【決定版】超効率的に脳を鍛え上げる音読の効果と方法【前編】

こんにちは! クリストリタロウです! 今回は、私が毎日やり続けている「音読」について、深く掘り下げて考えてみます。 音読は、どうやるのがもっとも効果的なのか? 音読の最適なメニューは何か? 今回紹介する方法は、論理的に突き詰めて考えた結果導き出された、現在における最善のメニューだと確信しています。 音読の効果3つ ①脳の高速化 頭が悪いといわれてしまう原因は、だいたいこれでしょう。 「頭の回転が遅い」 思考のスピードが速い人にとっては、ゆっくり思考する人がとても「どんくさい」ものに見えます。 ただ、思考のスピードは音読によって上げることが可能です。 具体的には、以下の二つの"高速化”効果があります。   1.インプット→アウトプット回路の高速化 外から入ってきた情報に対する反応の良さが、高速音読で鍛えられます。 音読においては、目という感覚器官からインプットされた情報に対して、それを頭のなかで音の情報に変換してから、正しく発声する必要があります。 つまり、「情報の入力→正しい反応をする」という能力が鍛えられます。 脳というのはそもそも「刺激に対して正しい反応を返す」ために設計されているものですから、音読でこの能力を養っておくことには大変な意義があります。 スポーツに例えるなら、音読とは、ずっと休みなくハイスピードで卓球をやり続けるようなものです。 音読は、「外部刺激に対して、素早く反応する」格好の練習となります。   ちなみに、ランニングも音読同様効果的といえます。 ランニングするときには、視覚を通して入力される外部情報に対して、正しい反応を返さないと、地面のくぼみや障害物にぶつかってケガをしますからね。必然的に、「反応を正しく返さないといけない」プレッシャーが生まれるわけです。 老人は寝たきりになってからが早いんだ、ともよく言いますが、これも同様の理屈で説明できます。寝たきりの状態では、そもそも外部からの情報が少ない上に、反応の機会も与えられにくいのです。人間が生命活動を営む状況としては最悪でしょう。   ランニングやジョギングが脳に良い、と言われている背景には、脳が「インプットに対して反応する」ための器官であることがあるといえるんですね。   2.内部思考の高速化 人間は、言語を使って思考する動物です。 正確に言えば「言語」というよりも「記号を使って抽象思考することができる」というほうが正しいのですが、わかりやすさを優先して「人間は言語で思考する」と言っておきます。   幼児を観察しているとよくわかると思いますが、小さい子供はほんとうによく「ひとりごと」を言っています。 よくもまあ、相手がいないときでも飽きずこんなにブツブツ言えるものだ、と大人は感心します。 この「幼児の独白」は、成長するにつれて目に見えて減っていきます。 大人になっても独り言をずっとつぶやいている人は見かけないでしょう。いるとしてもごく少数です。   「ブツブツ独り言をいう→そのうち言わなくなる」という変化のウラには、 「それまではブツブツ言わないと思考できなかったのが、だんだん言語表現が内部化されてきて、今度は心のなかでつぶやくようになった」という仕掛けがあります。   物理空間だと、どうしても物理法則という制約があります。 物理法則のなかでは、あまり早く言語を操ることができません。 でも、「心」は物理法則に縛られません。 心の中で言語を使って思考するのであれば、いくらでも際限なく高速化することができます。   ・・・しかし、それにもかかわらず、大多数の人は「心の中で、言語や記号を使って高速で思考する」ということが不得手なのです。   たとえば、 数学の得意なひとは頭のなかで図形や数式をクルクルと操って思考します。 数学が苦手なひとはそれができません。紙やペンがないと思考が進まない。   その「高速思考能力」を手に入れるために最適なのが、「高速音読」です。   これは経験上いえることですが、高速音読を続けていると、頭のなかにある「情報を処理するためのスペース」が確実に広がっていくのが体感できます。 パソコンでいえばメモリが拡張された感じでしょうか。   それまではいちいち紙やペンを使って「これをするためにはこうして・・・」という直列的な思考しかできなかったのが、頭のなかで処理するようになってからは、十倍も二十倍も高速処理できるようになったのです。 高速処理ができるようになると、様々な出来事に対して気が回るようになります。   ②文章を身体に入れる これは音読をしている実感なのですが、 日本語の文章を音読すると、日本語の文章を書くのが上手になる というのがあると思います。 音読は、文章に対してガチンコで挑む行為ですから、さもありなんという感じですね。   1.音読は「ひたすらマネをしつづける」こと 日本語の文章を音読することは、すなわち「書き手のマネをしつづける」ことにほかなりません。 その文章を書いた人の思考を、そのままの形でなぞっていくということです。   よく日本の伝統芸能では「守・破・離」ということをいいます。 守はうまい人のマネをすること。破は、そのマネから発展してみること。 離は、マネから脱して、完全に自分なりの方法を確立すること。   音読は、「守」の方法論として最高です。 音読とは、文章や思考の方法を、自分の血肉にする営みといえます。   実際、作家になるための鍛錬法として「自分が理想とする作家の文章をひたすら書き写す」というのがあります。 私の実感としては、黙々とやるがために脳が活性化しない写経よりも、ガンガン脳に作用する音読のほうが効果的だと思うのですが、どうでしょうか。   2.音読は、人間の言語優位的性向に沿っている 先にもかるく触れましたが、人間は言語を使って思考する動物です。 訓練次第でチンパンジーやボノボもある程度は言語を解するようになりますが、ここまで言語能力が発展しているのは人間だけです。   見過ごされがちですが、人間社会は”言葉”によって成り立っています。 経済は言語で動いています。 交通も言語のもとに規定されています。 人間関係や、過去の思い出、味や触感、ありとあらゆるものが言語によって表現されます。   そして人間は、この言語能力を発達させるために多彩な手段を用います。 両親による子どもへの読み聞かせ、学校教育、活字媒体、スピーチ、etc... 現代の社会において社会的地位の高い人は、みな言語能力に優れています。   官僚がその最たるものですし、理系の学者でも思考の枠組みには言語(と記号)を用います。 大富豪が経済を動かすときにも言語によって思考します。   言語は、人間を人間たらしめる道具です。 この道具を、人間は絶えず磨き続けていく必要があります。 磨けば磨くほど、言語能力は伸びていきます。 言語能力の高さは、すなわち思考能力の高さ。 言語を満足に操れないひとは、相当な苦境に立たされることになります。   音読は、人間にとって重要な言語能力をアップさせるための手段として、もっと重要視されるべきです。   ③脳の機能のベースアップ 音読がほかの学習方法と大きく異なるところは、「脳の機能そのものを底上げする」という一点にあります。 机に向かって黙々とやる勉強では、知識(ソフト)を手に入れることはできても、頭のスペック(ハード)を上げることはできません。 「脳の機能のベースアップ」は、音読ならではの効果です。   前頭前野を中心にした、脳の全般的な活性化 これをご覧ください。 音読の効果を語るときに、よく引用される図です。 これからわかるのは、「音読時には、脳全体にまんべんなく血流がいきわたる」ということ。   すなわち、音読のとき、脳に血液が十分に補給されるということは、「音読するときには脳の全体で酸素が消費される」ということです。 脳も体の一部であることには変わりありませんから、活動するためには酸素が必要です。   特に酸素が消費されるのは、前頭前野です。 先の図でも、脳の前のあたりが真っ赤になってますね。   前頭前野には、こんな働きがあります。 この脳部位はワーキングメモリー、反応抑制、行動の切り替え、プラニング、推論などの認知・実行機能を担っている。また、高次な情動・動機づけ機能とそれに基づく意思決定過程も担っている。さらに社会的行動、葛藤の解決や報酬に基づく選択など、多様な機能に関係している。 (脳科学事典より引用) ざっくり言うと、前頭前野は人間の理性全般をつかさどる部位といえます。 ちなみに本能の暴走も抑えてくれます。   ここからわかることは、 「音読は、とくに前頭前野を活発に使用する。 使わない箇所は衰えるという人間の体の原則からいえば、音読をすればするほど前頭前野が発達する。 つまり、音読は前頭前野を鍛える→理性や思考のはたらきが促進される」 というロジックです。   また、臨床的な検証がまだなされていないようなのですが、事例としては、アスペルガー症候群やADHDの方は、「音読とランニング」で症状が緩和されたり改善したりすることが多いようです。これも脳の機能発達という観点からすれば納得のいくことです。   ちなみに、音読では「聴覚野」「言語野」「運動野」「視覚野」なども活性化されます。 これらの部位も音読によって活性化され、発達することが期待されます。 これほどまでに広範な脳機能を使ってなされる営みというのは、ちょっとほかには考えつきません。   前編まとめ + もっと頭が良くなりたい人のためのおすすめ書籍 さて、いかがだったでしょうか。 今回述べたことをまとめると、 音読の効果は以下の三点。 ①脳の高速化:インプットとアウトプット間の反応の速さを養成する+内部思考の高速化 ②文章を身体に入れる:音読とはひたすらマネをする営みである+人間は言語優位な動物である ③脳の機能そのもののベースアップ:音読で脳全体が活性化する→脳全体が発達する ということになります。   後編(近日公開します)では、「最短で最高の結果を出すための音読の方法」をご紹介します。 音読を続ければ、確実に劇的に何かが変わります。 一日10分でもいいですから、ぜひやってみてください。   では、グッド・ラック!     ★おまけ:頭が良くなりたい人に贈る 苫米地英人氏関連のおすすめ本 苫米地さんは、いま日本でもっとも頭の良い人だと思います。 ガンガン知名度が上がることが間違いない人です。 これからは、この人が「来る」と確信しています。 内容自体はぜんぜん難しくないうえ、とても面白いものばかりなので、ぜひ読んでみてください。人生が変わるといって大げさではありません。   ・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術」 ・「苫米地英人、宇宙を語る」 ・「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する」 ・「洗脳原論」 ・「夢をかなえる PX2完全マスター」 ・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する」   大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただければとてもうれしいです――  

頭の良い人はみんなやっている。「三法界瞑想」で、自分の可能性に気付く

こんにちは! クリストリタロウです! いまぼくは、『思うままに夢がかなう 超瞑想法』(苫米地英人)という本を読んでいます。 タイトルがちょっと胡散くさい感じもしますが、確実にIQを高めるための瞑想ドリルが多数紹介されています。 今回はそのなかから、「三法界瞑想」なる瞑想法を紹介します。 今回は、確実に「頭を良くする」瞑想の特集です。   思うがままの存在になる! 「三法界瞑想」とは? 原始仏教で「瞑想」は重要な位置を占めています。 そもそも、仏教の開祖である釈迦が悟りを開いたのも、瞑想の最中だったくらいですから。   瞑想には、いろいろな方法があります。 とくに、「我というものが実在しないことを悟る」ために行う瞑想のなかには「六道瞑想」や「十法界瞑想」なるものが存在します。   仏教でいう"六道"とは、「天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道」のこと。有名ですね。 で、この六道の上に「声聞、緑覚、菩薩、仏」の四界を加えたものが、"十法界"です。   (以下、『思うがままに夢がかなう 超瞑想法』より引用) 人によっては、六道や十法界を「生まれ変わり(輪廻転生)の法則」だと解釈していますが、そもそも釈迦は輪廻転生を否定しており、六道や十法界を輪廻転生と結びつけることは仏教的な考えではありません。 では、六道や十法界とは何かといえば、どちらもナートマン瞑想の方法論なのです。   (注:自我=アートマンに、サンスクリット語で否定を表す”n”をくっつけた言葉。つまりナートマンとは『自我が存在しないこと』を表す)   つまり、六道や十法界という考え方は、瞑想のときにだけ使うべきものである、ということですね。   そして、六道瞑想や十法界瞑想では、 「自分の中には餓鬼もいれば、仏陀もいること」 「自分のなかに、あらゆる可能性が存在していること」 「その可能性の中から、自分が『何を選ぶか』によって、自分という存在が決まること」 をしっかり認識し、最終的に「じゃあ、自分は○○を選ぼう」と、なりたい自分を自分の心(自分の意思)で選びます。   注意すべきなのは、人間という存在を「悪い人」「良い人」「犯罪をする人」「犯罪をしない人」といった単純なタグ付けでもって定義することはできない、ということです。 そういった判断は、「その人がえらんだ行動」によって左右されてしまうからです。   たとえば、ふだんは優しい人としてふるまっている人間が、凶悪な犯罪を犯したときのことを考えてみればわかりやすいでしょう。 そういう事件について聞いたとき、私たちは 「ふだんの優しい彼と、凶悪な犯罪を犯した彼。どちらが彼の本性なのか?」 と考えがちです。 しかし、その問いかけ自体がナンセンスです。 なぜなら、優しさも凶悪性も、どちらもその都度何を選んだかが、その人のあり方を決めているのです。 その選択の結果、あるときは「優しい人」になり、あるときは「凶悪な犯罪者」になってしまうだけなのです。 あくまでも、 「ひとりの人間の心に相反するすべての人間性があり、心が何を選んだかによってその人の存在や生き方が決まる」 のです。   ちょっと長くなったのでまとめましょう。   要するに、「自分という存在は、あらゆる可能性の中から選び取った行動・思考・言動といったものによって定義される」ということ。 で、その「選択可能性」しだいで人間は仏にも悪魔にもなれる――という事実を瞑想するのが、「六道瞑想」であり「十法界瞑想」です。   氏は言います。 あとは、あなた自身がどんな自分を選ぶのかの問題です。 餓鬼を選ぶこともできますし、人間を選ぶこともできます。仏陀になることだってできるのです。   ・・・しかし、六道瞑想や十法界瞑想は、仏教へのなじみが薄い一般人にとっては、正直言ってハードルが高いのも事実です。 正直言って、まだ地獄道や人間道はわかるかもしれませんが、緑覚や声聞など「ハァ?」って感じでしょう。   苫米地英人氏の「三法界瞑想」は、その難しい「六道瞑想」「十法界瞑想」をより一般向けに、カンタンにしたものです。   「三法界瞑想」のやり方と具体例 前置きが長くなりました。 ここからは単刀直入に行きましょう。   三法界瞑想とは、「異なる3つの世界で、まったく違った生き方をしている自分を思い描く」瞑想法です。   わかりやすいように、「貧乏人の自分」と「お金持ちの自分」と「仏陀になった自分」を例にとりましょう。   「貧乏人の自分」を瞑想する まずは、「貧乏人の自分」を想像します。 「銀行の預金口座に入っている金が現在の100分の1になった生活」をイメージしてみましょう。   たとえば、こんな感じ。 「当面の生活費をかせぐためにいくつかの仕事に就き、必死で働く自分」 「日々の生活費を工面するためにサラ金でお金を借りる自分」 「お金欲しさに窃盗や強盗などの犯罪に手を染める自分」 「公園のベンチに寝泊まりしているところを知人に見られてしまった自分」 などなど。お金がついに無一文になってしまったら、自分は一体何を思い、何を考え、どう行動するのか。 そこまで徹底的に思い描きます。   「お金持ちの自分」を瞑想する 次に、「お金持ちの自分」を瞑想しましょう。 わかりやすいように、「銀行の預金口座に1000億円くらい入っている」状態をイメージします。   さて、これだけのお金があればどういう生活ができるのか。 たとえば、 「仕事を辞めて、資産運用で不労所得を得ようとする自分」 「車や家などほしいものを買い、食べたいものを食べ、世界中を旅して、放蕩三昧の生活をする自分」 「世界中の恵まれない人々のために全額寄付したいと考える自分」 などなど。 とにかく徹底的にリアルに、五感を使って臨場感たっぷりにイメージしてください。 イメージは、リアルであればあるほど良しです。   「仏陀になった自分」を瞑想する さて、三法界のラストは「仏陀になった自分」の瞑想です。   3つ目の「仏陀になった自分」はこれまでの2つよりも抽象度が高く、金額そのものをまったく気にしません。 「仏陀」といわれると難しそうですが、実はこれがいちばん簡単です。   数字をまったく気にしない人ですから、預金通帳のゼロが増えようが、「それが何?」と思い、ゼロが減ろうが「それが何?」と考えます。 そして、預金通帳の金額に関わらず、自分がどんな生活を送りたいかを考えて、その通りの生活をします。 仏陀ならばお金になんて縛られないでしょう。 「貧乏人の自分」「お金持ちの自分」のどちらも、所詮はお金にがんじがらめにされた存在です。 悟りきった自分、お金云々という次元を超越した生活をしている自分を想像してください。   お金に縛られない発想ができるのは、この「仏陀になった自分」だけです。 この瞑想をやっていくうちに、お金が唯一の価値尺度になってしまっている現代資本主義社会の洗脳から脱することができます。   いままでは「金がなければ人生終わり」「年収〇○○万円はないと人生詰みだよね」といった迷信に陥っていたことでしょう。 でも、本当は「えっ、意外とカネがなくても生きていけるじゃん」「アレ、自分が本当にやりたいことは、お金でどうこうなるものじゃなかったんだ」――そういうものです。今までがお金に縛られすぎていただけです。   三法界瞑想のテーマは、別に今回見てきたような「お金のある-ない-関心がない」でなくても可です。 なんでも良いから、とにかく「自分の行動と思考しだいで、自分という存在が決まるんだ」という思考の柔軟性を獲得すること。 これが大事です。     まとめ + おすすめの苫米地本 さて、いかがだったでしょうか。 この三法界瞑想、授業中でも通勤中でも寝る前でもできます。 リラックスした状態で、じっくり「可能性としての自分」を瞑想することは楽しいものです。   とにかく、「自分の選択ですべてが決まるんだ」という事実をよく考えること。 当たり前すぎてみんな意識しないのですが、「今の自分は、過去の自分のした選択の積み重ね」であることを自覚すべきです。   それを自覚すれば、すくなくとも「ただなんとなく、惰性で生きている自分」から脱するための第一歩を踏み出せたことになるのですから。   では、グッド・ラック!   大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」   ★おまけ:苫米地英人氏関連のおすすめ本★ この分類法を提唱した苫米地英人氏の本は、実利的なものが多く参考になります(すごすぎて胡散臭ささえ漂っていますが)。 IQを高くしたいなら、IQの高い人の本を読むのが一番です。 本の内容自体はぜんぜん難しくないうえ、内容的にとても面白いものばかりなので、ぜひ読んでみてください。   ・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術」 ・「苫米地英人、宇宙を語る」 ・「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する」 ・「洗脳原論」 ・「夢をかなえる PX2完全マスター」 ・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する」   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただければとてもうれしいです――

