知識量を加速度的・爆発的に増やすためには「全体像の把握」がカギになる

   

こんにちは、栗栖鳥太郎です。

今回は、「ゲシュタルト構築」の話をします。

ゲシュタルトとは、「バラバラに認識するのではなく、全体像を認識すること」です。

たとえば、古いネタですが「傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷傷・・・」というのを見ているうちに「あれ、傷っていう漢字ってこんなんだっけ?」となるゲシュタルト崩壊が有名です。ゲシュタルトを構築するとは、部分的に見るのではなく、全体像を把握することをいいます。

難しい言葉ではありますが、おおまかな意味だけ知っておいてもらえれば損はないし、とても役に立つ概念です。

今回は、その「ゲシュタルトを構築する」ということができれば、思考をする上で非常に有利になるという話です。

今回の記事では、「全体像をつかむ」というテーマでいくつかの小話を紹介します。

「全体像を把握する」ことを念頭に置いてやると、知識の吸収速度が5倍になる

本を読むときには、必ず「目次」を何度も読む

みなさん、読書するときに、「目次」を気にかけますか?

 

知識をスムーズに吸収するために、

本を読むときには、「目次」を何度か読んでやるのが良いでしょう。

 

たとえば、読み始める前に目次をザーッと眺めて、

「なるほど、こういうテーマが並んでいるのか」というアテをつけます。

これによって、いまから自分はどういう知識を吸収しようとしているのかがハッキリします。

 

また、本を読み終えたら、「そうそう、こういうテーマたちについて学んだのだったな」という復習用としても使えます。

そうやって何度か目次に目を通しておくことによって、その本の「全体像」がつかめます。

 

図書館や書店に行って、興味のある分野の本棚の前をウロウロし続けることの効用

「なにかの分野について学びたいな」と思ったら、まず書店か図書館に行って、その分野の本が置いてある棚の前をぶらぶらしてみてください。とりあえず背表紙だけでも眺めながら、

「へえ、この分野に関する本ってこんなにあるんだ」

「この分野はこういう本を読んでいけばいいんだな」

「なるほど、この分野の中でも、特にこのテーマについては研究が進んでるんだな」

などと考えながら、ぶらぶらします。気になった本があれば手にとって、パラパラめくってもいいでしょう。

 

それをできるだけ毎日やります。

すると、

①その棚にどういう本が置いてあるかだいたい覚える

②だんだんその棚の本を読みたくなってくる

という効用があります。

 

だいたいの学問というのは、「本」と不可分です。

たとえば哲学専攻の学生が「カント読んだことありません」だと困りますよね。

その分野についての読書量が足りなければそもそも問題外になってしまうのです。

 

たとえば、大学教授の研究室には、その人が研究する分野に関連する本が山のように置いてあります。

読書量という観点から言えば、そういう状態が理想といえば理想なのですが、そこまで買い込むお金はないと思います。

 

そこで、その分野について一級品の知識を得たいなら、ひたすら本棚の前をうろうろぶらぶらしていることが効くのです。

そうしているうちにどんどん読みたくなってきます。

 

本棚の前をウロウロしているだけで、「どんどん本を読みたくなってくる」「どんな本があるか頭に入る=その分野の全体像をつかむことができる」のです。

 

「〇〇史」は、知識を頭の中に収納するための有効なツール

なにかの分野について学びたいとき、その分野の歴史を押さえておくようにするとかなりラクになります。

どんな分野でも、最初は「単純でわかりやすいことを言う」大家がまず出て、

それからどんどん弟子や反論者などが枝分かれしながら学問が発展していきます。

 

ですから、そういった「歴史」をまず押さえるようにすると、時系列順に、しかも論理的に追っていくことができるからです。

哲学について学びたい人であれば、「入門書 兼 哲学史」みたいな本(ex.『哲学用語事典』小川仁志、プレジデント社)がありますから、そういった本を何冊か読んでおくだけで、かなり習得スピードが違ってきます。

 

新しい分野を学ぶときには、まずは「○〇史」を押さえる。

ぜひやってみてください。

 

知識量が一定のラインを越すとブレークスルーが来る

知識は、その量が一定のラインを越すと、いきなりブレークスルーがやってきます。

「知識量が少ない段階 → だんだん知識がたまってくる段階(ただし混乱している) → 知識量が一定のラインを超えて悟りを開く」という順です。

 

これは「学部生→大学院生→教授」の知識レベルに対応しています。

 

ある分野について説明してくださいと請われたとき、

学部生はまだ知識量が少ないため、結構ザックリ説明できますが、不正確な個所も多いです。

大学院生は中途半端に多い知識量なので、説明もかなりアンバランスでしどろもどろになります。

それが大学教授レベルにまでなると、知識がブレークスルーを起こして、一気にわかりやすい&本質を突いた説明ができるようになります。

 

つまり、「ある分野についての知識をひたすら習得しまくっていると、かならずブレークスルーが来る」ということです。

もちろん、ここでいうブレークスルーとは、「全体像がつかめること」に他なりません。

 

「すべてのものは関係を持ち合っている(縁起)ということ」を念頭に置く

「全体像」と関係の深いテーマですので、「縁起」という概念についてもちょっと触れておきましょう。

 

すべてのものは、関係を互いに持ち合って存在しています。

 

たとえば、「わたし」を定義できますか?

