【決定版】超効率的に脳を鍛え上げる音読の効果と方法【前編】

   

こんにちは!

クリストリタロウです!

今回は、私が毎日やり続けている「音読」について、深く掘り下げて考えてみます。

音読は、どうやるのがもっとも効果的なのか?

音読の最適なメニューは何か?

今回紹介する方法は、論理的に突き詰めて考えた結果導き出された、現在における最善のメニューだと確信しています。

音読の効果3つ

①脳の高速化

頭が悪いといわれてしまう原因は、だいたいこれでしょう。

「頭の回転が遅い」

思考のスピードが速い人にとっては、ゆっくり思考する人がとても「どんくさい」ものに見えます。

ただ、思考のスピードは音読によって上げることが可能です。

具体的には、以下の二つの”高速化”効果があります。

 

1.インプット→アウトプット回路の高速化

外から入ってきた情報に対する反応の良さが、高速音読で鍛えられます。

音読においては、目という感覚器官からインプットされた情報に対して、それを頭のなかで音の情報に変換してから、正しく発声する必要があります。

つまり、「情報の入力→正しい反応をする」という能力が鍛えられます。

脳というのはそもそも「刺激に対して正しい反応を返す」ために設計されているものですから、音読でこの能力を養っておくことには大変な意義があります。

スポーツに例えるなら、音読とは、ずっと休みなくハイスピードで卓球をやり続けるようなものです。

音読は、「外部刺激に対して、素早く反応する」格好の練習となります。

 

ちなみに、ランニングも音読同様効果的といえます。

ランニングするときには、視覚を通して入力される外部情報に対して、正しい反応を返さないと、地面のくぼみや障害物にぶつかってケガをしますからね。必然的に、「反応を正しく返さないといけない」プレッシャーが生まれるわけです。

老人は寝たきりになってからが早いんだ、ともよく言いますが、これも同様の理屈で説明できます。寝たきりの状態では、そもそも外部からの情報が少ない上に、反応の機会も与えられにくいのです。人間が生命活動を営む状況としては最悪でしょう。

 

ランニングやジョギングが脳に良い、と言われている背景には、脳が「インプットに対して反応する」ための器官であることがあるといえるんですね。

 

2.内部思考の高速化

人間は、言語を使って思考する動物です。

正確に言えば「言語」というよりも「記号を使って抽象思考することができる」というほうが正しいのですが、わかりやすさを優先して「人間は言語で思考する」と言っておきます。

 

幼児を観察しているとよくわかると思いますが、小さい子供はほんとうによく「ひとりごと」を言っています。

よくもまあ、相手がいないときでも飽きずこんなにブツブツ言えるものだ、と大人は感心します。

この「幼児の独白」は、成長するにつれて目に見えて減っていきます。

大人になっても独り言をずっとつぶやいている人は見かけないでしょう。いるとしてもごく少数です。

 

「ブツブツ独り言をいう→そのうち言わなくなる」という変化のウラには、

「それまではブツブツ言わないと思考できなかったのが、だんだん言語表現が内部化されてきて、今度は心のなかでつぶやくようになった」という仕掛けがあります。

 

物理空間だと、どうしても物理法則という制約があります。

物理法則のなかでは、あまり早く言語を操ることができません。

でも、「心」は物理法則に縛られません。

心の中で言語を使って思考するのであれば、いくらでも際限なく高速化することができます。

 

・・・しかし、それにもかかわらず、大多数の人は「心の中で、言語や記号を使って高速で思考する」ということが不得手なのです。

 

たとえば、

数学の得意なひとは頭のなかで図形や数式をクルクルと操って思考します。

数学が苦手なひとはそれができません。紙やペンがないと思考が進まない。

 

その「高速思考能力」を手に入れるために最適なのが、「高速音読」です。

 

これは経験上いえることですが、高速音読を続けていると、頭のなかにある「情報を処理するためのスペース」が確実に広がっていくのが体感できます。

パソコンでいえばメモリが拡張された感じでしょうか。

 

それまではいちいち紙やペンを使って「これをするためにはこうして・・・」という直列的な思考しかできなかったのが、頭のなかで処理するようになってからは、十倍も二十倍も高速処理できるようになったのです。

高速処理ができるようになると、様々な出来事に対して気が回るようになります。

 

②文章を身体に入れる

これは音読をしている実感なのですが、

日本語の文章を音読すると、日本語の文章を書くのが上手になる

というのがあると思います。

音読は、文章に対してガチンコで挑む行為ですから、さもありなんという感じですね。

 

1.音読は「ひたすらマネをしつづける」こと

日本語の文章を音読することは、すなわち「書き手のマネをしつづける」ことにほかなりません。

その文章を書いた人の思考を、そのままの形でなぞっていくということです。

 

よく日本の伝統芸能では「守・破・離」ということをいいます。

守はうまい人のマネをすること。破は、そのマネから発展してみること。

離は、マネから脱して、完全に自分なりの方法を確立すること。

 