煩悩や雑念は、「三分割思考法」で消し去ることができる

こんにちは! クリストリタロウです! 今回は、「しょっちゅうイライラしている」「雑念がポンポン浮かんできてうざったい」という悩みを抱える人向けの記事です。 「D/Nil/T」という3つの分類法をつかって、そうした雑念や煩悩を確実に減らす方法をご紹介します。   「D/Nil/T」ってなに? このブログによく登場する苫米地英人氏が提唱した、「止観」の方法論です。   「止観」とは、雑念や妄念にとらわれるのではなく、一歩引いたところから冷静に観察することを指します。   この「止観」ができるようになると、自分の心をかき乱すさまざまな雑念妄念が完全に無力化され、平穏で質の高い思考をすることができるようになります。   なお、この「D/Nil/T」の分類法を有効活用するためには、前提として「自分にとっての本当のゴールを設定する」ことが必要ですが、これは後日改めてご紹介することにします。 とりあえず、以下の文章に出てくる「ゴール」とは、「自分がやりたいこと」ぐらいにとらえておいてください。   「D」とは? ・「D」とは、「Delusion」すなわち「雑念」の略です。   ・自分の心に浮かんだ想念のうち、「情動が発火する」(=怒りとか悲しみとか恥ずかしさとか)性質をもったものに対して、この「D」をラベリング(=貼り付け)します。   ・たとえば・・・ 「授業で突然指名されて、しどろもどろになってしまい恥ずかしかった」 「あいつはたいした努力もしてないのに、おれより周囲の評価が高い。クソ、むしゃくしゃする」 といったものです。 これらはすべて「D」。   とにかく、「自分の感情をかき乱す思考」「情動を発火させるあらゆる想念」に対しては、「D」を貼り付けます。   「Nil」とは? ・「Nil」とは、プログラミング言語であるLISPにおいて、「値がない」という意味の言葉です。   ・ここでは、「自分のゴール(=自分が本当にやりたいこと)にまったく関係のないもの」を「Nil」と呼びます。   ・たとえば・・・ 「プロ野球選手になって球史に名を残したい!」というゴールがある野球少年にとっては、 「あさっての〇〇のライブ、友達と一緒に行きたいなあ・・・」は「Nil」になります。 「野球で大成する」というゴールに関係がないことだからです。   自分のゴールに関係のないものは、すべて「Nil」となります。   「T」とは? Tは、「True」=真である、の略です。これもプログラミング言語ですね。   「自分の目標(=ゴール)に関係のあるもの」はすべて「T」となります。   たとえば、 サッカー選手になってJリーグを沸かせたいという目標のあるサッカー少年にとっては、 「自分のあこがれの選手がどんな風な生活をしているか」 「きょうの練習はなにをするか」 「練習後なにを食べるか」 「あしたの練習はどうするか」 などは、すべて「T」となります。   「サッカー選手になる」という目標(ゴール)に関係のあるものは、とにかく全部「T」です。 また、「こんど地元のプロチームの入団テストがあるらしい」などという情報も「T」となります。     ここまで述べてきたことをおさらいすると、D/Nil/Tとは、 D・・・自分の感情を揺らす想念すべて Nil・・・自分のゴールに関係のないこと T・・・自分のゴールに関係のあること という分類方法。 非常にシンプルかつシステマティックかつ応用の利く技術です。 では、「D/Nil/T」という分類をすることにより生まれるメリットを考えていきましょう。   「D/Nil/T」に分類するメリット ・この「D/Nil/T」という分類法を実際に使ってみるとわかりますが、わたしたちは日常のなかでじつに無駄なことばかり考えています。 無駄というのは、自分の達成したいゴールに関係のないことをしているという意味です。D/Nil/Tの分類法を使っていくうちに、「日常の中でふと思ったことの9割は本来自分にとってどうでもいいことである」とわかるはずです。   また、この三分割トレーニングを行っていくうちに、「ゴールに関係のあること」だけを考える力が伸びていくのを実感できます。 「自分の持つ思考能力が、どんどん自分の目標達成のために最適化されていく」というメリットは、本当にデカいのです。思考のデフラグみたいなものでしょうか。   さらに、「D/Nil/T」という分類をする習慣が付くと、「自分の本当にやりたいこと(=ゴール)から逆算して考える」クセがつきます。つねにゴール側の視点に立って、いまの行動や思考を評価することができるようになるので、ゴール達成の確率が跳ね上がるのです。   ・また、あらゆる想念に対して「Dか? Nilか? Tか?」を見分ける(=ラベリングといいます)というアプローチは、仏教における「止観」と共通するものがあります。   座禅を組むと煩悩が生じます。 煩悩がある限り、悟ることはできません。 煩悩を乗り越えるには、「そんなことはどうでもいい」と思う(=視点を一段階高くする)ことが必要です。   煩悩にとらわれず、一歩引いた目線からものごとを「これは、自分の目的である"悟り"に関係があることだろうか?」といったん「止めて」「観る」(=止観する)と、煩悩にとらわれる確率がグンと下がるのです。   雑念や妄念のキャンセルに、この「D/Nil/T分類法」は最適です。     まとめ + おすすめ苫米地本 まとめましょう。 今回の記事で言いたかったのは、 自分の想念に対して、「これはD/Nil/Tのどれだろうか」と分類するクセをつける。   D・・・自分の感情を揺らす想念すべて Nil・・・自分のゴールに関係のないこと T・・・自分のゴールに関係のあること   この分類法をやっていくと、 ①煩悩や雑念から解放される ②自分の本当にやりたいことを第一に考えることができるようになる ということです。 本当に「使える」方法ですから、ぜひぜひやってみてください。 では、グッド・ラック!   大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」   ★おまけ:苫米地英人氏関連のおすすめ本★ この分類法を提唱した苫米地英人氏は、本当に頭の良い人です。 IQを高くしたいなら、IQの高い人の本を読むのが一番です。 本の内容自体はぜんぜん難しくないうえ、内容的にとても面白いものばかりなので、ぜひ読んでみてください。   ・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術」 ・「苫米地英人、宇宙を語る」 ・「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する」 ・「洗脳原論」 ・「夢をかなえる PX2完全マスター」 ・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する」     ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただければとてもうれしいです――

「いただきます」「ごちそうさま」でIQが上がる

こんにちは! クリストリタロウです! ぼくは現役の大学生なので「若者の生態」についてはかなり詳しいのですが、 どうも最近、「いただきます」「ごちそうさま」をきっちり言う人が少なくなったなあ、と感じます。 そこで、今回の記事では「いただきます」「ごちそうさま」をきちっと言うことの利点を、ぼくなりの視点から紹介します。   本題の前に:「IQ」の定義 今回、「IQを高くする」というフレーズを記事の題名に入れてみました。   まずは、日ごろ何気なく使っているこの「IQ」という言葉の定義をハッキリさせておきましょう。   IQとは、「抽象的に思考する能力を数値であらわしたもの」です。   よく言われる「この文章の意味がわかったらIQ120越えらしいぞ・・・」みたいな使われ方は、正確ではありません。 IQテストの結果が良い、というのはあくまでも「IQが高い=抽象的に思考する能力が高い結果、そうなる」にすぎないのです。   このIQの定義は、ぶっちゃけた話、まるまる苫米地英人氏の受け売りです。 受け売りというよりかは鵜呑みに近いんですが、いまのところこの定義で不都合は生じていないので、そのまま使ってしまいます。IQを上記のように定義すると、実にいろいろなことが説明できるのです。   たとえば、IQが高くないと就けない仕事の代表格である「数学者」は、高度な抽象的思考をします。高度な抽象思考ができる人でないと、数学的議論にはついていけないはずです。 目の前にある具体的な質感を持った世界から離れて、数式によって表象される高度な法則の世界のなかを泳ぎ回らねばならないのですから。   「いただきます」「ごちそうさま」を言うと、なぜIQが高くなるか? 「いただきます」は「プチ瞑想」である   日本の教育では、「いただきます」にいろいろな意味を持たせています。   たとえば、ぼくはかつて大人たちからこんな風に言われた記憶があります。   「お米を作ってくれた農家の人たちに感謝するために『いただきます』を言いましょう」 「世界には、食べたくても食べられない子供たちがいます。いま自分たちが恵まれていることに感謝して、『いただきます』をしましょう」   これは一種の文化的刷り込み(洗脳)ではありますが、要するに大人たちは、   『いま目の前にある食事は、農家や運搬業者、地球の環境、日本の平和といった、たくさんの"縁"のなかで支えられているんだよ。それを自覚するために、「いただきます」を言いなさい』   と言いたかったのだと思います。   「たくさんの縁」とは・・・?   そもそも「縁」は、仏教の用語です。 縁とは、「関係性」のこと。 仏教における縁とは、「”それ単体で存在するもの”というのは存在しないんですよ。ものごとはすべて、ほかのものとの関係性(=縁)のなかでのみ存在するんですよ」という意味です。   たとえば、仏教において「自我(アートマン)」は実体のないものとされます。 自我(アートマン)は、それ単体では存在しえない(空である)けれども、そのまわりにあるいろいろな「縁」のなかで役割を果たすもの/関係性をもつもの、として存在するといえます。   つまり、縁とは、「あらゆるものごとが、それをとりまく因果関係に支えられて存在している」こと。論理学でいう充足理由律(どんな出来事にも原因はある)みたいなものです。   ここからわかることは、   『「いただきます」というとき、目の前の食事にまつわるいろいろな"縁"に思いを馳せることになる。   一日三度の食事で毎回「いただきます」を言えば、目の前に存在する具体的な食事から離れて、食事にまつわるいろいろな縁という抽象的なものを考えるクセがつく』   ・・・これが、ぼくが「いただきますをしっかり言うと、IQ(=抽象的思考の能力を示したもの)が上がる」と主張する根拠です。   つまり、「いただきます」と言う瞬間に、人間は「目の前の食事を成り立たせている、数限りない縁」をプチ瞑想することになるということです。   一日三度の食事はすなわち、一日三度の瞑想をやるのと一緒です。   前出の苫米地氏も、「瞑想は、なにも考えないことではない。瞑想とは高度な抽象的思考を行うことだから、IQを上げる効果がある」という主旨のことを述べています。   「ごちそうさま」で記憶力アップ   「ごちそうさま」と言うときも同様です。 目の前の食事を支えている縁に感謝することを、食後にも行うというだけのことです。   ただ、「ごちそうさま」を言うのは食事を済ませたあとなので、 「ごちそうさま」を言うことは、いましがた終えた食事の内容を思い出す訓練になる とも言えますね。 「いまなにを食べたかな」ということを「思い出す」訓練になるのです。   記憶力を上げるためには、「覚え方を工夫する」こともたしかに重要ではありますが、 それ以上に「思い出す訓練をする」ことも必要です。   「ごちそうさま」を言うだけで記憶力が上がるトレーニングになります。 しかも、一日三回。一切手間はかかりませんしタダです。 やらない手はありません。   ついでにこんなメリットも   「いただきます」「ごちそうさま」を言うメリット(というより副次的効果)、まだまだあります。 冗談半分ですが、並べておきます。   ・毎日が(多少)すがすがしくなる   ・より健康になる…感謝の気持ちは体に間違いなく+にはたらきます。逆に、ブチ切れながら食べるごはんは不味いですし、何より循環器系に負担がかかります。   ・注意力がつく…食事にきちんと注意を向けることになるため。   ・育ちがいいと思われる…いただきます&ごちそうさまも言えないような人はそう判断されても仕方ありません。   まとめ + IQを高くしたい方のためのおすすめ本   さて、いかがでしたか。   今回の内容を簡単にまとめると、 「いただきます」と言うとき、目の前の食事を超えた因果関係に思いを馳せることになるから抽象的思考能力が上がる。 「ごちそうさま」も同様の効果あり。ごちそうさまには記憶力を高める作用も。 ということになります。   ふだん何気なく言っている「いただきます」「ごちそうさま」には、こんなに良い効果がたくさんあるんですね。   面倒くさい? え、そうかな・・・   すくなくともやって損はないですから、毎日の習慣にしましょう。 毎日やっていると、確実にあなたのIQは向上していきますよ。   では、グッド・ラック!   大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただければとてもうれしいです――   ★おまけ:IQを高めたい人におすすめの本(の宣伝)★ ・「トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える思考支援ツール」(高木芳徳) ・「立ち読みしなさい! 美しいほどシンプルな成功術」(苫米地英人) ・「ディベートで超論理思考を手に入れる」(苫米地英人) ・「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める」(築山節) ・「東大家庭教師が教える 頭が良くなる思考法」(吉永賢一) ・「東大家庭教師が教える 頭が良くなる読書法」(吉永賢一) ぜひ参考にしてください。