おそらく、多くの人は「あなたという存在を定義してください」といわれると、

 

わたし : 東京都出身 現在は○○大学在学中 部活は○○ A高校卒業 好きなチームは〇〇

 

・・・といった感じで要素を並べていくと思います。

しかし、上に挙げた要素のどれも「わたし」そのものではありません。

「わたし」でないものを一生懸命列挙することによってしか、「わたし」は定義できないのです。

 

しかも、要素のひとつひとつをとってみても、「わたし」と同じようなことが起こります。

「東京都」というものは単体では存在せず、他のあらゆるものがあって初めて定義されるものです。群馬県とか、日本国とか、地理学的な概念とか。

 

したがって、「わたし」も「東京都」も、「それを説明するためには、結局、宇宙にあるすべてのものを引っ張ってこないとハッキリ定義することはできない」と私は考えるのです。

「他のあるもの」を用いて定義しようとすれば、そこで使われている「他のあるもの」は、やはりまた「他のあるもの」によって定義せねばならず、その「他のあるもの」もまた・・・というように。網の目は無限に広がっていきます。

つまり、「わたし」というのは「単独では存在できず、他のものとの関係の中でしか存在していない」ということになります。これを仏教では縁起と言っているわけです。

 

これと同じように、たとえば「言語学」について学びたい人がいたとして、言語学だけやっていたのではダメだと思うのです。

言語学について必死に学ぶのは当然ではありますが、言語学以外の学問もできるだけ広く深くやってやってやりまくって・・・という学際的なアプローチが必要だと私は考えています。

なぜなら、「あらゆる学問・知識は、縁起の法のなかで相互に関係しあっている」からです。

 

そうすると、「あらゆるものについての知識をかき集め、圧倒的な知識量を得る+ゲシュタルト構築をすることができた人」

でないと、本当の意味での「全体像の把握」はできないということになります。実際その通りでしょう。

 

あらゆる学問について精通している人というのは、ロンドンの熟練したタクシードライバーのようなものです。

全体像が把握できている人でないと、「道案内」はできないのです。

 

おわりに + もっと頭を良くしたい人のためのおすすめ本

今回はけっこう、抽象的な話に終始しました。

納得しづらい面もあったと思います。

 

しかし、ひたすら勉強をしていくと、「そうか、あそこのブログで言っていたのはこういうことか!」という納得の瞬間が必ずやってきます。

 

偉そうにかく言う私自身もまだまだ若造、お勉強の途上です。

しかし、できる限り速いスピードで進化し続けて、世界のトップクラスの人々と対等に渡り合えるだけの能力を身に付けて、「理不尽な死のない世界」を実現するつもりです。

そのゴールを達成するまでは死ねません。

必死こいて頑張ります。

 

では、グッド・ラック!

 

★おまけ 「勉強法」「読書法」「頭を良くする方法」関連のおすすめ書籍★

以下におすすめの本を挙げておきます。

<苫米地英人関連>

・「立ち読みしなさい!~美しいほどシンプルな成功術

・「現代洗脳のカラクリ ~洗脳社会からの覚醒と新洗脳技術の応用

・「ディベートで超論理思考を手に入れる

・「「言葉」があなたの人生を決める

・「苫米地英人、宇宙を語る

・「洗脳原論

・「思考停止という病

・「すべてを可能にする数学脳のつくり方

・「「生」と「死」の取り扱い説明書

・「君は1万円札を破れるか?〜お金の洗脳を解くと収入が倍増する

 

<勉強法・読書法関連>

・佐藤優「読書の技法

・藤井孝一「読書は「アウトプット」が99%

・吉永賢一「東大家庭教師が教える 頭が良くなる読書法

・吉永賢一「東大家庭教師が教える 頭が良くなる勉強法

・吉永賢一「東大家庭教師が教える 頭が良くなる記憶法

・DaiGo「自分を操る超集中力

・築山節「脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める

 

――この記事をちょっとでも面白い・役に立ったとお思いになりましたら、ぜひFacebook・はてブ・ツイッター等で共有していただければとてもうれしいです――

 - 有益な情報, 栗栖鳥太郎が学んだ・考えたこと, 能力開発, 頭がいい人の特徴, 頭が良くなる習慣, 頭が良くなる読書法, 頭の良い人だけが知っていること , , , , ,