんな苫米地氏ですが、批判もあるんですね。

 

よく聞かれるものは、

「セミナーやコーチングの代金が法外である」

「学者としての実績がない」

「そもそも経歴が本当かどうかが怪しい」

だいたいこのへんでしょうか。

 

これらの批判は一見もっともに見えますが、 どれも実は単なる言いがかりにすぎないと思います。

それぞれ簡単に見ていきましょう。

 

「セミナーやコーチングの代金が高い」ことに対しては、

苫米地氏はニコ生の番組のなかで

「その代金を払うかどうかは完全にクライアントの自由である」

「コンサルティング会社に頼むよりよほど安い」

「高めのお金を先に払っておかないと、コーチングの最終回になってクライアントの無意識が邪魔して急遽キャンセルされることが想定される」と述べています。

 

続いて、「学者としての実績が見当たらない」について。

 

脳科学者の久保田競氏(川島隆太教授の師匠にあたる)が「バカはなおせる—脳を鍛える習慣、悪くする習慣」のなかで、

「ドクター○○と自称するひとには気をつけた方がいい。その人が本当に大学できちんと博士号をとっていない可能性もある」

と言っていました。

これからすると「ドクター苫米地」というニックネーム(?)を使っている苫米地氏は怪しい!

ということになりそうですが、苫米地氏はきちんとカーネギーメロン大学で博士号を取得しています。公式ブログにも書いていますが、

「学位:1993年 カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)Ph.D., Carnegie Mellon University, 1993 [論文委員会 ハイミーカーボネルCMU、冨田勝CMU(現慶応大学)、スコットファールマンCMU、デビッドエバンスCMU、アレクスワイベルCMU、辻井潤一UMIST(現東京大学)]」

とあるように、正式な「博士」です。

 

(ちなみに博士論文については、どの本だったか忘れましたが、博士論文のテーマはチョムスキー派閥のせいで内容変更を強いられ・・・みたいなことが書いてあったように記憶しています)

 

これは完全な余談ですが、本当のところは・・・

久保田氏が言っているのは、ドクター中松氏(wiki)のことではないかと思います(笑)

 

いずれにせよ、苫米地氏はきちんとした学問的経歴を持っています。

海外の超一流大学の、それも博士課程を乗り越えてきた人ですから、経歴や能力の点において文句のつけどころはない(というか、勝手に怪しまれてるだけ)といえます。

 

論文云々という批判もありますが、これについてはぜひ苫米地氏本人とその内容の真偽をめぐってディベートしてほしいですね。間違いなく苫米地氏の圧勝になると思いますが。(注:苫米地氏)

まとめ + 苫米地氏のおすすめ本

ちなみに、Amazonのレビューに相当的確なことが書いてあったので引用しておきます。

これ以後、著者が意思を持って読者を洗脳しているかが理解できる本 投稿者 ルマンド 投稿日 2016/10/31

苫米地ファンの方に叩かれるのは百も承知ですが笑

私自身、見識深い苫米地氏の本は好きなのですが、この本を読んではっきりわかったことは、氏は意識的に読者に対して洗脳をかけているということ。

まずは、難癖をつけ抽象度を上げる必要があるといい、呼吸法や意識を内向に向ける等の指示をだし、洗脳しやすいよう読者を変性意識下へ移行させる。

次に、著名人や難解なワードを使い自身の権威付けを刷り込み、未来に臨場感が必要といい、成功した自分を想像させて万能感や高揚感をイメージさせるながら著書を読ませる。→アンカー

そして、日々のトレーニングが重要だからと
抽象度のトレーニングを行わせ、変性意識下へ移行させながら、ゴールのイメージをさせる。→トリガー

読者はもっと万能感、高揚感を得たいと感じ、
著書の本を読むが一回体験した内容でははじめてのときほど興奮せず、著書の中にかかれている他の本やセミナーを購入していく。

著者が意思を持って、以降の本で洗脳を行っていることは明らか。※いい、悪いでなく。

本書の内容が有用なことは、以後の氏の本を読んだファンの多さ、濃さに現れているというのは皮肉な結果ですね。

この本を読む限りは非常に真摯に向き合い書き上げた印象があるのですが、どこがで変わったのか、もともと銭ゲバなのかわかりませんが、
同名義の本が、同じ性格の方とは思えないですね。

この本自体は、非常に有用であり氏の原点であり良書であることは間違いないです。

というよりも、この本だけあれば氏のいいたいことは全部まとまってます。

私自身としては、苫米地氏の肩をもって、「彼は、戦争と飢餓をなくすという彼のゴールのためにできることをすべてやっているのだ。そのための崇高な資金繰りと知名度アップを図りながら云々・・・」と言いたいですが・・・

 

私もまあこの方の書かれているとおり苫米地氏の本にドップリ浸かっているのですが、まだお金はロクに払っていない(KindleUnlimitedの月額980円をアマゾンに払っている)ので、洗脳でいえば中期みたいなものなんですかね。

 

ただ、氏の論じる政治的経済的な内容は非常に的確かつ示唆に富んだものであることや、氏の提唱する方法論が優れたものであること自体は変わりません。というか非常に有用です。

私みたいにドップリ浸かるまではいかなくても、自分の興味のある本を手に取ることはおすすめできます。

ぜひ一度読んでみてください。

損はしないと思いますよ。

 

では、グッド・ラック!

 

 

★おまけ:苫米地氏のおすすめ本

・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

・「苫米地英人、宇宙を語る

・「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する

・「洗脳原論

・「夢をかなえる PX2完全マスター

・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

 

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