長時間睡眠(ロングスリーパー)に関するいくつかの仮説

   

こんにちは、栗栖鳥太郎です。

今回は、「長時間睡眠」についていくつか考えたことを書きます。

私自身けっこう長く寝るほうで、九時間くらい寝ると体調が良いのですが、ここ最近七時間ちょっとくらいしか眠れない状態が続いていて疲れ気味でした。しかし、他の人に聞いてみると七時間も眠れば十分とのことが多く、「なんで、長時間睡眠が必要な人とそうでない人とにわかれるのだろう」と不思議に思いました。

そこで今回は、私がこれまでに調べてきた長時間睡眠に関する情報と、それをもとにして自分が考えたことを書きます。

長時間睡眠にまつわるいくつかの仮説

長時間睡眠の人と短時間睡眠の人

長時間睡眠の人の性向としては、よく言われるのが「内向的、悲観的、孤独を好む、思慮深い、おだやかであることを好む」というあたりです。短時間睡眠だとその真逆である、と。

これについては、「長時間睡眠だとそうなる」のか、それとも「そういう性向のある人が長時間睡眠を必要とするのか」のどちらなのか? という疑問が浮かびますが、それについては私はよくわかりません。もしかすると両方かもしれません。

 

実際のところ、私が「十分な睡眠をとれた日」(九時間以上)というのはけっこう自分の思考に没頭することが多く、あまり他の人と積極的にしゃべるような気分にはなりません。逆に、六時間とか七時間程度の睡眠しかとれないときは、わりとほかの人としゃべろうという気になります。

「そういう気になる」という程度のことで、確証はありませんが、「長時間睡眠することによって、内向的・思慮深くなるかもしれない」くらいのことは言えると思います。

 

 

したがって、この節で言えることは、科学的な根拠を一切踏まえずに言えば、

「長時間睡眠の人は、内向的、思慮深い、物静か、孤独を好む、という傾向がある。これは長時間睡眠をしているとそうなるのか、それともそういう性向のある人が長時間睡眠を必要とするのかについてはわからない。自分の経験からすると、もしかすると両方かもしれない。」

「短時間睡眠の人と長時間睡眠の人とは、性格が真逆になる可能性がある」

 

ここらへんのことについては、長時間睡眠と短時間睡眠を比較する論文があれば良いのですが、私の調査力では見つかりませんでした。

 

長時間睡眠の活用法

他のサイトであまり言われていない長時間睡眠の活用法としては、以下のようなものがあります。

・長時間睡眠をすると、体の疲れが取れる

・大量にインプットしてからぐっすり眠る→知識の体系ができる

・トラウマになりそうな出来事があった日は寝ないほうが良い

それぞれ解説していきます。

 

①長時間睡眠をすると、身体的痛みが取れる

外部サイトになりますが、

8時間睡眠ではダメ! 「身体的痛みの回復には10時間睡眠がベスト」だと判明 / 鎮痛剤より効果大

とのことです。

引用すると、

理想の睡眠時間は7~8時間と言われることが多いが、もしもあなたが身体のどこかに痛みを感じているのならば、たとえ8時間寝ても十分ではないらしい。最新の研究によると、身体的痛みを和らげるには8時間睡眠よりも10時間睡眠のほうが適しているという。しかも、その効果は鎮痛剤を服用するよりも大きなものだというのだ。

米ミシガン州ヘンリー・フォード病院のティモシー・ローズ医師が、健康的な18人の男女を対象に実験を行った。被験者たちには、8時間もしくは10時間睡眠のどちらかを4日間繰り返してもらう。

その後、日中の眠気や集中力を調べるため、彼らの脳波や目の動き、筋肉の緊張状態などを測定した。また、熱いものにどれだけ触っていられるか挑戦してもらい、痛覚の敏感度も調べた。

結果、10時間睡眠をとった被験者たちは8時間睡眠の人たちよりも日中の集中力が高いことが判明。さらに、彼らが熱いものに触っていられる時間は、8時間睡眠の被験者たちよりも25パーセント長かった。

ローズ医師は、「通常理想とされる8時間睡眠よりもあと2時間多く寝ることで日中の眠気と痛みの感じ方に大きな違いが表れることがわかりました。10時間眠るだけで痛覚の敏感度が緩和され痛みを感じにくくなるというだけでも驚きですが、さらにその効果は鎮痛剤による影響よりも大きいことがわかったのです」と語っている。

また、「人は疲れているときほど身体の痛みをより強く感じるものですが、これは睡眠時間が足りていないことが原因のひとつだと考えられます」とのこと。

・・・というわけで、よく眠ることによって体の痛みが緩和されるということが考えられます。したがって、「よく眠ると、痛みがとれる」ということが言えそうです。

 

ただこれについては、人によっては「寝すぎるとかえって頭が痛くなる」「長時間寝ると背中が痛い」といった場合もあるので、場合に応じて使い分けましょう。

 

