さようなら「短く持って逆方向」。まずは「ホームランを打つ」ことから始めよう

   

さようなら「短く持って逆方向」。まずは「ホームランを打つ」ことから始めよう 前編

「良いスイングじゃないと飛ばせない」という真理を逆用する。「飛ばせるようになれば、勝手に良いスイングになる」ともいえる

「飛距離は天性」「長距離打者は素質」「ホームランはセンス」、全部ウソ。「置きロングティー」「カチ上げ置きティー」「Twitterでバッティングのメカニクスを学ぶ」の三本柱でほぼ間違いなく打てるようになる

今回の記事では、

「どうすればホームランが打てるようになるか」(前編)

と、

「ホームランを打つ練習」のメリット(後編)

について語ります。

 

ホームランの打ち方について先に結論を書いておくと、飛距離が出るスイングを身に付けるなら、私は

「置きロングティー」と「カチ上げ置きティー」と「Twitterでバッティングの情報を仕入れる」の三本柱をひたすら繰り返すこと

をおすすめします。

 

 

置きロングティーについて

 

「置きティー」はやったことがある人も多いと思います。

ホームランを打つためには、「置きティー」で「ロングティー」をします。

つまり、ティースタンドに置いたボールを、グラウンドに向かってかっ飛ばします。

 

「置きロングティーの良いところ」は以下の通りです。

①スイングが速くなる、強くなる。単純に、思い切り振れるようになる。

②打球が上がるようになる。ホームランの打球角度(30度前後。体感的にはかなり高い)を実感できる

③スイングにどこかおかしいところがあると、飛ばなかったり、ドライブ(ボールトップスピンがかかり打球が伸びない)したりする

④静止しているボールを放り込める能力があるなら、投手やバッティングピッチャーが投げてきたボールを捉えれば簡単に柵越えする。置きロングティーで柵越え手前くらいまで行けるならホームランは打てる

 

「カチ上げ置きティー」

またまた置きティーです。

バックネットや天井ネット付きのハウスなどの場所で、ティースタンドに置いたボールを思いっきり「カチ上げ」ます。広いグラウンドでカチ上げても大丈夫です。

 

「バックネットの一番上に打つ」「天井にぶつける」「月に向かって打つ」くらいのつもりで、思いっきりかち上げます。

 

この「カチ上げ置きティー」には、こんな目的があります。

①ダウンスイング+手首捏ね というクセの修正。このクセが抜けきらない日本人打者が多く(なぜか奨励までされている)、そのせいで飛距離が出ないことが多い。ホームランを打つためには邪魔になる。カチ上げるとこの2つのクセが両方とも消える。

②カチ上げようとすると、勝手に腰がきっちりと回るようになる。日本人選手に多い下半身の回転不足の解消。

③「スイングはコンパクトにしなければいけない」という刷り込みを受け続けて、スイングに心理的なリミッターを掛けている選手が多い。思いっきりカチ上げるとその思い込みが消え、「なんだ、思いっきりカチ上げるほうが飛ぶし、振れるじゃん」と実感できる

 

Twitterでバッティングの情報を仕入れる

実は、「Twitterでバッティングの情報を仕入れること」もおすすめです。

「Twitterの動作分析・野球技術論・打撃メカニクス・投球メカニクス界隈」の、情報の質の高さは折り紙付きです。私もこれまで色々な本を読んできましたが、Twitterで無料開示されている情報に及ぶものはなかなかお目にかかれません。

私がここで細かい説明をするよりも、実際に見てみるほうがわかりやすいでしょう。

「野球の最新情報を得る」

私がいつも見ているのはこの方々のツイートです。理論派、感覚派、セイバー分析者、現役プレイヤーなど様々な人が集っています。

 

Twitterで目的とすることは、まず

「飛ばせるスイングとはどんなものなのか?」

を理解することです。手本がゴロゴロ転がっていて、その理論的な裏付けや実際のアプローチまで情報収集することができます。到達地点がわかっていれば、それだけ上達も速くなるでしょう。

 

ご自分でもリストを作ってみることをおすすめします。

特に最初は、非常にわかりやすく、的確に解説されておられることで定評のあるMITSUさんseVenさんのタイムラインを追ってみるのが良いでしょう。

バッティングについての固定観念が次々にひっくり返されるはずです。

 

「置きロンティー」「カチ上げティー」「Twitterでの情報収集」を毎日やろう。そうすればホームランが打てるようになる

とにかく、この3つをやりましょう。

「置きロンティー」「カチ上げティー」「Twitterでの情報収集」

3つを同時に回していけば、あっという間に飛距離が伸びていくはずです。

 

「ホームランは誰にでも打てる」「ホームランは案外簡単に打てる」ということを体感してほしいと思います。

 

「小さいヤツは短く持って逆方向を狙うしかない」、

「長距離打者は天賦の才」、

「飛距離は天性」、

全部ウソです。

 

ホームランを打つのは一つの技術であり、きちんと方法論は存在します。

 

次回は、「ホームランを打つ練習をするメリット」について書きます。

では、また明日。

 

 - ここがおかしい日本球界, バッティング, 野球