大学ノートを使って劇的にIQを上げる2つの方法

こんにちは! クリストリタロウです! あなたは「IQを高くしたい」「頭を良くしたい」と思ったことはありますか? 要領よくお金を稼ぐ能力が重要視される現代資本主義社会では、「IQが高い人」に強い憧れを抱く人が多いです。 で、実は、IQは「上げる」ことができます。 今回は、誰もが使ったことがある「大学ノート」を利用してIQを上げる方法を紹介します。   大学ノートをどう使えばIQが上がるのか? ダラダラ述べるのは時間の無駄なので、結論から書きます。   IQを上げる大学ノートの使い方とは、   1.ふだん意識していないことを意識に上げるために大学ノートを使う 2.思考を深めるために大学ノートを使う   この2つです。 では、それぞれ見ていきましょう。   なぜ大学ノートを使えば、IQが上がるのか? 議論の前に:「IQ」をはっきりと定義する そろそろ「おまえさあ、何度も何度もIQが上がるって言ってるけど、IQの定義があいまいすぎるんじゃないの」と思う人が出てくるころですから、IQがなにを表すかについて定義しておきます。   巷で言われる「IQが高い」とは、知能指数測定テストで高得点を叩き出すことを意味します。   人気テレビ番組だった「IQサプリ」を見ていた方は、「この問題が解ければIQ〇〇」というフレーズを覚えているでしょう。 いまも2ちゃんねるでよくまあ飽きもせずやってますね。「この問題が一発で解ければIQ〇〇らしい・・・」とか(笑)   しかし、「知能指数測定テストで高得点を出す」ことは、あくまでもIQが高いことの結果でしかありません。 ここではっきりさせておきましょう。   IQとは、「抽象思考ができる能力を数値化したもの」です。   IQの意味は、問題が解けるかどうかではなく、頭のなかでどれだけ自由自在に抽象的な思考を操れるかの尺度である、ということです。   実際「IQが高い」=「頭のなかで抽象的思考をこなす能力がある」人は、IQテストなんか屁でもありません。数学者や物理学者、官僚や作家といった高いIQを持つ人々は、「頭のなかで複雑な抽象思考をやってのける」からこそ、そういう職を手にすることができるわけなんです。 あくまでもIQとは、頭のなかの情報処理空間の自由度が高いことを指すということをしっかり覚えておいてください。   ①ふだん意識していないことを意識に上げてIQを高めるために、大学ノートに書く 大学ノートに書くのは、まず「気づいたこと」「感じたこと」「おかしいなと思ったこと」などの『日常生活での、ふとした思考』です。   ふだんは、そういう「ふと思ったこと」というのは、皆さんスルーしていると思います。 で、 それを、大学ノートに書いてあげるんです。   すると、なにが起こるか。   実は、「メタ認知能力」が高まるんです。 メタ認知能力とは、「〇〇している自分を意識する」能力のことです。   たとえば、「〇〇を食べたい!」という純粋な欲求は、メタ認知能力が"低い"ひとのものです。 その一方で、メタ認知能力が高い人は、「『〇〇を食べたい!』と思っている自分」というように、ひとつ抽象度を上げて客観視することができます。   「〇〇を食べたい!」というのは、簡単にいえば動物でもできる思考です。 ちがう言い方をすれば、「抽象度の低い=IQの低い」思考法です。   逆に、   「『〇〇を食べたい!』と思っている自分」を意識できるのは、おそらく人間だけです。 すなわち、ひとつ抽象度の高い思考ができている=よりIQが高い ことになります。   ちょっと話が見えにくいので、わかりやすくまとめ直します。 大学ノートに「ふだん意識の外に置いてあるものを書き記す」ことによってメタ認知能力が向上する ↓ メタ認知能力が高くなると、「〇〇している自分」などの抽象的な思考ができるようになる ↓ 抽象的思考をすることに慣れて、抽象的に考える能力が向上することは、「IQが上がる」ことになる という論理です。   ちなみに、「メタ認知能力を高めるからIQが高まる」も、「IQが高いからメタ認知能力が発達する」も、どちらのルートもアリです。   学者に「欲望のままに大食いするでぶっちょ」タイプが少ないのは、偶然ではないでしょう。 学者というのは、高IQ職業の代表です。 IQが高ければ、メタ認知能力も高いので、『食べたいと思っている自分』を認識することができます。そうなると、「これを食べるとどうなるか」「きょう食べなくても、あした食べればいいんじゃないか」という客観的な見方ができるので、本能に突き動かされて食べまくるという愚行はしづらくなるでしょうから。     ②抽象的思考を深めるために、大学ノートに書く 前節の①「ふだん意識していないことを意識に上げてIQを高めるために、大学ノートに書く」では、抽象的思考能力を高める=IQを高くする とっかかりをつくるために、ノートを使いました。まあ、要は入門編といったところです。   この②では、その芽生え始めた抽象的思考能力を、「もっともっと深める」ために大学ノートを使います。 やり方は単純です。   ノートを使って、「ひとりディベート」をするだけです。 これをすれば、抽象的思考能力に「深み」が出ます。   ディベートというのは、「論理的に考えてどちらのほうが正しいか」についての議論です。 堅苦しく考える必要はありません。   たとえば、「今日の授業をサボるべきか、サボらざるべきか」みたいなくっだらない議題でもいいんです。 「To be present」か、「Not to be present」か、それが問題だ――という議論をデモンストレーションしてみましょう。   まずは「出席する派」が、きょうの講義に出るべき理由をつらつらと挙げていく。 そのあとに「サボる派」のターン。出席する派の意見に対してひとつひとつ反論をぶつけていきます。   この相対立する二派の意見を、きっちりノートに書いておきます。 (そのうちノートに書かなくてもできるようになりますが、いまはノートに書いておきます) 反論や立案は何度行っても構いません。 めんどくさくなる手前あたりでやめておくのが吉です。   で、あらかた議論が煮詰まったところで「まだ出席日数に余裕があるからいいや」とか「単位ヤバいから行こう」といった結論を出すわけです。   ひとりディベートは、とても手軽ですが、論理的思考能力を養うための良い訓練になります。 抽象的思考の土台というか親戚関係にあるのが「論理的思考」です。 ふだんからひとりディベートで論理的思考をするクセを付けておくと、頭のなかの抽象的思考空間を使う訓練になるのです。   すなわち、 ただなんとなくダルいからサボろう、という抽象度の低い動物みたいなサボり方はIQを低くする。   同じサボるにしても、ひとりディベートで論理的に突き詰めたうえでのサボりなら、抽象的思考空間をフルに使う=抽象的思考能力に深みが出るから、きちんとIQが高められるということです。 IQが高いと大学の勉強なんぞクソレベルになりますから単位も降ってきます。   ふだん授業に出てないのにテストの日だけ出て「秀」をかっさらっていくアイツも、実はひとりディベートをやっているのかもしれません。   まとめ + IQを上げるための書籍 さて、いかがでしたか。 今回の内容をまとめると、 IQを高くする(=抽象的思考能力を高める)ためには、   ①ふだん意識していないことを意識に上げるために大学ノートに書く ②思考を深めるために大学ノートに書く   ことが役に立つ ということです。 手軽にできて、しかも効果バツグンなのはぼくが保証します。   ・・・ただひとつ気を付けてほしいのは、「大学ノートに書く」というのはあくまでも「IQを上げるための手段」であることです。 「大学ノートに書くこと自体が目的になってしまう」のは本末転倒です。   よく「東大合格生のノートはかならず美しい」みたいな本を読んで真に受けた学生がやるみたいなことをしてはいけません。あれを読んでそっくりそのままパクろうとするような頭の固い人間は、たぶん落ちます。   「ノートに書く」のはあくまでもIQを上げるための「手段」ですから、そのほかにもっといいやり方が出てきたらそちらにさっさと乗り換えるべきです。 おそらく「大学ノートに書く」のは自転車の補助輪みたいなもんでしょう。 いずれは卒業する日が来ます。   それを忘れないようにしましょう。   ついでに、「IQを上げるために役立つ情報が載った書籍」も紹介しておきます。 ・「トリーズ(TRIZ)の発明原理40 あらゆる問題解決に使える思考支援ツール」(高木芳徳) ・「立ち読みしなさい! 美しいほどシンプルな成功術」(苫米地英人) ・「ディベートで超論理思考を手に入れる」(苫米地英人) ・「脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める」(築山節) ・「東大家庭教師が教える 頭が良くなる思考法」(吉永賢一) ・「東大家庭教師が教える 頭が良くなる読書法」(吉永賢一) ぜひ参考にしてください。   あなたのIQが上がって、幸せになれる日を心待ちにしております。 では、グッド・ラック! 大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただければとてもうれしいです――

一年間ずっと「1日1冊」本を読み続けた結果わかった5つのこと

こんにちは! クリストリタロウです! ぼくが読書メーターに登録してから、今日でちょうど1年になりました。 そしてこの一年間、ずっと「1日1冊以上本を読む」を継続してきました。 一日一冊・一年間累計で365冊以上読んで、初めて見えてきたものが数多くありました。 ですから今日は、「一日一冊読み続けてわかったこと」を紹介します。 読書の効用をほんとうに知りたい方は、ぜひ参考にしてください。 ★新刊案内★ 栗栖鳥太郎からのお知らせです。 このたびAmazonのKDPから書籍を出版したので、ご紹介します。 タイトルは・・・ 『「音読」で「バカ」が「天才」になる! 世界最強の能力開発メソッド』 「音読」で「バカ」が「天才」になる!: 世界最強の能力開発メソッド (栗栖書房) posted with カエレバ 栗栖鳥太郎 栗栖書房 2017-06-09 売り上げランキング : 17271 Amazon 「音読」についてここまで深く掘り下げた書籍は間違いなく世界初です。 ぜひご一読ください。   読書は「IQを上げるトレーニング」として最強。 ぼくはIQのことを、「頭のなかにある情報空間でどれだけ高速かつ緻密に情報処理ができるか」の尺度ととらえています。 要は、「頭のなかにある空間でイメージする能力」がどれだけ高いかがIQを決める、と。   実際、数学や物理学といった抽象性の高い学問はIQが高くなければできない――という事実があります。これらの分野では「文字面を追う」だけの勉強は通用せず、むしろ頭のなかだけでパッパッと思考を組み上げることができなければなりません。 実は、紙に書いて考えたり、人と話し合って考えるより、「頭のなかで処理する」ほうが段違いに速いのです。   で、 何を隠そう、   「文字を読む」ことは、その「頭のなかにある空間でイメージする能力」を高める訓練になります。 つまり、読書をすると、「頭のなかに存在する、情報処理のためのスペース」が開発されるということです。 これはどういうことか?   小説を例にとってみますと、例の川端康成の『雪国』、その冒頭はあの有名な 国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。 で始まります。 このときに読者がやることは、 「文字として与えられた情報を、臨場感のあるイメージとして追体験する」ことにほかなりません。   「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」も、「夜の底が白くなった。」も、 実際に「自分なりにイメージして」やらないと味わえないわけです。   頭のなかにある情報空間に、「国境の長いトンネル」を描写し、「トンネルを抜けると雪国であった。」という展開を与え、そして「夜の底が白くなった。」様子をありありと思い描いてやる必要がある。 そのときに使えるのが、「頭のなかにある、情報処理のためのスペース」です。   このスペースは、使えば使うほどどんどん広くなっていきます。 そして、使えば使うほど情報処理の速度も、描写の緻密さも向上します。   読書をすればするほど、「頭のなかだけでパッパッと手早く情報を処理する」能力に磨きがかかっていくというわけです。 「本を読む=文字をイメージに変換する」という営み以上に、「頭のなかの情報処理空間」をフル活用できる訓練法はありません。   だから、「IQを上げるためにいちばん適しているのは読書」と断言できるのです。   一日一冊読むのは、むずかしいことじゃない! 毎日本を読み続けた結果・・・ 「一日一冊読むのはむずかしいことじゃない」ということが実感できました。 ついでに、「読書量を誇る人」がいかにクソで中身がないかもわかりました。   でも実際、 読書のスピードをもっと上げたい! と願う人は多いようです。 そこで、なぜ読書スピードが上がらないのかについて、原因を3つほど挙げてみます。   「読むスピードが遅い」 「すぐに飽きてしまう」 「読書に充てる時間が絶対的に少ない」   それぞれ、 「できるだけ速く読んでみよう」と意識しながら読む。 「Kindleなどの電子書籍リーダー」と「紙の本」を使い分けることで、飽きないようにする。 Audibleなどの「本を聴く」サービスを利用する(いつでも本に触れることができる)。 といった解決策があります。   この話題については、過去の記事で「どんなに忙しくても「一日一冊」読み切るための、7つの読書法」というテーマで書いていますから、参考にしてください。   大量に読書しないと生き残れない世界がある ハーバード・イェールをはじめとしたアメリカのエリート大学生がどれだけ読書しまくっているかご存知ですか?   東洋経済オンラインの記事「結局、日本人は努力の総量が足りない」に、興味深い記述がありましたので引用します。 波頭 最近見た、最もショッキングな数字は、大学卒業までに読むテキストの量の日米比較で、米国の大学生は4年間で400冊読むのに対して、日本の大学生はわずか40冊しか読んでいないということらしいです。本を読んで理解するというのは、スポーツでいえば筋力トレーニング。その基礎的なトレーニングが、日本人は圧倒的に少ない。 伊藤 おっしゃるように、コンピュータ・サイエンスの筋トレがしっかりできていれば、そこにバイオロジーの知識や研究成果を乗せることができますが、筋トレをやっていないと、乗せたくても乗せることはできませんね。 波頭 基礎学習、さらにいえば努力の総量が、日本人には足りないように感じます。日本でエリートだった人間も、米国に留学すると、あまりの学習量の違いに皆ショックを受けるようです。米国に限らず世界のトップランナーたちはそれくらい勉強している。ちょっと日本人はラクしすぎていると言わざるをえない。 つまり、アメリカの大学の学部生は、日本の大学生のおよそ10倍の量のテキストを学ぶことになる、と。   ここで言っているのは、「400冊のテキスト(教科書)」という話ですから、授業以外で読む本も合計すれば4年間で1000冊は優に超えるでしょう。   また、あくまでもこれは学部生(4年間)の話で、これが大学院になるともっともっと圧倒的な差が付きます。   実際にイェール大学博士課程に在籍していたことがある苫米地英人氏は、アメリカのエリート大学院生の読書量についてこう言っています。 ハーバード、イェール、カーネギーメロン大学などの大学院博士課程を修了するには、二年間で2000~3000冊を読む必要がある。単純計算で1日30~50冊。 超競争社会であるアメリカの大学院生たちは、みな日本の「読書家」たちとは比較にならないほどの量を読んでいることが窺えます。   「グローバルに活躍する」というフレーズが飛び交う現代の日本ですが、 「グローバルに活躍する」ということは、「ほかの国の人々との競争に打ち勝つ」ということです。 読書をしない人間がグローバルに活躍するのは無理でしょう。 「一日一冊」は、「これだけ読んでいればとりあえず、グローバル競争のなかでもそこそこやっていけるぞ」という自信を持てるラインなのです。   読書をするということは、「国際的にみても通用するレベルの知識・思考力・発想力を養成する」ための唯一の手段です。 読書の量で圧倒的に負けていれば、そもそも勝負の土俵にすら立てません。 「大量にインプットすること」は、外国製のエリートと張り合うための必要条件なのです。   まったく興味がないムズカシイ本を見栄で読むのは、完全なる無駄! 「スノッブ」とか、「衒学的」という言葉を聞いたことがありますか? スノッブとは「上品ぶったり教養ありげに振舞ったりする、鼻持ちならない人」を指し、 衒学的とは「学問・知識のあることを自慢し見せびらかすこと」です。   まあわかりやすく言えば、岩波文庫とか外国人作家の本をさも熱心そうに読むことによって「こんなに頭の良いわたしを見て!」というアピールをしてしまう輩のことですね。 ぼくもそういうことをやってましたが、はたから見れば本当に自意識過剰で気持ち悪くて中身のないイヤなやつです。だいたいこういうタイプは、運動もできないし容姿にも自信がなくいつもオドオドキョドキョドしている陰キャの眼鏡君と相場が決まっているのですが、それは置いといて。   いちばんの問題は「どの本を選ぶか」ということなのです。 上に述べたタイプの人間は、自分が理解できる範疇にない「読んでいると頭が良さそうに見える本」という基準で選んでいるわけですね。   これは、読書をする上でいちばんの「無駄」です。 「理解できないものばかり読む」くらいなら読書なんてやらなくて良い。 時間の無駄です。 友達とおしゃべりしているほうがずっと役に立ちます。   肝心なのは、「難しい本を、よく理解できないままに読む」のではなく、 「自分が面白いと思える分野の本をひたすら読んでいく」こと。 次節でその理由を説明します。   どんなに「くだらない」本でもいいから、とにかく最優先すべきは「自分がおもしろいと思える本」だ! 結論から言います。 一年間毎日一日一冊読み続けた結果、 「自分が面白いと思える分野の本をひたすら読んでいく」ことこそが、最高かつ最強の読書法だ という結論に達しました。   人間というのは、あくまでも「生物」です。 生物の脳には不変の原則があって、それは「気持ちのいいことを求める」という欲求。 脳というのは、「自分にとって気持ちいいもの」をやるとき以外は喜びません。 イヤイヤやると、劇的にパフォーマンスが落ちます。   それは読書でも同じ。 「自分にとっておもしろいもの」じゃないと、脳が勝手にサボるんです。 一日一冊という量をこなそうとするとき、「脳にとって気持ちのいい本」じゃないとついていけません。   「自分にとっておもしろい本ばかり読む」ことには、2つの大きなメリットがあります。 1.知識がスイスイ入る 2.興味の幅が加速度的に広がっていく   1.は、「自分のやりたいこと」でないと実現できません。 小学生が図鑑に載っているものを全部覚えてしまうように、「自分の興味がある分野」を学ぶときの知識吸収率はものすごいものがあります。   2.については、つまり「学習が加速される」ということです。 人間、自分の好きなことならいくらでもできます。 学校の勉強は嫌いな子でも、ゲームなら何時間だってやります。   最初から嫌いなこと/興味のないこと/難しいことをやるから、続かないのです。 自分の興味にしたがって読書していくと、興味のある分野はそのうち徐々に広がっていきます。   「かつては見向きもしなかった分野が、いつの間にか『興味のある分野』のなかに入ってきている」 ということが起こり得るわけです。   自分にとって興味ある分野の本ばかり読んでいれば、 いまは嫌いな分野でも、そのうちやりたくなってきます。   大切なのは、自分にとっておもしろいものから始めること。 コンビニに並んでいるような「都市伝説100」とか、「芸能界のウラ話」とか、そういう「低俗」な本から入ってもぜんぜんかまわないんですよ。 「読書=楽しい」という反応を脳に覚えさせてあげることが第一なのです。   まとめ さて、いかがでしたか。 まとめると、ぼくが一年間毎日一日一冊読み続けてわかったことは、 1.読書は「IQを上げるトレーニング」として最強 2.一日一冊読むのは、むずかしいことじゃない! 3.大量に読書しないと生き残れない世界がある 4.まったく興味がないムズカシイ本を見栄で読むのは、完全なる無駄 5.どんなに「くだらない」本でもいいから、とにかく最優先すべきは「自分がおもしろいと思える本」である この5つです。 この5つを学び取れただけでも、頑張って読み続けた甲斐がありました。   いまは1日1冊~2冊ペースですが、これからどんどん上げていって、月100冊以上読めることを当面の目標とします。 皆さんも、こんな陰キャに負けないくらい読んでほしいと思います。   では、グッド・ラック!   大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただきたいと存じます――

