もはやコミュ障は「不治の病」ではない! 「コミュ障って音読で治るの?」という質問への回答 前編

   

「コミュ障って音読で治るの?」という質問への回答 前編

答え:「音読でかなり良くなる。さらに、ほかの方法と組み合わせることによってもっと良くなる」

2ちゃんねるによく「コミュ障・ADHDなどが音読で治った」というスレが立つ事実

私はよく、「音読」に関する情報を2ちゃんねるで収集するのですが、

そのなかでよく「コミュ障やADHDなどが音読によって改善された」という趣旨のスレッドが立ちます。

 

たとえば、こんな感じで。

【衝撃】高速音読を始めて6ヶ月で劇的な変化が起きたwwwwww

【朗報】ランニングと音読をした結果 → コミュ症が治ったったwwwwwwwwwww

毎日30分朗読した結果wwwwwwwwwwwww

わざわざ音読のステマをするためにスレッドを立てたとも思えませんから、これは実際にあった話なのでしょう。

 

人によっては、コミュ障は音読オンリーで完治する

実際、

「みんなに比べて頭の回転が遅いせいで、コミュ障になっていた人」

つまり、人間不信や自己嫌悪を伴わない軽度のコミュ障ならば、

音読だけで劇的に改善する可能性が高いといえます。

 

というのは、このブログでさんざん申し上げているように、「音読は頭の回転速度を上げる」から。

「音読で頭の回転が遅くなる」というのは絶対にありません。

やればやるほど脳のスピードが上がっていきます。

特に、自分の限界速度を更新することだけを目的とした「高速音読」「ハイスピードツイート・リーディング」を毎日の習慣にしてしまえば、

ひと月もすれば「おおおっ!?」と感じるような劇的な効果が出ます。

音読の限界速度が上がれば、頭の基本回転速度も上がる

この記事にも書いた通り、音読の限界速度が上がるにつれて、

どんどん「人と話すときの頭の回転速度」もアップしていきますから、

必然的に軽度のコミュ障は改善されます。

 

頭の回転さえ速くしてやれば、

自分の伝えたいこと、相手が考えていること、自分が言ったら相手がよろこぶであろうこと、

話のオチ、適切な相槌といったもろもろの反応を難なくこなせるようになります。

 

そしてそのうち

「以前と違って、人と上手に意思疎通ができる自分」

に変わったことを確信し、

そのまま軽度のコミュ障を卒業していくのです。

そこからもっともっと頭の回転速度を上げていくと、

かつては「こいつら頭の回転速過ぎだろ・・・」と雲の上に見ていた人々と、

いつの間にか同じレベルになり、そしてついには

「あ、これ自分のほうが頭の回転速くなっちゃったんだな…」

と思う時が来ます。

 

普通は、そもそも頭の回転速度を上げるという発想もありませんから。

 

音読がどうしてコミュ障に効くのか?

ついでに、音読がなぜコミュ障にピンポイントで効くのかというメカニズムにも触れておきましょう。

 

まず、

①コミュニケーションをするとき、脳の中では主に「前頭前野」「言語野」「聴覚野」「視覚野(表情を読んだりアイコンタクトしたりする)」がはたらきます。

そして、

②脳は、よく使うところを発達させていくという可塑性を持ちます。

さらに、

③音読においては、「前頭前野・言語野・聴覚野・視覚野」が活発に使われます。

 

②と③より、

④「音読は、『前頭前野・言語野・聴覚野・視覚野』を発達させる」とわかります。

 

この④と①からすると、

「音読をすれば、コミュニケーションに必要な脳の部位が余さず鍛えられる」という結論になります。

だから、音読はコミュ力向上にこれほど見事に効くのです。

 

なお、もしこの「どのようにして音読は脳にいい影響を与えるのか」というテーマについてもっと詳しく知りたいのであれば、

ぜひ以下の記事を参照してください。詳しく説明してあります。

数ある勉強法のなかで唯一、直接的に「脳のスペックを上げる」ことができるのが「音読」!

 

 

重度のコミュ障は「音読だけ」では治らないが、「ほかの手段もあわせてやる」ことによって治る

ただ、「人と接すること自体が苦痛である」というタイプのコミュ障の人は、音読だけでは完治はしないと思います。

これを、便宜的に「重度のコミュ障」と名付けましょう。

 

重度のコミュ障の人にとっても音読は「助け」「支え」にはなりますし、能力も間違いなく向上しますが、

それでも「音読によってコミュ障が完治する」ことは考えにくいのです。

 

なぜなら、

「あなたの脳にとって、 コミュニケーションという行為=『苦痛』 になっているから」

です。

 

脳は、気持ちいいことだけをやろうとします。

いやなことは一切やろうとしません。

 