音読は、「守」の方法論として最高です。

音読とは、文章や思考の方法を、自分の血肉にする営みといえます。

 

実際、作家になるための鍛錬法として「自分が理想とする作家の文章をひたすら書き写す」というのがあります。

私の実感としては、黙々とやるがために脳が活性化しない写経よりも、ガンガン脳に作用する音読のほうが効果的だと思うのですが、どうでしょうか。

 

2.音読は、人間の言語優位的性向に沿っている

先にもかるく触れましたが、人間は言語を使って思考する動物です。

訓練次第でチンパンジーやボノボもある程度は言語を解するようになりますが、ここまで言語能力が発展しているのは人間だけです。

 

見過ごされがちですが、人間社会は”言葉”によって成り立っています。

経済は言語で動いています。

交通も言語のもとに規定されています。

人間関係や、過去の思い出、味や触感、ありとあらゆるものが言語によって表現されます。

 

そして人間は、この言語能力を発達させるために多彩な手段を用います。

両親による子どもへの読み聞かせ、学校教育、活字媒体、スピーチ、etc…

現代の社会において社会的地位の高い人は、みな言語能力に優れています。

 

官僚がその最たるものですし、理系の学者でも思考の枠組みには言語(と記号)を用います。

大富豪が経済を動かすときにも言語によって思考します。

 

言語は、人間を人間たらしめる道具です。

この道具を、人間は絶えず磨き続けていく必要があります。

磨けば磨くほど、言語能力は伸びていきます。

言語能力の高さは、すなわち思考能力の高さ。

言語を満足に操れないひとは、相当な苦境に立たされることになります。

 

音読は、人間にとって重要な言語能力をアップさせるための手段として、もっと重要視されるべきです。

 

③脳の機能のベースアップ

音読がほかの学習方法と大きく異なるところは、「脳の機能そのものを底上げする」という一点にあります。

机に向かって黙々とやる勉強では、知識(ソフト)を手に入れることはできても、頭のスペック(ハード)を上げることはできません。

「脳の機能のベースアップ」は、音読ならではの効果です。

 

前頭前野を中心にした、脳の全般的な活性化

これをご覧ください。

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音読の効果を語るときに、よく引用される図です。

これからわかるのは、「音読時には、脳全体にまんべんなく血流がいきわたる」ということ。

 

すなわち、音読のとき、脳に血液が十分に補給されるということは、「音読するときには脳の全体で酸素が消費される」ということです。

脳も体の一部であることには変わりありませんから、活動するためには酸素が必要です。

 

特に酸素が消費されるのは、前頭前野です。

先の図でも、脳の前のあたりが真っ赤になってますね。

 

前頭前野には、こんな働きがあります。

この脳部位はワーキングメモリー反応抑制行動の切り替えプラニング推論などの認知実行機能を担っている。また、高次な情動動機づけ機能とそれに基づく意思決定過程も担っている。さらに社会的行動葛藤の解決や報酬に基づく選択など、多様な機能に関係している。

(脳科学事典より引用)

ざっくり言うと、前頭前野は人間の理性全般をつかさどる部位といえます。

ちなみに本能の暴走も抑えてくれます。

 

ここからわかることは、

「音読は、とくに前頭前野を活発に使用する。

使わない箇所は衰えるという人間の体の原則からいえば、音読をすればするほど前頭前野が発達する。

つまり、音読は前頭前野を鍛える→理性や思考のはたらきが促進される」

というロジックです。

 

また、臨床的な検証がまだなされていないようなのですが、事例としては、アスペルガー症候群やADHDの方は、「音読とランニング」で症状が緩和されたり改善したりすることが多いようです。これも脳の機能発達という観点からすれば納得のいくことです。

 

ちなみに、音読では「聴覚野」「言語野」「運動野」「視覚野」なども活性化されます。

これらの部位も音読によって活性化され、発達することが期待されます。

これほどまでに広範な脳機能を使ってなされる営みというのは、ちょっとほかには考えつきません。

 

前編まとめ + もっと頭が良くなりたい人のためのおすすめ書籍

さて、いかがだったでしょうか。

今回述べたことをまとめると、

音読の効果は以下の三点。

①脳の高速化:インプットとアウトプット間の反応の速さを養成する+内部思考の高速化

②文章を身体に入れる:音読とはひたすらマネをする営みである+人間は言語優位な動物である

③脳の機能そのもののベースアップ:音読で脳全体が活性化する→脳全体が発達する

ということになります。

 

後編(近日公開します)では、「最短で最高の結果を出すための音読の方法」をご紹介します。

音読を続ければ、確実に劇的に何かが変わります。

一日10分でもいいですから、ぜひやってみてください。

 

では、グッド・ラック!

 

 

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ガンガン知名度が上がることが間違いない人です。

これからは、この人が「来る」と確信しています。

内容自体はぜんぜん難しくないうえ、とても面白いものばかりなので、ぜひ読んでみてください。人生が変わるといって大げさではありません。

 

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・「全速脳 ~脳は鍛えると100倍加速する

・「洗脳原論

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