なぜ「よく歩く人」は圧倒的な成果を出せるのか?

こんにちは!クリストリタロウです! 今回は、ぼくが生活の中に取り入れている「1日1時間歩く」という習慣から得たことをお話しします。 この習慣は、わりと最近はじめたのですが、とても脳に良いと感じています。 歩くことが、これほど「頭を良くすること」に効果的だとは、ちょっと思ってもみませんでした。 たくさん歩くメリットと、歩くことでなぜ脳が活性化するのかのメカニズムについて詳しく見ていきましょう。   なぜ歩くと、「うまくいく」のか? 頭のキレが良くなる 頭の中で、複雑な物事をスルスルと処理できるようになりました。 思考力が付いて、我慢強く粘り強くなった気がします。   実際、「リズミカルな有酸素運動は、脳の前頭前野(=思考や理性をつかさどる部位)の機能を高める」という報告が数多くされています。 (「脳を鍛えるには運動しかない!」ジョン・J・レイティより)   毎日1時間歩くようにしてからというものの、じわじわと「頭の地力」みたいなものがついてきた感じがあります。 「歩く」というのは、「前頭前野を物理的に鍛える」方法といえるのかもしれません。 また次の節で見るように、昔から多くの人が「考えることと歩くことは相性がいい」と感じてきたようです。   偉人には、「散歩」の習慣があった人が多い ・古代ギリシャの哲学者の一派に「ストア派」という学派がありました。 まあ簡単に言うと、めちゃくちゃ頭の良い人の集団です。 ストア派という名の由来は、かれらが「壁画で飾られた柱廊(ストア)を歩きながら議論した」ことからきています。現代風に言うなら、「ウォーキングしながらディスカッションした」というところでしょうか。   ・「Appleの故スティーブ・ジョブズは何か重要な話をする時や考えをまとめる際にはとにかく公園や道路など、あちこちをよく散歩していた」ことが知られています。 ・小学校に銅像が飾られている二宮金次郎も歩きまくってたそうです。実際彼は歩きながら読書していた(というより、せざるをえなかった)とのこと。 ・ドイツの偉大な哲学者カントも毎日規則正しく生活し、散歩の習慣があったことが知られています。   ・また、こんな報告もされています。 人間は歩くと心臓の鼓動が速くなり、座っている時よりも多くの血が体内を循環することになるので、血中の酸素が筋肉だけでなく体中のあらゆる器官に行き渡るようになり、脳にも酸素がたくさん供給されるようになります。この結果、運動中や運動後に記憶や注意力に関するテストを行うと、座っている際よりもパフォーマンスが向上することが分かっているのですが、これはとても軽い運動でも十分に効果を発揮するそうです。 また、定期的な運動は脳細胞間の新しい連結を増やすことにつながり、脳組織が年齢と共に退化していくことを防ぐことにもつながります。さらに、海馬の量を増やしたり、新しいニューロンの成長を刺激したり、ニューロン間での信号のやり取りを行うレベルを上げてくれたりもするそうで、運動が脳に与える影響がいかに大きいかもよく分かります。 (参考:なぜ歩きながらだと考えがうまくまとまるのか? Gigazineさんから)   そもそも人間は運動するようにできている 進化心理学には「サバンナ仮説」という考え方があります。   人間という種は、100万年前~1万年前あたりまでアフリカのサバンナで進化し自然淘汰を受けてきました。 ヒトが都市に住むようになったのは、たかだかここ100年近くのことです。   したがって、人間の機能は 「現代の都市ではなく、アフリカのサバンナに適応するようにできている」 と考えるのが自然ですね。 この考え方を、サバンナ仮説といいます。ミスマッチ仮説とも、進化遺産仮説とも呼ばれます。   このサバンナ仮説からすると、人間の運動機能というものは、ほんらい「サバンナで活発に動き回る」ことを想定してできているといえます。 人間は、めちゃくちゃ動き回る生活を太古の昔から続けてきた。 おそらく昔の人間は、1日に5キロとか10キロとかの距離を、獲物や果実を探して歩き回っていたでしょう。   では、現代都市に住む人の運動量はどうでしょうか? 大自然の中で活発に動き回っていた時代に比べると、まさに雲泥の差です。 現代人は、運動不足で当たり前といえます。   だから、意識して運動しないかぎり、本来人間にとってベストであるはずの運動量は確保できません。   日常に「歩く」を取り入れよう 健康にもよく、脳にも良いのですから、なんとかしてウォーキングを日常生活の一部にしたいものです。まったく歩かない寝たきりの生活というのは、脳にとっても体にとっても「最悪」なのです。 築山節氏の名著「脳が冴える15の習慣」には、こんなことが書いてあります。   運動系の機能を使うのが思考系の活性化のためにも有効なのは、次のように考えてみても分かりやすいかも知れません。 足や手や口を動かす運動系の機能は、脳の表面中央付近に分布しています。その脳領域を十分に働かせるということは、そこに至る脳の血流を良くすることとイコールです。 特に足を動かすための機能は、頭頂部に近いところにある脳領域が担っているので、よく歩いているうちに、血液が脳の高いところまで汲み上げられます。歩くというのは、足を中心とする全身運動ですから、脳全体に血液が巡りやすくなる。散歩をした後に脳が働きやすいのは、そういう理屈からも説明することができます。 本文26ページから 散歩をすると、物理的に「頭のてっぺんに血液が集まる」わけです。 で、そのおすそ分けをもらうかたちで他の部分にも血流が回る・・・という話ですね。   余談:ぼくの歩き方 ふだんは大学構内を歩くようにしています。 公道だと自転車や車にぶつかる可能性が高くなってしまうためというのもありますが、 キャンパスのなかにはさまざまな植物や建物があるので、見ていて飽きないのです。   歩くスピードは、意識してちょっと速めのペースにしています。東京の渋谷を歩いている人くらいかな。 歩くスピードと頭の回転の速さは、どうも比例するんじゃないかな・・・と思ってのことです。 せかせかしているように見えるかもしれませんが、これが意外と心地良いんですよ。 慣れてしまえばどうということもありません。   たいていの場合、アマゾンのAudibleでオーディオブックを聴きながら歩いています。 3倍速で聴いているので、1日1時間歩くと、だいたい3時間分のオーディオブックを聴けます。 新書1冊がだいたい3時間分なので、歩きながら新書を1日1冊読んでいる(聴いている)という勘定になりますね。 耳から入ってくる情報というのは、意外と頭に残りやすいので、おすすめです。 Audibleのおすすめ本も後日紹介しますね。   まとめ・参考文献 最後に、今回書くにあたって参考にした書籍を紹介しておきますね。 「脳を鍛えるには運動しかない!」(ジョン・J・レイティ) 「脳が冴える15の習慣」(築山節) 「病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~」(長尾和宏) 「人生のモヤモヤは歩くだけで消える」(猪狩 大樹) 「医師がすすめるウオーキング」(泉 嗣彦) 「ウォーキング考―最短距離で最大効果を生み出す「正しい歩き方」 」(デューク更家)   ・・・さて、いかがだったでしょうか。 われわれが日々なんとなく行っている「歩く」という行為は、あらためて見直すと「自分の能力を向上させる大きなチャンス」なのです。   ほかの人の知らないウォーキングの効果を知って、もっともっと「デキるひと」になりましょう! では、グッド・ラック!     ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただきたいと存じます――

「人の悪口を言いまく」れば、劇的に頭が悪くなる!

こんにちは! クリストリタロウです! 誰かの悪口を言うのって、やめられないですよね? 楽しくて。 しかし・・・ 悪口には、あなたの頭を劇的に悪くするという効果があります。 今回は、悪口の効用をお伝えします。 では、レッツ・罵詈雑言。   悪口で頭が悪くなる3つの理由 悪口を言う状態が心地よくなる 人には、その人がもっとも居心地の良いレベルである「コンフォートゾーン」があります。   年収100万で満足できる人にとっては、年収100万がコンフォートゾーン。 悪口を言いまくる人にとっては、悪口を言える環境がコンフォートゾーン。   要は、「そこから離れたくない」という気持ちがある環境のことを「コンフォートゾーン」といいます。   で、ここが肝心ですが・・・ 人間、 「自らのコンフォートゾーンの外に出ようとすると、相当な心理的抵抗がはたらく」のです。   明日からダイエットしようと思い立った人が明日になってみるとまるでやる気を失っているのは、コンフォートゾーンの外に出ようとしたから。 同じように、 悪口ばかり言っている人が、「悪口を言わない」ようにするのには相当な心理的抵抗があります。 それは、コンフォートゾーンの外に出ようとしたから。   つまり、悪口を言う人は、どんどん悪口にハマっていくということにほかなりません。 「悪口を言わない」という選択肢が取れなくなってしまうのです。 自分の可能性が確実に小さくなります。   これが、まず第一のデメリット。 悪口は、麻薬である。 脳を委縮させるようなものです。 悪口を言うクセがある人は、なかなかそこから抜け出せない。   あなたのまわりに同じような人が集まる で、悪口ばかり言っているひとのまわりには、やっぱり仲間が集まってきます。 悪口を言うのには相手が必要ですから。 で、 悪口仲間という向上心のかけらもない集団の中にいると、 その仲間たちに感化されて、どんどん「他人の成功をねたむ」ようになっていきます。 人間の悪い面ばかりに目を向けて、良い面には目をつぶるようになっていく。   結果、ものごとを見るときの視点が「ぜんぶマイナス」になりますね。 偏った見方しかできない人間は、「頭が悪い」ですから、たいした価値はありません。偏ったマイナスの見方をする人間なら、現代日本一億人のなかに何千万といます。いくらでも取り換えがききます。   さらに、 なにかをやろうとするときにマイナスな思考が真っ先に浮かぶ人間は、身動きが取れなくなります。 自業自得です。   また、その悪口集団から離れて頑張ろうとするときにも、 「おい、おれたちを置いていくなよ~」 という感じで足を引っ張られます。   運よく抜け出せても、今度は自分が「悪口を言われる側」に回ることになります。 悪口集団に属するのは気持ちいいと錯覚しがちですが、長期的に見ればマイナスの影響しかありません。   悪口は因果応報 まず第一に、悪口は自分自身に返ってきます。 悪口を言うことは、自分に開かれた可能性を閉じることにほかなりません。   たとえば身内の成功者の悪口を言う場合、「どうせそのうち失敗するよ、あいつのことだし」とか言いますね? 他人に対して、「どうせ失敗する」という未来の決めつけをしているわけです。 恐ろしいことに、 この「どうせ失敗する」が、自分自身が何かをしようとするときにもフッと頭の中に浮かぶようになります。 「自分も、どうせ失敗する」と思うようになり、 さらには、「自分はどうせ失敗すると、周囲の人間は思っているにちがいない」という考えも浮かびます。ほかならぬ自分自身がそう言っていたのですから、そういう「余計な想定」も現実味をともないます。   第二に、悪口を言っていると、自分もまた周囲のヘイトを買うようになります。 悪口を言うのはたしかに気持ちいいかもしれませんが、では、「悪口を言われた側」はどう思うでしょう? また、悪口を聞かされる側はどう思うでしょう? 言われる側も聞かされる側も、間違いなくいい気持ちにはなりません。   ついでに、「あいつがお前の悪口言ってたよ」と告げ口する人間もいます。   悪口を盛んに言う人は、自分が「言われる側」になったときのことを考え始めてゾッとし、 そのうち、他人に対して疑心暗鬼になっていきます。 他人を素直に信じることができなくなり、自分で勝手にドンドン泥沼にはまっていきます。 自分で自分の人間としての格を貶める行為、それが「悪口」ということです。   悪口がダメってんなら、じゃあどうふるまえばいいのさ? 悪口を言う人間は、自分のなかに何もこれといったものを持っていないのです。 自分に対する自信がないから、他人をけなすことによって自尊心を満たそうとする。   したがって、 悪口を言いまくる人間になりたくないなら、「自分に対する自己評価を上げてやる」ことが先決です。 自分に絶対の自信があれば、しょうもない悪口は言わなくなります。 自分のことを「すごい」と信じていれば、他人をわざわざバカにしてバカの仲間入りをする必要もありません。   まとめ・自分に自信を持ちたい人におすすめの書籍 まとめましょう。   悪口は、「中毒性があり、類友効果があり、頭を固くし、周囲を不快にさせ、自分自身の行動力に対する最強のストッパーとなる」という効果がある。 逆に、 自分に対する自信を高めて悪口さえ言わなければ、もっともっと前進できる。 ということです。   中毒性のあるものを断ち切るには、「おれは悪口がきらいだ」という自己洗脳も必要です。 悪口、言わないように工夫しましょう。 では、グッド・ラック!     ・おまけ・ ・・「自分に自信を持ちたい」という人向けの本を紹介しておきます。 そういう人には、 生の哲学、神経言語プログラミング(NLP)、苫米地英人あたりが役に立つでしょう。 いずれも、読んでおいて損はありません。 ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただきたいと存じます――