あなたがもし重度のコミュ障なら、あなたの脳にとって、他人とのコミュニケーションとは「やりたくないもの」なのです。

だからこそ、

あいさつされただけで

「うわっ!ヤバい!ぼろが出る!あいさつうまく返せなかったどうしよう」

と恐怖を感じ、

 

先生が「じゃあグループワークしましょう。四人一組になってください」と言えば

「どうしよう。ぼっちになってみんなに笑われるに違いない。やだな、嫌われたくないな」

と感じてしまう。

すでにあなたの脳は、ありとあらゆる手段を使って、「コミュニケーションは悪である、やりたくない」という哲学を作り上げてしまっているのです。

どう考えても、「やりたくないものを無理やりやろうとする」のは精神衛生上よくありません。

自分の精神状態を守るためにも、あなたの脳は「コミュニケーションをしない」という選択をしているのです。

 

ただ、非常に困ったことに、社会はあなたを中心にしては回ってくれません。

 

いくら現在のあなたにとっては「コミュニケーション=苦痛=やりたくない」であっても、

あなた以外の人間が構成している社会は容赦なく

「コミュニケーションできない人間はクズだ! 使えない! 無能だ! バカ! 雇ってやんない!」

と責め立ててきます。

 

そういった社会による責めをガン無視できる人(=社会に全く無関心な人)はいいのですが、

たいていの人は、ほかの人と良好な関係を築けない自分自身に対して否定的な感情を抱きます。

そういった自己否定に陥ることによって、さらにコミュ障が悪化し、

しまいには「社会不適合者」といういやなレッテルを貼られる羽目になることもあります。

 

そう、長期的な視点で見れば、「コミュニケーションができないこと」は、

「人間としての楽しみがひとつ減ること」を意味するのです。

 

そういうわけで、

もしあなたが心底「コミュ障のままでいいや」と思えるなら話は別ですが、

本当は、多くの人が「なんとかして自分のコミュ障を治したい」と思っているのです。

 

ですから、私がきちんとここで「こうやればコミュ障は治りますよ」という方法を提示する意味は大いにあると思います。

 

音読以外の「ほかの方法」っていったい何?

では、音読以外の方法でいったいどうやってコミュ障を治すのでしょうか?

音読以外の「ほかの方法」とはいったい何でしょうか?

 

私は、音読以外に、以下のアプローチを提案します。

コミュ障を改善したいと思う人のための、現段階で最善の方法

①脳を物理的に変えること

→運動、食事、瞑想(、音読)

②脳を情報的に変えること

→苫米地式コーチングを学ぶ、瞑想、生活の中での改善

①と②を、長期間じっくりと行う。

 

なお、現在の精神科でよく行われている認知行動療法やカウンセリングといった対処法は②に、

栄養療法・投薬治療などは①に該当します。

 

では、以下でそのおおざっぱな中身を見ていきましょう。

 

①脳を物理的に変えてやる

人間の脳というのは、

「物理レベルで見れば、物質のかたまりが化学反応・電気活動を行っているもの」です。

脳のなかの血流の流れを解析することで脳がどのようにはたらいているのかがある程度わかりますし、

神経伝達物質の出方いかんによって、心が穏やかになったり荒波立ったりします。

 

さらに、脳と体は物理的にかかわっています。

脳は体のなかの一器官ですし、

内臓の機能が衰えれば脳に間接的なダメージが行きますし、

体が衰えれば脳もそれに引きずられて衰えます。

 

つまり、

「体を操るのは脳」なのですが、

「脳に影響するのは体」でもあるのです。

 

このような「物質としての脳」=物理レベルの脳 という側面を上手に生かせばいい。

つまり、脳を物理的に変えてやれば、実際の行動も変わっていくじゃないか、と考えるのです。

 

運動

運動によって脳は物理的に変化します。

 

簡単な例でいえば、たとえば

有酸素運動を○○分行っている人は、脳の神経細胞が成長しやすくなる(BDNF等)

毎日ジョギングをしている人は、脳の中のワーキングメモリー(前頭前野46野。一時的に記憶を保管する場所)が鍛えられる

筋力トレーニングを行っている人は、テストステロンやセロトニンやドーパミンが出やすい

といった例があります。

 

もっとわかりやすくいえば、

「野球部やサッカー部は、基本的にうつになりにくい」

「大企業の社長は、けっこう運動好きな人が多い」

「スポーツができる人は頭の回転が速い」

「欧米の企業のエグゼクティブたちは、毎日のトレーニングを欠かさない」

ということです。

 

こういった「運動によって脳が変わること」を生かせば、あなたの脳を物理的に変えてやることができます。

脳を物理的に変えてやれば、「落ち込みにくい脳になる」「回転が速い脳になる」といった良い結果を得ることもできます。

 

実際、2ちゃんねるでもしばしば「毎日ランニングと音読したらコミュ障がよくなった」といったスレッドが立ちます。

脳は、運動によって物理的に変性させてやることができるのです。

 

 

【後編に続く】

 

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