②大量にインプットしてからぐっすり眠る→知識の体系が構築される

睡眠中に人間がやっている主なことはなにかといえば、「記憶の整理と定着」です。

 

つまり、

・不要な記憶と重要な記憶を分別し、重要と判断した記憶だけを定着させる

・記憶・情報同士の新たなつながりを試す

ということをやっています。

 

これを考えると、

・たくさん知識を詰め込む必要があるときには、長時間睡眠してやると、記憶の定着と整理が効率よく行われる

・なにか斬新なアイディアをひらめきたいときには、長時間睡眠してやると、知識同士のつながりが新しく作られて、ひらめくことがある

ということが言えると思います。

 

これは、実際に自分の経験から言ってもその通りです。

長時間睡眠をしているときにはけっこうポンポンと新しいアイディアが出るのですが、短時間睡眠のときにはあまり目新しいアイディアがひらめかないのです。また、暗記物をやるときには、意識的に長時間睡眠を取り入れていました。夜にたくさん詰め込んで、ぐっすり眠って、朝にまた復習する・・・というサイクルを踏んでやると、あきらかに知識の定着度合いが違います。

 

たとえば、作家は「インプット→長時間睡眠→アウトプット」中心の生活をするとよいのではないかと思います。

 

総じて、「知識の体系を構築しようと思う人」「新しいアイディアを出すことが求められる人」というのは長時間睡眠の方が向いていると思います。

このあたりに関しては、このブログではありませんが、「長時間睡眠と短時間睡眠は、どちらがよいのか睡眠実験をしてみた」という記事を見つけたので、こちらも読んでみてください。

 

③トラウマになりそうな出来事があった日は寝ないほうが良い

寝ることに関することわざは数多くあります。

「早起きは三文の得」「寝る子は育つ」といったものがありますが、

 

そのなかでよく「悪いことは、寝れば忘れる」というのがあります。

しかし、これに関しては、「悪いことがあった日、トラウマになりそうなことがあった日には、寝ない方がいい」といえます。なぜなら、睡眠中にはその日にあった出来事の記憶の整理と定着が行われるわけですが、トラウマになりそうな出来事が記憶としてしっかり定着してしまうおそれがあるからです。

 

逆に、そういうイヤな出来事があった日には、寝ないで、徹夜してやるのが良いでしょう。

徹夜することによって、イヤな出来事が風化していきます。単純に、過去は遠いほど忘れられていくのですから。

 

ちなみに、「トラウマになりそうな出来事があった日には寝ないほうが良い」という研究もきちんとあって、それについて知りたい人は以下の記事を見てください。

悪い記憶は睡眠で脳に深く刻まれる?トラウマの形成も阻止できる可能性(ライブドアニュース)

 

まとめ + もっと頭が良くなりたい人のための本

さて、いかがでしたか。

今回の記事で述べてきたことをまとめると、

「長時間睡眠の人は、内向的、思慮深い、物静か、孤独を好む、という傾向がある。これは長時間睡眠をしているとそうなるのか、それともそういう性向のある人が長時間睡眠を必要とするのかについてはわからない。自分の経験からすると、もしかすると両方かもしれない。」

「短時間睡眠の人と長時間睡眠の人とは、性格が真逆になる可能性がある」

 

・長時間睡眠をすると、体の疲れが取れる

・大量にインプットしてからぐっすり眠る→知識の体系ができる

・トラウマになりそうな出来事があった日は寝ないほうが良い

ということになります。

 

睡眠について長々と述べてきましたが、少なくとも言えるのは、

「人間にとって睡眠はきわめて重要である」ということです。これは短時間睡眠向きの人でも、長時間睡眠する人でも同様です。極端な例で言えば、睡眠をとらなければ人間は死にます。そこまでいかなくても、睡眠時間を削って生活している人はかなり頭のキレが落ちたり、体調不良に苦しめられたりします。

ぜひ、今回の記事で書いたことを参考にして、上手な睡眠で質の高い生活を送ってください。

では、グッド・ラック!

 

★おまけ 「もっと頭が良くなりたい」人のためのおすすめ本★

・・先日も記事で書きましたが、私は苫米地英人氏の本を70冊近く読み切り、「ああ、この人はモノホンだ。うさんくさいっていう人もいるけど、論理で考えると本物だな」と確信しました。どんどん思考の盲点が外れて、今まで見えなかったものが見えてくるようになります。すべて「事実」をもとにした「論理」でモノを言ってくる人ですから、読むだけで論理的に考える力が付くことも間違いありません。ぜひ読んでみてください。

 

以下におすすめの本を挙げておきます。

・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

・「ディベートで超論理思考を手に入れる

・「苫米地英人、宇宙を語る

・「洗脳原論

・「思考停止という病

・「まずは親を超えなさい!

・「すべてを可能にする数学脳のつくり方

・「「生」と「死」の取り扱い説明書

・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

 

大学教科書・専門書・医学書の買取サイト「専門書アカデミー」

 

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