知っておきたい! デキる人・成功者の『読書量』はどれくらい?

こんにちは!クリストリタロウです! 「成功者は読書量がちがう」って、よく言いますよね。 そこで、「頭が良くなるブログ」として、今回は・・・ 「実際に成功者がどれだけ読書していたのか」 「最低限これくらいの量は読むべき」 「読書量にまつわるぶっちゃけ話」 についてまとめてみます。 これを読めば、もう読書量にまつわるいろいろな情報に惑わされることもなくなります。 では、レッツ・読書。   有名どころの読書量・本の虫エピソード いちばん気になるのは、「日本人のトップクラスはどれくらい読んでいるのか?」だと思います。 ですから、まずはそこから見ていきましょう。   あの作家の読書量と保有冊数、購入費より一部引用。 佐藤優・・・蔵書4万冊、(速読・超速読含めて)一月300~500冊ペース 立花隆・・・7~8万冊。 井上ひさし・・・20万だか30万冊だか。一日30冊。 林修先生・・・中学時代には1000冊の本を読破。同じく中学時代、ちくま日本文学全集シリーズを読破したそうです。 勝間和代・・・「勝間(和代)さんの例を見ても、2007年ころには毎月10万円本を買っていると言っています。ところが最近では、本の購入額が15万円に膨れ上がっている。」とのこと 成毛 眞(もと日本マイクロソフト社長)・・・『自宅に置いてあるのは手元に置いておきたい本と、資料として利用できる本である。大体1万5000冊ぐらいあるだろう。別荘にはその倍の本が置いてある。』とのこと 日垣 隆(えらいひと)・・・『私は懲りもせず1ヵ月に100冊以上の本を読んでいます。』とのこと   いま日本の”トップ層”である人々は、これまでの人生で読んだ本が5ケタになるくらいのケースが多いようですね。 「ご、5ケタ~?」と思うかもしれないですが、日本はかりにも先進国で、しかも本好きな人はいくらでも読めるようなシステムになっているのです。ホンモノの読書好きはそれくらい読んでいて当然といえるかもしれません。   じゃ、日本のトップ層がどれくらいかわかったところで・・・ 「アメリカの学生は、日本の学生の数倍勉強する」とよく言われる、アメリカ合衆国の場合。 どうなんでしょうか。   アメリカの学生(ハーバードなど)・・・四年間で最低1000冊は読まされる(流し読みの不可能な類の本です) ハーバード、イェール、カーネギーメロン大学などの大学院博士課程・・・二年間で2000~3000冊を読む必要がある。単純計算で1日30~50冊。   競争社会アメリカのトップ層はやはり相当読んでますね。「ハーバードで学部~院修了まで学んだ」というくらいのガッチガチのエリートたちは、だいたい二十代中盤くらいまでに3000~5000冊といったところでしょうか。   また、「読む量がもっとも求められる」といっても過言ではない「作家の読書量の平均」はどれくらいでしょうか。これもデータがあります。 「作家であるということ」より引用。  作家と呼ばれる人の読書量はやはり半端ではありません。で、講師として出講なさったプロ作家の先生に、プロデビューの時点で、蔵書は何冊位持っていたかという質問をしてみました。結論としては、三千冊から四千冊というところでした。  平均で三千冊から四千冊ではありません。多い人は、七、八千冊というケースもありました。プロとアマの境界線が、大体それ位かなということです。それ以下の数字を答えた方は居なかったという意味です。  この三、四千冊というのも、読んで処分した本や、人から借りたり図書館を利用した本は計算に入りませんから、実際の冊数はもっと増えるでしょう。個人的に、五、六千冊と考えています。つまり、プロとしての文章センスを養うには、その程度の読書が必要だということです。  もし仮に、今まで一冊も本を読んでいない人がプロ作家を目指したとします。平均、二日のペースで本を読んだとして一年約百八十冊。このペースで読んでいくと、約三十年前後掛かります。逆に言えば、全くの素人でも、三十年読書にいそしめば、プロ作家に迫ることが出来るということです。  時々、二十歳そこそこでプロデビューとか、十代でプロデビューという人が居ますが、こういう人は、プロ作家として最低限必要な読書量を、二十年前後でこなしてしまったということなのだと思います。  今現在プロ作家を目指している人は、一般の人よりも当然沢山の本を読んでいるはずです。ですが、もし五、六千冊の本を読んでいる自信が無い人は、原稿用紙を埋めるのに忙しくて読書の時間が取れないような生活を続けるよりも、読書に重点を置いた生活を考えた方が良いように思います。  勿論、五、六千冊のラインをクリア出来ればもう本を読まなくてもよいという意味ではありません。プロ作家は本を読み続けています。ベテランの中には、蔵書何万冊という方もざらにいらっしゃいます。物書きで生きていくつもりなら、一生読書人ということでしょう。    つまり、日本人作家の平均は、アメリカのトップ学生よりちょっと見劣りするくらいでしょうか。それでも、相当な読書量であることには違いありません。   また、長いので引用ができないのですが、 「圧倒的な読書量を平然とこなす友達」のエピソードが載っているサイトもあります。   また、 大学の教授もやはり相当な読書量を求めます。 某○○○大教授の橋本努先生が、学生時代の読書量についてこう振り返っています。   大学院に進学すると、しかし求められる読書量はケタ違いだった。哲学者廣松渉先生の講義に熱心に参加したのだが、廣松先生は、「一日、六百ページを読まないとダメだ」という。しかも先生は、「学部二年生までに、岩波文庫の白帯をすべて読み終えていないと、哲学を志すことはできない」というのだ。   ・・・一日600ページ。いわゆるライトな本は数えないで、です。 大学の学部生で日本のトップクラスになりたいなら、それくらい読めばいいということですから、わかりやすいですね。   現実的に考えて、これくらい読めば成功できる! というライン いまの日本人は、「活字」からどんどん離れていっているようです。 このテーマに関しては、苫米地英人氏の「ほんとうに頭が良くなる「速読脳」のつくり方」でわかりやすく述べられていますから、引用します。 「1ヶ月に1冊も本を読まない」と答えた人が全体の46.1%にものぼっている (中略) ・いまの日本人のほぼ半数が月に1冊すら本を読んでいない ・いまの日本人の中では月3~4冊読めば、読書量トップ10%に入る (中略) ・年収と読書は正比例する   なんだか拍子抜けしちゃいますね。いまの日本では、「読む人はほんとうにたくさん読むけど、読まないひとはぜんぜん読まない」という傾向が強化されているということになりそうです。   ・・・ここまでの例をふまえると、「どれくらい読めば成功者になれるのか」には、ある一定の基準が見いだせそうです。 つまり、 文章を扱う仕事・クリエイティブな仕事・ビジネスの世界で「大」成功したいなら・・・まずは「1日1冊」以上読めばいい。最初のころは1日1冊でもキツいだろうが、活字慣れ+知識量が増えてくることによって、1日何冊でも読めるようになる。 ひとつの目安は、20代の中盤までに「3000~5000冊」読破すること。 それが達成できれば、日本どころか世界でもトップクラスです。   そこまでは望まないなら・・・月に3,4冊でもいい。望ましくは、10冊。これで日本のトップ10%。   読書はつまり、「自分以外の人の意見を聞いてみる」ということですから、まあ、自分のためになるということは間違いないはずです。読書量を増やすことにあまりとらわれすぎずに、まずは自分のできる範囲でがんばりましょう。   読書量にまつわる、ぶっちゃけた話 ・どんな世界にも、自分を大きく見せたがる人はいるもんです。「〇〇? ああ、読んだよ。おもしろいよね」(読んでない)とか、「1日1冊読まないと気が済まなくてさ」(マンガばかり読んでいる)という感じで、読書量を「盛る」ひとも多いですから気を付けましょう。   ・読むジャンル・・・堀紘一氏の「自分を変える読書術」によると、ビジネスパーソンがかならず読むべき本のジャンルは、 ・生物学 ・哲学 ・軍事学 ・歴史 だそうです。小説以外でどんな本を読めばいいかわからないひとは、参考までに。   まとめ + 読書量を増やすために参考になりそうな本 さて、いかがでしたか? ネットで本を買ったり電子書籍を読んだりできるいまの時代、読む人はガンガン読むようになっています。読まない人はスマホのニュースやまとめサイトばかりで、情報を与えられる側にどんどんまわっていきます。 変化が速い世の中になってしまったからこそ、読書量がものをいうと思うのです。 この記事に書いてある量を目安にしながら、どんどん読んでいきましょう。 では、グッド・ラック!   ・おまけ・ ・・読書法関連の本のおすすめ。読書法についてかいてある本は腐るほどありますが、本当に良い内容の本だけを集めました。参考にしてください。   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただきたいと存じます――

他人事じゃないぞ。「注意欠陥多動性障害=ADHD」は、「運動」で良くなる!

こんにちは!クリストリタロウです! 今回は、「もっとも身近な発達障害」といわれるADHDを、運動で改善できるという情報をお伝えします。 具体的にどのような運動をすればいいのか。 どういうメカニズムで効果が出るのか。 では、レッツ・シンキング。   そもそもADHDってなに? ADHD(注意欠陥多動性障害)を患う人は、日本全体の人口の約3%を占めるといわれています。 かなり有名な発達障害である「アスペルガー症候群」でさえ、診断が下るのはおそらく100人にひとり=1%程度(∵グレーゾーンの人が多いのではっきり判定できないのです)であることを考えると、ADHDは「日本で最も多い発達障害」といえそうです。   その症状は、「不注意」「衝動性」「多動性」の3つに大きく分けられます。 具体的に言えば・・・大人の場合のADHDの症状は、次のようなものです。   不注意 ・仕事などでケアレスミスをする ・忘れ物、なくし物が多い ・約束を守れない、間に合わない ・時間管理が苦手 ・仕事や作業を順序だてて行うことが苦手 ・片付けるのが苦手   衝動性 ・思ったことをすぐに口にしてしまう ・衝動買いをしてしまう   多動性 ・落ち着かない感じ ・貧乏ゆすりなど、目的のない動き   ぎょっとした人、多いかもしれませんが・・・   もちろん、どれかひとつでも当てはまればADHDというわけではありません。 これらの症状が「とくに多くみられる人」に対して、「あなたはADHDです」という診断が下されるということです。   ちなみに、幼少時にADHDだった人の何割かは、大人になるにつれて治癒していきます。残りの何割かは、大人になってからも症状に悩まされることになります。   ADHDを改善するための運動トレーニングメニュー 「脳を鍛えるには運動しかない!」のなかで、著者ジョン・J・レイティは、次のように結論付けています。   ADHDに対してもっとも有効な運動のメニューは、 ・週に5日、できれば毎日、有酸素運動を20~30分つづける ・その有酸素運動は、最大心拍数の65~75%をキープすることが望ましい(注:最大心拍数の目安は220-(年齢)となる)。男子であれば激しい運動、すなわち、ギリギリ有酸素運動にならない程度の無酸素運動が効果的である。 ・また有酸素運動に加えて、ADHDの場合、「複雑で」「集中力が求められる」スポーツが効果的である。たとえば、武術や、ダンス、体操など。   有酸素運動とは、要するに「長時間できる運動」のことです。ジョギング・ランニング・バイク・水泳然り。 では、なぜこのようなメニューが効果的なのかをみていきましょう。   なぜ運動がADHDに効果的なのか? +私なりの仮説 なぜ運動によってADHDの治療が見込めるのか? 「脳を鍛えるには運動しかない!」に医学的な根拠が挙げられていましたので、要約を紹介します。   ・ADHDの患者は、脳の中の注意システムがうまく機能していない。この注意システムを調整するのは、「ドーパミン」と「アドレナリン」という神経伝達物質である。ドーパミン・アドレナリンの量が不足すると、注意システムがうまく作動しない。  定期的な運動をすることによって、このふたつの神経伝達物質がすぐに増え、適正な値に調整される。さらには、運動を続けることによって、このふたつの神経伝達物質に対する受容のレベルもだんだんと上がっていく。ドーパミン・アドレナリンが受け入れやすくなっていくということです。   ・エクササイズに集中するという行為じたいが、脳の注意システムを鍛えることにつながる。つまり、ADHDの「不注意」が矯正されることになる。「運動」と「なにかに注意すること」は、同じ回路を用いるからである。 たとえば武術や体操では、決まった型で動けるようになることが求められる。バランス、タイミング、動きのつながり、結果の予測、切り替え、エラーの是正、運動の微調整など――をこなすために、自分の動きに対する注意力が求められる。このとき、脳の幅広い部位を使うことになる。   つまり、 「運動はドーパミン・アドレナリンの量を増やす。これがないと脳の注意システムがうまくはたらかない。だから運動するのだ」 「エクササイズをするためには体に注意を向け続ける必要があり、この行為じたいが注意力の増強に効果的である」 という二本柱ですね。   そして以下は、ぼくなりの仮説です。   ・これはADHDに限らず、あがり症全般にいえることですが・・・ 多くの人間にとって、心拍数が上がるのは、「運動するとき」、そして「緊張するとき」です。 緊張するときに心拍数が上がり、それで平静をうしなってテンパってしまい、失敗する・・・という経験が、自分の中でハッキリとパターン化してしまっているひとが多いのではないか。 つまり、無意識下では、「心拍数が上がる≒緊張する → 失敗する、いやな気持になる」という図式ができてしまっているのではないか。   これを改善するためには、運動が効果的であると考えられる。 なぜなら、運動することによって、「心拍数が上がる → 心地よい爽快感」というパターン学習ができるから。 運動を習慣づけることによって、「心拍数が上がっても、大丈夫だ」の経験をどんどん重ねていくことが有効なのではないだろうか。     ・ADHDを治療するには「音読」も効果的なのではないかと思います。 学問的な厳密さはまったくないんですけれども、2ちゃんでこんなスレが立っていました。   「ADHDとコミュ症を自力で克服しつつあるから方法語ってく」(2chコピペ情報局 さん) 「ADHDの奴は高負荷の有酸素運動やれよ。音読も効果的だぞ」(凸凹ちゃんねる さん)   どちらも、おそらく違う人が立てたスレッドだと思うのですが・・・ どちらでも共通して語られているのは、この記事で何度も触れている(有酸素)運動と、「音読」です。   音読は、前頭葉(とくにそのなかの前頭前野)の機能を高めます。 確実に。   となると、ADHDの症状である「不注意」の責任の一端を担っている前頭前野にカツが入るわけです。   これを読んだ後、なんかの学術論文で「音読学習がADHDにおよぼす効果」みたいなのないかな~と思って、CiNiiで探してみたりしたんですが、ありませんでした。 どこかの発達障害や医療系の研究機関でやってそうなもんですが・・・     まとめ + 参考文献・参照サイト さて、今回は「運動がADHDの治療に役立つ」ということをお伝えしました。 いかがだったでしょうか。   本文中で触れた「脳を鍛えるには運動しかない!」はおすすめの本です。 ADHDに苦しんでいるひとは数多いのですが、どうやれば治るのかについてハッキリ言ってもらえることは少ないそうです。自分なりにやっていくことも必要でしょう。 自分で調べてADHDを治したい! という人には、この本を読むことをおすすめします。下のほうにAmazonのリンクを張っておきました。ぜひご利用ください。   では、グッド・ラック!   ・「ADHDとは? どんな症状なの?」(大人のためのADHD.co.jp 様) ・Wikipedia 「注意欠陥・多動性障害」の項  

人生が変わる! 頭の回転が劇的に速くなる「ハイスピードツイート・リーディング」のススメ

こんにちは! クリストリタロウです! 今回は、「頭の回転が遅すぎて、みんなについていけない!」とか、「頭の回転をもっと速くして、もっともっとレベルの高い人々とやり合いたい」と思っている人向けの情報です。 思考速度の向上を目的とした「ハイスピードツイート・リーディング」をやりまくって、「こいつ、頭の回転はええな・・・」と周囲を唖然とさせるくらいの脳みそを手に入れましょう。 では、レッツ・音読。   「ハイスピードツイート・リーディング」とは? どうやるの? なんだか長い横文字ですが、「ハイスピードツイート・リーディング」とは、いったい何なんでしょうか?   スピードが命。要は、高速音読 ハイスピードツイート・リーディングがどういうものなのかについては、認知科学者として有名な苫米地英人氏が、その著書『ほんとうに頭が良くなる「速読脳」のつくり方』のなかで、こう述べています。 やり方は、読書するときに早口で読み上げるだけです。そのスピードは可能な限り速くです。速くつぶやくことに集中し、もっと速く、もっと速くと、自分の中のトップスピードをどんどん上げていくのです。   つまり、「ハイスピードツイート・リーディング」とは、「自分の思考の限界速度を更新するためのトレーニング」です。高速音読ですね。   じつは、脳がいちばん頑張るのは、「自分の限界の速さでなにかをするとき」なんです。 いいかえれば、「脳というものは、限界速度を更新するつもりじゃないと、速く動くようにはならない」のです。 だから、頭の回転を速くしたいなら、「自分のできるかぎりの速さでなにかをする」機会を増やすことが絶対に必要。 で、ハイスピードツイート・リーディングとは、「音読を、高速でやる」ことです。 ただでさえ脳に良い「音読」を、よりにもよって「高速で」やる。だから、脳がガシガシ鍛えられて速くなってくれるわけなんです。   しっかりと意味をイメージしながらやること! また、ハイスピードツイート・リーディングの注意点をひとつ。 同じく、苫米地氏の本より。 注意してほしいのは、文章はしっかりと理解するということです。素人がお経を読むときのように、ただ文字を言葉にするだけではダメです。それでは訓練にはなりません。 「言葉を読み上げた瞬間、その意味が脳内でイメージできるようにする」 それが、この早読みの目的なのです。   つまり、「言葉⇔イメージ」のつながりを生み出しながら音読しなさい、という意味です。ただ音だけを追っていてはダメだ、と。 これにはぼくも同意見です。 なんとなく意味もわからず音読するのでは、いつまで経っても「頭が良く」なりません(脳自体は活性化しますけれども、それが実際の思考に役立たないんです)。   頭のいい人は、文章の理解力がすぐれています。 なぜ彼らが、難解な文章でもやすやすと意味がとれるのかというと、 「心の中に、文章から生み出されたイメージを組み上げていく」 というクセが染みついているからです。 自分の心のなかで組み上げられたイメージは、簡単に理解し、操作することができます。   たとえば・・・ 将棋のプロ棋士は、「20~30手先までを、数十パターン」読み切るといいます。 頭のなかにある将棋盤を使って、こう指せばつぎはこうなって・・・というイメージストリーミングをしているからこそできる芸当です。   また、「相手の言ったことに対して、鋭い指摘や質問をできる人」も同様です。 「相手の言っていること」を、自分の頭の中に、取りあつかいのしやすい形に変換して思い浮かべることができるからこそ、論理の欠陥を見通すことができる。「じゃ、こういう場合はどうなるんですか」と、ハッとするような質問ができる。   ・・・つまり。 ハイスピードツイート・リーディングをすれば、「頭の回転が速くなる」と同時に、「頭の中に、情報を処理するための空間を確保」することができる。 一石二鳥です。 やらない手はありませんね? ・・・ちなみに、偶然ながら、「イメージしながらの高速音読」というテーマで過去に記事を書いたことがありました。自分なりにヒネり出したやり方が、苫米地英人氏という希代の天才のやり方と一緒だったというのは、ちょっとうれしいです。   cf.「ドン引きするくらい頭が良くなる! 「イメージしながら高速音読」の圧倒的効果」(当ブログの記事です)   頭の回転の速さが人生を左右するという事実 「ゆっくりなにかをやる」のなら、誰にだってできます。 でも、「速いスピードでやる」のは、むずかしい。 現代社会はスピード社会です。 頭の回転が遅い人は、いろいろなところで損をします。頭の回転が速い人たちに言い負かされたり、いいように使われたりします。そういう経験、ありませんか?   なにかを訊かれて、気の利いた答えをパッと当意即妙に返せる人は「おもしろいヤツ」になります。学生であれば、そういう頭の回転が速い人はクラスの中心にいる”権利”があります。 そういう人は、リア充、おもしろいヤツ、有能なヤツに取り囲まれつつ生活できるので、ますます頭の回転が鍛えられていきます。   その一方で、   ネタを振られて黙ってしまったりする人や、会話が終わった後で「あっ、あのとき、こう言っていればウケたのに・・・」と落ち込んでしまう人は、「つまらないヤツ」になるか、いいところ「意味不明キャラ」です。会話のスキルは一生「リア充」に及びません。 世知辛いですね。   ところで、ぼくは「脳とは、ちょっと複雑な計算機である」という立場をとっています。 なぜなら、入力された情報に対してなんらかの反応を返す、という特徴が脳にはあるからです。 したがって、 頭の回転が速いひとを例えるなら、「スペックの高い、サクサク動いてくれるパソコン」です。 逆に、頭の回転が遅い人は、「スペックの低い、しょっちゅう応答なしになるパソコン」です。   すぐに応答なしになってしまうパソコンは、使っていてイライラしますね? それと同じで、いちいち反応に時間がかかってしまう人は、周囲にうとまれます。 周囲から「こいつ、使えねえな」という評価を受けた人は、それに同調するように、どんどん自分を「できない」方向へと持っていってしまいます。周囲からのネガティブな評価の威力をナメてはいけません。   頭の回転が遅い人は、一生にわたって損をしつづけることになります。 そこから脱却するためにも、「頭の回転速度を上げる」ことは有用なツールとなるのです。   まとめ + 頭の回転を早くしたい人のための書籍紹介 さて、いかがだったでしょうか。 今回は、頭の回転が速い人になるための「ハイスピードツイート・リーディング」をご紹介しました。 毎日10分でも30分でもいいから、これを習慣にすることです。   「頭の回転が速くなるとこんな世界が見えるのか!」という自己成長の感動が、あなたに訪れることを願っています。 では、グッド・ラック!   ・オマケ・ ・・頭の回転を速くしたい人のためにおすすめな本たち ・・「頭の回転を速くする」ことは、学校では教えてくれません。自分で学ぶしかないのです。以下に紹介する本のようなものを読むか、「頭の回転を速くする」「高速音読 効果」などのキーワードでググることをおすすめします。なにもやらない人の脳は、一生そのままです。

朝の音読で、勝ち組になれ! 時間帯別にみる、音読の効果

こんにちは! クリストリタロウです! 今回は、「音読の、時間帯別の効果」を紹介します。 これを知っておけば、「最高の脳トレ」である音読を、もっともっと効果倍増できる! ・・・という、超・お役立ち情報です。 これを知っておけば、あなたはもう一段確実に頭が良くなる。 では、レッツ・音読。 ★新刊案内★ 栗栖鳥太郎からのお知らせです。 このたびAmazonのKDPから書籍を出版したので、ご紹介します。 タイトルは・・・ 『「音読」で「バカ」が「天才」になる! 世界最強の能力開発メソッド』 「音読」で「バカ」が「天才」になる!: 世界最強の能力開発メソッド (栗栖書房) posted with カエレバ 栗栖鳥太郎 栗栖書房 2017-06-09 売り上げランキング : 17271 Amazon 「音読」についてここまで深く掘り下げた書籍は間違いなく世界初です。 ぜひご一読ください。   朝の高速音読で、脳にブーストがかかる 「自分って、なんだか、みんなとくらべて頭がわるいような気がする・・・」というあなたには、 「朝に10~30分くらい高速音読をやってから学校や職場に行く」ことをおすすめします。   その理由は?   朝の高速音読によって、「脳にブーストがかかる」からです。 高速音読を、10分、20分、30分くらいやると、一日中「頭の回転が速くなった状態」で過ごすことができます。   朝にしっかり脳みそを起こしてあげることが大事。 準備運動をしないとベストスピードで走れないのと同じで、 朝のうちにしっかり脳を目覚めさせてあげないと、会社や学校でも「ボケーッ」としたままです。   そして、高速音読よりも頭が冴える活動はありません。   これにはきちんとした裏付けがあります。ちょっとこれを見てください。 音読しているとき、脳がどれだけ活性化しているかが示された図です。 赤色になっているのが、よくはたらいている部分。 上の図が音読時、下の図が黙読時です。 音読すると、「前頭前野」「ウェルニッケ野」「聴覚野」「角回」といった、人間の知的活動をつかさどる部分がガンガン活性化しているのがよくわかります。   音読によって、脳の中のたくさんの場所が使われます。 とくに「知性」をつかさどる部分がよく活性化します。 そして脳は、使った場所だけ発達する仕組みになっています。   ・・・つまり、音読を習慣化することによって、あなたの脳はだんだん「頭が良くなる」ように変化していくということです。 これが、ぼくが音読をすすめる理由です。   じつのところ、音読以上に頭を使う(=やればやるほど頭が良くなる)活動は、ちょっとほかに見当たらない。 ゲームも、運動も、計算も、「音読」にはおよびません。   また、音読は、「負荷が高いほど効果的」です。 脳みそをフル回転させることに特化した方法については、当ブログの記事 ドン引きするくらい頭が良くなる! 「イメージしながら高速音読」の圧倒的効果 をご参照ください。   また、(高速)音読は、「食事のあと」に行うほうがいいでしょう。   理由は・・・朝の起き抜けには、全身ありとあらゆる筋肉のはたらきがパッとしないから。 当然、音読するときにフル活用する「あご・口・舌」の筋肉も、反応がどうしても鈍くなってしまいます。 食事をすることによってそれらの筋肉がほぐれます。 つまり、音読のためのコンディションが万全になるわけです。 だから、朝の(高速)音読は、なるべく食後にやるようにすると良いのです。   「食後には、音読をする。」   ・・・じゃあ、食べる前は?   ぼくの経験上から断言します。 の時間帯にいちばん向いているのは、「深い思考力が求められるもの」です。   深い思考力が求められるものって、イメージがぱっと湧きますか? たとえば、ぼくは「開高健全集」と「心理学の教科書」を読んでいます。 どちらも、心のなかでしっかりと「抽象的なことば」を「具体的なイメージ」へと変換しなければ、とうてい理解することができないテキストです。この「抽象→具体」という変換は、頭がスッキリしているときでないと上手にいきません。 一日のつかれでグッタリしている夜には、そういう深い思考力を要するようなことはできません。 だから、朝、頭がスッキリ冴えわたっているうちにやってしまうのです。   なお、著名な数学者のなかにも、「朝、ごはんを食べる前の時間に深い思索にふける」人が多いことも記しておきます。抽象的な概念をコントロールするのにいちばん適しているのは、"朝飯前"の時間帯なのです。   「抽象的思考空間のなかで思考する」ことの大切さについては、以前の記事 「抽象的に考える力」を養うと、確実に頭が良くなる !」 も参考になるでしょう。   夜のゆったりとした音読で、疲労が抜ける 夜には、「ゆったりとした音読」をすると良い。 一日のつかれがたまっている夜に音読をすると、脳の疲労が抜けます。 また、寝つきもよくなります。   音読することによって、落ち着きを与えるホルモンである「セロトニン」が分泌され、 そのセロトニンが、深い眠りをうながす「メラトニン」に変換されるからです。   音読する本も、好きな作家の小説とか、風情のある詩集とか、「心がやすらぐもの」をおすすめします。   ちなみに、注意点が一つ。 夜、「寝る直前」に(高速)音読をするのは、オススメできません。 理由はおわかりでしょう。 あまりにも頭が冴えわたってしまって、眠気が飛んでしまうからです。 ぼくもこれで一度、ひどく頭が覚醒してしまって眠れずに苦しんだことがあります。 「音読するぞ!」と張り切るのは良いですが、ぼくと同じあやまちを繰り返さないようにしてくださいね。   まとめ + 音読関連おすすめ書籍 今回は、「音読の効果」のなかでも、とくに「時間帯別の効果」を特集しました。   こういうことを知っておくと、朝に音読することの意義・夜に音読することの効果がハッキリわかります。 モチベーションアップにつながりますね。   実際、「音読」は、日本のトップエリート層が好んで使っている学習方法です。 彼らは、一日の習慣の中に「音読」を組み入れることによるメリットをよく知っています。   そしてあなたも、音読を習慣化するだけで、「音読しない人たち」に相当な差をつけることができます。 音読で脳を鍛えて、幸せな人生をつかみ取ってください。   では、グッド・ラック!     ・おまけ・「音読」についてもっと知りたくなった方へおすすめできる本 ・・日本の音読研究でいちばん有名なのは、東某○○○大学の川島隆太教授です。 ほかには、東進の安河内先生、翻訳者として有名な故・國弘正雄氏、右脳開発で名高い七田眞氏など。 音読は奥が深いのです。   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひツイッター等で共有していただきたいと存じます――

”デキない人”が今すぐ「できる!」と自分を洗脳すべきただ1つの理由

こんにちは! クリストリタロウです。 今回は、「自分のことを”出来ない人”だとおもっている人」に向けての情報。 実のところ、 出来ない人が出来るようになるためには、たった一つのことをやりさえすればいいのです。 それをお教えします。 では、レッツ・進化。 デキない人は、自分に「デキない」という呪文をかけている。 結論から先に書いちゃいます。   今回、ぼくが声を大にして言いたいのは、 デキない人がいつまでもデキないままでいるのは、自分に対して「自分はデキない人間だ」という刷り込みをかけているからです! そして、 その刷り込みを消して、「自分はデキる人間だ」と思い込むことができれば、あなたの人生はあっという間に好転していきます!! というだけのことです。   ちょっと考えてみてください。 幼稚園や小学校のころからずっと、あなたは「クラスで一番上の立ち位置」でしたか? 中学・高校でもずっとナンバーワンでしたか? 自分自身に、なんらかのコンプレックスをお持ちですか? 容姿でも学歴でも能力でもなんでも、「それを言われると心に来る」という弱みがありますか? 「自分という人間が軽んじられた」と思った経験は、何度もありますか? どうでしょう。 「うっ、痛いところを突きやがって」と感じましたか? この記事のタイトルに惹かれたということは、あなたも自分のことを「デキない人間」だと思っているはずですから、思い当たるフシがかならずあるはずです。   周囲からの評価というのは、強烈です。たとえ実際には「上の下」ぐらいの能力を持つ人であっても、「自分はやっぱり、トップ層の連中にくらべると、できない人間なのだ」と思い込むと、ほんとうにダメになるんです。 ほとんどの人は、周囲の人間から「おまえはだめだ。パッとしない人間だ。がんばっても無駄だ」と何度も言われる(もしくは、態度で示される)ことによって、どんどん自分自身への評価を下げていきます。ブラック企業での洗脳と一緒です。   そして9割の人が、そんな「デキない自分」という自己像に見合った、低レベルな行動ばかりを選択するようになっていくのです。   たとえなにかをうまくやり遂げられそうなときでも、「デキない自分が、うまくいってはいけない」と無意識のブレーキを踏んでしまう。そして結局、イメージ通りに失敗する。失敗すればするほど、周囲からの評価も下がっていく。   「自分はデキない人間だ」という刷り込みがされているかぎり、一生かかってもその負のスパイラルから抜け出すことはできません。 だからこそ、 まずは「自分は、デキる人間なのだ」と自分を洗脳することが必要なのです。   まずは自分を「デキる」と洗脳することからはじめよう。 「自分はできるんだ、と思いましょう」なんてことを言うと、 「それができないから困っているんだ!」という怒りの声が聞こえてきそうです。   でも、方法はありますよ。 一番確実で、やりやすいものをご紹介します。   やり方は簡単です。用意するものは、「自分以外に誰もいない空間」だけ。要はあなたの部屋とか、トイレの個室でもいい。ブツブツつぶやいても誰も気に留めないようなところであればどこでもオッケーです。   いいですか? 用意できましたか?   自分を「デキる」と洗脳する第一歩は、これ・・・   「自分にしか聞こえないくらいの声で、可能な限り速いスピードで、『自分はデキる人間だ』とひたすら唱え続ける」   だけです。 「デキる」という、言語による刷り込みがいちばん効果的なのです。さらに、それを高速で唱えることによって、「自分はデキる人間だ」以外の思いが一切消えた状態になります。人によっては、フワーッと浮くような感覚があるかもしれません。   あ……たぶんいまあなた、「うっわ、キッモ!」と思われたでしょう。 正常な反応です。 実力は大したことがないのに根拠のない自信を持っているひとに対する拒絶反応ですね。   しかし、それをやっているところというのは、誰に見せるわけでもない。知っているのは自分だけです。べつに人前でやらないなら、いいじゃないですか。   この「自己洗脳」をやる理由となるのは、つぎの3つの事実です。 第一に、「すくなくとも、自分自身をデキるやつだと思わないと、本当にデキなくなる」こと。 第二に、「自分のことをデキると思い込んでしまうだけなら、タダである」こと。 第三に、「おれにはデキる、と自分を洗脳できると、これまで無意識にかけていた能力のリミッターが外れる」こと。   どうです、たとえキモくても、やるだけの価値があると思いませんか?   「自分はデキる」と洗脳できると、こんなにいいことがある 最近、「洗脳」「暗示」「催眠」といったものの可能性について興味がめちゃくちゃ湧いてきて、それ関連の本ばっかり読んでいます。 ブックオフとか、アマゾンとか、脳トレ関連のサイトとかを徘徊して、おもしろそうな本をかたっぱしから手元に集めているんです。 あ、いまあなた、「こいつ、アブないやつだ」って思いませんでした? わたしは正気ですよ!(笑) なぜそういう本ばかり読んでいるかというと、「洗脳の可能性」について知りたくなったからです。 ブラック企業で働くひとは、月100時間の残業をします。 カルト宗教にはまりこんだ人は、教団の教義をゼッタイに曲げません。 東大に受かるような人は、その気になれば一日10時間ぐらいは平気で勉強できます。 どれも、「ふつうの神経をしている人なら絶対にやらないこと」をやる人たちです。 そして実は、これらのどれにも、「洗脳」がかかわっています。 ブラック企業とカルトは他者による洗脳です。 そして、東大生のケースは「自分で自分を洗脳している」のです。 洗脳のパワーというのは、邪悪なつかいかたをすればとことん悪い効果を発揮します。 上の例でいうカルトとブラック企業はまさにそれです。洗脳によって、過労死するほどの激務すらこなせるようになります。   しかし、洗脳は、正しい使い方をすれば、これ以上ないほどの武器になるのです。上の例では、東大生がそれにあたります。 彼らの多くは、「勉強して、できなかったことができるようになるのは楽しい」「勉強して、結果が出るのは楽しい」という自己洗脳をおこなっているといえます。   ここからわかることは・・・   自分で自分を洗脳できる人は、最強です! ということ。   「自分はデキる」「〇〇は楽しい」という洗脳を自由自在にできるようになれば、どれだけ「努力」をしても平気です。 しかもその「努力」は、本人にとっては苦しいものではなく、「やりたいことをやっているだけ」なのです。   自己洗脳のスゴいところはそこです。 ものごとの好き・嫌いさえも、洗脳によって変わってしまうのです。   こんなにスゴい効果のある「自己洗脳」、やってみないのは損だと思いませんか!?   まとめ + おすすめの本紹介   今回みてきたように、 「自己洗脳」には、とてつもないパワーがあります。 みんなこれを知らないだけです。   あなたも、ちょっとずつでいいですから、「自己洗脳」を練習してみてください。 アッと驚くような効果が、かならず出ますから。   では、今回はこのへんで。 グッド・ラック!   ・おまけ おすすめの書籍 …「洗脳を使って自分を高める」方法については、苫米地英人氏の本が一番参考になると思います。 氏の書籍を、上から、とっつきやすい順に並べています。

脳科学者直伝!アイディアを100%確実に出す方法

こんにちは、クリストリタロウです。 今回は、現代人の大いなる悩みの種である「アイディアを出すこと」についての記事です。 「なんかアイディアを出せ!!」と要求されることは、年齢が上がるにつれてどんどん多くなっていきます。 学生ならレポートや卒論のアイディア、社会人なら企画書やプロジェクトのアイディア・・・「アイディアをバンバン出せる人」は、周囲から「頭が良い」と思われます。人とはちがった見方を簡単にできるのは、天性の頭の良さからくるものだな、と。 しかし、実はアイディアは簡単に「湧いて出てくる」ようにすることができるのです。脳科学者のお墨付きのアイディア量産法を、今回は伝授します。 では、レッツ・ひらめき。   アイディアを確実にひねり出す、2つの方法 ・これから紹介する2つのアイディア出しの方法は、いずれも私自身が実行して「こいつは効果があるな!」と実感できたものです。これにならってやれば、間違いなくアイディアマンになれます。 ・最終的には「自分は、こうすればかならず、アイディアが出る!」という自己流の方法を確立することができればベストです。「自分は本当に発想豊かな人である」というセルフイメージができてしまえば、あとはもういくらでも斬新な考えを出していけるようになります。 ・では、ご紹介していきましょう。   ①脳科学者おすすめの方法 ・脳科学者として多大な功績を上げている日本人研究者である池谷裕二氏は、大ベストセラーになったその著書『脳には妙なクセがある』のなかで、創意工夫に満ちたアイディアの出し方を紹介しています。 アイデアをひらめいたり、創意工夫に満ちた着想を得るためには「王道」があると言われています。グレアム・ウォーラスによれば、それは4つのステップからなります。つまり、 Ⅰ 課題に直面する Ⅱ 課題を放置することを決断する Ⅲ 休止期間を置く Ⅳ 解決策をふと思いつく  です。とくにステップⅢが重要です。これは「怠惰思考」と呼ばれる行為です。当面の問題を放置することは勇気のいる行為ですが、創造のためには相応の熟成期間が必須なのです。(中略) 「〆切が先だから」と放置するのではなく、とりあえず一度目を通してから放置するほうが、思いつくチャンスが高いと信じて、私は実行しています。 つまり、「いちど自分の中で熟成期間を置く」ことが秘訣です。 学生なら、レポートの課題については「よし、これをどう書くか考えておこう。ただし、自分でウンウンうなりながらすぐにアイディアを出そうとするのじゃなくて、しばらく放置してアイディアが降ってくるのを待とう」というやり方になりますね。 実際、私も数多くのレポートを書いてきましたが、毎回この方法を使ってきました。 いちど目だけ通しておいて、あとは放置。レポートが10個あったら、10個とも、課題だけ読んで、あとは放っておく。 自分の脳みそに「これ、考えておいてね」とお願いするだけです。 そうしていると、ふとある瞬間に「あっ、これ、あのレポートのネタに使えるな」という神の啓示が降りてくる・・・そういう経験が何度もありました。 私の頭が特別いいからとかそういうのじゃなくて、人間の脳にはそういう機能があるというだけの話です。あなたにもできます。   十分に時間がない場合は、「ちょっと、一回寝てみる」だけでもいいのです。 人間のメカニズムとして、寝ている間に頭の中がドンドン整理されていきますから、目が覚めると「ああ、こういうやり方がいいのかな」というメドが立つようになっています。潜在意識が勝手にやってくれる、といえばいいのでしょうか。   ②東大理三の作家おすすめの方法 東大理三出身の作家である吉永賢一氏は、その著書『東大家庭教師が教える 頭が良くなる読書法』のなかで、「自分なりのアイディアの出し方を持つことが先決だが」と前置きしたうえで、独自のアイディアの出し方を提案しています。   アイディアを出すための本の読み方には、6つのステップがあります。 STEP1 目的の明確化 …「3日後のレポートのために」「一週間後の企画書のために」など、アイディアを出す目的を明確に。 STEP2 関連知識の大量インプット …関連する情報をどんどんインプットしていく。丁寧に読まないで、流しながら読んでいく。 STEP3 雑多な感覚刺激 …分野を超えて、興味のある本を読んでいく。本だけでなく、映画や漫画、散歩、運動、シャワーも良い STEP4 熟成 …寝る。寝ることによって、インプット同士のつながりを促す STEP5 アウトプット …「この時間はアイディア出し」と時間を決めて行うのが理想。出てきたものはどんどん書き出す。 STEP6 整理 …全体の流れを整えたり、論理の抜けを補ったり、要・不要を選別したりする。   「すべてのアイディアは、結局、既存のものの組み合わせに過ぎない」という、よく使われる表現があります。これは実際その通りでしょう。どんなに斬新に見えるアイディアでも、かならず「下地」となっているものがあります。 「既存のものの新しい組み合わせ」「既知のもの同士の斬新な結合」こそがアイディアだとすると、結局のところモノをいうのは「インプット量」です。 たくさん読んでインプットして、寝て考えて、新しい結合の仕方ができるのを待つ。それがベストだろうと感じています。 「熟成」がこちらにも入っているのは、興味深いですね。やはり人間は、睡眠の間に考えをまとめるという性質があるみたいです。長時間睡眠の人ほど面白いアイディアを思いつきやすいというのは、ここからきているのでしょう。   読むとアイディアを出せるようになる本の紹介 アイディアを出す人の必携書といわれているのが上の三冊。 読んでおくだけで、確実にアイディアの増産が可能になります。周囲の人々からの羨望の目線が待ち遠しいですね。 いきなり自己流を構築せよ、といってもキツいでしょうから、まずはこういう本や、この記事で述べている方法を参考にしましょう。 ほかにも「アイディアの出し方」を教える人々はたくさんいると思いますが、この本はこのブログでしか紹介されていないと思いますよ。みんな知らないけれど、「穴場」なんです、この本は。 トリーズの発明原理、聞いたことある方は少ないと思います。 もともとは旧ソ連の特許庁で使われていたメソッドで、国家機密でした。 この本には、旧ソビエト連邦の国家機密が書いてあります。 なんで、イマイチ産業のふるわなかった旧ソ連が、アメリカよりも先に衛星を打ち上げたりすることができたのかの秘密がコレです。「トリーズの発明原理」という「アイディアの出し方」が緻密に整理されていたのです。   …書店で見て即買いしました。こいつはとんでもない本だな、と直感しました。 実際めちゃくちゃ役に立ちます。なんせ、「アイディアの引き出しが、すぐに+40増える」という本なのですから。他の人々が1つか2つの側面からしか解決できないようなときに、自分は40以上のやり方から選べるんです。差がついて当然だとは思いませんか?   まとめ さて今回は、「アイディアの出し方」という、現代人にとっての悩みの種への処方箋を出しました。 アイディアを出すコツは、やはり「たくさんインプットすること」に加えて、「寝ること」「熟成させること」。 これさえできればいくらでもアイディアが出てきます。 アイディアを出しまくれる人というのは、知的に優れているように見えてカッコイイものです。ぜひあなたも、明日からとはいわず今日からでも「アイディアマン」になってください。   では、あなたの知的創造性がもっともっと高のぼりしていくことを願って。 グッド・ラック!   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひツイッター等で共有していただきたいと存じます――

全集を読め。「全集」を読まないヤツは成功しない! 「全集読破」で差をつけろ!

「全集」って、読んだことありますか? 今回のアイキャッチ画像にも使いましたが、「大学教授にインタビューするときに、背後の本棚にぎっしり並べてある、同じような背表紙の本たち」のことです。たいてい「〇〇全集」というタイトルが入っています。 実は、アレには秘密があるんです・・・ あの「〇〇全集」を読みまくると、あなたは、超ものすごく「成功」に近づくんですよ!! 本当です。 今回は「全集パワー」のナゾを探っていきましょう。では、レッツ・読破。   全集って、どんな本なの? ・あまりにも名前通りですが、「全部集めた」本のことですね。 ・「全集」には、大別して2つのタイプがあります。   ・タイプ1 ・・ある作家や思想家がその一生に作り出した、すべての「作品」が全部集まった本のこと。 <例>夏目漱石全集、三島由紀夫全集、太宰治全集、ゲーテ全集、カント全集 など。 三島由紀夫全集 完全版(全44冊)   ・タイプ2 ・・あるジャンルに関する主な書籍・作品を、全部もれなく集めた本のこと。 <例>「世界の名著」シリーズ、世界SF全集、新日本古典文学大系シリーズ、ちくま日本文学全集、現代日本思想大系 など。 世界の名著シリーズ   ・1960-70年代に、いろいろな出版社が競うようにして「全集」を出版していました。大学紛争前後で、「学生が全集を読み、知識(=力)を身につけることによって、この国の将来を変えていくのだ」という意気込みがあったのでしょう。 ・全集は、「古書店」にたくさん置いてあります。東京の神保町の古本屋街は有名ですね。一万円あればなんらかの全集をシリーズ買いできます。   「全集」を読むことの圧倒的メリット あの偉人が「家庭教師」になってくれる! ・個人全集には、「ある作家/思想家が、一生のあいだにやった全仕事」が、ギッチリと詰め込まれています。 ・いま軽く言いましたけれども、「全部の仕事」ですよ? 「偉人が全生涯でなしとげた、全部の仕事」です。 ・軽いもんじゃありません。むしろとてつもない重みをもったものです。 ・全集を読むことによって、「全集を残すほどの業績をのこした偉大な人間が、一生のうちに成し遂げた、全部の仕事」を学ぶことができるんです。当然のことながら、とてつもない量があります。しかも、全集が残るような人間の書いたものは、とてつもなく「骨太」です。生半可な覚悟ではとても読破なんてできません。量も多いし、ハードだし・・・何度も何度も、投げ出してしまいたくなるでしょう。でも、キツい分だけ、「質」も「量」も両方鍛え上げることができるんです。 ・個人全集をシリーズ全巻読み終えるころには、その作家の思考のリズムや文章の流れ、考えの本質などが「血肉化」されています。概説書を読んだだけでわかった気になっている人間との決定的な違いはそこです。全集を読破すれば、「からだのなかに、その作家の思考法が染みつく」んですから。完全に「モノにした」という征服感とともに。 ・それが、個人全集のよさなんです。   ・個人全集を読んでみようかなと思うまえに、まずは「この作家の作品なら、全部読んでもいい!」という目星をつけておきましょう。たいして知識もない人が最初から「これよさそう」といってカント全集とかに手を出すと大失敗します。   ・また、「ちくま日本文学全集」のような、いろいろな作家の特に優れた作品ばかりを集めたタイプ2の全集も読むべきです。 ・「この分野をマスターしたいなら、これらの作品を読めばOK!!」という目的のもとに編纂されているのが、タイプ2の全集です。タイプ2の「〇〇全集」を読破することによって、特定の分野にかなり自信が付きます。根拠のある自信が付きます。「おれは、〇〇全集を読破したんだぞ。どうだ」という感じで。   読書の経験値がググググーンと一気に上がり凡人との差がつく ・いまの時代に生きる人の傾向として、「軽い本ばかり読みすぎている」ことがあると思います。 ・ライトな内容の「文庫や新書」ばかり読むのは、RPGゲームでいえば、「ゲーム序盤に出てくるスライムなどの雑魚敵とばかり戦う」にあたります。まあ全く無益ではないかもしれませんが、あまりにもレベルが上がらないやり方だし、達成感も少ないでしょう。 ・それに対して、骨太で量のある「全集を読む」ことは、「RPGを最初から最後まで手ぬかりなく遊びたおす」のに相当します。もうまったく経験値のたまり方が違うんです。経験値ばかりでなく、達成感も段違いです。征服感も半端じゃない。 ・ちなみに、「全集読破」と、「全集に収録されている本をぜんぶ文庫で買って読む」こととの間には相当な開きがあるように思います。全集読破のほうが「やった感」ありますよ。征服感が違うよ征服感が。     また、「鈴木邦男をぶっとばせ!」には、実際に数々の全集を読破してきた経験を持つ鈴木邦男さんと高木尋士さんの、「全集読破トーク」が載っており、とても刺激になります。全集読んでみようかな、どうしようかなという人におすすめします。   みんながやらないことを徹底してやれば、必ず頭角を現せる ・多くの人々のなかから簡単に抜きんでる・目立つ方法があります。それは、「常識と逆のことを全力でやり抜く」ことです。 ・「全集を読破する」のは、現代において「常識的でない」ことの一つです。 ・いまの時代、「全集」まで読んでいるひとは、決して多くありません。なぜなら、全集を読破するというのは「め・ちゃ・く・ちゃ・タイヘン」だからです。 ・いまの人たちの99.5%くらいが読むものと言えば、スマホのまとめサイトか、よくて新書か、たいして興味もない大学の教科書くらいでしょう。   まとめ ・「全集を読み終える」ときの達成感は格別です。感動的な読書体験ですから、ぜひあなたにも味わってほしいと思います。 ・全集は、いまの時代ひじょうにコスパが良いです。文庫本で買いそろえるよりよほど安い。ぜひジャンジャン買ってください。古書店が近くになければブックオフオンラインとかアマゾンのマーケットプレイスでもいいでしょう。   ・あなたが全集を読んで、人生に文化大革命を起こしてくれることを願っています。 では、グッド・ラック!   ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひツイッター等で共有していただきたいと存じます――  

知らないあなたは負け組になる 読書の「本当の効果」5つ

読書の効果について、なぜかあまり触れられないものを取り上げます。 本を読むと、なにが良いのか? 知らないと本当に損をしますから、よく聞いてください。 では、レッツ・読書。 ①文章作成能力が向上する ・絶対の真理ですが、「読まないと」「書けません」。   ・人間は「しゃべる」ことに関しては、習わなくてもできます。言語本能にインプットされているからです。 ・でも、「読む」は、習わないとできませんね。文字が読めない人は、この世界にはたくさんいます。 ・「書く」ということは、「読む」よりあきらかに高度な作業です。ですから、読まないと書けないのは、ある意味当然です。 ・「書く」のは、「技術」です。新米の落語家が何度も何度も同じ噺を繰り返すように、若手の寿司職人がひたすらたまごを焼くように、野球選手が数多くのノックを受けるように・・・「インプット」がなければ、絶対にアウトプットはできません。単純な話でしょう。食べなきゃウンコは出ないのと一緒です。   ②抽象的思考空間をフル活用できるようになる ・抽象的思考空間とは、頭の中にある「考えを組み立てるスペース」のことです。 ・読書によって、確実にこの抽象的思考空間が発達します。   ・「抽象的思考空間が広い」というのは、パソコンでいえばメモリの大きさ、机でいえばデスクの大きさ、空港でいえば発着場の広さ、賃貸住宅で言えば間取りの広さといえるでしょうか。ひとまずいえそうなことは、「頭の中にどれだけ思考という建築物を建てることができるか」ということです。この抽象的思考空間が広ければ広いほど、自分の考えを「頭の中だけでも」満足に組み立てていくことができるようになります。   ・抽象的思考空間が「狭い」人は、「紙に書いて考える」とか「ウンウン考える」ことをします。基本的に、頭の回転が遅い人、視野の狭い人はみんな抽象的思考空間が使えていないのです。頭の中で処理するということができないのです。 ・そうじゃないんですよ。 ・抽象的思考空間を使って考える(=頭の中で考えを済ませる)メリットは、「速い」、「ユニークな発想がいくらでも出てくる」、「楽しい」ということでしょう。できない人とできる人の間では相当な差がつきます。紙に書きながら考える速さを1とすると、抽象的思考空間のなかで考えをこねくりまわす速度は20くらい。   ・参考までに、抽象的思考空間が広くなければ勤まらない職業をいくつか紹介しますと、数学者、哲学者、物理学者、作家、プログラマー、棋士、音楽家あたりですね。まず頭の中に広大な建築物を建てようと試みる人々です。 ・紙に書くとか、文字に起こすとか、計算する、ということはあくまで、彼らにとっては、頭で考えるときの補助にすぎません。   ・このブログも最近は、抽象的思考空間を使って組み立てるようにしています。そのほうが早いし、楽だからです。ちょっと前までは紙にリストアップしながら書いていたんですが、それだとトロくさいなと思ったので、今のスタイルにしました。   ・読書するときに、われわれはその内容を頭の中に具体的にイメージしながら読み進めますね? 小説しかり、学術書しかり。その「頭の中でイメージする」という作業そのものが、抽象的思考空間を拡張する最高の手段なんです。よく小学校中学校あたりで「読書は想像力を豊かにする」と教えられますが、それはまさにその通りです。   ③独創的なアイディアの源になる ・「本は10冊同時に読め!」で有名な、日本マイクロソフト社長だった成毛眞さんは、「読む本のジャンルというのは、極端にかけ離れていたほうがいい」と説いています。 ・なぜなら、独創的なアイディアとは、異なるジャンルのもの同士の意外なつながりから生まれるからです。野球とドラえもんが融合した傑作野球漫画「ドラベース」なんかまさにその例ですし、近年はやっている「異世界転生もの」のライトノベルも、意外性のある組み合わせがおもしろさの秘訣です。 ・「ほかのひとがやらないことをやる」のが、新しいものを生み出す鉄則です。常識に反することをせよ。 ・ほかのひとと同じような漫画ばかり読み、みんなと同じようなベストセラー小説を読み、世間で話題の映画しか見ないような人は、新しいものを生み出すこととは無縁の生活を送ることになります。ざまあみやがれ。   ④「読んでいる人の世界」に入るためのパスポートになる ・「読書しない人」というのは、バレますよ。言葉遣いやユーモアセンス、知識の深さ広さ、言動の端々からわかります。どれだけ地頭が良かろうとも、 ・立花隆氏や佐藤優氏、成毛眞氏、司馬遼太郎、井上ひさし、出口治明氏、斎藤孝氏、京極夏彦氏・・・日本には、単なる「冊数自慢」ではない「本物の読書家」が腐るほどいます。 ・「読んでいる人の世界」(=知的上流階級)に入ろうと思うのなら、まず彼らと対等に話せるレベルの読書をこなしている必要があるでしょう。彼らにとっても、たいした深みのない人間相手に話をしたって時間の無駄でしかないと思うはずです。 ・「自分は、〈消費する側〉じゃなくて、〈作る側〉にまわるんだ」と決意している人は、まず読書から始めよ、そう言い切っていいでしょう。   ⑤精神の飢えを満たす最善の手段である ・世の中にはたくさんの本があります。 ・本当にデカい本屋(ジュンク堂の池袋本店とか、紀伊国屋の新宿店あたり)に行くとよくわかると思いますが、どんなに速読が得意なひとでも、世の中に出回っている本をすべて読み切るのは絶対に、物理的に不可能です。 ・当然、ジャンルも「人生・世界に生じる主な問題すべて」をカバーしています。 ・「いまの自分は、どこか満たされない」「本当に生きている、という実感がない」「死にたい」と感じている人は、本を読むことで救われる可能性が高いです。 ・すくなくとも、本を読んでいる間というのは、読書に没頭できます。ひまでひまでしょうがないからくだらないことを考え始めるのであれば、本を読むという行為によって精神的ストレスを緩和することができます。「本を読んでいる間は幸せ」なら、そうすればいい。ずっと不幸であるよりましです。   読書の本当の効果 まとめ ・今回扱ったのは、 読書の本当の効果:「1.文章作成能力の向上 2.抽象的思考空間を使えるようになる 3.独創的なアイディアを生み出す下地になる 4.「読んでいる人」の世界へのパスポートになる 5.精神的飢えを満たす食料になる」です。   ・日本人はどんどん本を読まなくなってきているとずっと言われていますが、ほかの人たちが本を読もうが読むまいが、読書をする人に「勝ち組」に入るだけの資質が備わるのは、変わりません。コンピュータがどんどん発達してきている以上、これからは、自分でなにかを生み出すことのできる能力(クリエイティビティ)がある人だけが、「富む」ことを許されるようになっていくでしょう。読書しなければ、「負け」ます。 ・いろいろ書きましたが、結局、「今日見ている皆様。読書は楽しいぞ。良いもんだぞ」ということです。では、快適な読書生活を。グッド・ラック!     ――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひツイッター等で共有していただきたいと存じます――    

APLICATIONS

「金融搾取される奴隷」を一人でも減らすために。部活動で「自分たちで資金や物資を調達する経験」をすべきだ!

こんにちは、栗栖鳥太郎です。 今回は、学校の部活動のあり方について私が考えたことを書きます。 日本の部活動制度というのは、私の感覚からいえば「奴隷育成の総本山」です。 ブラック企業の洗脳手法は体育会系の「しごき」と似ていると思いますし、 逆に、体育会系の風土をそのまま移植したような企業も数多く存在します。 「金融搾取される奴隷」を一人でも減らすために。部活動で「自分たちで資金や物資を調達する経験」をすべきだ! マネーリテラシーを一切学ばずに卒業させるという愚行 現状の日本の部活動では「金融搾取される奴隷」を育成している(特に体育会系) 私は小学校から大学まで野球部ですが、ずっと「部活動って色々おかしいことがまかり通りすぎだろ」と感じてきました。 現在の日本の標準的な「部活動制度」は、明らかにいろいろ狂っています。   具体的な例を挙げましょう。 以下のポイントは、特に体育会系の部活動で顕著です。文化系の部活でもある程度はこのような傾向があります。   多くの部活動においては、「人間性を育てる」「協調性を育む」という美名のもとに、 ・長時間タダ働きさせる。教師は雀の涙の部活手当て、生徒は完全にタダ働き ・ブラック企業的な奴隷のメンタリティを植え付ける。「みんなで頑張ることに価値がある」「目上の人に礼儀正しいのがすばらしい人間」といった価値観を刷り込む ・「上下関係」「うまい奴が尊敬され、下手な奴はないがしろにされる」というカースト観を刷り込む ・高度な専門知識を持った指導者がほぼ皆無なので、故障やトラブルが続発する&精神論に頼った未熟な指導が平気でまかり通る ・同調圧力を強化・浸透させる洗脳装置として作用している。他人の顔をうかがうクセをつけさせる ・生徒個人個人のやる気を無視して、全体主義的な圧力を用いて個人の行動をコントロールする ・部活動に費やした時間・お金に対するリターンがあまりにも乏しい ・せっかくお金の動きが学べる機会だというのに、マネーリテラシーを欠片も身に着けず卒部させる といった数々の問題点をまるっきり無視しています。   要は、日本の部活動制度というのは、表向きの「人間性を育てる」といった皮を剥いでみれば、 単なる「上司の指令に忠実に従う優秀な奴隷を育てる装置」として機能しているのです。   おかしいところがありすぎて、すべてを記事にするとたぶん30記事くらい書いても書き足りません。 ですから今回は、「せっかくお金の動きが学べる機会だというのに、マネーリテラシーを欠片も身に着けず卒部させる」を特集します。 お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)posted with ヨメレバ勝間 和代 光文社 2007-11-16 AmazonKindle楽天ブックス ...

HOT NEWS